川崎フロンターレU-12にとって2015年度最後の大会、日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権大会が1月17日始まりました。県内から500近くのクラブが参加し冬の県内一を決めるトーナメントは、32のブロック大会に分かれ、各ブロックの勝者32チームが中央大会に進むことができます。フロンターレは海老名市の相模川沿いにある中野多目的広場で大会初日を迎えました。
【川崎フロンターレU-12 日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権大会高学年の部ブロック大会1回戦vs大野原フットボールクラブ】
1月17日(日)午前10時12分キックオフ 中野多目的広場A くもり 20分ハーフ 11人制
初戦の相手は黄色と赤のユニホーム、大和市の大野原フットボールクラブ。フロンターレの先発はGK1青山海、DFは右から25高井幸大、3田鎖勇作、5甲斐翔大、11山本蒼己、ボランチは8小室愛樹、4山田新己、右MF2佐々木輝大、左MF6秋葉拡人、FWは9石原央脩と10五十嵐太陽。
前半は人数をかけて守る大野原フットボールに対してフロンターレがボールを保持しつつもなかなか好機をつくることができずに進んでいきます。開始早々に佐々木の右コーナーキックにニアで五十嵐が枠内へシュートを放ちますが、ここは大野原のDFがクリア。11分には山本がエリア外左から入れたボールに山田が合わせますが、シュートは右へ。
12分には高井に代わり、13松尾凛久が入り右MFに。佐々木が右SBへ。その後も山田や秋葉が積極的にミドルシュートを放ちますが、大野原フットボールクラブの選手たちの守備に対する集中力も高く、ゴールをおびやかすことがなかなかできずに前半はタイムアップとなりました。
後半のフロンターレは山本がCB、甲斐が左SBに移ってのスタート。
4分にその甲斐が左サイド、深い位置までドリブルで突破、上げたボールに五十嵐が頭で合わせるとこれがゴールを揺らして1-0。先制したのはフロンターレ。
一方の大野原フットボールクラブも直後にはコーナーキックを獲得しますが、ここはしっかりとフロンターレの選手たちが対応して同点とはさせません。
その後もボールを持つフロンターレに対して「人数をかけて守ろう!」とのベンチからの声に応えるようにしっかりと大野原フットボールクラブが守っていきますが、11分に秋葉の左コーナーキックにニアで松尾が合わせてフロンターレが突き放します。2-0。
ここでフロンターレは山本に代えて15松長根悠仁がCBに。
15分には抜け出した五十嵐が、大野原フットボールクラブのGKが前に出ているのを見てループシュートを放つとこれがネットを揺らして3-0。初戦は3-0での勝利となりました。
前半0-0 後半3-0 計3-0
得点:五十嵐太陽2 松尾凛久(川崎)
フロンターレの先発:1青山海、25高井幸大、3田鎖勇作、5甲斐翔大、11山本蒼己、8小室愛樹、4山田新己、2佐々木輝大、6秋葉拡人、9石原央脩、10五十嵐太陽
交代:高井→13松尾凛久 山本→15松長根悠仁
【川崎フロンターレU-12 日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権大会高学年の部ブロック大会2回戦vs横浜大曽根フットボールクラブ】
1月17日(日)午後0時55分キックオフ 中野多目的広場A くもり 20分ハーフ 11人制
1回戦のほかの試合が終わってさらに行われた2回戦の対戦相手はオレンジと黒のユニホーム、横浜大曽根フットボールクラブ。フロンターレの先発はGK1青山海、DFは右から2佐々木輝大、3田鎖勇作、5甲斐翔大、11山本蒼己、ボランチは8小室愛樹、4山田新己、右MF13松尾凛久、左MF6秋葉拡人、FW9石原央脩、10五十嵐太陽
序盤から攻勢に出たのはフロンターレ。試合開始早々に攻撃参加をした甲斐がミドルシュートを放つなど積極的にゴールを狙っていきます。7分には松尾の縦パスを受けた石原がシュート、さらにこぼれたボールを拾った五十嵐がシュートを放ちますがGKへ。直後には秋葉がエリア外正面からミドルシュートを放ちますがこれは左へ。さらに甲斐の縦パスを起点に、エリア内で松尾がシュートを打ちますが、これはGKへ。
攻撃を畳み掛けていくフロンターレは小室と山田の両ボランチも積極的に前線へ顔を出していき、いい距離感で試合を進めていきます。
13分には左サイドに顔を出した山田が仕掛けて折り返したボールにうまく合わせた石原がシュートを放つとこれが決まって1-0。ついに先制したのはフロンターレ。
さらに直後には五十嵐がミドルシュートを決めて2-0。横浜大曽根フットボールクラブも前線の9番にボールを入れて攻撃に転じようとしますが、田鎖や甲斐らがしっかりと対応して前半は2-0でタイムアップとなりました。
後半は甲斐が左SBに、小室がアンカーに、その前に山田や秋葉、松尾が並ぶような形でスタートしたフロンターレ。甲斐が積極的に高い位置に出てさらに攻勢に出ていきます。
3分にはその甲斐が左サイドを突破し、折り返したボールが混戦のうちにゴールを揺らして3-0。フロンターレにさらに追加点。
その後も選手たちがいい距離でポジションをとりながらゴールをうかがっていくフロンターレ。ボールを前線からのプレスで横浜大曽根フットボールクラブにとられてもすぐに取り返して攻撃に出ていきます。
14分には秋葉に代えて15松長根悠仁が入りCBに。田鎖が中盤へ。16分には青山に代えてGK16中山智稀、佐々木に代えて25高井幸大と次々に五年生がピッチへ。
試合終了間際には山田のミドルシュートに積極的に詰めた甲斐がゴールへ押し込み4-0。松尾が右SB、山本がボランチになるなど選手たちがいろんなポジションを経験しながら2回戦を突破することになりました。
次戦は24日、横浜すみれサッカークラブと対戦し、勝てば、中央大会進出を懸け、ブロック大会の最終戦に臨むことになります。
なお、フロンターレU-10も日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権大会低学年の部に出場しており、初日を15-0、9-0で勝ち進んでいます。
前半2-0 後半2-0 計4-0
得点:石原央脩、五十嵐太陽、OG、甲斐翔大(川崎)
フロンターレの先発:1青山海、2佐々木輝大、3田鎖勇作、5甲斐翔大、11山本蒼己、8小室愛樹、4山田新己、13松尾凛久、6秋葉拡人、9石原央脩、10五十嵐太陽
交代:秋葉→15松長根悠仁 青山→16中山智稀 佐々木→25高井幸大
(文中敬称略)
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