フロンターレU15 – F・マリノスジュニアユース / 関東ユース


【川崎フロンターレU-15 関東ユース(U-15)サッカーリーグ第9節vs横浜F・マリノスジュニアユース】
4月26日(日)午後1時半キックオフ マリノスタウン 晴れ

フロンターレU-18が桐光学園に勝利、トップチームもヴァンフォーレ甲府に勝利し、J1ホーム通算100勝を達成、2回アバンテを歌った幸せな土曜日の翌日はマリノスタウンへ。

前節までのフロンターレU-15は2勝4敗2分け。第7節で勝利したものの、なかなか勝ち星は伸びず苦しい前半戦。この日の対戦相手は首位に立つF・マリノスジュニアユース。この先も何度も対戦していくであろう相手にどんな試合を見せてくれるか、期待と不安が入り交じります。

白いユニホームのフロンターレ。GKは韓、DFは右から白井、島崎、高吉、佐藤。ボランチはキャプテンマークを巻く安永と小川。右サイドに鈴木、左サイドに古岡、トップ下に横田。FWが上野。海が近いマリノスタウンらしく潮風が吹くなか、キックオフ。

試合は立ち上がりからマリノスペース。左サイドから崩されてエリア内へ進入され、飛び出したGK韓も交わされてシュート。これはバーに当たり、助かります。

フロンターレは13分、前線でのパス回しから安永がミドルシュート。これはGK正面。前半唯一の枠内シュートとなります。

フロンターレは最終ラインとボランチがパス交換をしようとするも、なかなか決まらず、マリノスに付け入る隙を与えることに。しばしばボールをカットされ、ピンチを招くことになりました。とられたコーナーキックは5本。しばしば左サイドを破られ、崩される場面が目立ちます。が、GK韓が奮闘。ゴールは割らせないまま、前半は終わります。

後半は佐藤に代わり、山田が入り、DFは右から鈴木、島崎、高吉、白井。中盤の底に安永が入り、右MFに小川、左MFに古岡、トップ下に横田、FWに山田と上野、と選手の配置を入れ換えてのキックオフ。

立ち上がりのチャンスはまたもマリノス。前線でのパス回しから崩されて、エリア外左からシュートを打たれるもこれは右へ流れる。10分、エリア前でボールを奪われてシュートを打たれるもDFが体を張り、ゴールラインは割らせない。前半と同様に、組み立てに苦労し、相手にシュートを打たれ、セットプレーも次々に与えながらも韓やDF陣が体を張り、なんとか難を逃れる展開。

すると、フロンターレは17分にカウンター。センターライン近くまで押し上げられたマリノスの高いDFラインの裏にボールが通り、左サイドから突破したのは山田新。一気にエリア内へ。GKとの1対1、これを交わしてゴールを陥れる。1-0。
若い日のジュニーニョのような、スピードが光るゴールでフロンターレがリードを奪います。

19分にはマリノスの反撃。フリーキックからエリア内、ニアで合わされるも韓が好セーブ。20分、左から好クロスを上げられるもここでも韓が好守。

しのいだフロンターレは30分に再びカウンターから追加点。エリア前で横田からのパスを受けた白井が最後に決めて2-0。前半から守備に奮闘しながらも、よく攻め上がったな、と思わされるプレーで突き放します。

マリノスは直後のリスタートから一気に攻め立てて、ゴール右から決めて2-1。

38分には、右コーナーキックの流れから決定機を与え、ニアに枠内シュートを打たれるも韓が足を伸ばして防ぐ。

そして、タイムアップ。フロンターレの選手たちは皆、ガッツポーズ! 苦しいゲームでしたが、喜びが待っていました。

前半0-0 後半2-1 計2-1
フロンターレの得点:山田新、白井颯真
先発:1韓東焌 3白井颯真 13島崎元 2高吉正真 4佐藤怜 5安永玲央=cap 8小川達也 11鈴木大翔 6古岡佑斗 10横田大祐 15上野綜太
交代:佐藤→9山田新
3勝4敗2分け 勝ち点11 得点9 失点11 12チーム中8位

(文中敬称略)

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