「一番はプロになって、見ていただいているみなさんに、成長している姿を見せたいので。 今年1年もっと頑張って、チームに貢献できるようにしていきたい」 / DF高畠捷


3月5日から8日にかけ、愛知県内などで、シーズンを前に全国各地の大学が対戦を重ねた「Sonoligo Future Cup 2025(第25回大学サッカースプリングカップ2025)」。

最終日となった3月8日、静岡県磐田市の静岡産業大第二グラウンドでは、静岡産業大と拓殖大が対戦。川崎フロンターレU-18出身のDF高畠捷(新4年)が、45分×4本行われた試合の4本目に出場。右のWBとしてプレーしました。

 

高畠捷選手

 


2年生時には、前十字靭帯を断裂しリハビリに専念。大学3年目だった昨季は、関東大学サッカーリーグ2部で16試合に出場し1ゴール1アシストを記録し、復活のシーズンとなった高畠捷。


試合後に話を聞かせてもらいました。

 

高畠捷選手



〇まずは昨年を振り返ってみて。どうでした?

昨年はチームとしてもあまりうまく行かずに。(拓殖大は2部で9位。3部4位の明治学院大との2部参入プレーオフを引き分けて残留を決めた)

開幕負けてしまって。そのあとは2連勝できたんですけど。そこから5連敗という結果になって。

そのあと立て直して、チームとしては拓大らしいサッカーっていうのはできなかったっていうのが、悔しいところであります。


〇去年はけが明けで最初のシーズンだったと思うんですけど、自分のプレーについてはどうでしたか?

そうですね。だんだんけがの怖さもなくなってきて。自分としても「いいプレーができているな」というふうに思っていました。


〇拓殖大は3バックに変わったような感じですかね。

そうですね。

指導者も代わってフォーメーションも変わって。で、自分はウイングバックという。

〇サイドバックと比べてウイングバックってやってみてどうでした?

やっぱりサイドが自分しかいないので。なかなか上下の動きだったりとか、難しいなっていうふうに思ったんですけど。

外から中につけることだったりとか、そういうのが自分は得意ではあるので。そういったところで特長を出せればと思いました。


〇大学3年間でこういったところが成長したと思うところはどこですか?

やっぱり守備の強度というか、自分の体がどんどん動いていくっていう実感が今はしているので。

それを攻撃にもつなげていけたらいいなと思います。


〇チームとしては1部に戻ることが目標だと思うんですけど、始動してからここまで手ごたえとかつかめていますか?

そうですね。自分としても今年はやらなきゃいけないということは分かっていますし。

チーム、1部昇格するために今のところスタイルというのは確立できているので。

拓大らしいサッカーをみなさんにお届けして、1部上がれればと思います。


〇自分自身としてはどういうシーズンにしたいですか?

やっぱり一番はプロになって、見ていただいているみなさんに、成長している姿を見せたいので。

今年1年もっと頑張って、チームに貢献できるようにしていきたいと思います。


〇数字でこういう数字を残したいというものはあります?

そうですね、やっぱりアシストとゴールはやっぱり。5ゴール5アシストぐらいは、したいなというふうに思っています。


〇けがはまったく不安なく?

そうですね。今年、去年よりも全然体動いていて。けがのリスクもあんまり。怖さもないので。

だんだん戻って、前の自分を超えているかなと思います。

〇フロンターレのサポーターにメッセージをお願いしてもいいですか。

いつも応援していただきありがとうございます。

今年は拓大らしいサッカーをみなさんにお届けして、1部昇格できるように頑張りますので、引き続きあたたかいご声援、よろしくお願いします。



大きなけが、そして復活のシーズンを経て、今は「前の自分を超えている」という感覚もあるという高畠捷。1部昇格を目指す関東大学サッカーリーグの開幕が迫る中、自分の得意なプレーを出して、チームに貢献しようと準備を進めています。

大学ラストイヤー、どういったプレーをし、どういった結果を残すのか。とても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

 

 

静岡産業大戦に臨む高畠捷選手

高畠捷選手とフロンターレU-18の同期、田鎖勇作選手

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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