8月30日、Anker フロンタウン生田でK5リーグ第4節、FC川崎栗の木戦に臨んだ川崎フロンターレU-18。
2-0で勝利をおさめました。
試合後に狩野健太コーチ、2ゴールを決めたFW40土肥瑠星、初めてK5リーグに出場した川崎フロンターレU-15等々力の3年生、MF42永田怜大、MF28時松隼跳、MF25西川諒に話を聞きました。
試合については◇フロンターレU18 – FC川崎栗の木 / K5リーグ第4節
「個人の成長がチームの成長につながると思うので。
そこに目を向けて、引き続きやっていきたいなと思います」
狩野健太コーチ

〇試合振り返ってみて、いかがですか?
「今プレミア後期に向けて、チームとして取り組んでいる部分を意識してやろう」って言った中で、昨日練習試合 (柏レイソルU-18戦) 90分やったりとか。
相手が引いてるとかいろんな理由があった中で、こっちから主体的になかなかできなかったなっていう印象ですね。
〇どういうところが足りなかったからできなかったと思いますか?
どこに自分の目標を置いているのか。「プレミアに出たい」って思っているのか。「今の状況を変えたい」って思っているのか。
「その先プロになって活躍したい」と思っているのか。どこに置いているのか。昨日の疲労だったり絶対あると思うんですけど。
そんなことは分かっているから、「その中で自分の特徴を出さないといけないよ」って言った中で、今日はあんまりそういう積極的な姿勢が見れなかったかなって気がします。
〇この夏の期間の選手の成長はいかがですか?
厳しい練習だったり、和倉(アストロスポーツ和倉ユースサッカー大会)だったりを経て、「すごい良くなっているな」っていう選手はもちろんいますし。
逆に置いてかれている選手もいると思うので。ただ、こっち側がもちろん寄り添わなきゃいけない部分もありますし。
やっぱりやるのは選手なので。火がついてやってほしいなと思います。
〇U-15の選手が4人(上野煌士郎、時松隼跳、永田怜大、西川諒)出ましたけど、彼らについてはいかがですか?
煌士郎は普段からこっちでトレーニングしたりしていて。すごい気合が見れたというか。「プレミアに絡んでいきたいなって気持ちはあるんだろうな」っていうプレーは見せてくれて。
今日初めてこっちに来てくれた選手も、こっちの基準を知りながら、「帰って日々の練習をどうやって取り組んでいくか」っていうのは大事だと思うので。期待しています。
〇U-15生田、最後は準優勝(日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で準優勝)に終わりましたけど、試合は見られていましたか?
もちろん。去年教えていた選手たちでしたから。
〇どう感じられましたか?
結果どうこうというよりも。(結果は)もちろん大事ですけど、チームとしてそこを目指しているわけだから。
ただ、大事なのはここから。その負けをどう受け止めて、自分の成長にどうつなげてくかっていう。
プロを目指している以上、個人でできることを増やしていかないといけないので。そこはちゃんと振り返って、今後に生かしてほしいなと思いますね。
〇映像を実際に見て、選手がプレーしているのを見て成長は感じました?
そうですね。もっと、こうできるかなって。出ていない選手たちも含めて「もっともっとやっていかないといけないな」というか。
良いものを持っている選手はたくさんいるので。本当に日ごろの練習をどれだけ大事にやっているかっていうのは、ああいう本当に際々の戦いには出てくると思うので。日ごろからそこはもっと、やらないといけないと思います。
〇プレミア再開まであと1週間くらいありますけど、それに向けて、今、チームの状況はいかがですか?
悔しい前期を「この夏、なんとか取り返そう」ってチームとしてやってきている中で。
最初の初戦が、再開の初戦が大事だと思うので。今はチーム内で競争をさせて。
個人の成長がチームの成長につながると思うので。そこにちゃんと目を向けて、引き続きやっていきたいなと思います。
〇サポーターの皆さんに、メッセージをお願いします。
今日ももちろんこのKリーグそうですし。15(川崎フロンターレU-15生田)のクラブユースもそうですし。北海道まで足を運んでいただいて。
選手たちの励みに、ありきたりですけど、本当になっていると思うので。僕らも励みにもなりますし。
毎回言いますけど、「やっぱりみんなで育てていってほしいな」と。そこに目を向けて、一緒にやってほしいなと思います。
「2点決めて、勝利に貢献できたって考えると良かったとは思うんですけど。
内容的に、個人的にはプレミア出場を目指している中で、足りない部分が多かったなと思います」
FW40 土肥瑠星

〇試合振り返ってみて、今日は2点決めましたが、どう感じていますか?
2点決めて、勝利に貢献できたって考えると良かったとは思うんですけど。
内容的に、個人的にはプレミア出場を目指している中で、今日のようなプレーをしてしまったということで。出場を考えると、足りない部分が多かったなと思います。
〇夏は、和倉(アストロスポーツ和倉ユース大会)に行ったり。かなりトレーニングも積んだと思うんですけど、自分の成長についてはどう感じていますか?
この夏で基礎体力というか、走れるところは、成長したとは思うんですけど。もっと基礎的な技術だったり、ゴール前での脅威というか、シュートで終わるところとかまだ全然足りていないと思います。
〇プレミア出場を目指すと思うんですけど、まだまだやっぱりそれには今の自分ではちょっと足りていないような感じですか?
もっと全体的に、もっと技術を高めたり、体力もまだまだ足りないと思うので、まだまだ出場はできないと思います。
〇1週間後にプレミア再開になりますけど、そこまでにトレーニングでアピールすることがまたつながってくるのかなと思うんですけど、それについてはどう思いますか?
そうですね。試合はもう、プレミアまでないと思うので、練習でもっともっと自分の力。もっと出してアピールしていきたいです。
〇サポーターの方にメッセージをお願いします。
プレミアも勝てていない中で、Kリーグに足を運んでくださったサポーターもいて。
今日の試合で、あんな内容をしてしまって。少し申し訳ないんですけど。
次節はもっともっと得点を重ねて、圧勝して。勝つので、これからも応援お願いします。
「この基準を等々力にも持ち帰って、それを等々力の基準にして、
半年後にユース上がった時に通用する人になっていたいです」
MF42 永田怜大

〇試合を振り返ってみて感想などをお願いします。
自分は、前半の途中から入って。後半まで出させてもらったんですけど。
やっぱり自分たちの年代では、通用していたスピードとか、そういうところが高校生と戦うと全く通用しなかったり。
ボールを受けて迷っている暇は一切なくて。すぐ寄せられて。そこでのプレースピードの違いだったりは、すごい改めて感じました。
〇ミドルシュートとか打ったり。コーナーから精度の高いボールを入れたり。結構持ち味も出していたのかなって感じがするんですけど、どう感じていますか?
自分は、人より身長がだいぶ低い分、そういう特長だったり強みをやっぱり生かしていかないと今後ユースに上がった時に残っていけないと思うので。
そういうところは自分の学年とか上の学年とか関係なく、自分の強みはもっと出していきたいと思います。
〇改めて今日の試合を踏まえて、練習でどういうことに取り組んでいきますか?
やっぱりここにきて、レベルの高いサッカーを、味方とのアップとか、試合中のプレーとかでも「レベル高いな」って感じるところがあったので。
この基準を等々力にも持ち帰って、それを等々力の基準にして、半年後にユース上がった時に通用する人になっていたいです。
〇リーグ戦は来週再開すると思うんですけど、それに向けて、意気込みは?
自分たちはもう自力優勝がなくなったってことで (首位のFC Kanaloa Aとの勝ち点差は4) 自分たちは全部勝つしかないので。相手がどのチームであろうと、やっぱり自分たちのサッカーをして勝ちをつかみたいと思います。
〇夏に特にどういうことを重点的に取り組んできました?
夏は暑かったり。走れないことが多いので、やっぱりチームもそうだし自分としても走力ってところは、この夏頑張ったかなって思います。
〇後半戦、高円宮の予選もあると思うんですけど、「全国大会今度こそ」って気持ちがあると思うんですけど、いかがですか?
クラブユースで関東2回戦で負けてしまったってところもあって。冬こそは全国出て。全国で活躍したいので、この予選はもう絶対全部勝って、第3代表 (高円宮杯の神奈川県予選を勝ち抜けば神奈川の第3代表となる) を取りたいです。
〇サポーターの方にメッセージなどお願いします。
いつも応援ありがとうございます。等々力は、高円とか県リーグも全部優勝するので応援よろしくお願いします。ありがとうございます。
「和倉とか今日で学んだこの強度の高さを持ち帰って、来週の試合に向けて強度の高い試合ができるように、また1週間頑張ろうと思います」
MF28 時松隼跳

〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。
引いてくる相手に対して、得点にかかわるプレーが少なかったっていう印象です。
〇自分のプレーで、もっと「こういうことができたな」と思うところはありますか?
味方にパスを出して入っていくプレーとか、前向いた時に遠くの選手にロングパスとか。自分がボールを持って攻撃をつくっていくところができればよかったと思います。
〇和倉も行ったりして、ユースの活動もこの夏は結構かかわる機会が多かったと思うんですけど、振り返ってみてどうですか?
和倉は自分の中でも成長につながったと思いますし、ある程度やれていた部分はあったと思うんですけど、今日はあんまりやれなかったなと思います。
〇和倉ではどういうところが成長したなと感じました?
相手が高校生ということで、やっぱり強かったり速かった場面がめちゃくちゃ多くて。
そういうところで苦労しながらも、技術面で対応していくところが自分の成長につながったなと思います。
〇また1週間後にはリーグ戦も始まりますけど、それに向けての意気込みをお願いします。
和倉とか今日で学んだこの強度の高さっていうのを持ち帰って、来週の試合に向けて強度の高い試合ができるように、また1週間頑張ろうと思います。
〇高円宮杯も出たいという気持ちがすごい強いと思うんですけど、それに向けては?
クラブユースで全国大会に出られなかった分悔しいので、特別な準備をするというよりかは、日々の積み重ねで成長していって。高円優勝できるように頑張りたいと思います。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
これからも日々の練習で成長していって、高円優勝できるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。
「プレースピードのところでジュニアユースとは全然違て。
もう1段階2段階ぐらい上げていかないと、やっぱりユースではやっていけないなと思いました」
MF25 西川諒

〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。
やっぱりフィジカル的なスピードとかだったり。当たりのところだったり。差を感じたのと。
プレースピードのところでジュニアユースとは全然違って。もう1段階2段階ぐらい上げていかないと、やっぱりユースではやっていけないなと思いました。
〇今日はボランチでしたけど等々力でも時々やっているポジションではあると思うんですけど、やってみてどうでした?
最近はセンターバックをやっていて、ボランチもたまにやるぐらいだったんですけど。やっぱり久しぶりにやる中でも、今まで言われてきたことはしっかり意識して。
意識できた部分もあるんですけど、やっぱりできなかったところもあるので、そこはまたチームに帰って修正していかないといけないなと思いました。
〇この夏は、個人として特にどういうことに取り組みましたか?
ステップ系とかが自分は苦手で、そういうところもやりつつ、ボールコントロールのところだったり、まだまだみんなより多分劣っている部分もあると思うので。
そういうところは、これからもですけど、もっとやっていかないといけないと思っています。
〇個人的にはボランチとセンターバック、どっちのほうをやりたいですか?
どっちかって言ったらボランチのほうがやりたいですけど、どっちでも自分の全力を尽くせればいいなと思います。
〇ボランチとして、こういう選手になりたいとかありますか。
選手で言うとセルヒオ・ブスケツみたいな、別にフィジカルが強かったりとか足速いとかそういうわけではないんですけど。
うまさで相手を剝がしたりとか、試合をコントロールしてる印象があるので、目指す選手の一人かなと思います。
〇センターバックとしては、お手本にしてる選手は?
お手本にしている選手は特にいないんですけど、やっぱり自分はフィジカル的にほかの選手より劣っている部分もあるので、技術的なところだったりとか、あとは頭のところで試合をコントロールしていければなと思います。
〇1週間後にはリーグ戦も始まりますけど、それに向けての意気込みなどを。
厳しい戦いにはなると思うんですけど、球際のところだったり、個人個人の勝負もそうですし、チームとしてもやっぱり勝ち切るっていうところが大事なので。
一戦一戦勝ち切って、リーグ戦も高円も優勝したいと思います。
〇サポーターの方にメッセージなどをお願いします。
これから自分たちも厳しい戦いが増える中で、サポーターのみなさんの力も必要になってくると思うので、ひとつひとつの声だったりそういうのを自分たちに送っていただければなと思います。応援よろしくお願いします。
◇
FC川崎栗の木の粘り強い守りがあったなか、なかなかゴールをこじ開けることができなかったフロンターレ。
それでも、そういった試合を経験したことも次の糧になるはず。
U-15の4選手が上の年代の試合を経験し、U-18の選手と一緒にプレーすることでその基準を肌で感じたこともこれからに生きるはずです。
これからも続いていくK5リーグ。それが選手たちにとってどういった場になるのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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