フロンターレU15生田 – FC東京U15むさし / 関東ユース第11節(監督・選手インタビュー)


10月17日、Anker フロンタウン生田で行われた関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部A第11節(延期分)。

川崎フロンターレU-15生田は、FC東京U-15むさしに1-0で勝利。11勝2分け1敗、勝ち点35、得点38、失点7、得失点差+31。優勝と冬の全国大会、高円宮杯の出場権を獲得し、リーグ戦の日程を終えました。

試合後に久野智昭監督、ゲームキャプテンを務めたMF8徳政岬、決勝点を決めたMF11新堀隼に話を聞きました。

 

試合については◇フロンターレU15生田 – FC東京U15むさし / 関東ユース第11節(延期分)

 

 

久野智昭監督


○試合についてお願いします。

やっぱり「ボールをもっと持てる時間を増やしたいな」っていうのと。

自分たちが目標に掲げている3点以上っていうところでいうと、レイソル戦は3-0で勝てたんですけど。

そこから0点、1点、1点と3試合で2点しか取ってないので。そこのところでいうと「物足りないな」っていうところは選手に話しましたけど。

そこのところをちょっとレベルアップしていかないといけないと思います。


○相手もまずは守備から入ってくるようなチームだったと思うんですけど、そういう時にどう打開していくイメージでしたか?


序盤で言ったら、「相手コートで」って話はしながら。もちろんプレッシャーがかかった中でも技術を発揮してほしい部分はあるんですけど。

「相手を見ながら」っていうところで、やりたいことと、やらなきゃいけないこと。判断のところをもっともっと研ぎ澄まさないとやっぱりボールも入らないと思うので。そこの成長はこれから大事になってくるかなと思います。



○高円宮杯でもこういう展開あると思うので、そういうところの意識が大切ですか?


関東ではチャンピオンになりましたけど。どんな相手でも、どんな味方とでも、誰とでもサッカーができるようになっていかないといけないと思っているので。

そこはしっかり高円宮杯に向けてやっていきたいと思ってます。



○高円宮杯に向けて、どんな取り組みをしてますか?


ボールを持てる選手がいる中で、さっきの話じゃないですけど。ボールを持てる分、最初のタッチが雑になっちゃったりとか。

そういうところがなんとかなってしまっている部分があるので。

フロンターレらしいサッカーをするためには、しっかり止めるところ、それが整えばアクションも、周りも動き出せるところもあるので。そこのタイミングのところをちょっと合わせながら、つなげられればと思います。



○全国大会になるとチーム全員の力必要になってくると思うんですけど、今日も3本目含めて、2年生、下級生などの力はどうですか?


もちろん下級生にも期待していますけど、やっぱり3年生の活躍が一番だと思っているので。その中で、レギュラー争いも激しくなってくると思いますけど。

そこに向けて一人一人が負けない気持ちを持ってやってもらいたいなと思います。



○連覇ってことで、去年の優勝と今年の優勝、意味合い違いますか?


(関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部は)AとBに分かれて、ふたつになっちゃったんですけど、優勝ってところで、選手たちも「よくやってくれたな」と思いますけど。

意味合いでいうと、ある程度圧倒してする試合が序盤は多かったので。そういう意味では去年よりも得点力があったチームかなと思ってます。



○今年の方が相手も「打倒フロンターレ」っていう思いは強かったなと思うんですけど、その中で勝てたのは大きいですか?


そうですね。今日は、最後は隼(新堀隼)のPKでしたけど、しっかり決めて、前節(第5節)の東京(FC東京むさし)とやった試合も先制点取られたけど、最後追いついて。

終了間際に隼がPKを取って。今日も粘り強くやってくれたかなと思います。





○点を取れない一方で、(無失点に)抑えてることはポジティブなことなのかなと思うんですけど、いかがですか?


そうですね。そこはちょっと口酸っぱくね、トレーニングの中で言っているので。

相乗効果でもあるので。攻撃もそれで良くなると思うので、そこはトレーニングの中で積み上げている部分はあります。



○守備の粘り強さは、クラブユースで負けたところの反省もあったりとかしますか?


もちろんそれもありますけど。やっぱり攻撃的なサッカーをしたいっていうところもあるので。

自分たちがボールを奪われた瞬間、マイボールの時間を増やすためにも、守備の強度だったり。あとトレーニングの中でも、強度を上げながら、その中でいかにどれだけできるかってところも、選手の成長につながってくると思うので、そういうところでいうと守備の話はよくしています。



○高円宮杯までかなり期間空きますけど、その期間はどう過ごしますか?


ボールのトレーニングもそうですけど、フィジカルのところ、筋トレを含めて、走力のところもやっていかなきゃいけないし。

もちろん、フロンターレらしいサッカーっていうところで得点力は、ちょっと後期、最後の方はしぼんじゃったのもあるので。

もう一度見つめ直して、得点力のところは積み上げていきたいなと思ってます。



○リーグ戦を通して、選手たちの成長はいかがですか?


まだ1年終わってないですけど、選手たちには「勝って成長しよう」っていう話はしているので。

勝った自信の中で、選手たちもやれることをどんどん増やして成長してくれたのかなって思ってます。

まだまだ、もちろん成長しなきゃいけないんですけど。本当にたくましくなってくれたかなと思ってます。



○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

今日も足を運んでいただいて、本当に選手たちの力になっているので。僕も含めて、パワーをもらっているので。

引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

「練習から強度高くやっていく。それに尽きると思います」

MF8 徳政岬

 

徳政岬選手

 

○試合を振り返って、1-0という結果でしたが、内容はどうとらえられていますか?


前半も後半も押し込まれる時間もあって。チームとして苦しい時間帯だったんですけど、自分を含めてみんなで戦って、まず無失点で抑えられたっていうのは結構ポジティブだと思いますし、新堀のPK以外にもシュートチャンスは結構あったのでそこを決め切って大量得点できればよかったなっていう感じです。

 


○相手もなかなか球際も強いし、守備も強いし、その中でどう打開していくイメージを持っていましたか?

自分としては結構ボールサイドに寄ってくるイメージがあったので。早くサイドに逆サイドに展開したりできればよかったかなと思うんですけど。

ちょっと自分は怪我をしている状況もあって、蹴れなかったのでそこはちょっと悔しいです。

 


○点がなかなか取れないことに対して、ちょっとイライラしたりとか、もっと欲しいなと思ったりとか、そういう感情とかはありましたか?

クラブユースの時も、これからもたぶん、点が入らない時間帯があると思うんですけど。

今日は点が入らなくてもイライラとか、あんまりなくて。

自分としては、気持ちの面では結構冷静にいられたので。結果は1-0でギリギリでしたけど。気持ちの面でちょっと「自分は成長したかな」って思います。

 

○高円宮杯でもこういう展開あると思うんですけど、その意味ではいいシミュレーションになりました?

そうですね。経験としても結構ポジティブだと思います。

 


○今日でリーグ戦、終わりましたけど、このリーグ戦を通して、個人的に成長できたのはどんなところですか?

サイドバックやったり、ボランチやったりとか、どのポジションでもある程度の活躍をするっていうのは、自分の中でも成長できたと思いますし。

(キャプテンの)煌士郎(上野煌士郎)がユースに上がって。副キャプテンなので、キャプテンを任せられたりとか。声掛けとか、さっき言った気持ちの部分とかも成長できたと思います。

攻撃面はあまり貢献できたイメージはないんですけど、守備ではハードワークしてチームを支えられたと思います。

 

○高円宮杯、クラブユースの悔しさもあって、絶対優勝したいっていう気持ち強いと思うんですけど、優勝するためにどんなことをやっていかないといけないと思いますか?

練習から強度高くやっていく。それに尽きると思います。

 

○個人的には、高円宮杯でどんなプレーを見せたいですか?

守備もできるし攻撃もできるみたいな。守備は数字にちょっと残らないので、あれなんですけど、攻撃で目に見える形で関わっていきたいです。

違いを残したいです。

 


○久野さんからも「もっと点取りたい」みたいなことを言われていると思うんですけど、そのためには今のチームに何が必要だと思いますか?

きれいなサッカーをみんなイメージしている。自分も結構イメージしがちなんですけど。

「振ったら、当たって入る」とかもあると思いますし、もっとアグレッシブに。

自分としてもそういう声掛けはしているんですけど、打った選手に対して「ナイス、ナイス!」とか、そういうのがあんまりないので。

そういうところも含めて、チームとしても、個人としても、もっとアグレッシブに狙っていくのが多分大事だと思います。

 

○高円宮杯まで結構期間ありますけど、特に高めていきたいことはありますか?

個人的に、さっきも言ったんですけど、攻撃面でもっと違いを出したいので、結局練習からになっちゃうんですけど。練習試合もあるので、そこで試しながら、高円宮杯までに整えていければなと思います。

 

○ミドルシュートというイメージがあるんですけど。それ以外に個人として得点パターンを増やしたいと思っていますか?

得点パターンもそうなんですけど、個人で相手を剝がして。クロスでも、ラストパスでも、シュートでも、なんでもいいんですけど、

自分個人で違いをつくれる。状況を打開できるところをもっと伸ばしたり、磨いたり。そのまま保ったりしていきたいです。

 

○サポーターに向けて意気込みをお願いします。

クラブユースの時も、関東リーグも、常にサポーターの方がいてくれて。

試合中に声も聞こえることもありますし、「いてくれるんだな」って試合中も安心感があって、モチベーションにもつながっているので。

本当に感謝しかないです。これからもお願いします。

 

「クラブユースは、得点ランキング2位っていう悔しい結果で終わったので。得点にもこだわりつつ、チームを勝たせられるようなプレーをしていきたいです」

MF11 新堀隼

 

新堀隼選手


○試合を振り返って、今日は内容をどう見ていますか?


自分のところにボール来て、チャンスがあったんですけど、そこで決めきることができなかったっていうのもありますし。

結果的にPKをもらって、点決めて、チームが勝つことができたのは良かったかなと思います。

 

○相手が守備を固めてきて、どんなイメージで打開していこうと思ってました?


自分の持ち味のドリブルで行こうかなと思ったんですけど、2枚目のカバーとかがいたりしたので、エリア内でのコンビネーションとか、そういうのは意識しました。

 


○新堀君の方からチャンスをつくって。その後がなかなかパスがつながらなかったり。ゴール前のイメージが合わなかったりとかあったのかなと思ったんですけど、どうだったんですか?

まだまだ、エリア内の質が低いので、そこを高円までに練習で意識して修正していきたいです。

 


○前半とか点入るまで、個人的にちょっとイライラしたりとか、そういうところはありました?

自分がうまくいかない時は、しっかりいったん冷静になって。そこでPKをもらえたと思います。

 


○高円宮杯に向けて、どういう取り組みをしていきたいですか?

クラブユース準優勝で、関東リーグは優勝したんですけど、クラブユースのあの悔しい思いは忘れていないので。

その気持ちを高円宮杯に向けて。これから練習していきたいです。

 

○関東リーグ通して、メンタルとか体力、技術、いろんな面でどう成長できたなと思いますか?


自分は結果を残してこれたと思うんですけど、やっぱり、もっと上を目指すためにもうちょっと結果を残したかったなと思います。

 


○通算何ゴールくらいですか?

11点ぐらいです。

 

○もっと取れたかなって?

はい。

 

○決勝ゴールが多かったイメージがあるんですけど、そのことについてはどう考えてますか?


チームが苦しい中で、自分は「自分の点でチームを勝たせよう」っていう気持ちが強かったので、それが結果につながってよかったと思います。

 


○個人としても、チーム全体でも得点が、後半戦はなかなかできなかった面があったと思うんですけど、それを踏まえてこれからどうしていこうと思いますか?

どんな試合でも常に結果を残せるようにしたいので、練習からしっかりシュートのところとか、最後の場面でしっかりアイデアを出して、もっとやっていきたいです。

 


○技術にこだわってるという印象があるんですけど、1年間通して、そういう部分での成長はどうでしたか?


全国も経験してきた中で、フィジカルだったり。自分はそこまでないので、そういうところで「技術で勝負していかないといけないな」って思います。

 

 

○高円宮杯でもたくさん点を取りたい思いはあると思うんですけど、いかがですか?

クラブユースは、得点ランキング2位っていう悔しい結果で終わったので。得点にもこだわりつつ、チームを勝たせられるようなプレーをしていきたいです。

 


○高円宮杯までの期間、チーム全体でこういうことをもっとやっていけばいいんじゃないかなと思うことってありますか?

クラブユースの前は練習の強度が、若干緩かったのかなって思ったので、そこはクラブユースの悔しい思いをしっかり胸に残しながら、
しっかり練習での強度を高めていきたいです。

 

○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

クラブユース準優勝で終わってしまいましたが、関東リーグ優勝できたのはサポーターのおかげなので。

自分たちは高円宮杯に向けて精いっぱい頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。

 

 

 

◇

夏の全国大会「日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」では優勝にあと少し届かなかったフロンターレ生田。それだけに、冬の全国大会、高円宮杯への想いは強いものがあると思います。

技術やフィジカル、強度などを、大会開幕までにどれだけ上げ、これまで積み上げてきたものに、個人としても、チームとしても、どんな積み重ねをして、どんなフロンターレ生田のサッカーを見せるのか。

とても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

 

 

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