4月2日の等々力第一サッカー場。川崎市ルーキーフェスティバル予選リーグの初戦、横河武蔵野FC U-15と1-1で引き分けた川崎フロンターレU-15等々力の1年生たち。
第2戦は、横浜FCジュニアユースと対戦しました。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 川崎市ルーキーフェスティバル予選リーグ第2戦 vs 横浜FCジュニアユース】
4月2日(火) 午前11時40分キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 20分ハーフ
フロンターレの先発は、GK21酒寄壮、最終ラインは右からキャプテンの30時松隼跳、32川上琉偉、36土本琉斗、41梶優翔、ボランチは26我妻光、34大寺楓真、右MF28永田怜第、左MF31北田章将、前線には27熊谷颯良、29荻原光惺。
青空の下、多くの選手の家族らが見守る中、始まった試合。立ち上がりは、横浜FCが前に出てくる展開に。1分には2が右クロス。これに11が合わせますが、酒寄がセーブ。
直後には左サイドからのパスに、9が正面へ。しかし、シュートは酒寄がまたもセーブ。
ラインを高め、前に出てくる横浜FCに対して、コンパクトにして対峙するフロンターレ等々力。時松から永田と右サイドでつながり、永田のパスに、正面へ荻原が抜け出す場面もつくりますが、GK41が阻んでいきます。
間につけてくる横浜FCに対し、荻原がプレスバック。さらに左サイドに展開していく場面では、時松、永田が厳しく寄せ、対抗していくフロンターレ等々力。8分には、エリア右へ11が抜け出しますが、これには酒寄が対応。好守でチームを盛り立てていきます。
9分には、横浜FC、右サイドから折り返しが入りますが、正面を時松がカバー。
さらに左サイド、18が仕掛けていきますが、ここでも時松がカバーしていきます。
横浜FCの攻勢をしのいだフロンターレ等々力は、11分には中央でボールを動かし、荻原がおさめ、正面で受けた大寺がシュート。これはGK41が阻み、左コーナーキックに。
大寺が右足でボールを入れると、ゴールの前で混戦。時松が迫りますが、横浜FCも体を張った守りでしのぎ、フロンターレ等々力のエリア前に。
しかし、フロンターレ等々力の切り替えも速く、シュートは打たせず。
15分には横浜FC、中盤の14のパスに、11がエリア正面に抜け出しそうになりますが、土本が寄せ、最後は酒寄がセーブ。
フロンターレ等々力は、右サイド、永田から中央の熊谷、荻原を経由して、左の梶へ。
スローインとなり、その流れから梶が高い位置へ仕掛け、横浜FCが阻んだところ、北田から中央の我妻、大寺から右サイド、永田へ。
両サイドを生かしながら、前に出ていきますが、横浜FCはコンパクトに、これに対応していきます。
正面で受けた熊谷が縦に仕掛け、また、川上が持ち上がり、間に下りた熊谷につなげ、そのパスに荻原が動き出すなどしていくフロンターレ等々力。
しかし、横浜FCも堅い守り。それでも、横浜FCが前に出て、11が高い位置へ仕掛ける場面では梶がカバーするなどし、チャンスはつくらせず。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ等々力は、GK21酒寄壮、最終ラインは右から35久村航大、32川上琉偉、36土本琉斗、41梶優翔、ボランチは34大寺楓真、25西川諒、右MF42堀井陽向、左MFキャプテンの30時松隼跳、前線には39渋谷昇汰、38後藤丈人。
立ち上がりには、フロンターレ等々力、左サイドから正面、大寺にパスが通ると、大寺はミドルシュート。しかし、後半から出場のGK16がセーブ。
カウンターに転じた横浜FCは、10がエリア外右へ持ち込み、シュート。決定的な場面でしたが、酒寄がセーブ。
直後には、再びフロンターレ等々力、左サイド、受けた時松が正面左に持ち込んでシュートを打つもGK16がセーブ。
横浜FCはGK16にCBの2や3がかかわり、ボールを動かし、それtに対し、フロンターレ等々力は前から連動してプレス。
それをかいくぐり、エリア前に迫る場面では、川上が対応していきます。
7分には、フロンターレ等々力、中央で大寺がカット。スルーパスに反応した梶が、左サイドから正面へ抜け出しそうになりますが、横浜FCは3がカットし、右サイドに展開。しかし、梶が戻り、カバー。球際に厳しく寄せていき、低い位置まで下りた渋谷につなげますが、それ阻んだ横浜FCは、今度は19がエリア右へ。しかし、土本がカバー。
いい対応を続けていきます。
14分には、エリア内の酒寄に対し、横浜FCの10が寄せてボールをカット。
しかし、ここは酒寄が粘り、最後にはセーブ。
すると、フロンターレ等々力はすぐさま左サイドに展開。時松が高い位置から折り返すと、エリア外正面、こぼれ球に反応した久村がミドルシュート。しかし、GK41がセーブ。15分には、川上から中央に縦パスが入ると、そこから左に展開。時松が正面へボールを送ると、大寺がミドルシュート。これは左に。
左サイドで時松や梶、西川もかかわってボールをつないでいくフロンターレ等々力。横浜FCに奪われても、すぐさま寄せ自分たちのスローインにするなどしていきます。
16分には梶から時松とつながり、梶は中央に持ち込み、スルーパス。これは横浜FCが阻んで、左サイドでのスローインに。
その流れから、左サイド、高い位置へ持ち込んだのは渋谷。粘って粘って、折り返すと正面で決めたのは後藤。1-0。
先制点はフロンターレ等々力へ。これには、ピッチ脇で見守っていた等々力の選手たちはもちろんのこと、試合を終えたフロンターレU-15生田の選手たちも一緒になって喜びを分かち合います。
18分にはさらにフロンターレ等々力、右サイドで堀井がいったんやや高い位置。最終ラインの川上へ戻すと、川上のパスに梶が左サイドからやや中央へ。
梶のパスに渋谷がエリア左へ抜け出し、折り返すと再びシュートを打ったのは後藤。2-0。フロンターレ等々力が突き放します。
19分にはさらにフロンターレ等々力、左サイド、縦パスに高い位置へ抜け出した時松が折り返すと、正面左、渋谷がシュートを打ちますが、GK16がセーブ。
横浜FCは後ろから組み立て。攻撃の機会をうかがいますが、フロンターレ等々力は連動してプレス。右サイド、堀井が厳しく寄せ、前からボールを奪いに行く姿勢を見せていきます。
試合はタイムアップとなり、2-0。
1勝1分けで予選リーグを終えたフロンターレ等々力は、上位トーナメントへの進出を決めました。
前半0-0 後半2-0 計2-0得点：後藤丈人2
フロンターレ等々力の先発：21酒寄壮 30時松隼跳(ｃ) 32川上琉偉 36土本琉斗 41梶優翔 26我妻光 34大寺楓真 28永田怜大 31北田章将 27熊谷颯良 29荻原光惺
後半のメンバー：21酒寄壮 35久村航大 32川上偉 36土本琉斗 41梶優翔 34大寺楓真 25西川諒 42堀井陽向 30時松隼跳(ｃ) 39渋谷昇汰 38後藤丈人
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.