10月18日、東京ガス武蔵野苑多目的グランドで、プレミアリーグEAST第18節、川崎フロンターレU-18 vs FC東京U-18の前座試合として行われた「多摩川“コ”ラシコ」、FC東京サッカースクールアドバンスクラス戦に臨んだ川崎フロンターレU-12(5年)。
前半、FP20浅野玲偉のゴールで先制。後半はFC東京サッカースクールアドバンスクラスが追いつき、1-1。5月に味の素スタジアムで行われた試合(△2-2)に続き、引き分けに終わりました。
試合後に松本秀太コーチと、ゴールを決めた浅野玲偉に話を聞きました。
試合については◇フロンターレU12(5年) – FC東京サッカースクールアドバンスクラス / 多摩川コラシコ
「ボールのもらい方をもっと意識して。
ボールをもらう前に勝っちゃうっていうことを練習して。
点を決められるようにしたいです」
FP20 浅野玲偉

○試合について振り返ってみて、いかがですか?
得点シーンは菊地選手(菊地晴臣)が僕にくれて、それで流し込むだけでした。
○全体的に自分のプレーについては今日はどうでした?
前半は決めきるところを決められたけど、ボールを持つ時間が少なかったので、もっと次は自分のドリブルを増やして、チームを勝たせたいです。
○これからどういう選手になりたいとかありますか?
フロンターレじゃないんですけど、ヤマル選手(FCバルセロナ、スペイン代表)みたいな、左利きの、シュートとかドリブルをできるようになりたいです。
○両足とも蹴られるイメージがあるんですけど、普段から練習をしているんですか?
結構ドリブルとか、フロンターレでも結構やってます。
○今日の結果を踏まえて、これからどういうことをしていこうと思いますか?
今日を踏まえて、コーチにも言われてるんですけど、ボールのもらい方をもっと意識して。ボールをもらう前に勝っちゃうっていうことを練習して。点を決められるようにしたいです。
○今日はサポーターが応援してくれましたけど、それについてはどうでしたか?
いつも応援してくれると気分も上がるし。決めやすいので、うれしいです。応援してほしいです。
○改めてサポーターへメッセージをお願いします。
いつも応援していただきありがとうございます。これからも。次は勝つので、応援よろしくお願いします。
「人々を魅了するサッカーが、うちのスタイルと思ってますので。
そういったところで『ジュニアだから』とかではなくて、クラブがしっかりそれを体現できるように、日ごろの練習から頑張っていきたいと思います」松本秀太コーチ

○試合を振り返っていかがですか?
前回、やらせてもらって、2回目でしたけど。
自分たちで進み方だったりとか。ゴール前のところにこだわってきた中で、何回かそういういいシーンは見せられたのかなと。
ただやっぱり最後のところで勝ちきれなかったところは前回と同じような結果になってしまったので。
そこは選手も一番悔しがってると思うんですけど、すごいもったいない試合だったなと思います。
○前半はチャンスを多くつくれていた印象があるんですけど、後半はだいぶ、FC東京さんが前から来て、苦しいところもあったのかなと思うんですけど、どう見てました?
(後半のFC東京は)結構フレッシュなメンバーが前にいた中で、まずそこの対応が手こずっちゃったのかなっていったところと。
今年の5年生は特になんですけど、前から圧をかけてくる選手を剝がせない。1人で1人を外して、剝がして前進していくっていったところが結構苦手なことが多くて。
そこがまだまだやれていないというか。そういったところが顕著に出ちゃった後半だったかなと思います。
結構前から圧をかけられた中で、引っ掛けるシーンも多くなっちゃって。どんどん相手のラインもうちの方に入ってきちゃって。
そこで圧をかけられて、っていうのが多かったかなって思います。
○ああいう圧力をかけられてもしっかり後ろからつないでっていうのをやらないとこれからは苦しくなるということですね。
そうですね。これがフロンターレらしさなのかなと。やっぱり世界で活躍されてる三笘さん(三笘薫)、田中碧さんを見ても、個人で剝がしていくところとか。
仕掛けていくところとか、やっぱり個で見られた時に、そういったところがフロンターレらしさとして見られているのであれば。
それができないと苦しいのかなと思います。
○5年生たち、今日は4年生も出ていましたけど、ここまでの成長などはいかがですか?
すごくポジティブな面が多い印象です。ただやっぱり個人のところはすごくこだわっているクラブだと思うので。
そういったところで、なるべくパスとか、そういったところに「針を振りすぎないようにしないといけないな」っていうふうに、僕自身もちょっと感じている部分もあるので。
そういったところで気をつけながら、やってます。
○最後に決めきるところだったり。ちゃんとできないといけないというところもありますか?
そこまで行くのはすごく上手というか。進んでいくところ。あとはゴールのファイナルサードまで入っていくところはすごく回数も多くて。
これはこの試合だけに限らず、他の試合を見ていても、やっぱりそういうのは多いんですけど。
最後のところのクオリティーっていうのはなかなか上げきれてない。枠に飛ばせても、どうしても正面に飛んでいったりとか。
そこのパワー不足も、そこにたどり着くまで、パワーを使いすぎちゃって。最後のところでパワーを使えないみたいな。
そういうシーンも結構多いんですけど、そこは「年間通して課題なところかな」っていうのは本人たちにも伝えています。
○サポーターの人にも、日ごろからU-12を見てもらいたい気持ちもあると思うんですけど、いかがですか?
やっぱりクラブの原点になる子たちかなと思ってます。その出発点というか。世界に羽ばたいていくための入り口が、ある意味ジュニアなのかなっていうふうに思ってますので。
そういった子たちが5年後、10年後、「あの時のあの子か」って言ってもらえるような、そういうクラブづくりとチームづくりと。
そういった意味でも、ちょっとでも気に掛けてもらえると、すごく子どもたちのモチベーションにもなるのかなって思います。
○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
本当にトップチーム含め、このクラブっていうのは地域一体となって、クラブに対して、「手厚くサポートしていただいてるな」っていうのは、僕も小学校の時から川崎で育った人間ですので。
だからそういった意味でも、中に入ってみて、そのあたたかさとか手厚さっていうのはより感じますし。
そういったところでもやっぱり「結果で応えていかないといけない」っていうのと。
あとはやっぱり人々を魅了するサッカーっていうのが、ある意味うちのスタイルかなと思ってますので。
そういったところで「ジュニアだから」とかではなくて、クラブがしっかりそれを体現できるように、日ごろの練習から頑張っていきたいと思います。
◇
チャンスをつくれる一方で、そこで決めきる力、相手から圧力をかけられたときに相手を剝がす部分など、まだまだ向き合うべき課題があるというU-12の選手たち。
そういった課題をひとつひとつ解消して、それぞれが武器を増やして、U-15、U-18とカテゴリーが上がる過程でどんなプレーをできるようになり、それをどんな未来につなげていくのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.