8月6日、最終日を迎えた伊丹FC祭。川崎フロンターレU-15生田の2年生と1年生は、サガン鳥栖U-15との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(2、1年) 伊丹FC祭 vs サガン鳥栖U-15】
8月6日(日)午前10時17分キックオフ J-GREEN堺 S10
フロンターレ生田の先発は、GK33加藤直介、最終ラインは右から29藤間貴洋、4對馬羽琉、27笹倉拓真、30草野心音、ボランチは32加藤昊、34今廣遥碧、右MF35渡部真己、左MF40オビオラ クリスティアン チノンソ龍、前線には36沓野楓、37武内勇人。
1年生の對馬が右のCBに入りました。
フロンターレ等々力と名古屋グランパスとの試合が行われていたときと同様、厳しい暑さのJ-GREEN堺。
立ち上がりは、鳥栖が高い位置でボールを動かす展開に。フロンターレ生田はそれに対して、コンパクトに守り、中央でボールをものにしたオビオラがボールをカット。前に持ち出す場面をつくるなど、守備から攻撃へのつながりを見せようとしていきます。
鳥栖は、うまくサイドに持ち込み、8が右クロスを入れていきますが、フロンターレ生田は体を張り、ブロック。シュートにはつながらせず。
さらに後ろから組み立てを図る鳥栖に対し、7分にはフロンターレ生田、草野からオビオラ、加藤昊と左サイドから中盤へ動かし、下がり目で受けた武内は右へ展開。
藤間が高い位置へ抜け出し、エリア右へ進入。藤間がマイナスに折り返すと、エリア正面へオビオラが抜け出しますが、鳥栖の守りに遭い、シュートは打てず。
しかし、フロンターレ生田も、うまい連係からチャンスをつくりだしていきます。
後ろから動かしていこうとする鳥栖に対し、沓野やオビオラ、渡部や武内が前から連動してプレスをかけ、中盤で今廣がボールを奪う場面をつくるなどしていくフロンターレ生田。
鳥栖はそれに対し、すぐさまボールを奪い返し、右へ展開。8が縦へ仕掛け、ゴールに迫ろうとしますが、草野が粘り強く寄せていき、それをさせず。
球際にも負けずにプレーをしていきます。
14分には、右サイドで藤間や渡部がボールをつなぎ、間に顔を出した沓野を経由して、藤間が右サイド高い位置へ。
藤間からエリア外正面やや右で受けた加藤昊は左サイドに展開。オビオラが高い位置へ仕掛けていきますが、36が粘り強く1対1で対応。鳥栖もしっかり守備で対応していきます。
15分には、最終ラインでボールを回し、藤間のフィードに、渡部が背後を取り、エリア右へ仕掛けていきますが、ここでも鳥栖の守りに遭い、シュートまでは行けず。
直後には鳥栖。右サイドから速いクロス。エリア内、38が飛び出し、シュートを打ちますが、右に。
フロンターレ生田はここで加藤直介に代わり21植木琉斗がGKに入ります。
GK46やCBの33、24がかかわって、うまく最後尾から組み立てを図っていく鳥栖。フロンターレ生田はそれに対して、前からプレス。うまく間で渡部がボールを奪い、中央へ縦パスを入れてくる場面では今廣がカット。
右サイドからの攻勢に対しては、オビオラ、草野が粘り強く戻り、対応していきます。
21分には、鳥栖、正面で13がうまくボールをキープ。左へ送ると、左SBの50が高い位置へ。エリア内へ向かい仕掛けていきますが、藤間がブロック。
左コーナーキックとなり、18が右足で蹴ったボールは直接ゴールへ向かっていきますが、植木がクリア。
さらに続くコーナーキックや、ロングスローでゴールを狙う鳥栖。しかし、フロンターレ生田は、しっかりそれに対して対応。しのいっでいきます。
24分には、フロンターレ生田が右サイドから左サイドに展開したところ、鳥栖がカット。エリア右へ持ち込んでいきますが、シュートは對馬がブロック。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレ生田は、GK21植木琉斗、最終ラインは右から29藤間貴洋、5渡邉拓眞、17吉田琉海、30草野心音、ボランチは34今廣遥碧、8夏目瑛斗、右MF35渡部真己、左MF40オビオラ クリスティアン チノンソ龍、前線には36沓野楓、13川上翔。
渡邉、吉田、夏目、川上と4人の1年生が入りました。
立ち上がりには、鳥栖が右コーナーキックを得るも、それをしのいだフロンターレ生田。鳥栖はさらに組み立てを図っていきますが、フロンターレ生田は前から連動してプレス。
ボールをものにしていくと、4分には、藤間が夏目とのパス交換からエリア右へ。飛び出してきたGK46に阻まれ、右コーナーキックに。
右コーナーキック、キッカーは渡邉。右足でボールを蹴ると、遠いサイド、今廣が合わせますが、枠はとらえられず。
さらにフロンターレ生田、沓野が下がり目でボールをカットし、オビオラから渡部とつながり、渡部から再び、左へ開いたオビオラへ。
オビオラは斜めに仕掛け、右サイド、高い位置の渡部へ渡そうとしますが、ここはつながらず。しかし、フロンターレ生田が相手陣内での時間をつくっていきます。
6分には、間でうまく受けた藤間が持ち上がり、そのパスに、渡部がエリア右へ。渡部はゴール前に仕掛けようとしますが、鳥栖も1対1でしっかり対応。シュートにはつながらず。
鳥栖も、GK46が中盤の20にたてにつけ、そこからボールをうまく間に通し、フロンターレの陣内へ。
左へ展開し、クロスを入れていきますが、オビオラがカバー。セカンドボールを拾い、右サイドから攻勢に出ると、50がエリア右へ進入。シュートを打ちますが、植木がセーブ。
9分位は、左サイドに流れて受けた2から42とつながり、42は左サイドからエリア正面へ仕掛けていきますが、吉田が正面でクリアしていきます。
10分、フロンターレ生田はGKが植木から45荒井隆成、沓野に代わり39土屋瑛大。
フロンターレ生田は、下がり目に下りた川上がキープを図りますが、鳥栖も人数をかけ、囲い込んでマイボールに。
そこからピッチの左右を使いながら、前に出ていこうとしますが、フロンターレ生田もコンパクトにして、対応していきます。
13分には、2の左クロスを荒井隆成がセーブ。荒井はすぐさまリスタート。草野につながり、草野の縦パスに、オビオラが高い位置へ。これに対して、鳥栖は36がカット。そこから右に展開しようとしていきますが、草野がカバーしていきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ生田は、今廣に代わり32加藤昊、草野に代わり28田中瑛登。
すると17分には、フロンターレ生田。田中から左サイド、オビオラへパスが通り、オビオラは中盤の夏目へパス。夏目の左サイド、高い位置へのパスを、田中が受け、左クロスを上げると、エリア内、うまくフリーとなっていた川上がヘディングシュート。これが決まり、1-0。
先制したのはフロンターレ生田。ピッチ脇で見守っていた選手たちも一緒になって、この喜びを分かち合います。
フロンターレ生田はさらに間で土屋が受け、オビオラとつながり、オビオラから最終ラインで受けた吉田は少し前にっ持ち出し、土屋に縦パス。ここは鳥栖のプレスバックに遭い、前には行けなかったものの、うまく間を通しながら、ボールを回していきます。
追いかける鳥栖も、18分には中央を42が持ち上がり、左へ展開。26が高い位置から折り返しますが、吉田がエリア内でクリア。
鳥栖がボールを回す時間が続きますが、夏目が間でうまく体を入れ、奪うなど、局面局面でしっかり対応。
20分には、鳥栖、24のパスに、40がエリア外右へ。40のパスに、正面で13がシュートを打ちますが、上にそれていきます。
22分、フロンターレ生田は、オビオラに代わり2濱野礼、渡部に代わり11冨田嵐丸。渡邉、吉田、夏目、冨田、濱野、川上と6人の1年生が入る構成に。
鳥栖は23分には、下がり目で受けた42のパスに、26が左サイド、高い位置へ。26はエリア左へ仕掛けていこうとしますが、渡邉がカバー。
さらに2が左サイド、高い位置へ。クロスを入れていきますが、田中がエリア内、しぼって対応。クリアしていきます。
24分にはさらに鳥栖。左サイドから2がクロスを入れると、遠いサイドで24が合わせますが、右にそれていきます。
鳥栖がフロンターレ陣内でボールを回す場面では、コンパクトに、集中して守っていくフロンターレ生田。
鳥栖が後ろから組み立てを図る場面では、前から連動してプレス。粘り強くプレーを重ねていきます。
26分には、鳥栖。右サイドでスローインを得ると、ロングスローからゴールを狙いますが、荒井隆成がセーブ。
試合はタイムアップとなり、1-0。
鳥栖がゴールに何度も迫る中、粘り強く戦い抜き、フロンターレ生田は勝利をおさめました。
前半0-0 後半1-0 計1-0
得点:川上翔
フロンターレ生田の先発:33加藤直介 29藤間貴洋 4對馬羽琉 27笹倉拓真 30草野心音 32加藤昊 34今廣遥碧 35渡部真己 40オビオラ クリスティアン チノンソ龍 36沓野楓 37武内勇人
交代:加藤直介→21植木琉斗
後半のメンバー:21植木琉斗 29藤間貴洋 5渡邉拓眞 17吉田琉海 30草野心音 34今廣遥碧 8夏目瑛斗 35渡部真己 40オビオラ クリスティアン チノンソ龍 36沓野楓 13川上翔
交代:沓野→39土屋瑛大 植木→45荒井隆成 草野→28田中瑛登 今廣→32加藤昊 渡部→11冨田嵐丸 オビオラ→2濱野礼
(文中敬称略)
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