6月9日のAnker フロンタウン生田。
川崎フロンターレU-18が、関東第一高校との練習試合に臨みました。
この日は、フロンターレU-15生田の関東クラブユース選手権2回戦、柏レイソルA.A.‘82戦があったため、見られたのは3本行われたうちの2本(各45分)ですが、書かせていただきます。
【川崎フロンターレU-18 練習試合 vs 関東第一】
6月9日(日) 午後0時55分キックオフ Anker フロンタウン生田 Nebula Field くもり
1本目、フロンターレのメンバーはGK19井澤明己、最終ラインは右から24柏村涼太、20藤井漣祐、29藤田明日翔、25平内一聖、ボランチは6齊名優太、26新堀翔、右MF28平塚隼人、左MF8知久陽輝、前線には38奥田悠真、27ステンパールカ大翔。
この日は午前中に日本体育大との練習試合を行ったフロンターレU-18。
3年生はプレミアリーグEASTで先発出場を続ける知久と、齊名。
井澤、柏村、藤井、平内、平塚、ステンパーと2年生が6人。藤田、奥田と2人の1年生が入る構成。
空には雲が広がりやや蒸し暑いAnker フロンタウン生田。選手の家族、フロンターレサポーターらが見守る中、試合は始まりました。
立ち上がり、フロンターレは新堀から間で受けた奥田とつながり、奥田から左サイド、知久に。知久から受けた平内が高い位置から折り返し。
これは関東第一の体を張った守りに阻まれるも、いいかたちで試合に入っていきます。
最終ラインでボールを動かし、CBに入った藤田が左サイドを突くフィードを入れるなどしていくフロンターレ。平内が中央に寄り、新堀や平塚が浮き球を競り、正面へ奥田が抜け出しそうになりますが、GK39が対応。
関東第一も、GK39が素早いリスタートから正確なフィード。しかし、平内がカット。
フロンターレは、平内が中央に寄り、齊名や新堀と関わり合いながらボールを回し、そこから左サイドに展開。
受けた知久は右サイドを突くパス。これに柏村が高い位置へ。関東第一の粘り強い守りが阻んだところ、セカンドボールを拾ったフロンターレは、平内のフィードに、ステンパーが左サイド、高い位置へ。ステンパーが粘って左コーナーキックを得ます。
キッカーは新堀。右足でボールを入れると、ヘディングシュートを打ったのは藤田。これが決まり、1-0。フロンターレが先にゴールをものにします。
浮き球のパスに、ステンパーがうまく正面へ抜け出すなど、攻勢を続けていくフロンターレ。
関東第一も、うまく間にパスを差し入れ、前に出ていこうとしますが、フロンターレは球際に厳しくそれに対応。
ボールをカットすると平塚が正面に顔を出し、知久や新堀がかかわり、新堀は右に展開。柏村が高い位置へ仕掛ける場面をつくっていきます。
関東第一は、GK39やCBの70、82がかかわり組み立てに。左サイドに正確なボールを入れていきますが、柏村が対応。
さらに右サイド94が高い位置へ仕掛けようとしていきますが、齊名が対応。齊名から奥田につながり、再び前に出ていくフロンターレ。
9分には、右クロスに、エリア内、ステンパーが飛び込みますが、GK39が対応。
11分には、齊名が中央でボールを奪い取り、そのパスに平塚がエリア正面左へ。平塚の折り返しは、関東第一が阻むもセカンドボールは新堀がものに。
関東第一はそこで前線の選手がプレスバック。高い位置でボールを奪おうとしますが、フロンターレの戻りは速く再びマイボールに。
最終ライン、藤井や藤田、齊名、新堀がかかわり、新堀は右サイドに展開。
柏村が高い位置へ仕掛けてクロスを入れると、飛び込んだのはステンパー。これが決まり、2-0。フロンターレがさらに得点をものにします。
関東第一も直後には、26がエリア外左へ。エリア内へ持ち込もうとしますが、藤井がカバー。
すると再びフロンターレがボールを動かしていく展開に。齊名から左サイド、知久へつながり、知久がクロスを入れるなどしていきます。
15分には、右サイドでスローインを得たフロンターレ。その流れから正面に抜け出した奥田がシュート。しかし、GK39がセーブ。
17分には関東第一、GK39から中央にパスが通り、右サイド、高い位置へ展開していきますが、藤田がカバー。
19分にはフロンターレ、平内のフィードに、ステンパが左サイド高い位置へ。関東第一の守りが阻み、左サイドに展開しようとしたところ、奥田がプレスバック。
再びフロンターレのボールにし、右へ展開。平内や新堀、知久がかかわってボールを回していきます。
21分には、齊名の浮き球のパスに、正面へ抜け出した奥田がシュート。ゴールへ決まりますが、これはオフサイド。
さらに関東第一が間に突けてきたところ、藤井がカット、その縦パスにステンパーが動き出しますが、ここはつなげることはできず。
22分には関東第一、縦パスをカットし右へ展開。しかし藤田がカバー。
さらにフロンターレにファールがあり、エリア外右でフリーキックを得た関東第一。リスタートから61が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレの守備の対応があり、右際井戸でのスローインに。
しかし、平内がボールをカット。さらに奪い返し、高い位置へ持ち込もうとしてくる関東第一。しかし、知久が自陣のエリア近くをカバーしていきます。
GKの井澤が左サイドに正確なボールを入れ、粘り強くライン際で残した平内が仕掛ける動き。これはCBの41が阻みましたが、GKの井澤も起点となり、チャンスをつくろうとしていきます。
関東第一も直後には右サイドに展開、クロスを拾い、左サイドから正面へ持ち込もうとしていきますが、齊名がブロック。
右コーナーキックとなりますが、それをしのいだフロンターレ。
平内から間で奥田が受け、そのパスにステンパーが正面へ。しかし、シュートはGK39がセーブ。
関東第一はすばやいリスタートから正面へ迫りますが、藤田が出足よくボールをカット。
すると直後にはフロンターレ、藤田のフィードに奥田が正面へ。左サイド、知久から齊名、齊名から平内とつながり、平内はクロス。しかし、関東第一の守りが阻んでいきます。
関東第一も、左サイドでテンポよくボールを回していき、縦にパスを差し入れていきますが、藤井がカット。
さらに間に突けてきたところ、フロンターレは中央に寄った平塚がカット。
32分には、最終ラインで回した関東第一。GK39が左サイドに展開していきますが、藤田がカバー。
井澤や藤井、藤田がかかわり、平塚が知久との連係から前に。平内の浮き球のパスに、ステンパーがエリア正面へ動き出す場面をつくっていきます。
34分にはmフロンターレ、藤井から右サイドを突くパス。これを受けた平塚から左サイド、新堀につながり、新堀から平内、平内から知久へ。
知久は左クロス。ステンパー、奥田がエリア内へ飛び出しますが、GK39がセーブ。
すると34分にはフロンターレ、右サイドでボールをカット。エリア右、持ち込んだ奥田が折り返すと、ステンパーが決めて、3-0。
フロンターレが突き放します。
関東第一に対して、球際の厳しさを見せて、ボールをものにしていくフロンターレ。ステンパーや平塚、平内らが高い位置からプレスをかけるなどしていきます。
37分には齊名がスルーパス。抜け出した知久がエリア左へ。知久の折り返しを、ステンパーが決めて、4-0。
フロンターレが突き放します。
さらに齊名がパス交換から中央へ顔を出し、右サイドに展開。仕掛けた柏村に対しては、関東第一の粘り強い対応があり、クロスなどにはつながりませんでしたが、フロンターレが関東第一の陣内でプレーを重ねていきます。
39分には関東第一、左サイドでボールを回していきますが、藤井が足を出し、簡単には前には行かせず。
さらに左サイド、高いところに展開する場面では柏村がカバー。
攻撃に転じたフロンターレは、正面へ奥田が持ち込み、そのパスにステンパーがエリア正面右へ。シュートを打ちますが、GK39がセーブ。
さらに40分には、正面でカットした新堀が前に持ち出し、シュート。しかし、GK39がここでも対応。
関東第一も直後には、中盤で36がうまく受けながら、ボールを回していきますが、知久が間でボールをカット。その縦パスにステンパーがエリア内へ。
しかし、途中出場の関東第一のCB41が粘り強く対応。シュートを打つことはできず。
43分には、関東第一、間で受けた38のスルーパスに、49がエリア内へ動き出しますが、藤井がカット。さらに中央に寄った61がスルーパス。これにも藤井が対応していきます。44分には、右サイド、61が高い位置へ。しかし、シュートは平内が背中でブロック。
右コーナーキックとなり、94が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾った関東第一は右サイド、91のパスに61がエリア内へ。しかし、藤田がカバー。
1本目は4-0でタイムアップとなります。
2本目フロンターレはGK21岩田幹太郎、最終ラインは右から24柏村涼太、20藤井漣祐、29藤田明日翔、25平内一聖、ボランチは6齊名優太、26新堀翔、右MF28平塚隼人、左MF8知久陽輝、前線には38奥田悠真、27ステンパールカ大翔。
GKが井澤から1年生の岩田に交代。
立ち上がりにはフロンターレ、藤井のフィードに、ステンパー、奥田がエリア正面へ。これは関東第一のGK51が阻み、今度は関東第一が組み立てを図る時間に。
フロンターレは、奥田、ステンパーが高い位置からプレスをかけにいきますが、関東第一は41がフィード。これに抜け出した61が決めて、0-1。
2本目は先に関東第一がゴールをものにします。
さらに間にパスを差し入れて組み立てを図る関東第一に対して、齊名がうまく間でボールを奪うなどしていくフロンターレ。
左サイドに展開し、背後を取った平内が高い位置へ仕掛け、クロスを入れるなどしていきます。
4分にはフロンターレ、新堀から知久につながり、知久から受けた平内はエリア外左で鋭く反転。そのパスに正面、奥田がシュートを打ちますが、関東第一はブロック。
左コーナーキックとなり、新堀がボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、再び最終ラインへ。藤井の左サイドを突くパスに、知久が高い位置へ抜け出し、左サイドでのスローインに。
齊名が左サイド、下がり目に顔を出し、間で新堀が受け、持ち上がった藤田も間に顔を出した知久にパスを差し入れるなどしていくフロンターレ。
藤井が少し前に持ち出し、右サイドに展開。柏村が高い位置からクロスを入れる場面をつくっていきます。
藤田や齊名、奥田、知久がかかわって左サイドからさらに持ち込んでいくフロンターレ。それをしのいだ関東第一も、GK51が縦につけてきたところ、88がキープ。右サイドに展開し、88から61とつながり、61はエリア外右へ。折り返しますが、藤井が対応。
フロンターレも、11分には、平塚の縦パスにステンパーが正面へ。しかし、ここは関東第一の守備の対応に遭い、関東第一のボールに。
それでも、フロンターレは、関東第一に対し、前から連動してプレス。
パスを差し込んで組み立てを図る関東第一に対し、奥田が間でボールをカット。
さらに右サイド、高い位置で関東第一がボールを奪う場面では、平内、齊名が寄せて奪い返していきます。
14分には、スルーパスに、ステンパーがエリア左絵ℋ。シュートを打ちますが、これは左に。
関東第一も16っ分には、正面からのパスに、70が抜け出しシュート。しかし、これは左に。
フロンターレはここで平塚に代わり1年生の36小川翔太が入り右MF、知久に代わり1年生の30菊池京が入り右SB、柏村が左SB、平内が左MFへ。
17分にはフロンターレ、ステンパーから左サイドに展開。柏村がクロスを入れると、奥田がヘディングシュート。しかし、これは鵜家。
さらに奥田がうまく間で受け、小川翔太が高い位置へ持ち込みクロス。これはシュートにはつながらず。
すると関東第一も41がフィード。正面へ通りますが、藤田が対応。間につけ縦パスに61が右サイドから抜け出しそうになりますが、柏村がカバーしていきます。
さらに左サイドから持ち込んでくる関東第一に対し、菊池が対応。そこから小川翔太、ステンパーとつながり、小川翔太が高い位置へ仕掛ける場面をつくるなどしていきます。
21分には、下がり目で受けた平内がスルーパス、柏村が高い位置へ抜け出し折り返しますが、関東第一はブロック。
左コーナーキックとなり、新堀がボールを入れると、正面に齊名が迫りますが、関東第一はクリア。
クリアしたボール、拾って前に出ようとした関東第一に対し、ボールを奪ったフロンターレは、エリア左、齊名がシュートを打ちますが、これは上。
関東第一も、交代を経て、裏を突く動きやコーナーキックでゴール前での時間をつくりますが、フロンターレは藤井がカバーするなどして決定的な場面はつくらせず。
コーナーキックのクリアボールを、平内が高い位置へ追っていき、攻撃へつなげようとしていきます。
関東第一もさらにGK51もかかわってしっかり組み立てを図っていき、26分には左サイドに展開。背後を取った90がエリア前に仕掛けていこうとしますが、新堀がカバー。
27分にはフロンターレが左サイドから持ち込もうとしたところ、カット。中央の28から左へ展開すると、エリア外左でシュート。しかし、岩田がセーブ。
すると28分にはフロンターレ、右サイド、高い位置へ抜け出した小川翔太がクロス。左サイドで平内が折り返すと、奥田が決めて、1-1。
フロンターレが追いつきます。
フロンターレはここでステンパーに代わり39廣瀬寧生、齊名に代わり34小川尋斗、柏村に代わり32長崎亘佑、藤井に代わり31山川陽平。4人の1年生がピッチへ。
直後にはフロンターレ、正面で奥田がおさめると、最後はエリア外正面で新堀がミドルシュート。これはGK51がセーブ。
しかし、德後にはフロンターレ、関東第一が正面で組み立てを図ったところ、奥田がカット。シュートを打つとこれが決まり、2-1。
さらにフロンターレは、30分、小川尋斗が右サイドを突くパス。抜け出した小川翔太のクロスは関東第一がクリア。
セカンドボールを拾い、小川尋斗がクロスを入れると、廣瀬がヘディングシュート。これは左に。
さらに左サイドから浮き球のパス。エリア内へ廣瀬が動き出し。これはシュートにはつながりませんでしたが、フロンターレがゴールに迫っていきます。
33分には、小川尋斗から廣瀬へつながり、右サイド、菊池へ。菊池のクロスを、遠いサイドで廣瀬が折り返し、セカンドボールを拾ったフロンターレは、小川尋斗が奥田との連係からエリア内へ。しかし、GK51がセーブ。
関東第一も、GK51の正確なキックから38がエリア正面左へ。しかし、山川が前には行かせず。
山川や藤田、長崎、小川尋斗や新堀もかかわってボールをつないでいくフロンターレ。間で受けた小川尋斗から右サイド、奥田に展開。奥田がクロスを入れるなどしていきます。
36分には、右サイドでのスローインの流れから廣瀬がおさめ、右サイド、小川翔太へ。小川翔太が折り返すと、奥田がシュート。
これは決まらず、関東第一のカウンターに。しかし、山川が対応していきます。
すると37分には左サイド、案があ先から平内、新堀とつながり、新堀から受けた廣瀬は正面で鋭いターン。シュートを打とうとしますが、関東第一の守備が対応。
直後には関東第一。スルーパスに88が正面へ。しかし、小川尋斗、山川が対応。岩田がセーブしていきます。
38分には再びフロンターレ、中央からのパスに、小川翔太がエリア右へ。シュートを打ちますが、GK51がセーブ。
39分には関東第一、90のパスに、88がエリア左へ。しかし、菊池が体を張った守り。
左サイドでのスローインとなり、その流れから88がシュートを打ちますが、これは右に。
拾った長崎は平内へパス。守備から攻撃へつなげようとしていきます。
すると43分にはフロンターレ、エリア外正面で廣瀬がカット。シュートを打つとこれが決まり、3-1。フロンターレが突き放します。
フロンターレは岩田や山川、藤田、新堀も下がり目に顔を出しながら組み立てに。中央に平内も顔を出しながら、前に出ていこうとしていきます。
45分には左サイドでのスローインの流れから、88がシュート。しかし、岩田がセーブ。
左コーナーキックとなり、ヘディングシュートは枠をとらえますが、岩田がセーブ。
2本目は3-1でタイムアップとなりました。
①4-0
得点:藤田明日翔、ステンパールカ大翔3フロンターレのメンバー:19井澤明己 24柏村涼太 20藤井漣祐 29藤田明日翔 25平内一聖 6齊名優太 26新堀翔 28平塚隼人 8知久陽輝 38奥田悠真 27ステンパールカ大翔
②3-1
得点:奥田悠真2、廣瀬寧生フロンターレのメンバー:21岩田幹太郎 24柏村涼太 20藤井漣祐 29藤田明日翔 25平内一聖 6齊名優太 26新堀翔 28平塚隼人 8知久陽輝 38奥田悠真 27ステンパールカ大翔
交代:平塚→36小川翔太 知久→30菊池京 ステンパー→39廣瀬寧生 齊名→34小川尋斗 柏村→32長崎亘佑 藤井→31山川陽平
6月15日に再開となるプレミアリーグEAST。クラブユース前までの4試合には、ここまで勝利することのできていない午前11時キックオフの試合が2試合(23日の尚志戦、30日の青森山田戦)あるなど、ここから上を目指すために、乗り越えるべきものが待っています。
選手それぞれが、さらにいい準備を進めて、ピッチの上で力を発揮することができますように。試合をとても楽しみにしています。
次節:プレミアリーグEAST第8節 vs 横浜FCユース
6月15日(土) 午後3時キックオフ 保土ケ谷運動公園サッカー場
(文中敬称略)
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