12月28日は日産追浜総合グラウンドへ。F・マリノスカップは最終日。前日の2次リーグを1分け2敗で終えた川崎フロンターレU-10は、5位決定トーナメントへ回ることに。横浜F・マリノスプライマリー追浜との1回戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-10 F・マリノスカップ5位決定トーナメント1回戦 vs 横浜F・マリノスプライマリー追浜】
12月28日(土)午前11時45分キックオフ 日産追浜総合グラウンド 晴れ 15分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK1荒井隆成、最終ラインは6坂井暉絃、2庄司瑛人、中盤は9全天海、8山下凛太郎、右に7松田朋也、左に10藤間貴洋、前線には11オビオラ・クリスティアン・チノンソ龍。
マリノス追浜の先発は、GK1斉藤亮、最終ラインは8近松颯、7菅野雅也、その前に9中田翔月、右に4石井爽太郎、左に5江川慶亮、トップ下に10藤田成海、前線には6佐伯俊哉。
青空が広がったものの、時折吹く弱い風には冷たい空気が含まれており、少し肌寒さも感じる日産追浜総合グラウンド。フロンターレもマリノス追浜も多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、フロンターレは藤間の浮き球にオビオラが動き出したり、中央の全の縦パスに、オビオラが正面へ抜け出そうとするも、エリア内へは近づけず。次第にマリノス追浜が、正面で藤田がボールをカットし、エリア内へ浮き球のパスを入れるなど、迫る時間をつくっていきます。
3分には、左で鋭い切り返しを見せた江川が仕掛けて、正面へ佐伯が迫るも、フロンターレは人をかけて守りに。最後には藤田がミドルシュートを打ちますが、上に外れていきます。
しのいだフロンターレは、4分には全がボールをカット、左に開いたオビオラへ。オビオラのパスに、エリア外正面で山下がシュートを打ちますが、マリノス追浜はブロック。さらに松田がセカンドボールを拾い、山下を経由して右サイドに流れたオビオラへ展開。ラインを高く保ち、坂井がボールをカットし、そのまま縦パスを出して、オビオラがエリア右へ迫るなど、相手陣内でプレーを重ねていきます。
山下や藤間がよくボールにかかわり、中盤からのパスに松田がエリア右へ仕掛ける姿勢を見せるなどしていくフロンターレ。7分には、ボールをカットされたところを、山下がすぐさまカバー。オビオラに縦につけて、オビオラから中央で受けた全が、左サイドを突くパスを出すと、藤間が抜け出して折り返しますが、オビオラは惜しくも触ることはできず。さらに庄司が全に縦パスを入れ、全のパスに、松田が右サイド高い位置へ。折り返しますが、斉藤がセーブしていきます。
フロンターレはさらに高い位置へ上がった庄司がミドルシュートを打つなど攻勢に。左サイドでオビオラがボールをキープし、中央やや左の全、中央の山下とつないで、左サイドの間でうまく藤間がボールを受けるなどしていきます。
マリノス追浜も、正面で藤田がボールをカットしますが、フロンターレはすばやくカバー。そこから坂井や松田、山下、庄司からオビオラとボールを動かし、ピッチを広く使って攻めていきます。
11分にはマリノス追浜、中田の縦パスに正面へうまく藤田が抜け出しますが、シュートはワンタッチあり、左コーナーキックに。コーナーキックをしのいだフロンターレはカウンターに。オビオラが右から折り返し、左サイドで拾った藤間が仕掛ける姿勢を見せ、こぼれ球を拾った庄司がエリア内のオビオラへ、フィードを入れますが、斉藤がセーブ。
坂井や庄司、荒井も加わり後ろからボールを回し、荒井から左の藤間へ展開するなどしていくフロンターレ。14分には、右サイドの高い位置でオビオラがボールを奪い、クロスのこぼれ球を拾った藤間がシュートを打ちますが、マリノス追浜はブロック。前半は0-0でタイムアップとなります。
後半、立ち上がりから攻勢に出るフロンターレ。山下がボールをものにし、左に開いた全がボールをキープ。右寄りで受けたオビオラが高い位置へ松田を走らせるなどしていきます。
2分には、庄司がボールをカット。山下のパスに、藤間がエリア外左へ。切り返しからシュートを打ちますが、右へ。さらにエリア右へ抜け出した全の折り返し、オビオラが走り込み、こぼれ球に詰めた山下がゴールネットを揺らしますが、斉藤とオビオラが交錯しており、ファールに。得点とはならず。
前線に江川、左に佐伯と位置を入れ替えたマリノス追浜は、菅野がうまくボールを持ち上がり、エリア左を突くパスを出しますが、フロンターレは庄司がカバーしていきます。
5分には、ターンで振り切った松田が右サイドで仕掛けると、エリア正面右、オビオラがシュートを打ちますが、斉藤がセーブ。直後にはさらに坂井から受けた山下から左の藤間へ。藤間と全が左サイドの高い位置でボールを回していき、最後は正面で山下がシュートを打ちますが、マリノス追浜はブロック。
一方のマリノス追浜も、斉藤、近松とつなぎ、近松の縦パスに、正面へ江川が迫りますが、坂井がカット。エリア外正面、オビオラに縦につけると、マリノス追浜にファールがあり、フリーキックに。ここでフロンターレはオビオラに代わり3菅原啓太。
キッカーの松田は直接右足で狙いますが、斉藤がセーブしていきます。
フロンターレは全を前に、藤間を中盤、菅原を左に。
9分には、左へ流れた全がつくったスペースを使って、菅原がエリア外左へ。シュートを打つも惜しくも決まらず。左コーナーキックとなり、山下が入れたボール、ニアに庄司が迫りますが決めきることはできず。
フロンターレは11分、山下に代わり14中野大虎、松田に代わり15川田朔太郎。
12分にはマリノス追浜、エリア外左でフリーキックを得ると、藤田が左足で直接狙いますが、荒井がセーブしていきます。
フロンターレも直後には、菅原が中央の中野に預け、中野のパスにエリア左へ。シュートを打つもブロック。こぼれ球を拾った菅原が左コーナー付近で粘り、左コーナーキックを得ますがシュートには結びつけられず。
コーナーキックをしのいだマリノス追浜は、13分にはルーズボールに、正面へ抜け出した佐伯がシュートを打ちますが上に。
フロンターレはさらに交代、全に代わり18土屋瑛大。
マリノスも、江川がボールをおさめ、右に石井を走らせてエリア前に迫りますが、菅原が寄せて、右コーナーキックに。フロンターレはコーナーキックに対して、川田が前線の望月へつながるようにクリアし、攻めの姿勢も見せていきます。
しかし、ともに得点には至らず。試合はPK戦へ。
双方3人によって行われたPK戦は、荒井が中田の左を狙ったシュートを止める好セーブを見せるも、フロンターレは2人が決められず。5位決定トーナメントの決勝へ進んだのはマリノス追浜となり、フロンターレは7位決定戦へ回ることになりました。
前半0-0 後半0-0 計0-0 PK1-2
フロンターレの先発:1荒井隆成、6坂井暉絃、2庄司瑛人、9全天海、8山下凛太郎、7松田朋也、10藤間貴洋、11オビオラ・クリスティアン・チノンソ龍
交代:オビオラ→3菅原啓太 山下→14中野大虎 松田→15川田朔太郎 全→18土屋瑛大
マリノス追浜の先発:1斉藤亮、8近松颯、7菅野雅也、9中田翔月、4石井爽太郎、5江川慶亮、10藤田成海、6佐伯俊哉
(文中敬称略)
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良い試合でしたね!
でも、記事の内容がちょっと違ってますよ。
双方3人によって行われたPK戦は、荒井が石井の左を狙ったシュートを止める好セーブを見せるも、フロンターレは2人が決められず。
→石井君は最後にPKを決めた子ですよ。
ご指摘ありがとうございます! ノートを見返してみました。修正させていただきます
試合内容を記事にするのは大変な事なのに
細かい事 すみませんでした。
子供って繊細だから、ちょっと気になって….
対応ありがとうございました。