フロンターレU15生田・フロンターレU-15等々力(2年) –伊丹FC / 伊丹FC祭

8月3日から兵庫県の伊丹FCが中心となって主催するジュニアユース年代のサッカー大会、伊丹FC祭に参加している川崎フロンターレU-15生田と川崎フロンターレU-15等々力の2年生。
最終日となった8月5日は、4試合が予定されており、初戦は伊丹FCとの試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-15生田・川崎フロンターレU-15等々力(2年) 伊丹FC祭 vs 伊丹FC】
8月5日(月)　J-GREEN堺　S10ピッチ　晴れ　25分×1　30分

フロンターレの先発は、GK21小村風人、最終ラインは右から26濱野礼、4猪又聖生、30森本信路、10初音虎次郎、ボランチは29望月楓矢、31夏目瑛斗、右MF7遠山頼斗、左MF37荒井瑞樹、前線には18小嶋遼介、38髙越遼平。

小村、濱野、森本、望月、夏目、荒井、髙越が生田。猪又、初音、遠山頼斗、小嶋が等々力。

厳しい日差しこそないものの、湿度が高く座っているだけでも汗ばむような暑さのJ-GREEN堺。それでも、両チームの選手の家族らが何人か日陰などから見守る中、試合は始まりました。

立ち上がり、フロンターレは左サイドからの攻めに。
荒井が仕掛けて折り返すと、髙越のシュートに対しては、伊丹FCがライン上でクリアする素晴らしい守り。しかし、こぼれ球を拾った遠山頼斗が押し込み、1-0。
フロンターレが先制します。

3分には右サイドでテンポよくボールを動かし、中央にパスが入ると、受けた小嶋はスルーパス。エリア内へ髙越が動き出しますが、伊丹FCはクリア。

右サイド、遠山頼斗から正面の夏目につながり、夏目のパスに荒井がエリア左へ。ここでも伊丹FCの守りが阻みましたが、セカンドボールは夏目が回収。
前に持ち込む姿勢を見せ、伊丹FCの陣内でのプレーを続けていきます。

フロンターレの攻勢をしのいだ伊丹FCもラインを高め、4分には10から24につながり、その浮き球のパスに10がエリア内へ。
しかし、フロンターレの守りに遭いシュートは打てず。

さらに伊丹FCはしっかりつなげて、組み立てを図りますが、6分には正面で初音がカット。そのパスに髙越がエリア内へ。
伊丹FCの体を張った守りに遭い、シュートは打てませんでしたが、ゴールをおびやかしていきます。

8分にはさらにフロンターレ、荒井から中央、間で受けた望月の右サイドを突くパスに抜け出した濱野がエリア右へ。シュートは伊丹FCがブロック。
セカンドボールを拾い、遠山頼斗が正面でシュートを打ちますが、ここでも伊丹FCは体を張った守り。

左コーナーキックとなり、森本が左足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、左サイド残っていた森本がクロス。ニアに髙越が飛び込み、こぼれ球に
うまく体を入れ、反応した望月がシュート。これが決まり、2-0。フロンターレが突き放します。

伊丹FCも中央の10、やや左寄りで受けた44が正面に持ち込むなどして、フロンターレ陣内へ入り込んでいき、左サイドを突く正確なサイドチェンジを入れ、揺さぶっていきますが、遠山頼斗がカバー。

再び荒井が左サイドから中央へ持ち出したり、セカンドボールを拾った望月が正面へ持ち上がるなどしていくフロンターレ。

11分には、夏目のスルーパスに反応した髙越がエリア正面へ。ターンから剝がしてシュートを打とうとしますが、伊丹FCはブロック。

13分には、猪又が自陣でボールをカット。中央の望月を経由して、右サイド、濱野へ。濱野はサイドを変え、左サイド、下がり目の森本へ。
森本から荒井、初音とつながり、初音のパスに荒井がエリア外正面やや左へ。荒井はミドルシュートを打ちますが、これは上に外れていきます。

一方の伊丹FCも10や44がうまく間で受けながら前に。右サイドで14や28、24がかかわってボールを動かしていきますが、フロンターレはコンパクトに焦れずに対応。
下がった小嶋がボールをおさめ、左サイドの初音に展開。初音は正面へ動き出した髙越を狙いパスを出していきますが、伊丹FCはこれを阻んでいきます。

17分には伊丹FC、44から24につながり、24は左サイドを突くパス。19が抜け出しそうになりますが、濱野がカバー。

すると18分にはフロンターレ、小嶋が濱野との連係から右サイド、高い位置へ持ち込むと、エリア外右、遠山頼斗がターンで相手を剝がし、左足でのシュート。これは左に。

18分には、伊丹FCが間につけてきたところ望月がカット。
その縦パスに、エリア外正面へ持ち込んだ髙越がミドルシュート。これは右に。

GKの31もかかわり、最終ラインの26や4、中央で10や24がボールを受け、44がうまくキープ。ボールを回す時間をつくっていく伊丹FC。
しかし、フロンターレは髙越が組み立てを狙い、カット。これに対しては、伊丹FCの10のカバーがあり、シュートには至りませんでしたが、しっかり相手を見て、そこからゴールを狙っていきます。

21分には伊丹FC、右サイドを24が仕掛け、セカンドボールを拾い、右サイド、残っていた14へ。14が正面へパスを出すと、44がシュートを打ちますが、これは上に。
さらに19から44につながり、44は左サイドへ。44はエリア外正面やや左に持ち込んで、シュートを打ちますが、サイドネットに。

フロンターレも荒井が左サイドを仕掛けていきますが、14のカバーに遭い、伊丹FCはそこから中央の10へ。しっかり守備から攻撃へつなげようとしていきます。

25分フロンターレは森本のパスを中央に寄って受けた初音から左サイド、荒井へ。荒井は前に持ち出してクロスを入れていきますが、これはシュートには結びつかず。
前半は2-0でタイムアップとなります。

後半フロンターレは、GK19山川敦弘、最終ラインは右から7遠山頼斗、29望月楓矢、30森本信路、26濱野礼、ボランチは31夏目瑛斗、10初音虎次郎、右ＭＦ37荒井瑞樹、左MF9平野杜和、前線には17中矢温仁、38髙越遼平。

生田は望月、森本、濱野、夏目、荒井、髙越。等々力は山川、遠山頼斗、初音、平野、中矢。

立ち上がり、まずチャンスをつかんだのは伊丹FC、右サイドに展開していくと、そこから正面で受けた44がシュート。
しかし、望月楓矢がブロック。

一方のフロンターレも、2分にはサイドチェンジを左サイド、高い位置で受けた髙越がエリア外正面左に持ち込んでミドルシュート。これは左に。

さらにフロンターレは望月のフィードに髙越が正面への動き出し。
しかし、伊丹FCは26がこれに対応。そこから8につながり、8は裏を突くパス。しかし、濱野が対応していきます。

すると6分にはフロンターレ、森本のフィードに抜け出した荒井がエリア外正面へ持ち込み、ミドルシュート。
セカンドボールを初音が拾い、その縦パスに髙越が正面へ。髙越がシュートを打つと、これが決まり、3-0。
ついにフロンターレが突き放します。

一方の伊丹FC、7分にはフロンターレが後ろからつないでいこうとしたところ、41がプレス。ボールを体に当てると、これがそのままゴールへ決まり、3-1。
伊丹FCが1点を返します。

フロンターレは直後右サイドで夏目がボールを奪い、そのパスに荒井がエリア外右へ。そのパスにエリア正面やや右へ持ち込んだ髙越がシュートを打つとこれが決まり、4-1。再びフロンターレが突き放します。

遠山頼斗や森本、濱野や間で髙越が受け、中矢が前に持ち込んでコーナーキックを得るなどしていくフロンターレ。
ボールを動かしていきますが、10分には再び伊丹FC、サイドチェンジを受けた44が前に持ち込み、そのパスに19がエリア左へ。
シュートを打つとこれが決まり、4-2。再び伊丹FCがゴール。2点差に。

フロンターレは右サイドで遠山頼斗、荒井がかかわってボールを動かし、中矢のパスに髙越がエリア内へ仕掛けるなど追加点を狙うフロンターレ。
一方の伊丹FCも44がうまく前に。19とかかわってフロンターレのエリア内へ迫っていきますが、フロンターレは体を張ってしのいでいきます。

14分には、濱野の縦パスに平野が正面へ抜け出そうとしますが、伊丹FCの守備の対応に遭い、シュートは打てｒ図。
すると15分には左サイド、高い位置でボールを回していく伊丹FCに対し、フロンターレにファールがあり、伊丹FCのフリーキックに。

44が右足でボールを送ると、正面で合わせますが、これは上にそれていきます。

飲水タイムを挟んで、フロンターレは、GK21小村風人、最終ラインは右から13渡部泰地、29望月楓矢、30森本信路、26濱野礼、ボランチは31夏目瑛斗、10初音虎次郎、右MF18小嶋遼介、左MF37荒井瑞樹、前線には17中矢温仁、9平野杜和。

等々力の渡部が右SBに入ります。

20分にはフロンターレ、左サイドで濱野、平野、中矢がかかわってボールを動かし知恵くと、中矢がドリブルで仕掛けて、エリア右へ。中矢の折り返しを伊丹FCが阻んだところ、セカンドボールを拾い、渡部がエリア右へ。渡部の折り返しは再び伊丹FCが阻むも、右サイドに展開したフロンターレは、中矢がエリア右へ持ち込んでゴール前に折り返し。これにうまく入り込んだ荒井が決めて、5-2。たたみかけるように、次々にセカンドボールを拾ったフロンターレ。最後のところでも見事な連係を見せて、突き放します。

22分には、最終ラインの森本から左サイド、濱野につながり、荒井とのパス交換から濱野はクロス。
これにエリア内、飛び込んだ小嶋のヘディングシュートが決まりますがオフサイド。

24分にはフロンターレ、渡部がセカンドボールを拾い、右サイド、折り返すとエリア正面右、ボールをおさめた中矢が巧みにボールをコントロール。
シュートを打つとこれが決まり、6-2。

フロンターレが突き放します。

25分には初音がうまく間を持ち上がり、荒井、それを追い越した濱野につながり、濱野から間で受けた夏目のパスに小嶋がエリア外右へ。
小嶋はヘディングシュートを打ちますが、伊丹FCは体を張り、ブロック。

すると攻撃に転じた伊丹FCは、44から41と左サイドでつながり、下がり目で受けた19は左クロス。シュートにはつながらなかったものの、伊丹FCも守備から攻撃へここでもつなげていきます。

27分には、さらに伊丹FC、正面の10から右サイド、12に展開。12がエリア正面へパスを入れると、10がシュートを打ちますが、これは左に。

フロンターレも、望月が間を突くパス。これを中矢がおさめ、右サイド、小嶋につながり、受け直した中矢のパスに正面へ平野が動き出しますが、これはおさめきれず。

互いにボールをつなぐ姿勢を見せ、相手が間に入れてきたところ奪っていくフロンターレと伊丹FC。

30分にはフロンターレ。小嶋が右サイドを仕掛け、右クロス。エリア右、抜け出した平野がシュートを打ちますがこれは右に。

一方の伊丹FCも、24のパスに8が左サイド、高い位置へ。8のパスに19が高い位置へ動き出しますが、小嶋が対応していきます。
試合はタイムアップとなり、6-2。

随所に伊丹FCも良さを見せた中で、フロンターレも最後のところでの技術の高さや好連係を見せ、勝利を収めました。

前半2-0 後半4-2 計6-2

得点：遠山頼斗、望月楓矢、髙越遼平2、荒井瑞樹、中矢温仁

フロンターレの先発：21小村風人 26濱野礼 4猪又聖生 30森本信路 10初音虎次郎 29望月楓矢 31夏目瑛斗 7遠山頼斗　37荒井瑞樹 18小嶋遼介 38髙越遼平
後半のメンバー：19山川敦弘７遠山頼斗 29望月楓矢 30森本信路 26濱野礼 31夏目瑛斗 10初音虎次郎 37荒井瑞樹 9平野杜和 17中矢温仁 38髙越遼平
交代：山川→21小村風人遠山頼斗→13渡部泰地髙越→18小嶋遼介

(文中敬称略)