2025年より、川崎そだちは、フロンターレのホームゲーム開催時にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで配布される「みんなのチラ裏」で、「川崎そだちのアカデミー通信」と題したコーナーを担当。フロンターレのアカデミーに関する情報を掲載しています。
今回は8月29日、ジェフユナイテッド市原・千葉戦の配布分、GK16岡本栞汰選手のインタビューの詳細版。
インタビューは7月16日に実施しました。

○自分の持ち味はどういうところにあると思いますか?
プレーではキックが強みだと思っています。キックの正確性とか距離を蹴れるところが強みだと思っています。
○キーパーになったきっかけは?
小学校まではセンターバックでやっていたんですけど、中学校からフロンターレに入ってからキーパーを始めて。
元々エリート(川崎フロンターレエリートクラス)でセンターバックをやっていたんですけど。
(フロンターレU-15への) 昇格面談の時に「センターバックでは申し訳ないけど」「キーパーやってみない?」って言われて。
「キーパーをやってみよう」って思ったのがきっかけです。
○それまでキーパーの経験は?
全くゼロです。
○全くゼロ?
ゼロです。
○最初は大変だったんじゃないですか?
最初のほうは正面のシュートも入っちゃうぐらいへたくそで。サイドに打たれても飛べないから「どこに打たれても入るキーパー」みたいな。いるだけのキーパーでした。
○当時は髙橋壱梛君(現・尚志高校)がいて、岩田君(岩田幹太郎)も元々キーパー?
幹太郎は小学校5年生とか4年生くらいからキーパーを始めたって言ってました。
○どういうふうに磨いていったんですか?
壱梛とか幹太郎に引き上げてもらいました。切磋琢磨していただきました。
○目指してるキーパー像は?
目指しているキーパー像で言ったら、トップのブローダーセン選手。ドイツからJリーグ。最初横浜FCに来たんですけど、その時からずっと応援していて。
追っかけていて。
フロンターレに来る前から、日本に来た時点で「ブローダーセン選手みたいになりたいな」って思ってました。
○どういうところに「なりたい」と思いましたか?
絶体絶命のピンチを止めるところとか、安定感とかに惹かれましたね。
フロンターレに来てくれてうれしかったですね。
○話す機会はありました?
まだお話ししたことはないです。
ぜひ話したいです!
○プレミアの開幕戦(ベガルタ仙台ユース戦、△0-0)では先発出場もしました。ここまで振り返ってどうですか?
自分のプレーは安定感が全然なくて。すぐ失点しちゃったり、ブローダーセン選手には程遠い感じです。
ビッグセーブとかじゃなくて、一個一個のプレーを安定させて。それを90分間続けてプレーしたいです。
○これから和倉(アストロスポーツ和倉ユースサッカー大会)などがあると思うんですけど、楽しみですか?
和倉は、楽しみですね。夏休みにやる大会で、学校がないので「サッカー全集中の夏休みが始まるな」って感じです。
○そこでどうしたいですか?
和倉は、優勝したいです。自分としては和倉の練習試合じゃなくて本戦のほうで。活躍、いいパフォーマンスをしたいです。
練習試合だったとしても、自分の出る試合でしっかり安定したパフォーマンスをしたいです。
○後期に向けての目標は?
後期の目標は、今メンバーに入りきれていないので、まずメンバーに入る。試合に出ることを目標にしたいです。
出たらちゃんとしっかり落ち着いてできるようにしたいです。
○キーパー、それぞれ特長が違うのかなって感じがするんですけど、どうですか?
幹太郎、琉斗(植木琉斗)、馨(青木馨)、風人(小村風人)。それぞれ一人一人全く違いますね。プレーの特長が全然違います。
○彼らに負けないところは、どういうところですか?
負けないところは、キックの距離と正確性。コーチングとかもポジティブなコーチングで、彼らにはないコーチングができていると思っています。
○サッカーをしていない時は、どういうことをしていますか?
月曜日とかのオフの日は大体、学校の人か、学校の人が捕まらなかったら尋斗(小川尋斗)を誘うみたいな感じです。
○どこに行くんですか?
尋斗とはいろいろ行って。ラーメン食べたり、映画見たり、カラオケ行ったり。スイーツ巡りしたりとか、色々幅広く遊んでますね。
○木下君(木下勝正)と岩田君とは一緒に映画を見ていると聞きました。
もう一緒に見ていますね。それこそ今年も夏休みに3人で「木下家お泊まり」があります。毎年恒例の。
○映画は好きなんですか?
めちゃくちゃ好きってわけじゃないんですけど、幹太郎が映画に詳しい。結構知っていて。お泊まりの日は幹太郎が大体「これを見よう」って決めてくれます。
○一番今まで見て良かった映画はありますか?
一番良かった映画は「グリーンブック」。「面白かったな」って思っています。
黒人のピアニストと白人の用心棒が一緒に旅をする話なんですけど。
面白かったですね。
○サポーターの方から声をかけられることが多いと思うんですけど、どうですか?
いつもありがたいです。サポーターさんとしゃべってメンタルが向上する時もあります。
メンタルが沈んでいる時にしゃべってちょっと回復するみたいな。サポーターさんがあったかいです。
○後期に向けての目標と、サポーターへのメッセージをお願いします。
後期の目標は、チームとしてはとりあえずプレミアで勝ち続けること。個人としては試合に出ること。
サポーターさんへのメッセージは、本当に毎試合いつも来てくださってありがたいですし、自分だけじゃなくて、チームにエンジンがかかります、サポーターさんの声で。
いつもありがとうございます。

◇
フロンターレに加入する前からあこがれの選手だったというブローダーセン選手や、何かと声をかけてくれるフロンターレのサポーターへの思い、プレミアリーグEASTの後半戦への意気込みなどを語ってくれた岡本栞汰選手。
筆者としては、「GKを始めたのがフロンターレU-15に入ってから」と聞いたときには、ただただ驚き、そして「ここに至るまでには相当な努力があったに違いない」という思いでした。
8月に石川県内で行われたアストロスポーツ和倉ユースサッカー大会では、予選リーグ第3節の高知高校戦(〇4-1)でPKをストップする活躍を見せるなど、その存在感を見せた岡本栞汰選手。
まもなく再開を迎えるプレミアリーグEASTに向けて、その力は高まっているように思いました。
日ごろから仲が良い同期の岩田幹太郎選手や、フロンターレU-18が初優勝を飾ったJユースカップでは多くの試合でゴールを守り、プレミアリーグEASTでのスタメンも経験した青木馨ら後輩たちとも切磋琢磨をして、ピッチに立った時にその力を発揮できるようなシーズンの後半戦になることを願っています。
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