9月4日、宮城県石巻市のセイホクパーク石巻フットボール場で行われた「第50回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント」2回戦、法政大 vs 桐蔭横浜大。
川崎フロンターレU-18出身、桐蔭横浜大のFW岡崎寅太郎(3年)は、法政大が2-1とリードして迎えた74分から出場。インサイドハーフに入り、間でボールを受け、そこから前に持ち込むプレーでチームを活性化。ゴールに迫る場面をつくると、88分にはFW宮下拓弥がゴールを決め、桐蔭横浜大が追いつき、2-2に。延長戦では左MFとしてプレー。時には相手からボールを奪い、そこから仕掛ける場面を見せるなど、勝ち越しを狙う中、力を尽くしました。
延長戦はともにゴールはなく、PK戦の末に桐蔭横浜大が準々決勝進出を決めました。






関東大学サッカーリーグ1部の前半戦はけがのため、メンバー外の日々が続き、総理大臣杯が今季初めての公式戦となった岡崎寅太郎。試合後に話を聞きました。

〇試合を振り返ってみて、途中出場でしたけど、どういうことを求められて入ったんですか?
今日は、負けている状態で入るってことだったので。まずはもう攻撃の、どんどん受けて前に運んでいくってところだったり。
本当にフィニッシュの部分を重点的に意識して入るってことになりました。
〇最初はインサイドハーフであとから左サイドでしたよね。それぞれどうでしたか?
インサイドハーフでやったときは、やっぱりいつも通りのポジションというか。いつものエリアに近い場所だったので。かなり受けて。
実際得点になったシーンも自分のところからだったりするので。すごく手応えはあったんですけど。
サイドハーフになったときに、守備から攻撃の切り替えとか、攻撃から守備の切り替えっていうのが感度が悪いというか。慣れていない分、少し遅かったなって思います。
〇この大会で自分の中で目標はありますか?
2月に半月板のけがをして、手術をして。(総理大臣杯の) 1戦目が復帰戦で、今日が復帰2戦目だったんですけど。
もちろんチームの力になれることは少しでもやりたいですし。けれど、その中で、自分としてはこの大会でチームに貢献しながら、自分のコンディションを戻すというか。
いいコンディションに持っていくっていうのが一番かなって思っています。
〇2月のけがはどのぐらいのけがだったんですか?
半月板の損傷が激しくて。なかなか手術の方法もいろいろ工夫しながらやっていただいて。
2月の終わりに手術をして、8月の半ばに復帰したので。半年くらいはサッカーができない状態が続いていたので。
チームのやっていることとか分からなくなって、しんどい部分もありました。
〇ユースの時も脱臼していて出られない時期があったと思うんですけど、サッカーをやれない期間はやっぱり苦しかったですか?
そうですね、仲間がみんな良いプレーとかしたり、関東リーグでアピールしてたり。
実際にジョー(尾川丈、中央大)は内定(ベガルタ仙台加入内定)が出ましたけど。
そういうアピールをしている中で、自分はまずピッチにも立てないっていうところはもどかしさがありましたし。
けど、逆にサッカー以外のことも考える時間になって、良かったなと思っています。
〇これからこの大会と、リーグ戦とその先にはインカレもありますけど、それに向けて目標などは?
まずはこの大会を優勝するってところはチームとしても個人としても目標にしていますし。
本当に今は途中出場ですけど、時間的に90分出られるようになれば、もちろん「もっとチームに貢献しなきゃいけない」と思いますし。
もっとプロになるためには今の自分のこの攻撃の持っているものを1段階2段階もっと上げていかなきゃいけないなと思っています。
〇具体的に何点取るとか、目標はありますか?
出た試合数分くらいのゴールは取りたいですし。もちろんゴールだけじゃなくてアシストっていう部分も去年1年磨いた部分だったので。
アシストの数もゴールまでとはいきませんけど、ゴールと同じかそれに近いくらいの数字は出したいなって思います。
〇さっきも尾川丈君の話が出ましたけど、やっぱり同期が決まるっていうのはすごくうれしいことでもあるし、やっぱり刺激にもなりますか?
そうですね、まずは聞いた時にすごいなって。やっぱりあいつも頑張ってるな、みたいなふうに思いました。
〇フロンターレサポーターの方にメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。自分はちょっと大きいけがをしていて。
なかなかピッチに立つことができてなかったんですけど。こういうふうにいろんな人に協力していただいて、実際けがをしている間にもいろんな方からメッセージを。フロンターレのファンの方にメッセージをいただいたりして。
「すごい気にかけていただいてるな」って思ったので。それをプレーで返せるように日々頑張っていくので。
今後とも応援していただけたらうれしいです。

◇
法政大戦でも同点ゴールの場面にかかわるなど、その力は確かなもの。
コンディションが上がれば、さらにピッチに立つ時間も長くなり、得点やアシストなどで目に見える結果を残すことができる。そう感じさせられるものがあります。
大きなけがからの復活を期す関東大学サッカーリーグの後半戦はもちろんのこと、まだ桐蔭横浜大が勝ち残っている総理大臣杯などでどういった数字を残していくのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
◇以下の写真は法政大戦から。


























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