1月16日はマリノスタウンへ。川崎フロンターレU-12の五年生と六年生たちが横浜F・マリノスプライマリーとJクラブを中心としたジュニア年代のリーグ戦、LEGA FUTUROで対戦しました。
【川崎フロンターレU-12(五年生) LEGA FUTUROvs横浜F・マリノスプライマリー】
1月16日(土)午前10時キックオフ 晴れ マリノスタウン 25分ハーフ 9人制
最初に行われたのは五年生たちの試合。フロンターレの先発はGK16中山智稀、CBは25キャプテンの高井幸大、15松長根悠仁、右サイドに21山下陽生、左サイドに17塩澤延有、中盤が18城田優、22戸田将、FWは20茅野直希、13松尾凛久
ともにこのあとに試合を控えるフロンターレとF・マリノスプライマリーの六年生たちがチャントを歌って五年生たちを後押しして繰り広げられた前半。
フロンターレは中盤からのパスに松尾が抜け出してリズムを作ろうとしましたが、なかなかシュートまでは持ち込めない立ち上がり。一方のマリノスは5分に右サイドの13番がインターセプトからシュートに持ち込みますがこれは左へ。
7分にはフロンターレ、塩澤が左からクロスを上げるとこぼれ球を拾った戸田がシュートを放ちますがこれはワンタッチあり、右コーナーキックに。さらにそのコーナーキックのこぼれ球をキッカーの茅野が拾い再度クロスを上げるとGK21番がこぼしたところを高井が拾ってシュート。これもまたDFに当たり、決まりませんでしたがなかなか迫力のある攻撃でゴールへ迫っていきます。
しかし、先制したのはマリノス。10分に右サイドをワンツーで崩されると最後はエリア右から16番にゴールへ流し込まれて0-1とされてしまいます。
ここから試合のペースを握ったのはマリノス。中盤で激しくプレスをかけ、セカンドボールを拾って先制点を決めた16番を起点にフロンターレのゴールへ迫りますが、松長根や高井が粘り強く対処。GK中山もシュートにしっかり対応して何とか追加点は許さず、前半は終了となります。
後半、立ち上がりに攻勢を仕掛けたのはF・マリノスプライマリー。3分に右から中へ斜めにしかけた13番から左サイドの10番にボールがわたり、エリア内左へ進入されますが、ここはクリア。さらに左コーナーキックにファーサイドの15番が合わせますが、ここは体を張ってゴールは割らせず。
フロンターレは7分、再び左サイドの塩澤が仕掛けてエリア内へ送ったボール、茅野が納めますがマリノスの選手の速い寄せに前へ向くことはできず、シュートには持ち込めず。さらに直後には松長根がインターセプトしてそのまま前線へ。パス交換からエリア内へ進入し、シュートを放ちますがこれは決まらず。しかし、思いきりのよいプレーで打開を図っていきます。
一方のマリノスもカウンターから11分、エリア外左から16番がミドルシュート。これはGK中山が弾きながらも触りコーナーキックに。12分にはフロンターレに交代、塩澤に代わり、23北村健が左サイドに。
16分にはさらにマリノス、左からしかけた17番の折り返し、エリア内左から13番がシュートを放ちますがここは体を張っての対処。追加点は許しません。
23分にはフロンターレ、茅野に代わり24前田陽向が右サイドに。山下が前線へ。
最後までゴールを目指したフロンターレでしたが、F・マリノスの寄せの速さに苦しんでゴールを決めることはできずタイムアップとなりました。
前半0-1 後半0-0 計0-1
得点:16番(横浜F・マリノスプライマリー)
フロンターレの先発:16中山智稀、25高井幸大=cap、15松長根悠仁、21山下陽生、17塩澤延有、中盤が18城田優、22戸田将、20茅野直希、13松尾凛久
交代:塩澤→23北村健 茅野→24前田陽向
【川崎フロンターレU-12(六年生) LEGA FUTUROvs横浜F・マリノスプライマリー】
1月16日(土)午前11時37分キックオフ 晴れ マリノスタウン 25分ハーフ 11人制
続いて行われたのは六年生たちの試合。フロンターレの先発はGK1青山海、DFは右から25高井幸大、3田鎖勇作、5甲斐翔大、11山本蒼己、ボランチは8小室愛樹、4山田新己、右MF2佐々木輝大、左MF6秋葉拡人、FWは9石原央脩、10五十嵐太陽。高井は五年生たちの試合に続いての出場となりました。
横浜F・マリノスプライマリーの先発はGK1諏訪部隼、DFは右から3小原由敬、2荒井涼、4後藤英太、12中井丈仁、ボランチはキャプテン8山根陸、6西村岳、右MF13野頼駿介、左MF7山市秀翔、トップ下に5嵯峨康太、FWは9横溝広太。
昨年行われたU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジや全日本少年サッカー大会神奈川県予選ではいずれもマリノスがフロンターレを下しており、今後も何度も顔を合わせるであろう両チームの選手たちの対戦。ピッチの脇では先ほどの試合に出たフロンターレの五年生たちがチャントを歌って後押しをする姿もありました。
先制したのはフロンターレ。6分秋葉が左サイドから内へ仕掛けて石原にボールが渡り、石原のポストプレーから五十嵐がエリア内左へ抜け出して放ったシュートが決まります。1-0。
一方のF・マリノスも左サイドからボールをつないで最後は横溝がエリア外左からシュートを放ちますが、ここはGK青山がしっかりと対応します。
先制した流れに乗るように前半ゴールへさらに迫ったのはフロンターレ。16分には佐々木が右サイドからしかけて戻したボール、エリア外右から小室がミドルで狙いますが、これは左へ。
直後にはインターセプトした秋葉がそのままシュートに持ち込み左コーナーキックへ。これにファーサイドの高井が飛び込みますが、惜しくも右へ。終了間際には佐々木がインターセプトしてエリア内の石原へボールが渡り、石原が戻したボール、秋葉がミドルシュートを放ちますがこれは上へ。追加点はとれませんでしたがいいリズムでハーフタイムへ入ります。
後半は高井に代わり15松長根悠仁が入り左SB、山本が右SBに。マリノスは中井に代わり15松田統史が入り左MFに。山市が右MFとなり、野頼が右SB、小原が左SBへ。
立ち上がりからペースをつかんだのは一転してマリノス。最終ラインにボランチがかかわってボールをうまく回そうとするフロンターレに対してプレッシャーを強めていきます。
2分、左サイドから崩されると最後は右サイドにボールが渡り、抜け出した山根にゴール左へ流し込まれて1-1。追い付かれてしまいます。
さらに畳み掛けるように攻勢に出るマリノスは6分、右からのアーリークロスをエリア内、CBの間にうまくポジションを取った横溝がおさめるとうまくターンをして振り抜いたシュートが決まり1-2。勝ち越されてしまいます。
直後には中盤で西村がボールを奪い、最後は横溝がエリア内へ入りますが、ここは田鎖と甲斐がしっかり対処。追加点は許しません。
マリノスの高いDFラインと中盤でのプレッシャーに苦しんだフロンターレでしたが、小室や山田がうまく前へ出て攻撃に絡んでいくと、16分、左サイドから崩して右へボールが渡り佐々木がシュートを放つと最後は詰めた石原が決めて2-2。
さらに17分には右サイドに抜け出した小室がエリア外右へ仕掛け、GK諏訪部がやや前へ出ていた頭上を弧を描くようにして放ったシュートが決まります。3-2。再びフロンターレがリード。
21分にはうまいポジショニングで攻撃の起点になっていた秋葉が左サイドに流れて、エリア内へボールを上げると、抜け出してGK諏訪部と1対1になった五十嵐がうまくボールを納め、ゴール左へ決めて4-2。突き放します。
ここでフロンターレは松長根に代わり、13松尾凛久が入り、左MFに。秋葉が左SBに。
試合終了間際にはフロンターレの五年生たちが「アバンテ」のチャントで励ますなか、マリノスの嵯峨や野頼にゴールへ迫られますが、GK青山がしっかりと対応してタイムアップ。一度は逆転を許しながらも再度流れを取り戻しての勝利は見事なものでした。
これからも同じ県内のライバルとして試合を繰り広げていくであろう両チームの選手たち。数年後には等々力や日産スタジアム、ニッパツなどで彼らの姿を見たいものです。
前半1-0 後半3-2 計4-2
得点:五十嵐太陽2、石原央脩、小室愛樹(川崎フロンターレ) 山根陸、横溝広太(横浜F・マリノスプライマリー)
フロンターレの先発:1青山海、25高井幸大、3田鎖勇作、5甲斐翔大、11山本蒼己、8小室愛樹、4山田新己、2佐々木輝大、6秋葉拡人、9石原央脩、10五十嵐太陽
交代:高井→15松長根悠仁 松長根→13松尾凛久
横浜F・マリノスプライマリーの先発:1諏訪部隼、3小原由敬、2荒井涼、4後藤英太、12中井丈仁、8山根陸=cap、6西村岳、13野頼駿介、7山市秀翔、5嵯峨康太、9横溝広太
交代:中井→15松田統史
(文中敬称略)
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