「ずっと狙っていたところなので。入ったからにはしっかり責任をもって、自分の良さを生かして、活躍できるようにしたいと思います」 / DF藤田明日翔


カタールのドーハで行われるAFC U17アジアカップサウジアラビア2025予選に臨むU-16日本代表に選出された川崎フロンターレU-18のDF藤田明日翔。

10月16日の練習試合、履正社高校戦では1本目の45分間と、2本目の残り10分ほどに出場しました。

 

藤田明日翔選手

試合については◇U16日本代表 – 履正社高校 / 練習試合

 

練習試合の後、藤田明日翔に話を聞きました。

 

 

 

藤田明日翔選手

 

〇まずは今回代表、今まで代表候補は選ばれたことはあったと思うんですけど、今回代表に選ばれてどんな気持ちでした?

ずっと狙っていたところなので。入ったからにはしっかり責任をもって、自分の良さを生かして、活躍できるようにしたいと思います。

〇このアジアカップの予選というのも意識していたものなんですか?

していましたね。先輩の柴田君とか土屋君を見て、自分も入りたいと思っていたので。

意識していました。

〇代表に入ったというのはどういったかたちで伝えられました?

長橋監督から紙をもらって、伝えられました。

〇長橋さんからはどんな言葉をかけられました?

やっぱり、チームの代表として行くので、チームの代表、日本の代表として行くので、求められる基準とかがあるので。

それで帰ってきたときに、「代表って違うな」っていう、違いを見せて、見本になれるような選手になってくれ、って言われました。

〇今日のトレーニングマッチ、自分のプレーを振り返ってみて、どうでした?

最初、初対面というか集まったばかりのチームメートたちなので。合わないところもあったんですけど、時間がたつにつれて、目とか合ってきたり、どんどん良くなってきたので。

あとは試合に向けて、そこのところをどんどん良くしていきたいと思います。

〇チャレンジするような縦パスも出していたと思うんですけど、そういったところもこれからチームメートとすり合わせて、という感じですかね。

そうですね。

〇今日は途中からCBの左右が変わったりしていましたけど、あれは3バックに? 途中から3バックに代わってました?

最初の30分は3バックでやって、残りの15分は4-4-2でやっていくというフォーメーションでした。

〇3バックはフロンターレとはまた違う形だと思うんですけど、やってみてどうでした?

フロンターレもビルドアップの時には後ろは3でやるので、そこはやったことがあったので。

リスク管理の部分とかは違う部分があったんですけど。しっかり修正して、次に生かしていきたいです。

〇3バックでも最初は真ん中にいて、途中から左に行って、そのときのほうがいいプレーを出せていたのかなと思ったんですけど、それについては自分ではどう思っています?

左に入ったほうが、ボールが入ったときに2対1で数的有利がつくれるので。その数的有利をもっとうまく使って、前進できるようにしていきたいと思います。

〇この大会を通して、こういった成長をしたいとかそういったものってあります?

守備とか攻撃面でもすべてにおいて、基準が高いと思うので。

海外の選手たちとの試合では、日本ではできない経験がいっぱいあると思うので、そこをいっぱい経験したなかで、その選手たちに勝っていけるように。

いろんなことを考えて、やっていきたいと思います。

〇今回はネパールとモンゴルとカタールが相手ということですけど、映像などは見ました?

まだ見ていないんですけど。これから対策というか、動画を見ます。

〇フロンターレのサポーターにメッセージをいただいてもいいでしょうか?

いつも応援してくれてありがとうございます。

自分が代表に行って、チームを離れますけど、帰ってきたときに、いなかった分、チームに還元できるようにしていきたいと思うので、引き続き応援お願いします。

 

現在フロンターレU-18でキャプテンを務めるDF土屋櫂大やDF柴田翔太郎のU-17ワールドカップでの活躍は記憶に新しいところ。そんな先輩たちの姿も見て、藤田も大きな舞台を目指し、自らの成長につなげようとしています。

代表での活動は自身にとってはもちろん、フロンターレU-18にも、必ず大きなものをもたらすはず。

今回の予選でどんな活躍を見せるのか。どう成長するのか。とても楽しみにしています。

 

 

(文中敬称略)

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