「タフで、走れる選手。戦える選手になって。何でもこなせる選手になりたいです」 / MF齊名優太


 

3月6日愛知県蒲郡市で行われた「第26回大学サッカースプリングカップ2026」、中京大 vs 阪南大。

Aチーム同士が対戦した試合の後半20分過ぎから川崎フロンターレU-18出身、中京大のMF齊名優太が出場し、Bチーム同士の試合(45分×2)の前半までボランチとしてプレーしました。

 

約70分の中で、声を味方にかけ続けながら、ボールを何度も受け、球際に厳しく行き、ボールを奪うなどした齊名優太。

少ないタッチで判断良く味方へのパスを出し、Bチーム同士の対戦では、そのパスを起点に得点が生まれるなど、関西でも屈指の好チームである阪南大との対戦の中でも、その特長を随所に出しているように思えました。

 

中京大のMF齊名優太選手

 

大学1年目だった2025年は、中京大でも1、2年生が主体の「中京大U20」に所属し、主にインディペンデンスリーグ東海で出場を続けていた齊名優太。

昨季や、中京大のトップチームの選手として迎える2026年などについて、試合後に話を聞きました。

 

 

齊名優太選手

 

〇まず今日の試合について。プレーを振り返っていかがですか?

そうですね。自分は最近、守備のところで意識が変わってきて、守備のところで相手をつぶすとかボールを奪うところは自分の中で伸びてきたなと思っているんですけど。

やっぱり攻撃のところで、自分で1枚剝がしたりというところが今の課題で。

そういうところにトライしようと思って今日入ったんですけど、やっぱり失うシーンとかもあって。

「まだまだ足りないな」という部分が見えたかなっていうのは、思っています。

 

〇判断良くパスを出しているシーンもあったと思うのですが、そこはいかがですか?

そうですね。フロンターレで培ってきたパス、ワンタッチ、ツータッチで剝がすところは自分の特長なので、そこは意識していたので。

今日もいいところは出たので、「引き続きやっていきたいな」「伸ばしていきたいな」と思っています。

 

〇トップチームでの活動というのは、この4日間が本当に初めてという感じですか?

いや、去年はU20というカテゴリーでやらせてもらっていて。今年からトップチームでやらせてもらうことになって。

今年から帯同というかたちで、ずっと1月から、始動日からトップチームでかかわらせてもらっています。

 

〇去年を振り返ってみて、どんなシーズンでしたか?

去年は自分の人間性的にも体とかも「すごい成長したな」って。「意識が変わったな」っていう年で。

U20はけっこう難しいカテゴリーだったんですけど。ずっと筋トレなり、身体的なところを上げるっていうカテゴリーなので。

すごいきついカテゴリーで。試合で、全力を出せるっていう状態ではない状態で試合に出ることもあったりして、本当に去年は難しい年だったんですけど。

自分で意識しながら、そういうところを伸ばしていかないとトップチームでは出られないということで、そこに目を向けた年でした。

 

〇自分の基礎をつくったような?

そうですね。本当に大学で戦うための基礎をつくって。走る、戦う。そういう体づくりを、去年は結構取り組みました。

 

〇今年を迎えるにあたって、自分なりの目標はありますか?

まずはスタメンを取って、試合に出続けて活躍することですね。

 

 

〇今、自分のどういうところが評価されていると感じますか?

フロンターレで培ったつながりの部分とかはけっこう買われているというか。

そういうところが今日の途中出場とかにもつながっているのかなと思います。

 

〇もっとやっていきたいのは1枚剝がして…。

自分で打開したりドリブルで1枚剝がして、攻撃につなげるとか。そういう部分は、自分でもっと伸ばしていきたいです。

 

〇ある程度、ボールを取るとかそういう部分は通じると感じています?

そこは意識して取り組んでいて。見ている人からも最近言われるようになったので、成長しているかなと。

引き続きやっていきたいですね。

 

〇大学を通じて、どのような選手になりたいですか。

とにかくタフで、走れる選手。戦える選手になって。その中でもしっかり技術、自分の特長であるワンタッチ、ツータッチで剝がすところとか。

あとは自分で剥がしたり。何でもこなせる選手になりたいですね。

 

〇フロンターレU-18から離れて、去年結果は気にしていました?

気にしていました。

 

〇どう感じていました?

監督が代わって、新しく取り組んでいることもあったらしいので。選手から聞いているので。

いろいろ去年はチャレンジした年だったんじゃないかなと思っています。

結果はあまり良くなかったかもしれないですけど、後半戦に巻き返していたので、いい感じなのかなと思って見ていました。

 

〇今年、注目している選手はいますか。

注目は長崎(DF長崎亘佑)。声を出して、頑張ってくれているので。あとは菊池(DF菊池京)ですね。

オフシーズンの時も一緒にボールを蹴ったりしたので、個人的に頑張ってほしいです。

 

〇試合前の声掛け (集合写真撮影時の「今日も行こう!今日も行こう!」) が受け継がれているのはどう思います?

それは、卒団式の時に僕は平塚(FW平塚隼人、順天堂大)に引き継いで。

平塚も多分、長崎に引き継いだんだと思うんですけど。伝統が続いてくれればうれしいです。

 

〇もしフロンターレのサポーターに見てもらえることがあれば、自分のこういうところを見てほしい、というのがあれば。

フロンターレで培ったパスのところで、ワンタッチ、ツータッチで剥がすところや、つながりっていうところは見てほしいですね。

 

〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

ぜひ愛知、豊田に足を運んできてほしいです。

応援してほしいです。お願いします!

 

齊名優太選手

 

 

2025年は「すごいきついカテゴリー」と振り返るU20で、体づくりに取り組みながら、時には万全ではない状態での試合も経験しながら基礎を築いた齊名優太。

自分の特長をさらに伸ばしながら、課題である個の力で相手を剝がすということに目を向けながら、新たなシーズンに臨んでいます。

4月4日に行われる中部大との開幕戦を皮切りにスタートを切る東海学生サッカーリーグ1部。

ポジションをつかんで、チームに活力を与えるその姿を、多くの人が見られるようなシーズンになることを願っています。

 

 

(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す