8月3日は、J-GREEN堺へ。
兵庫県伊丹市の伊丹FCが中心となって主催する、Jクラブのアカデミーチームや多くのクラブチームが参加するジュニアユース年代の大会、伊丹FC祭が開幕。川崎フロンターレU-15生田の2年生、1年生たちと川崎フロンターレU-15等々力の1年生たちも、それぞれ試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 伊丹FC祭 vs 名東クラブ】
8月3日(木)午後1時キックオフ J-GREEN堺 S12 25分ハーフ 晴れ
フロンターレ等々力の初戦の対戦相手は、名古屋市の名東クラブ。
フロンターレ等々力の先発メンバーは、GK45山川敦弘、最終ラインは右から35渡部泰地、42岩﨑海澄、40野田永輝飛、36笠原宏仁、ボランチは30初音虎次郎、41坂西叶羽、右MF27遠山頼斗、左MF38小嶋遼介、前線には28池田颯太、29平野杜和。
厳しい暑さの中にも、海沿いにあるためか、一服の清涼をもたらす風も吹くJ-GREEN堺。選手の家族ら、この後に試合を控えたフロンターレ生田の選手たちも見守る中、試合は始まりました。
立ち上がり、ラインを高め、後ろでボールを動かし、中盤に丁寧にボールを入れてくる名東クラブ。
しかし、フロンターレ等々力は中央で坂西や初音、時には小嶋も中央に寄るなどしながら、ボールを奪いに。
すると1分、左サイドでのスローインの流れから、中央で受けた坂西が右サイドに展開。遠山頼斗がヒールで前に送ると、エリア右、抜け出した初音は折り返し。
ゴール前、抜け出した小嶋が決めて、1-0。見事な連係からフロンターレ等々力が先制します。
4分には、さらにフロンターレ等々力、中央、初音のスルーパスに、平野が抜け出し、GK17と1対1に。平野はGKをよく見極め、シュートを打つと、これが決まり、2-0。
直後には名東クラブも、中央から左へ展開。23が高い位置へ抜け出し、折り返しますが、エリア内へ入ったボールを山川がクリア。
さらに中央、名東クラブは30や27がかかわって、動かし、左へ展開。左サイドから浮き球を入れていきますが、フロンターレ等々力は、岩﨑がしっかり対応。
再び、組み立てるフロンターレ等々力。野田や岩﨑、間に坂西も顔を出し、ボールを動かしに。名東クラブは厳しい寄せを見せていきますが、坂西がうまく相手に取られないようボールを動かしていき、フロンターレ等々力がボールを持つ時間をつくっていきます。
フロンターレ等々力は、さらに岩﨑や渡部、間に初音も顔を出しながら、丁寧に組み立て。野田の縦パスから、笠原が左サイド、斜めの動き出し。下がり目で受けた小嶋は右へ展開。
遠山頼斗から平野へつながり、平野は高い位置でキープ。
ここは名東クラブの寄せに遭い、右サイドでのスローインに。
その流れから、池田が平野とのパス交換から、エリア内へ抜け出しますが、オフサイド。それでも、うまく関わり合いながら、フロンターレ等々力はゴールを目指していきます。
名東クラブは、GK17やCBの26や29、中盤の30も下がり目で受け、後ろから回していこうとしますが、フロンターレ等々力は、前から連動。厳しく寄せていき、再びボールをものにしていきます。
12分には、名東クラブが、GK17から右へ展開。右SBの6から中央の30へ。最終ラインに戻し、26へ。26の右サイドを突くボールに4が高い位置へ。
リターンを間で30が受け、エリア前に。岩﨑が寄せたところ、13が高い位置でボールをものにし、エリア前に迫りますが、渡部が絞って、カバーしていきます。
13分には、フロンターレ等々力、左サイドで笠原がボールをカットし、一気にエリア外左へ。笠原はシュートを打ちますが、GK17がセーブ。
直後には、名東クラブも、3が縦パスを間で受け、右へ展開。4が高い位置へ抜け出しそうになりますが、野田がうまく体を入れ、ゴールキックにしていきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、坂西に代わり31林凜太朗が入り、前線、池田がボランチに。
GKの山川も時にボールに触れ、小嶋も下がり目で受けるなどしながら、野田や岩﨑が多くボールに触れ、間にボールを入れていくフロンターレ等々力。
18分には、右サイド、遠山頼斗から林とつながり、林のスルーパスに、渡部がエリア右へ。渡部は折り返しますが、交代で入ったGK21がセーブ。
19分には、右サイドでのスローインの流れから、正面へ平野が抜け出し、シュート。しかし上に。
名東FCも、直後には、中央でボールをうまく動かし、右サイドに展開していきますが、野田が出足よくボールをカット。
野田から受けた初音は中央のスペースを一気に上がり、その縦パスを受けた平野は、ダイレクトで右サイド、遠山頼斗へ。
遠山頼斗が右サイド、高い位置から折り返すと、エリア外正面、林がミドルシュート。GK21に阻まれましたが、チャンスをつくっていきます。
21分には、さらにフロンターレ等々力、左サイド、笠原が斜めに仕掛け、下がり目で受けた小嶋は、中央の初音にいったん預け、エリア正面へ。小嶋のスルーパスに、エリア正面、抜け出した林がシュートを打ちますが、オフサイド。
直後には、中央でボールをカット。そこから池田がミドルシュートを打つと、これが決まり、3-0。
23分には、中央、池田から林とつながり、林のパスに、エリア左、抜け出したのは小嶋。小嶋がシュートを打つと、これが決まり、4-0。
名東クラブもエリア前に、きわどい浮き球を入れ、揺さぶりを図りますが、山川がエリア外に出て、クリア。しのいでいきます。
さらに左サイド、高い位置でボールを動かしていく名東クラブ。フロンターレ等々力は、コンパクトに。連動して寄せていき、マイボールにしていきます。
すると24分には、右サイドでのスローインの流れから初音が前に持ち出し、小嶋へ縦パス。キープした小嶋から受け直した初音はエリア内へ進入。
GK21をかわし、ゴールへ流し込んで、5-0。
さらに正面、うまく間で受けた池田の縦パスに、渡部がエリア内へ進入しますが、ここは名東クラブの守備に遭い、シュートまではいけず。
前半は5-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレ等々力は、GK21松田隼、最終ラインは右から42岩﨑海澄、35渡部泰地、40野田永輝飛、27遠山頼斗、ボランチは28池田颯太、41坂西叶羽、右MF36笠原宏仁、左MF29平野杜和、前線には38小嶋遼介、31林凜太朗。
立ち上がり、フロンターレ等々力は、笠原が中央へ斜めに持ち込み、受けた小嶋はエリア内へ浮き球のパス。これに、林が抜け出しますが、名東クラブの守備が阻んでいきます。
直後にはフロンターレ等々力、名東クラブの組み立てを狙い、池田が正面でボールをカット。うまく前に持ち出し、ミドルシュートを打つと、これが決まり、6-0。
最終ライン、渡部の縦パスを、間で坂西が受け、坂西が左サイド、開いた平野を狙ったパスを入れるなど、間を突きながら、前に出ていこうとするフロンターレ等々力。
浮き球のパスに、遠山頼斗が長い距離を走り、左サイドでのスローインの流れから、坂西のパスに、小嶋がエリア外左へ抜け出し、シュートを打つなど、チャンスをつくっていきます。
名東クラブも、最終ラインから中央に入れ、前に出ていこうとしますが、フロンターレ等々力は、小嶋がプレスバック。ボールを奪い返し、中央の坂西がうまく前にっ持ち出し、右へ展開。笠原が高い位置へ抜け出し、そのパスに林がエリア右へ迫るなど、守備から攻撃へつなげていきます。
10分には、笠原が右サイド、高い位置へ抜け出し、折り返し。ニアに林が飛び出しますが、名東クラブのブロックに遭い、右コーナーキックに。
キッカーの遠山頼斗が左足でボールを入れると、野田がヘディングシュート。ボールがクロスバーを叩いたところ、詰めた坂西が押し込み、7-0。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、池田に代わり30初音虎次郎。
14分には、中央で初音がカット。うまく間を縫うように抜け出し、左へ展開。受けた平野が正面やや左に持ち込み、シュートを打ちますが、後半から入ったGK1がセーブ。
直後には、中央で受けた初音が、小嶋とのパス交換からエリア内へ。しかし、名東クラブもエリア内で粘り強い守りを見せ、しのいでいきます。
最終ラインの野田が、うまく間に下りた小嶋に対し、縦パスを入れるなどし、そこからうまく前に出ていくフロンターレ等々力。中央で坂西や初音がうまくかかわり、左サイドの元木へ展開。
平野が高い位置へ持ち上がり、エリア近くへ迫っていきます。
18分には左サイドでのスローインの流れから、平野がエリア左へ。名東クラブの守りに遭い、左コーナーキックに。
左コーナーキック、キッカーの平野は右足で直接ゴールへ向かうようなボールを入れていきますが、GK1がセーブ。
直後には浮き球のパスに、小嶋がエリア左へ。小嶋が折り返すと、ゴール正面で林がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
さらに中央に寄った平野から坂西、最終ラインの渡部とつながり、間で林が受け、林から受けた坂西は左サイドを突くパス。受けた平野はエリア左へ仕掛け、折り返し。
これに林が迫りますが、名東クラブのカバーに遭い、ゴールとはならず。ゴールとはなりませんでしたが、ここでも、フロンターレ等々力は好連係を見せていきます。
右SBに入った岩﨑も機を見て、やや高い位置取りに顔を出すなど、高い位置でプレーを続けていくフロンターレ等々力。
坂西が間で受け、うまく前に持ち出し、野田の縦パスを、間で林が受けるなどし、自分たちでボールを動かしていきます。
24分には、野田が左サイドを突くパス。高い位置で平野が受け、左クロスを上げると、エリア内、林がヘディングシュート。これが決まり、8-0。
フロンターレ等々力は、さらに最終ラインの渡部、野田が開き、中央に寄った小嶋もうまく受けることで時間をつくり、25分には、坂西のパスに、初音が左サイド、高い位置へ。
初音の折り返しに、エリア内へ、林が飛び込みますが、惜しくもさわることはできず。
試合はまもなくタイムアップとなり、8-0。
フロンターレ等々力が勝利しました。
前半5-0 後半3-0 計8-0
得点:小嶋遼介2、平野杜和、池田颯太2、初音虎次郎、坂西叶羽、林凜太朗
前半のメンバー:45山川敦弘 35渡部泰地 42岩﨑海澄 40野田永輝飛 36笠原宏仁 30初音虎次郎 41坂西叶羽 27遠山頼斗 38小嶋遼介 28池田颯太 29平野杜和
交代:坂西→31林凜太朗
後半のメンバー:21松田隼 42岩﨑海澄 35渡部泰地 40野田永輝飛 27遠山頼斗 28池田颯太 41坂西叶羽 36笠原宏仁 29平野杜和 38小嶋遼介 31林凜太朗
交代:池田→30初音虎次郎
(文中敬称略)
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