9月10日、流通経済大柏高校グラウンドで行われたプレミアリーグEAST第13節、川崎フロンターレU-18 vs 流通経済大柏のあとは、等々力第一サッカー場へ。
川崎フロンターレU-15等々力の1年生たちは、神奈川県(U-15)サッカーリーグ、カルペソール湘南ジュニアユースAspira戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 神奈川県(U-15)サッカーリーグ4部Mグループ vs カルペソール湘南ジュニアユースAspira】
9月10日(日) 午後4時5分キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 35分ハーフ
同年代のチームと対戦する神奈川県(U-13)サッカーリーグ、少し上の年代とも試合をする神奈川県(U-15)サッカーリーグとふたつのリーグ戦を戦うフロンターレ等々力。
神奈川県(U-13)サッカーリーグでは、5戦5勝。神奈川県(U-15)サッカーリーグではここまで1敗という戦績。
先発は、GK33小坂一、最終ラインは右から35渡部泰地、42岩﨑海澄、25猪又聖生、40野田永輝飛、ボランチはキャプテンの41坂西叶羽、39木田悠司、右MF30初音虎次郎、38小嶋遼介、トップ下28池田颯太、前線には29平野杜和。
昼間の暑さも幾分か和らいだ等々力第一サッカー場。それを取り囲むネット越しに、多くの両チームの選手の家族らが見守る中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、カルペソールが最終ラインでボールを動かしながら、うまくサイドに展開し、ゴールに迫る展開に。
1分には、左サイド、65がエリア左へ持ち込み、シザーズを交えながら翻弄。シュートを打つとこれが決まり、0-1。先制点はカルペソールに入ります。
さらにカルペソールは、GKの55、最終ラインの43や59、53がかかわってボールを動かし、右サイドのスペースを突くパスを出していきますが、フロンターレ等々力は、小坂がカバー。そこから左へ開いた小嶋へつなげ、守備から攻撃へ転じようとしていきます。
しかし、カルペソールの攻勢は続き、4分にいは、左サイド、65がエリア前に斜めの仕掛け。右に展開し、クロスが入ると、エリア内、35へ。ここはフロンターレ等々力が体を張って、阻むもこぼれ球を50が決めて、0-2。
さらにカルペソールが突き放します。
フロンターレ等々力は、左サイド、野田がカット。そのパスに、平野が高い位置へ抜け出し、折り返そうとしますが、カルペソールの守りに遭い、それはならず。
それでも、下がり目、中央に初音が顔を出し、渡部や野田、猪又や岩﨑と関わり合いながら、ボールを動かす時間をつくり、左サイド、小嶋のパスに、高い位置へ池田が動き出すなど、攻撃の糸口を探りに。
うまく間で野田が受け、その縦パスに、平野が仕掛ける動きを見せるなどしていきます。
カルペソールも、うまく中央へボールを入れ、右に展開。35につなげていきますが、野田が厳しく寄せていき、前には行かせず。
右サイドでは渡部や初音、平野がかかわって、ボールを回していくなど、フロンターレ等々力が高い位置でプレーする時間をつくっていきます。
11分には、浮き球を平野が競り、左サイド、小嶋へ。小嶋のクロスに、エリア内、池田が抜け出しますが、オフサイド。
さらに坂西や木田、初音も中に寄り、カルペソールの厳しい寄せをかいくぐるようにして、フロンターレ等々力は、ボールを回していき、14分には、エリア左へ坂西が抜け出し、マイナスの折り返し。
それに小嶋が迫りますが、カルペソールの守りが阻んでいきます。
すると16分には、カルペソール、左サイドでのスローインの流れから正面へ持ち込むと、66がシュート。これがゴール左へ決まり、0-3。さらにカルペソールが突き放します。
直後には下がり目で受けた35のスルーパスに、65がエリア外左へ。これに対して、小坂が飛び出し、阻もうとするも、小坂をかわした65はシュート。しかし、サイドネットに。
さらに18分には、再び左サイドからの攻勢。65が切れのある動きで、エリア左へ進入。シュートを打ちますが、小坂がセーブ。
すると、直後にはフロンターレ等々力が右サイドからの攻めに。
渡部が高い位置へ持ち込み、折り返すとニアに飛び込んだのは小嶋。これが決まり、1-3。飲水タイム前、最後のチャンスを生かして、フロンターレ等々力が1点を返します。
飲水タイム明け、フロンターレ等々力は木田、池田が下がり、36笠原宏仁、32オガー悠仁。
GK33小坂一、最終ラインは右から42岩﨑海澄、25猪又聖生、40野田永輝飛、36笠原宏仁、ボランチはキャプテンの41坂西叶羽、30初音虎次郎、右MF35渡部泰地、左MF38小嶋遼介、前線には29平野杜和、32オガー悠仁。
しかし、次の1点を取ったのはカルペソール。右サイドを突くパスに、48が抜け出し、一気にエリア右へ。シュートを打つとこれが決まり、1-4。
23分にはさらにカルペソール。右コーナーキックを得ると、65が右足でボールを入れると、こぼれ球を拾い、ボールは右サイド、残っていた65へ。65がクロスを入れると、正面で66が合わせますが、小坂がセーブ。
さらにカルペソールが、下がり目で受けた50がスペースを突くパスを出したり、32のスルーパスに、48がエリア右へ抜け出すなど、攻勢を強めていきますが、猪又や笠原がカバー。
コーナーキックの場面でも、体を張り、ブロック。しのいでいきます。
28分には、左サイドから持ち込んだカルペソール。53がエリア左へ。シュートを打ちますが、小坂がセーブ。
攻勢をしのいだフロンターレ等々力は、29分には中央で坂西がうまく前に持ち出し、左へ展開。笠原が縦へ仕掛けていきますが、カルペソールの守備に遭い、エリア前には近づけず。
しかし、中央、下がり目に下りた平野がカットし、左サイドに開いて初音が受け、その縦パスをオガーがおさめ、攻勢に。
いったんはカルペソールにボールを奪われるも、セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力、右サイド、渡部のスルーパスに、平野がエリア正面へ。これはオフサイドとはなりましたが、しっかりつながり、ゴールに迫る場面をつくっていきます。
33分には、正面下がり目、間で受けた坂西がスルーパス。エリア正面やや左へ平野が抜け出し、シュート。しかし、左に。
直後にはカルペソール、下がり目で受けた11がスルーパス。50がエリア正面へ抜け出しますが、小坂がカバー。
さらにパス交換から32がエリア外正面へ抜け出しますが、坂西がカバー。
前半は1-3でタイムアップとなります。
後半、フロンターレ等々力はGK45山川敦弘、最終ラインは右から35渡部泰地、42岩﨑海澄、25猪又聖生、39木田悠司、ボランチはキャプテンの41坂西叶羽、30初音虎次郎、右MF27遠山頼斗、左MF36笠原宏仁、トップ下28池田颯太、前線には31林凜太朗。
立ち上がり、1分にはカルペソール、スルーパスに50がエリア左へ。ゴール左を狙い、シュートを打ちますが、山川がセーブ。
さらにカルペソールが高い位置でボールを動かし、フロンターレ等々力としてはなかなか前に出られない時間が続いていきますが、コンパクトに、粘り強い対応を続けていきます。
すると5分には初音がうまく体を入れ、ボールをカット。初音は左サイドを突くパス。これをおさめた笠原がエリア外正面へ持ち込むと、カルペソールにファールがあり、フリーキックを得ます。
キッカーは池田。右足で直接狙いますが、シュートはカルペソールがブロック。
フロンターレ等々力はさらに、遠山頼斗が右サイド、うまく間を抜けるようにして、高い位置へ持ち込み、間で池田がうまく受けるなどし、相手陣内へ。
7分には、右サイドでスローインを得ると、渡部、池田とかかわって、遠山頼斗が右サイド、高い位置へ。正面へ折り返すと、初音が迫りますが、カルペソールの守りに遭い、最後は初音のファールに。
フロンターレ等々力は、浮き球を猪又が競り、セカンドボールは坂西が回収。遠山頼斗も中央に寄って、関わり合いながら、ボールをつないでいき、左サイドを突くパスに対しては、岩﨑がカバー。
攻守にひたむきにプレーを続けていきます。
しかし、10分、カルペソールは下がり目で受けた11のパスに、32が右サイド、高い位置へ。32がクロスを入れると、エリア内、飛び込んだ50がヘディングシュート。これが決まり、1-5。
さらにカウンターから50がエリア右へ抜け出しますが、猪又が粘り強く体を入れていき、シュートは打たせず。右コーナーキックに。
このコーナーキック、フロンターレ等々力はしのいで、初音が高い位置へ持ち上がり、左へ展開。ボールは笠原へつながり、エリア正面へ持ち込んだ笠原はシュート。
しかし、わずかに右。
岩﨑や猪又や下がり目に下りた笠原、間でうまく木田も受けながら、フロンターレ等々力はテンポ良くボールを回す時間をつくっていきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、GK45山川敦弘、最終ラインは右から32オガー悠仁、42岩﨑海澄、25猪又聖生、40野田永輝飛、ボランチはキャプテンの41坂西叶羽、30初音虎次郎、右MF27遠山頼斗、左MF29平野杜和、前線には38小嶋遼介、37中矢温仁。
立ち上がりには、カルペソールが右コーナーキックを得ますが、これをしのいだフロンターレ等々力、初音が中央、うまく持ち込んで、左へ展開。受けた中矢は縦に持ち込もうとしていきますが、カルペソールも厳しく寄せていき、奪って左へ展開。65が高い位置へ持ち込むと、フロンターレ等々力にファールがあり、カルペソールのフリーキックに。
65が右足でボールを入れると、セカンドボールをエリア外正面で拾った35はシュート。フロンターレ等々力にワンタッチあり、右コーナーキックに。
65がボールを入れると、遠いサイド、53がヘディングシュート。しかし、右に。
25分にはさらにカルペソール。エリア外正面でフリーキックを得ると、50が左足で直接放ったシュートがゴールへ決まり、1-6。カルペソールが突き放します。
フロンターレ等々力も、中矢や小嶋が下がり目で受け、左へ展開。小嶋から間で受けた中矢は縦パス。野田が高い位置へ抜け出し、これに対してカルペソールはブロック。
左コーナーキックに。
キッカーは平野。右足でボールを入れると、オガーがヘディングシュート。いかし、右に。
28分には初音がボールを奪い、左サイド、平野へ。平野はエリア左へ持ち込み、こぼれ球はエリア内へ。これに詰めた小嶋がシュートを打ちますが、上に。
すると29分、カルペソールは正面で受けた65のパスに、48がエリア右へ。シュートを打つと、ゴール左へ決まり、1-7。
直後に足をつり、交代となりながらも決めた得点で、カルペソールが突き放します。
6点差。それでも、ゴールへ向かっていく姿勢を見せ続けるのはフロンターレ等々力。
31分、右サイド、遠山頼斗が受け、うまく剝がして、前に持ち込み、そのパスに小嶋がエリア右へ。シュートを打つと、最後はこぼれ球を坂西が押し込み、2-7。
これにはゴール裏の木立の下から見守っていた選手の家族らからも拍手。あきらめない姿勢が実り、フロンターレ等々力が1点を返します。
ここでフロンターレ等々力は、遠山頼斗に代わり31林凜太朗が入り、前線へ。小嶋が右MFに。
32分には、右サイド、オガーのパスを間で小嶋が受け、エリア内へ進入しますが、カルペソールの守りに遭い、シュートまでは行けず。
さらにフロンターレ等々力は、右サイドでオガーがカット。間で小嶋が受け、そのパスに林が右サイド、高い位置へ流れ、キープを図るなど、相手陣内で時間をつくっていき亜mす。
33分には、初音が中央で受け、右サイド、オガーへ。オガーの縦パスに、小嶋が高い位置へ抜け出し、右サイドでのスローインに。
その流れから、坂西、中矢とエリア前でつながり、中矢のパスに、林がエリア正面へ。シュートを打ちますが、GK55は好セーブ。
右コーナーキックとなり、平野が右足でボールを入れると、ヘディングでシュートを打ったのは林。これが決まり、3-7。
さらに平野が左サイドから仕掛け、正面に林や中矢が迫る場面をつくったフロンターレ等々力でしたが、試合はタイムアップとなり、3-7。
勝利したのはカルペソールとなりました。
U-15のリーグ戦では2連敗となったフロンターレ等々力。しかし、この日奪った三つのゴールは、自分たちで仕掛け、ボールへの執着心も示して奪った素晴らしいものでした。
まだまだ続いていく少し年代が上の選手たちとの試合を通して、きっときっと、他のチームでは得られない成長を遂げていくのだ、と思います。
前半1-4 後半2-3 計3-7
得点:小嶋遼介、坂西叶羽、林凜太朗
フロンターレ等々力の先発:33小坂一 35渡部泰地 42岩﨑海澄 25猪又聖生 40野田永輝飛 41坂西叶羽(c) 39木田悠司 30初音虎次郎 38小嶋遼介 28池田颯太 29平野杜和
交代:木田→36笠原宏仁 池田→32オガー悠仁
フロンターレ等々力の後半のメンバー:45山川敦弘 35渡部泰地 42岩﨑海澄 25猪又聖生 39木田悠司 41坂西叶羽(c) 30初音虎次郎 27遠山頼斗 36笠原宏仁 28池田颯太 31林凜太朗
交代:木田→40野田永輝飛 笠原→29平野杜和 池田→38小嶋遼介 林→37中矢温仁 遠山頼斗→31林凜太朗
(文中敬称略)
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