8月10日のAnker フロンタウン生田。川崎フロンターレU-15生田と、FC川崎CHAMPジュニアユースとの練習試合に続いて、フロンターレ生田の2年生たちが、レノファ山口FC U-15との練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(2年) 練習試合 vs レノファ山口FC U-15】
8月10日(木) 午前11時54分キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れときどきくもり 40分×2
J-GREEN堺にて行われた伊丹FC祭を終えたばかりのフロンターレ生田。
1本目のメンバーは、GK33加藤直介、最終ラインは右から29藤間貴洋、4對馬羽琉、27笹倉拓真、30草野心音、ボランチは36沓野楓、5渡邉拓眞、右MF43木村風斗、左MF40オビオラ クリスティアン チノンソ龍、前線には37武内勇人、42全天海。
對馬、渡邉と2年生が入り、伊丹FC祭では不在だった木村がメンバーに戻ってきました。
なお、レノファ山口FC U-15は、フロンターレでもプレーし、昨年現役を退いた菊地光将がコーチを務めていますが、この日は不在でした。
立ち上がりは、フロンターレ生田、全の縦パスを、武内がキープ。リターンを受けた全はエリア左へ進入。シュートを打つと、ゴールへ決まりましたが、判定はオフサイド。
惜しくもゴールとはならず。
一方のレノファは、最終ラインの3や20が間に縦パスを通し、34もかかわって、ボールをうまく動かし、GKの12も、フロンターレ生田のプレスをうまく剝がし、縦パスを供給。フロンターレ生田陣内で時間をつくっていきますが、フロンターレ生田はコンパクトに、全も自陣の低い位置に下り、対応。全から受けた草野が高い位置へオビオラを走らせ、攻めに転じようとしていきます。
レノファはさらにラインを高く保ち、右SBの22がうまく内側に顔を出し、左SBの2もうまく中央へ。
それに対して、フロンターレ生田は、沓野が中央をカバーするなどしていきます。
8分には、下がり目でボールをカットした武内がスルーパス。エリア内へオビオラが飛び出しますが、GK12が前に出て阻み、オビオラのファールに。
レノファは前線の18がうまくボールをおさめ、起点に。高い位置で時間をつくっていきますが、沓野が下がってカバー。
フロンターレ生田も、渡邉や對馬、沓野や武内がかかわって、うまく前に顔を出した渡邉が左に展開していきますが、なかなかエリア内へは近づけず。
それでも、レノファが後ろから組み立てを図る場面では、武内が厳しくプレス。
オビオラが左サイドでマイボールに。中央で受けた渡邉が右へ展開するなどしていきます。
13分には、右サイドを突くパスに、木村が背後を取り、エリア内へ仕掛けていきますが、左SBの2が厳しく寄せて、シュートにはつながらず。
さらに藤間が下がり目で受け、そのパスに木村が高い位置へ。木村は仕掛けていきますが、レノファの守りも粘り強く対応していきます。
加藤直介や笹倉、草野、間に沓野や渡邉が顔を出しながら、ボールを回していくフロンターレ生田。
15分には、右サイド、高い位置で受けた藤間の浮き球に、エリア内へオビオラが飛び出しますが、GK12がセーブ。
さらにフロンターレ生田は、縦パスを全がキープ。間で沓野が受け、右へ展開。木村、藤間、渡邉もかかわって、高い位置でプレー。
後ろに戻し、對馬や藤間、加藤直介、笹倉や草野、沓野も顔を出し、全が間で受け、藤間から高い位置の木村へ。木村が高い位置へ仕掛けていきますが、レノファもしっかり、対応。
決定的な場面にはつながらず。
後ろから組み立てを図るレノファに対し、全が高い位置でカットするなどしていくフロンターレ生田。加藤直介から草野とつながり、草野のパスに、オビオラが高い位置へ仕掛けるなどしていきます。
一方のレノファも、22分には、2からCBの20、3とうごかし、受け直した20は左サイドを突くパス。
これは藤間がカバーするも、高い位置で19がカット。シュートを打つとこれが決まり、0-1。先制点はレノファに入ります。
最後尾から組み立てを図るレノファに対し、前から連動して奪いにいくフロンターレ生田。
しかし、うまくプレスをかいくぐり、中盤で34や14がかかわって、ボールを動かす盤面をつくっていきます。
フロンターレ生田は、下がり目の武内から間で渡邉が受け、木村がうまく背後を取り、高い位置へ仕掛けていき、スローインを得ますが、なかなかエリア近くでは時間をつくれず。
30分にはレノファ、中盤やや右で14が受け、そのパスに、29が左サイドの高い位置へ動き出しますが、藤間がカバー。
31分にはフロンターレ生田、笹倉から對馬と最終ラインでつながり、對馬のパスに、藤間が右サイド、高い位置へ。藤間がクロスを入れると、全がヘディングシュート。
しかし、ワンタッチあり、右コーナーキックに。
武内が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、右サイド、武内が正面へパスを出すと、エリア内へオビオラが抜け出しそうになりますが、レノファはファール。
フロンターレ生田、キッカーのオビオラが浮き球を入れると、セカンドボールを拾い、オビオラがパス交換から右サイド、高い位置へ上がり、クロス。しかし、さあ五度ネット。
さらに武内のポストプレーから、全がエリア外右へ。しかし、ここでもレノファはファール。
フロンターレ生田は、左サイド、草野、間に渡邉が顔を出し、右へ展開。木村が高い位置へ運び、セカンドボールを全が拾い、そこから前に出ていこうとしますが、レノファも厳しい寄せを見せ、そこから攻めに。
37分にはテンポよく中央をパス交換。最後はエリア正面やや左、23が抜け出し、シュートを打ちますが、ボールはポスト。
直後には、2が左サイドから斜めに正面へ持ち出し、そのパスに、18がエリア右へ。ここは笹倉がカバー。フロンターレ生田はしのいでいきます。
1本目は0-1でタイムアップとなります。
2本目、フロンターレ生田はGK45荒井隆成、最終ラインは右から29藤間貴洋、26小田浩資、27笹倉拓真、30草野心音、ボランチは37武内勇人、36沓野楓、右MF14荒井瑞樹、左MFオビオラ クリスティアン チノンソ龍、前線には42全天海、44西川航雅。
1年生の荒井瑞樹が入り、伊丹FC祭では不在だった西川が前線に入りました。
立ち上がりは、フロンターレ生田、間で受けた武内のパスに、荒井瑞樹が右サイド、高い位置へ。これに対しては、レノファも粘り強い守りを披露。
しかし、フロンターレ生田は、間に顔を出した武内が小田浩資や笹倉と関わるなどしていき、ボールを動かしていき亜mす。
すると4分には、笹倉から左サイド、草野へ。草野のパスに、西川がエリア左へ抜け出し、折り返すとこれがオウンゴールを誘い、1-0。
2本目はフロンターレ生田が先にゴールをものにします。
小田浩資のパスを中央に寄った荒井瑞樹が受け、藤間との連係から高い位置をうかがうなどしていくフロンターレ生田。
下がり目で武内が受け、そこを狙ってレノファがカットしても、全が戻って奪い返すなどしていきます。
8分には、うまく背後を取った荒井瑞樹が折り返すと、エリア内へ西川が迫りますが、レノファの守りも集中しており、シュートにはつながらず。
フロンターレ生田は、右サイドで藤間や荒井瑞樹、沓野がかかわって動かし、最終ラインの小田浩資のフィードも交え、前に出ていこうとします。
11分には、笹倉からk須阿野、草野から沓野、武内と中央でつながり、最終ラインで受けた小田浩資は左に展開。
中盤で沓野が受け、左サイド、オビオラが中央へ運び、受けた荒井瑞樹は、武内との連係から右サイド、高い位置へ。荒井瑞樹のパスを、エリア外正面で受けた全はミドルシュートを打ちますが、GK12がセーブ。
さらにフロンターレ生田が、沓野の縦パスを、間でオビオラが受け、沓野が左サイド、高い位置へ飛び出すなどしていき、最終ラインの笹倉も右サイドを突くパスを供給。
藤間が高い位置へ抜け出しそうになるなどしていきます。
13分、フロンターレ生田は、藤間に代わり1年生の3出口翔太が右SBに入ります。
フロンターレ生田は、中盤で全が受け、右の出口へ。出口から最終ラインで受けた小田浩資がフィード。高い位置へ荒井瑞樹が動き出していきます。
間で沓野が受け、左サイドに展開。草野や全、下がり目に西川が下り、左サイドでボールを回していきますが、レノファはカット。
18が高い位置でキープ。15や23が間に顔を出し、右に展開。22が高い位置をうかがうなどしていきます。
すると15分にはレノファ、34がボールをカット。その縦パスに、18がエリア外正面へ。ミドルシュートを打つと、荒井隆成の頭上を抜く形で決まり、1-1。
レノファが追いつきます。
フロンターレ生田は、小田浩資から中央に寄って荒井瑞樹が受け、武内も中央で受け、最終ラインの笹倉が左サイドを突くパス。オビオラが高い位置をうかがいますが、レノファの守りも距離感良く、奪い返していきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ生田は、沓野に代わり43木村風斗。沓野がアンカー気味に、その前に木村が入るような形に。
25分には、木村が右サイドから斜めに仕掛け、受けたオビオラは左サイドから中央へ。オビオラは右へ展開。荒井瑞樹は右クロスを入れますが、GK12がセーブ。
さらにフロンターレ生田は、高い位置で全がカット。再び、右サイドから荒井瑞樹がクロスを入れていきますが、レノファのエリア内での守りは堅くシュートまではいけず。
レノファも、中盤の34がうまく間で受け、前に持ち上がり、起点に。15や23とかかわって、サイドにうまく展開し、フロンターレ生田のエリア前で時間をつくっていきます。
29分には、交代で入ったGK30から中盤の34とつながり、34は右サイド、22へ。下がり目で18がおさめ、再び右サイド、22とつあんがり、22のパスに19がエリア右。
ここは出口がエリア内をカバー。
直後にはフロンターレ生田、小田浩資のパスに、荒井瑞樹が右サイド、高い位置へ。荒井瑞樹から、エリア外右、全とつながり、全がクロスを入れると、西川がエリア内、競りますが、シュートにはつながらず。
すると33分、レノファは、フィードに、19が右サイド、高い位置へ。19がクロスを入れると、荒井隆成は阻もうとするも、こぼれ球を拾った18が押し込み、1-2。
レノファが逆転します。
追いかけるフロンターレ生田は、武内や全が中央でかかわり、左に展開。オビオラが高い位置へ動き出しますが、レノファの守りに遭い、前には行けず。
さらに木村が左サイドから中央のスペースを使い右サイド、仕掛けていますが、レノファの守りに遭い、前には行けず。
フロンターレ生田は、35分、荒井隆成に代わり、33加藤直介が再びGKに入ります。
小田浩資のパスを右に開いた出口が受け、スペースへ出したパスに、木村が高い位置をうかがうなどしていくフロンターレ生田。
GKの加藤直介のボールを、下がり目で全がおさめ、最終ラインで組み立てを図り、右サイド、出口がうまく中央のスペースを上がっていくなどしますが、なかなかしゅーとにはつながらず。
40分には、右サイド、出口から荒井瑞樹とつながり、荒井瑞樹は右サイドからクロス。エリア内へ西川が飛び出しますが、GK30がセーブ。
2本目はタイムアップとなり、1-2。
この日の練習試合が終わりました。
遠征後で何人かの選手が不在の中での試合となったフロンターレ生田の選手たち。この日はなかなか良さを出すことはできませんでしたが、こうした苦しい試合を経験したことも、必ずこれからにつながっていくと思います。
夏の間にさらに多くの経験をして、それをシーズンのこれからの糧にしていくことを願っています。
①0-1
メンバー:33加藤直介 29藤間貴洋 4對馬羽琉 27笹倉拓真 30草野心音 36沓野楓 5渡邉拓眞 43木村風斗 40オビオラ クリスティアン チノンソ龍 37武内勇人 42全天海
②1-2
得点:オウンゴール
メンバー:45荒井隆成 29藤間貴洋 26小田浩資 27笹倉拓真 30草野心音 37武内勇人 36沓野楓真 14荒井瑞樹 40オビオラ クリスティアン チノンソ龍 42全天海 44西川航雅
交代:藤間→3出口翔太 沓野→43木村風斗 荒井隆成→33加藤直介
(文中敬称楽)
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