フロンターレU12(5年) – さぎぬまSC / ハンガリー大使館杯決勝


10月14日、等々力第一サッカー場で行われたハンガリー大使館杯U-11川崎市秋季サッカー大会。FC中原との準決勝を1-0で制した川崎フロンターレU-12(5年)は、東小倉SCに2-0で勝利したさぎぬまSCとの決勝に臨みました。

【川崎フロンターレU-12(5年) ハンガリー大使館杯U-11川崎市秋季サッカー大会決勝 vs さぎぬまSC】
10月14日(土) 午前10時10分キックオフ 等々力第一サッカー場B 晴れ 15分ハーフ 8人制

フロンターレの先発は、GK21吉川翔貴、最終ラインは右から26岩田東偉道、15藤田日向輝、28千葉朝陽、中盤は29小滝悠仁、右に22小坂空大、左に27安永唯人、前線には18岩田陸叶。

準決勝のときと同様、秋らしい過ごしやすい陽気の等々力第一サッカー場。両チームの選手の家族らが見守る中、試合は始まりました。


立ち上がり、フロンターレは右サイドで小坂、岩田東偉道が連係。さぎぬまSCも厳しく寄せていきますが、それをかわして、前に持ち込む場面をつくっていきます。

2分には、右サイド、小坂がクロスを上げると、左サイド、安永がおさめ、ゴールの前に折り返し。しかし、さぎぬまSCもエリア内で集中した守りを見せ、シュートには結びつかず。
それでも、フロンターレは高い位置でボールをうまく間に差し込み、3分には、エリア左で岩田陸叶がシュート。さぎぬまSCのGK1がはじきながらも阻んだところ、詰めた小滝が迫りますが、さぎぬまSCの24がカバー。

さらに中盤で小滝がカット。縦パスを岩田陸叶がおさめ、左へ展開。安永が仕掛けていきますが、さぎぬまSCも7が下がり目をカバー。

さぎぬまSCも直後には、下がり目で20がおさめ、右へ展開。7から受けた12がエリア外右へ仕掛けていきますが、フロンターレもコンパクトに、落ち着いた守り。
直後には、右に開いた24が浮き球を入れると、正面へ20が迫りますが、フロンターレの守りが阻み、今度はフロンターレの右サイドからの攻勢に。

高い位置へ抜け出したのは小坂。マイナスに折り返すと、エリア正面、うまく間に入り込んだ安永がシュート。これが決まり、1-0。
先制点はフロンターレに入ります。

GKの吉川も加わり、岩田東偉道や藤田、千葉が最終ラインで回し、右に開いて受けた小滝が正面へ持ち出す動きを見せるなどしていくフロンターレ。
さぎぬまSCも、12が下がり目でおさめ、右サイドを突くパス。それに7が抜け出していきますが、安永がカバーしていきます。

6分には、うまく正面へ持ち込んだ安永がシュート。GK1が阻んだところ、こぼれ球に詰めた千葉がエリア右へ持ち込んでシュート。しかし、GK1がセーブ。

さぎぬまSCも、最終ラインでボールを動かそうとしていきますが、小坂が厳しい寄せからカット。右サイドでのスローインとなり、岩田東偉道、小坂とつながり、最後はエリア外正面、藤田がミドルシュート。
さぎぬまSCの体を張った守りが阻んだところ、エリア左、こぼれ球に反応したのは安永。シュートを打つと、これが決まり2-0。フロンターレが突き放します。

直後にはさぎぬまSC、中央でうまく受けた20が縦に持ち込もうとしていきますが、小滝が寄せ、最後は千葉がマイボールに。
うまく左へ開いた安永へつなげ、安永は正面へ持ち込みますが、さぎぬまSCの守りが阻んでいきます。


さぎぬまSCが右サイドから持ち込もうとする場面では、千葉がカバー。それをさせないで対応していくフロンターレ。
小坂から、右サイド、下がり目で小滝が受けると、それを岩田東偉道が追い越し、攻撃に厚みを加え、中央にうまく顔を出した安永がスルーパス。エリア左へ小滝が動き出すなど、相手陣内でのプレーを続けていきます。

12分には、再びさぎぬまSC、うまく20が間で受け、高い位置へ持ち込もうとしていきますが、岩田東偉道がカバー。
攻めに転じたフロンターレは、小坂が岩田東偉道とのパス交換から、エリア正面へ。シュートを打ちますが、枠はとらえられず。

さらにフロンターレは、藤田や小滝が多く触れ、中央に安永、下がり目に小坂が顔を出すなど、位置を入れ替えながら、ボールを回していきます。

15分には、左サイド、安永がクロスを上げると、エリア正面、岩田陸叶がヘディングシュート。しかし、右に。
前半は2-0でタイムアップとなります。



後半、後ろから動かそうとしていくさぎぬまSCに対し、岩田陸叶や小坂、安永らが前から連動してプレス。そこからマイボールにしていくフロンターレ。
1分には中央で、安永がスルーパス、エリア正面へ小滝が抜け出しますが、GK1が阻み、惜しくもゴールとはならず。

2分には、再び中央に顔を出した安永から右へ展開すると、岩田陸叶が折り返し。エリア正面、小滝がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。

さぎぬまSCも、下がり目の12から20へ展開。右サイドから持ち込もうとしていきますが、千葉が1対1の強さを見せ、前には行かせず。
さらに、右サイド、下がり目から裏を突くパスを出すと、20がエリア右へ抜け出しそうになりますが、吉川がカバー。

すると、再びフロンターレは、藤田が縦に速いパス。それに岩田陸叶が高い位置へ動き出し、相手陣内で時間をつくっていきます。

5分には、中央、小滝が右サイド、裏を突くパス。これに抜け出した小坂のシュートは、GK1がセーブ。
右コーナーキックとなり、フロンターレはショートコーナーを選択。小坂がクロスを入れると、こぼれ球をエリア外正面で拾った安永はミドルシュート。しかし、GK1がセーブ。

攻勢が続くフロンターレ。6分には、縦パスを岩田陸叶が正面でおさめると、岩田陸叶のパスに、抜け出した岩田東偉道が正面でシュート。これが決まり、3-0。
フロンターレが突き放します。

フロンターレはここで小滝に代わり23渡邉一輝。

さぎぬまSCも、7分には右サイドでのスローインの流れからクロスを入れると、こぼれ球を拾った24のシュートは枠をとらえますが、吉川がセーブ。

攻めに転じたフロンターレは、右サイド、うまく受けた小坂がクロス。こぼれ球を藤田が拾い、再び攻勢に転じていきます。

すると9分には、中央で渡邉がスルーパスを入れると、最後は岩田東偉道が正面へ。シュートを打つとこれが決まり、4-0。フロンターレがさらに突き放します。
フロンターレはここで岩田東偉道に代わり24上口大遥、岩田陸叶に代わり4年生の10新堀葵、千葉に代わり同じく4年生の2下地勇人。

直後には左サイドから下地が持ち上がり、安永から中央の渡邉とつながり、その縦パスに新堀葵が反応。ここはおさめることはできませんでしたが、選手が入れ替わってもうまく連係を図りながら、フロンターレが前に出る場面をつくっていきます。

13分には、安永が中央を持ち上がり、右へ展開。小坂から正面の渡邉へ。渡邉はヒールでスルーパス。新堀葵が反応しますが、シュートにはつながらず。
しかし、素晴らしいアイディアを見せ、フロンターレがゴールに迫っていきます。


さぎぬまSCも、直後には中央で動かし、右へ展開。20が高い位置へ抜け出しそうになりますが、下地がカバー。


攻めに転じたフロンターレ、藤田から中央の小坂とつながり、最終ラインの上口が前に持ち上がり、左サイドを突くパス。これは安永につながらなかったものの、直後には中央で渡邉が奪い返し、正面で受けた新堀葵はスルーパス。これにエリア正面やや左、抜け出したのは安永。あまり角度のないところからシュートを打つと、ゴール右へ決まり、5-0。安永はハットトリック。


さらに中央、渡邉から安永とつながり、安永のスルーパスに、小坂がエリア正面へ。シュートを打つとこれも決まり、6-0。
試合は6-0でタイムアップとなり、フロンターレはハンガリー大使館杯、3連覇を果たしました。

 

最終ラインからも積極的に、前に出ていくなど、攻撃的なサッカーを決勝では展開したフロンターレU-12。これからさらにトレーニングや試合を重ねて、どんな選手になっていくのか、どんなチームになっていくのか、とても楽しみにしています。

前半2-0 後半4-0 計6-0
得点:安永唯人3、岩田東偉道2、小坂空大

フロンターレの先発:21吉川翔貴 26岩田東偉道 15藤田日向輝 28千葉朝陽 29小滝悠仁 22小坂空大 27安永唯人 18岩田陸叶
交代:小滝→23渡邉一輝 岩田東偉道→24上口大遥 千葉→2下地勇人 岩田陸叶→10新堀葵

(文中敬称略)

決勝を前にした選手たち
黒津勝コーチの話に耳を傾ける

コイントスに臨む藤田日向輝選手

安永唯人選手
小滝悠仁選手
小坂空大選手
小滝悠仁選手

小坂空大選手

安永唯人選手が決め、1-0

小滝悠仁選手
安永唯人選手
安永唯人選手
小坂空大選手

岩田東偉道選手
藤田日向輝選手
安永唯人選手が決め、2-0

岩田東偉道選手
岩田東偉道選手
岩田陸叶選手
吉川翔貴選手
千葉朝陽選手
安永唯人選手

岩田東偉道選手

小坂空大選手

小坂空大選手

藤田日向輝選手
千葉朝陽選手
岩田陸叶選手
上口大遥選手
渡邉一輝選手、下地勇人選手

吉川翔貴選手
藤田日向輝選手
安永唯人選手

岩田陸叶選手
岩田東偉道選手

岩田東偉道選手が決め。3-0

渡邉一輝選手

岩田東偉道選手
ゴールを決め、4-0

下地勇人選手
小坂空大選手
下地勇人選手
小坂空大選手
上口大遥選手

安永唯人選手
小坂空大選手
新堀葵選手
新堀葵選手

安永唯人選手が決め、5-0。安永選手はハットトリック

小坂空大選手が決め、6-0
6-0。フロンターレが優勝

 

 

 

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