ヴェロスクロノス都農 – コバルトーレ女川 / 地域サッカーチャンピオンズリーグ1次ラウンド第1節


11月11日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグが開幕しました。

新潟市の新潟市陸上競技場では、川崎フロンターレU-18から東洋大を経て、今季九州サッカーリーグのヴェロスクロノス都農(宮崎県都農町)に加入した桝谷岳良が、試合に臨みました。


全国地域サッカーチャンピオンズリーグには、全国各地の地域リーグの王者9チームと全国社会人サッカー選手権大会で出場権を得た3チームの計12チームが出場。


3グループに分かれ、総当たりのリーグ戦、1次ラウンドを行い、各グループの首位と2位の最上位のチームの計4チームが決勝ラウンドへ進出。JFLへの昇格の道が開けていきます。



元フロンターレの黒津勝がプレーしたJ.FC MIYAZAKIがホームタウンを宮崎市から都農町へ移し、2020年に名称を変更し、誕生したヴェロスクロノスは、全国社会人サッカー選手権大会でベスト4に進出したことで出場権を獲得。

コバルトーレ女川、アルティスタ浅間、沖縄SVと同じグループBに入りました。



【全国地域サッカーチャンピオンズリーグ第1ラウンドグループB第1節 ヴェロスクロノス都農 vs コバルトーレ女川】

11月11日(金) 午後1時半キックオフ 新潟市陸上競技場 晴れ


ヴェロスクロノスの先発は、GK1伊藤剛、最終ラインは右から6柳田健太、22阿渡真也、5濱口功聖、24杉山弾斗、アンカーに8曽我部慶太、その前に右から10中村亮、キャプテンの7大竹隆人、4梶山幹太、前線には9谷口堅三、11鈴木将馬。

桝谷はベンチスタート。




2018年以来のJFL復帰を目指す東北サッカーリーグの覇者、コバルトーレ。先発は、GK1宗像利公、最終ラインは右から7小川和也、5舛沢樹、20増崎大虎、ボランチに28田原伊織、その前に23今部勇太、41吉森海斗、右に18船木省吾、左に10池田幸樹、前線には11野口龍也、キャプテンの13竹田そら。



沖縄SVがアルティスタ浅間に6-0で勝利した第1試合に続いての試合。青空が広がり、気持ちの良い日差しに恵まれた新潟市陸上競技場。

開放されたバックスタンドには、両チームの選手の家族ら、地元のサッカーファン、また、サポーターが集まり、ヴェロスクロノスのサポーターたちが、にぎやかに、情熱的に太鼓を叩き、チャントを歌ういい雰囲気のなか、試合は始まりました。



立ち上がり、1分にはコバルトーレ、左サイドからエリア内へボールが入ると、エリア左、竹田がうまく間に抜け出して、シュート。右にそれましたが、チャンスをつくっていきます。

ヴェロスクロノスも、2分には、梶山のパスに、谷口がエリア左へ。しかし、うまくおさめられず。


ラインを高め、前に出ていこうとするヴェロスクロノスですが、なかなか決定的な場面をつくれずにいると、6分にはコバルトーレ、中央からの浮き球を、エリア右で野口が折り返し。これにゴール前左、竹田がぼーれーシュートを打つと、ゴールネットを揺らし、0-1。

先制点はコバルトーレへ。ヴェロスクロノスは追いかける展開に。



ヴェロスクロノスは、最終ラインでボールを回しながら、下がり目で曽我部や梶山がかかわり、濱口のフィードも交え、攻めの糸口を探りに。

しかし、コバルトーレの守りも集中しており、なかなか決定的な場面をつくれず。


コバルトーレも、ヴェロスクロノスの最終ラインでのビルドアップを狙い、前から連動してプレス。高い位置で野口がボールをカットする場面をつくるなど揺さぶりに。

ヴェロスクロノスは、長いボールでプレスをかわそうとしますが、なかなかセカンドボールを拾えずに、時間を重ねていきます。


20分には、ヴェロスクロノス、右サイドに展開すると、距離のある位置から柳田がロングシュート。わずかに上にそれるものとなり、都農のサポーターを沸かせると、22分には、左に開いた鈴木のパスに、梶山がエリア左へ。

コバルトーレの守りが阻んだところ、右に展開。柳田がクロス。遠いサイドに鈴木が迫りますが、宗像がセーブ。


さらにヴェロスクロノスが、GKの伊藤、最終ラインの阿渡、濱口、曽我部や梶山がボールに触れながら、相手陣内でボールを動かす時間が続いていき、26分には右サイドからの折り返し、エリア正面やや右で梶山がシュート。

枠をとらえますが、宗像の好守に遭い、ゴールとはならず。




以降は、コバルトーレが球際の厳しさ、粘り強いブロックを組んだ守りの前に、ボールを持ちながらも、なかなかシュートまではいけない時間が続いていきます。

36分には、GKの伊藤から左サイド、開いた梶山へ。梶山から受けた杉山が、エリア外左でファールを受け、フリーキックに。

キッカー、曽我部が右足でボールを入れると、こぼれ球にエリア外正面でシュートを打つも、宗像がセーブ。

さらにエリア外左で、コバルトーレにファールがあり、フリーキックに。

曽我部がボールを入れると、鈴木が合わせますが、ワンタッチあり、決まらず。


後ろから組み立てつつ、濱口の浮き球も交え、右サイドでは、柳田、中村のパス交換から高い位置をうかがうなどしていくヴェロスクロノス。

コバルトーレも、43分には中盤でボールを奪うと、船木の浮き球のパスに、野口がエリア右へ進入しそうになりますが、阿渡がカバー。


アディショナルタイムは3分。人数をかけ、押し込んでいくヴェロスクロノスに対し、前線の野口も中盤まで下り、コンパクトにして対峙していくコバルトーレ。

その守備が崩れることはなく、前半はタイムアップ。0-1でハーフタイムへ。



後半、コバルトーレは今部に代わり15眞口幸太。

3分にはヴェロスクロノス、柳田の右サイドを突くパスに中村が抜け出し、折り返し。しかし、コバルトーレの守備も厚く、シュートまでは行けず。


さらに濱口のフィードに、梶山が抜け出しシュートを打ちますが、ワンタッチあり、右コーナーキックに。

コーナーキックをしのいだコバルトーレは、カウンターに。野口が仕掛けていきますが、大竹がカバー。


ゴールに迫るヴェロスクロノスに対し、コバルトーレも守備から攻撃へ切り替え、追加点を狙いに行きます。


コバルトーレも、交代で入った眞口に、田原、吉森がテンポよく中央でボールを回す時間をつくり、9分には正面で眞口がシュート。枠をとらえますが、伊藤がセーブ、

ここからコバルトーレがボールを回す時間帯が続き、次第にヴェロスクロノスの陣内へ。

13分には、エリア外右でヴェロスクロノスにファールがあり、フリーキックに。吉森が左足でボールを入れると、遠いサイド、野口が走り込みますが、さわることはできず。



15分、ヴェロスクロノスは鈴木に代わり28サミュエル、杉山に代わり20藤田大道。

すると直後には、ヴェロスクロノス、左サイドでサミュエルがおさめ、そこから左サイドから攻勢に。折り返しが正面に入るも、シュートは打てずに右サイドでのスローインに。

その流れから、エリア内、シュートを打ったのは梶山。ボールはゴールのなかへ。1-1。ヴェロスクロノスが追いつきます。


追いつかれたコバルトーレも、直後には中央でボールを回し、竹田がエリア正面へ。しかし、ヴェロスクロノスは体を張り、これを阻む好守。


ヴェロスクロノスは、左サイド、サミュエルがスピードのある仕掛けを見せ、違いを見せていきます。


20分、コバルトーレは、吉森に代わり16吉田悠人、竹田に代わり14吉田圭。

22分には、ヴェロスクロノス、左サイドからの攻めに。藤田のクロスに、中村がエリア内へ抜け出しますが、うまくおさめられず。

さらに左に開いたサミュエルに、間で梶山や大竹が顔を出し、柳田が中へ寄り、縦パスを入れるなどし、ヴェロスクロノスが前に出る時間をつくっていきます。


一方のコバルトーレも、吉田圭がタイミングよく動き出し、そこからサイドに展開し、相手陣内で時間をつくり、29分には、エリア外右でヴェロスクロノスにファールがあり、フリーキックに。

吉田悠人が左足でボールを入れると、ニアでシュートを打ちますが、ヴェロスクロノスが体を張って守り、決められず。


ここで両チームに交代。

ヴェロスクロノスは、中村に代わり17古部健太、コバルトーレは、舛沢に代わり4酒井隆也、池田に代わり24橋本光晟。

32分には、コバルトーレ、右サイドからの攻めに。クロスにまたも遠いサイド、野口が迫りますが、伊藤がセーブ。

さらにふたたび右サイドから攻めに持ち込むと、右クロスに吉田圭が迫りますが、ここでも伊藤がセーブしていきます。


一方のヴェロスクロノスも交代で入った古部が、右サイドを粘り強く持ち上がり、クロス。遠いサイド、サミュエルが迫りますが、シュートは打てず。


試合はオープンな展開となり、直後にはコバルトーレ、右サイドの裏を突くパスに、吉田圭が抜け出しますが、ヴェロスクロノスの守りが阻み、右コーナーキックに。

吉田悠人が左足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったコバルトーレ。左クロスからヘディングシュート。枠をとらえますが、伊藤がセーブ。

さらに右サイドからの攻めに持ち込んでいくコバルトーレ。これに対して、コンパクトにし、対峙していくヴェロスクロノス。

右サイドの古部を左サイドに据え、サミュエルを右サイドに入れ、打開を図りにいきます。


38分には、ヴェロスクロノスに交代。大竹に代わり23桝谷岳良がピッチへ。


直後にはヴェロスクロノス、桝谷からサミュエルとつながり、サミュエルから下がり目で受けた柳田がエリア内へ浮き球を入れると、これにサミュエルが抜け出しますが、コバルトーレの守りに遭い、右コーナーキックに。


コーナーキックをしのいだコバルトーレは、カウンターに持ち込もうとしていきますが、ヴェロスクロノスはしっかりカバーしていきます。


中央で桝谷や曽我部、梶山がかかわりあい、左サイド、古部や右サイド、サミュエルにつなげ、そこからゴールを目指していくヴェロスクロノス。

アディショナルタイムに突入直後には、コバルトーレも橋本が高い位置へ仕掛け、また、船木のパスに、野口がエリア内へ抜け出す場面をつくりますが、柳田や阿渡がしっかりカバーし、しのいでいきます。


すると48分、ヴェロスクロノスは、中央で谷口がファールを受け、フリーキックに。

キッカー、曽我部が入れたボールは跳ね返されるも、こぼれ球に詰めた柳田がエリア外、距離のあるところからシュート。ボールは豪快にゴールネットを揺らして、2-1。


ほぼラストワンプレーで、勝ち越したのはヴェロスクロノス。試合はタイムアップとなり、2-1。勝利をおさめたおさめたのはヴェロスクロノスとなりました。


前半0-1 後半2-0 計2-1


得点:梶山幹太、柳田健太(ヴェロスクロノス) 竹田そら(コバルトーレ)


ヴェロスクロノス都農の先発:1伊藤剛 6柳田健太 22阿渡真也 5濱口功聖 24杉山弾斗 8曽我部慶太 10中村亮 7大竹隆人(c) 4梶山幹太 11鈴木将馬 9谷口堅三

交代:鈴木→28サミュエル 杉山→20藤田大道 中村→17古部健太 大竹→23桝谷岳良


控え:30朴昇利 13白坂拓也 29高橋祐翔


コバルトーレ女川の先発:1宗像利公 7小川和也 5舛沢樹 20増崎大虎 28田原伊織 23今部勇太 41吉森海斗 18船木省吾 10池田幸樹 11野口龍也 13竹田そら(c)

交代:今部→15眞口幸太 吉森→16吉田悠人 竹田→14吉田圭 舛沢→4酒井隆也 池田→24橋本光晟 

控え:21長谷川丈瑠 2桑田大幹


◇ 試合後、桝谷岳良からフロンターレのサポーターへ、コメントをもらいました。

桝谷岳良選手

「おひさしぶりです。フロンターレアカデミー出身の桝谷岳良です。自分自身、もっとこれから上のレベルに行けるよう頑張っていくので、皆さん応援よろしくお願いします」

 

ここまでのシーズンを振り返って、「1年間試合に出続けることができて、充実していました」とも語っていた桝谷。

Jリーグでの経験が豊富な選手たちとともに活き活きとプレーをする姿を見られたことはうれしいものがありました。

はるばる宮崎から新潟まで駆け付け、太鼓やチャントで熱い声援を送るヴェロスクロノスのサポーターを、喜ばせるようなプレーを重ねていきますように。これからも活躍を楽しみにしています。

(文中敬称略)

試合を前にした桝谷岳良選手

桝谷岳良選手はベンチスタート

円陣を組むヴェロスクロノスの選手たち
コバルトーレ女川の選手たち

竹田そら選手がシュート
先制点はコバルトーレへ

激しく競り合う選手たち

ヴェロスクロノス、梶山幹太選手がシュート。宗像利公選手が阻む

前半は0-1
出場に備える桝谷岳良選手

後半へ

梶山幹太選手が決め、ヴェロスクロノスが追いつく

桝谷岳良選手
ほかの選手たちに送り出され出場する

桝谷岳良選手

柳田健太選手が決め、ヴェロスクロノスが勝ち越し

駆け付けたサポーターとともに喜ぶ

2-1でタイムアップ

サポーターのもとへ

 

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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