8月31日、各地の強豪大学が競い合う「Untitled Cup 2026 Presented by スポーツフィールド」のdivision 1が静岡県裾野市の時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドで開幕。多くのフロンターレアカデミー出身の選手たちが出場しています。
8月31日に行われた予選リーグ第1節では、同志社大と明治大が対戦。
同志社大は川崎フロンターレU-18出身、DF吹田航晟(3年)が先発、フル出場。センターバックとしてプレーしました。
試合は同志社大が前からの守備と、後ろから縦パスを差し入れながら、明治大の陣内でプレーする時間も長く、吹田も狭いところに鋭いパスをし入れ、また正確なフィードやサイドチェンジなどで、攻撃の起点に。
中央にパスを入れたところから、同志社大が決定的なシュートを打つなど、チャンスに結びつくプレーも多く見せました。
それに対し、明治大は同志社大がチャンスをつくる場面では、フロンターレU-18出身のGK濱﨑知康(3年)が何度も決定的なシュートを止める好守を連発。苦しい時間帯にもそれをしのぎきる強さを見せ、セットプレーから得点を決めるなど、3得点。
試合は同志社大からみて、0-3。明治大の勝利に終わりました。




2022年にフロンターレU-18を卒団後は、神奈川県社会人サッカーリーグ2部の東急SレイエスFCでの1シーズンのプレーを経て、2024年に同志社大に入学し、同期たちとは1年遅れで大学サッカーの世界に入った吹田航晟。
大学2年目の2025年に関西学生サッカーリーグ1部で20試合に出場するなど、ポジションをつかみ、今季も同志社大が関西学生サッカーリーグ1部で2位につける中、多くの試合で先発でピッチに立ち続けています。
試合後に話を聞きました。

〇試合を振り返って、率直な感想などお願いします。
関東1部の明治大学さんっていう強豪大学さんとやれて、なかなかない経験として。自分たち、強い気持ちで挑んだんですけど。
やっぱり関西では味わえない強さというか、切り替えの速さとか高さ、フィジカルの部分で、うちがあまり経験していないことをやられて。
内容のわりに0-3っていう大差がついてしまったことに「ちょっと悔しいな」っていうのが一言です。
〇結構ボール持つ時間も多かったりして、ある程度やりたいことはできていたのかなっていう感じもするんですけど、どうですか?
そうですね。自分たちがやりたかった、前からの守備とか、ボールを持った時のゴールまでの運び方っていうのはある程度手応えはあったんですけど。
やっぱりゴールに結びついてないので、そこが自分たちの課題かなと今は思っています。
〇同志社に入った経緯は? 一般受験なんですか?
一般受験です。
〇どう考えて同志社に?
やっぱり高校時代すごい同期とプレーをして。一番思ったのは、「試合に出たいな」っていう気持ちが高校卒業した時に一番にあって。
ある程度サッカーと自分の学力のところで考えたところで、「関東だけじゃなくて関西で勝負するのもありなんじゃないかな」と思って、
1人暮らしをして自分のチャレンジしてみたいなと思ったので。そういう経緯があって同志社大学に入りました。
〇2年目からだいぶ試合に出る機会も増えたと思うんですけど、どうですか? 相当努力したんじゃないですか?
1年目はBチームで1年間しっかり試合に出るってところで、まず経験を積んだ上で、「遅くても2年の頭では関西リーグに絡みたい」と思っていたので。
1年の終わりのタイミングでAに上がって、その2年の頭の関西リーグまでの期間、しっかりレギュラーを取るために努力した感じです。
〇ポジションとしては今日はセンターバックでしたけど、ずっとセンターバックをやっている?
センターバックが一番多いんですけど、今シーズン途中ちょっとボランチやったり、Bチームの時、1年生のころはサイドバックもやったりしたんですけど。
今はセンターバックが一番多いかなっていう感じですね。
〇やってみてどうですか?
自分の長所であるビルドアップとかパス、組み立てるところは、自分としても結構成長して。高校の時の練習が生かせて自分の長所としてやれている部分は結構感じていて。
でもやっぱりフィジカルとかヘディングとか高さのところが、自分はセンターバックとして見たら全然足りていないところだと思うので。
そんなに背が高くないからこそ、技術でどうやって強い相手と戦うかってところは日々考えながらプレーしている感じです。
〇今年とあとは来年もあると思うんですけど、これからどういう選手になるとか。将来のことはどう考えています?
まずは自分ができる最大限のことをしっかりまずやって。その上でプロを目指して、無理だったらもうしょうがないとして、サッカーに区切りをつけようかなっていうのは考えていて。
なので今はしっかりまだ3年生なので関西リーグで活躍して。プロっていうところはサッカーをやっている上でやっぱり目指さないといけないところだと思っているので。
同期のみんなも活躍していていろいろ刺激を受けているので、そこを目指して。今は自分のできる最大限のことをやるって感じです。
〇相手に濱﨑君(濱﨑知康)と柴田君(柴田翔太郎)がいましたけど、どうでした?
卒業してから初めて会って。久しぶりに高校のチームメートに会うのはうれしいですし。
対戦できたことはすごい楽しかったですし。「やっぱりすごい良い選手だな」っていうのは改めて今日の試合でも感じましたし。
フロンターレのみんなで、活躍をサポーターのみなさんに届けていければなと思っています。
〇1年間社会人リーグでプレーしたことは、今につながっている?
そうですね、本当に社会人っていうのは今まで感じたことない、いろんな年代、30代の選手もいますし。
そういう中でプレーして、サッカーの部分だけじゃなくて、やっぱり年の離れた選手とのコミュニケーションとか、そういう今まで味わったことのないところで経験値を積めたのはすごいいい経験だったかなと思ってます。
〇季晋君(五木田季晋、日本大、水戸ホーリーホック加入内定)も決まりましたし。大関君(大関友翔)や高井君(高井幸大)、松長根君(松長根悠仁)など同期の選手は刺激になる?
間違いないですね。もう本当にすごい選手なので、刺激をもらいながら日々やらせてもらってます。
〇フロンターレのサポーターの方になんかメッセージなどお願いします。
関西リーグで活躍してる姿を届けたいと思ってるので、引き続きあたたかく見守っていただければと思います。応援よろしくお願いします。

◇
筆者としてもそのプレーを見るのは、東急SレイエスFCに所属していた2023年以来。
「試合に出たい」という思いを抱いて入った大学サッカーで、試合出場を重ねて、フロンターレU-18時代からの武器を生かして、ピッチの上で堂々とプレーするその姿を見られたことはとてもうれしいものがありました。
「本当にすごい選手」と認める同期たちからも刺激をもらいながら、これから1人の選手としてどうなっていくのか。
とても楽しみにしています。
◇以下の写真は、明治大戦から。

























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