4月2日の等々力第一サッカー場。
川崎市ルーキーフェスティバルの予選リーグ初戦、FC Kanaloaに5-0で勝利した川崎フロンターレU-15生田の1年生たちは、三菱養和SC調布ジュニアユースとの予選リーグ第2戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) 川崎市ルーキーフェスティバル予選リーグ第2戦 vs 三菱養和SC調布ジュニアユース】
4月2日(火) 午前10時47分キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 20分ハーフ
フロンターレの先発は、GKキャプテンの50中島嵩登、最終ラインは右から2徳政岬、4藤崎琉久、5上野煌士郎、15月見里遥希、ボランチは8笠倉蓮央、14髙橋一真、右MF17中島温、左MF18都島ダヒル光真、前線には10吉澤映杜、11佐藤慶。
好天の中、多くの選手の家族らが見守る中、始まった試合。
フロンターレ生田は、立ち上がり、上野が前に持ち出し、左サイドに展開すると、うまく裏を取った佐藤がエリア左へ進入。
佐藤が折り返すと、エリア右、中島温がシュートを打ちますが、三菱養和調布は体を張り、ブロック。
右サイドのスローインとなり、正面でこれを受けた都島が反転からシュートを打つと、これが決まり、1-0。素晴らしい技術を見せて、フロンターレ生田が先制します。
直後には、エリア外右、抜け出した三菱養和調布の30がシュート。しかし、これは上。
すると3分フロンターレ生田は、月見里が前に持ち上がり、そのパスに都島がエリア外左へ。都島がクロスを入れると、これがオウンゴールを誘い、2-0。
フロンターレ生田が突き放します。
三菱養和調布は中央にパスを入れていくも、都島が寄せ、カット。そのスルーパスに、エリア内へ佐藤が動き出し、高い位置からの守備で、攻撃につなげていくフロンターレ生田。
右サイド、徳政の浮き球を、佐藤が正面でおさめ、そこから右サイドの吉澤につなげるなどし、三菱養和調布がボールをものにしても、うまく間で笠倉がカット。
受けた上野が中央へ運ぶ動きを見せるなどしていくと、5分には、中央で受けた中島温のパスに、吉澤がエリア右へ運び、そのパスに都島がエリア正面へ。
都島は右へ展開。中島温の折り返しは、三菱養和調布がクリア。
右コーナーキックとなり、笠倉が左足でボールを入れると、GK15はパンチング。こぼれ球を拾った徳政が中央へ運び、右サイドに展開すると中島温のパスに、エリア右抜け出したのは吉澤。角度のないところからシュートを打つとこれが決まり、3-0。思わず声が漏れてしまう、素晴らしいゴールが決まり、フロンターレ生田が突き放します。
三菱養和調布が右サイドに展開する場面では、月見里がカット。中央に寄った都島へ預け、高い位置へ顔を出すなどしていくフロンターレ生田。
髙橋や笠倉、中央に徳政も顔を出しながらボールを回していき、中央で三菱養和調布がボールを奪っても、笠倉がすぐさま奪い返していきます。
11分には、エリア正面へ抜け出した佐藤。これをGK15が阻んだところ、こぼれ球を拾った都島はエリア左へ。
三菱養和調布が体を張り阻むと、エリア正面でセカンドボールを拾った吉澤のパスに、都島が左サイド、高い位置へ。都島は折り返しますが、三菱養和調布の守りが阻んでいきます。
しかし、14分にはさらにフロンターレ生田。佐藤が左サイドを仕掛け、エリア正面へ浮き球を送ると、飛び込んだのは吉澤。ヘディングシュートが決まり、4-0。フロンターレ生田が突き放します。
16分には、藤崎の縦パスを髙橋が受け、そこから左サイドへ。都島、月見里とつながり、月見里が折り返すと、こぼれ球を拾い、佐藤がエリア左へ。
シュートはブロックに遭い、左コーナーキックに。
キッカーは吉澤。右足でボールを入れると、中島温のヘディングシュートは枠をとらえますが、GK15がセーブ。
18分には、持ち上がった上野のスルーパスに、佐藤がエリア左に進入。しかし、折り返しはGK15がセーブ。
さらに佐藤のプレスバックから、笠倉から右サイド、中島温とつながり、中島温は右クロス。ここもGK15が阻むも、直後には中央、髙橋が前に持ち込み、スルーパス。
これにエリア正面左、抜け出した佐藤がシュートを打つとこれが決まり、5-0。
突き放したフロンターレ生田は奪われてもすぐさま上野が取り返すなど、守備でも好プレーを重ね、前半は5-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ生田は、GKキャプテンの51根岸佑成、最終ラインは右から15月見里遥希、3望月輝夢、5上野煌士郎、13志田龍彦、ボランチは8笠倉蓮央、10吉澤映杜、右MF7新堀隼、左MF18都島ダヒル光真、前線には17中島温、9保坂俊哉。
立ち上がから都島が高い位置へ持ち込み、中央では吉澤、笠倉、新堀も顔を出しながらボールを動かしていくフロンターレ生田。
三菱養和調布も、間に突けたところをカット。21のパスに、33がエリア内へ抜け出す場面をつくりますが、月見里がカバーしていきます。
4分には、笠倉の浮き球のパスに、背後を取った新堀がクロス。正面で吉澤がシュート。しかし、GK1がセーブ。
一方の三菱養和調布も、最終ラインのフロンターレ生田の組み立てを狙い、16がカット。しかし、これには根岸が対応。さらに高い位置でボールを奪った16が正面へ持ち込んでいきますが、月見里がカバー。
そこから保坂、都島とつながり、志田が正面へ。ここは三菱養和調布が阻んで、今度は16がエリア左へ。しかし、上野がカバー。
上野のパスに、中島温が右サイドから正面へ持ち込み、シュートを打ちますが、GK1の好守に遭い、惜しくもゴールとはならず。
さらに月見里がエリア外右へ持ち込み、スルーパス。エリア右、中島温がシュート。しかし、GK1がここでもセーブ。
10分にはエリア外正面、受けた保坂のパスに吉澤がエリア右へ。吉澤から右サイド、下がり目で受けた月見里が耐えパスを出すと、エリア正面へ保坂が動き出しますが、三菱養和調布の守りが阻んでいきます。
GKの根岸も、左サイドに正確なボールを供給。奪われても、都島が低い位置まで戻り、カバー。守備でも献身的にプレーしていくフロンターレ生田。
12分には、中央で笠倉、吉澤とつながり、吉澤のパスに、エリア外左で志田がミドルシュートを打つとこれが決まり、6-0。
見事なゴールが決まり、フロンターレ生田が突き放します。
さらにフロンターレ生田は出足の良いカットを見せた望月が、その流れから高い位置へ顔を出す思い切りの良い攻撃参加を見せ、上野も前に持ち上がり、志田へつなげ、中央の吉澤を経由して月見里が高い位置をうかがうなどしていきます。
13分にはセカンドボールを拾った笠倉のパスに、志田が左サイド、高い位置へ。志田は折り返しますが、三菱養和調布はエリア内でカバー。
さらにフロンターレ生田は、下がり目で保坂も受け、間を縫うように前へ運び、奪われても、すぐさま望月、笠倉が囲い込んでマイボールに。
そこから左サイドからの攻撃につなげていきます。
16分には、三菱養和調布、10が正面へ。しかし、保坂がカバー。
17分にはフロンターレ生田、根岸から右サイド、月見里につながると、月見里は持ち上がり、そのパスに中島温が正面右へ。
これはうまくおさめられませんでしたが、フロンターレ生田が高い位置でのプレーを続けていきます。
すると20分、フロンターレ生田は、都島が高い位置へ抜け出し、折り返すとこれに合わせたのは中島温。7-0。
試合はタイムアップとなり、7-0。
フロンターレ生田は2連勝、首位で予選リーグを終え、上位トーナメントへの進出を決めました。
前半5-0 後半2-0 計7-0
得点:都島ダヒル光真、オウンゴール、吉澤映杜2、佐藤慶、13志田龍彦、中島温
フロンターレ生田の先発:50中島嵩登(c) 2徳政岬 4藤崎琉久 5上野煌士郎 15月見里遥希 8笠倉蓮央 14髙橋一真 17中島温 18都島ダヒル光真 10吉澤映杜 11佐藤慶
後半のメンバー:51根岸佑成(c) 15月見里遥希 3望月輝夢 5上野煌士郎 13志田龍彦 8笠倉蓮央 10吉澤映杜 7新堀隼 18都島ダヒル光真 9保坂俊哉 17中島温
(文中敬称略)
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