3月9日は、等々力第一サッカー場へ。
川崎フロンターレU-15等々力の新2年生たちが、神奈川県U-15サッカーリーグ4部、横浜ミラオーネFC JY戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(2年) 神奈川県(U-15)サッカーリーグ1stステージ4部Hグループ vs 横浜ミラオーネFC JY】
3月9日(日) 午後2時15分キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 35分ハーフ
「川崎フロンターレU-15等々力B」として、今季神奈川県(U-15)サッカーリーグに参戦。1stステージでは、4部Hグループに入ったフロンターレ等々力の2年生たちは、ここまで3戦3勝。
先発は、GK21酒寄壮、最終ラインは右から28時松隼跳、23川上琉偉、26梶優翔、35堀井陽向、ボランチは30熊谷颯良、29我妻光、右MF36大寺楓真、左MF32永田怜大、トップ下31渋谷昇汰、前線にはキャプテンの39荻原光惺。

時折やや強い風こそ吹くものの、青空に白い雲が通り過ぎていく過ごしやすい陽気の等々力第一サッカー場。フロンターレ等々力も、横浜ミラオーネも多くの選手の家族らが見守る中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは横浜ミラオーネ。浮き球のパスに7がエリア正面へ。7はシュートを打ちますが、酒寄がセーブ。
いきなりチャンスを横浜ミラオーネがつくりましたが、しっかりそれに対応。フロンターレ等々力はしのいでいきます。

荻原がボールをおさめ、熊谷からうまく左サイド、永田へ展開。最終ラインに戻し、梶や川上が触れ、自分たちで組み立てを図っていくフロンターレ等々力。
川上が少し前に持ち上がり、そのパスに時松が右サイド、高い位置へ。横浜ミラオーネもコンパクトに、しっかりそれに対応。そこから右サイドに展開し自分たちでボールをつなごうとしていきますが、フロンターレ等々力は厳しく、連動してプレス。前を向かせずに、高い位置でボールを奪い取っていきます。
3分には、荻原がエリア外正面でおさめ、そのパスに永田がエリア左へ。永田のシュートはサイドネットに。
さらにGKの酒寄が中央に入れたボールを、うまく永田がおさめ、そこから左サイドに展開。堀井が高い位置へ持ち込んでいくフロンターレ等々力。
横浜ミラオーネもそれに対して、粘り強い守り。
中央の15のパスに、11が正面へ抜け出していきますが、酒寄が前に出てクリア。ここぞというところでゴールの前に迫ってくる横浜ミラオーネに対し、集中した守りを見せ、しのいでいきます。
左サイド、堀井のパスを中央に顔を出した大寺が受け、そこから最終ラインに戻し、自陣から組み立てを図っていくフロンターレ等々力。
6分には、梶から左サイド、堀井へつながり、堀井の浮き球のパスに荻原がエリア外正面へ飛び出しますが、これはオフサイド。
さらに中央に永田が顔を出し、右サイドの大寺も中央に寄って受け、熊谷や我妻、最終ラインの梶や川上もかかわりながら、フロンターレ等々力はボールを回していき、セカンドボールも中央でものにしていきます。
8分には、時松から荻原、荻原から大寺とつながり、大寺は右サイド、高い位置へ持ち込み、クロス。しかし、GK1がセーブ。

さらに時松が右サイドから中央に寄り、左サイドに展開。熊谷や堀井、荻原が高い位置でかかわってボールをつなぐ時間をつくっていくフロンターレ等々力。
10分には、熊谷のスルーパスに、荻原がエリア正面へ。横浜ミラオーネの寄せをうまく振り切って、シュートを打ちますが、これは右にそれていきます。
11分にはさらにフロンターレ等々力、時松がやや中央に寄って受け、熊谷につながると、堀井がエリア外正面やや左へ。
やや距離のある場所からミドルシュートを打つと、ゴールネットが揺れ、1-0。
目の覚めるようなゴールが決まり、フロンターレ等々力が先制します。


12分にはさらにフロンターレ等々力、左サイド、堀井のパスをうまく間で熊谷が受け、そこから右サイドに展開。時松がおさめ、大寺につながるとエリア外正面へ持ち込んだ大寺はミドルシュートを打ちますが、GK1がセーブ。こぼれ球に永田が詰めますが、これはオフサイドに。しかし、こぼれ球への反応の速さを見せていきます。



13分には、横浜ミラオーネが中央につけてきたところ、梶が出足よくカット。そこから左サイドに展開すると、抜け出した永田がエリア外左から折り返しますが、横浜ミラオーネの守りが対応。
さらに中央を我妻が持ち上がり、右サイドに展開すると時松が高い位置へ持ち込み、折り返していきますが、ここでも横浜ミラオーネが対応していきます。
横浜ミラオーネも、ボールを奪ったところから左サイドに展開。しかし、フロンターレ等々力のカバーも速く、前には行かせず、自分たちで再びボールをつないでいく時間をつくっていきます。
15分には、川上から梶と最終ラインでつながり、左サイドに展開すると、うまく流れて受けた荻原がカットインからエリア外正面左へ。
荻原はミドルシュート。しかし、右に。
16分には、エリア内で横浜ミラオーネが組み立てを図ったところ、我妻が正面でカット。そのパスに大寺がエリア正面右へ。しかし、シュートは左。
追加点とはなりませんでしたが、高い位置からボールを奪いにいく姿勢を見せ、チャンスをつくっていきます。
すると18分には、右サイドで時松や大寺、荻原がかかわって細かくパスをつないでいき、最後は大寺のパスに荻原がエリア右へ。
荻原がシュートを打つと、横浜ミラオーネの選手に当たりながらも決まり、2-0。フロンターレ等々力が多くの選手がかかわりあいながら、追加点をものにします。

19分には、さらにフロンターレ等々力、右サイド、高い位置で荻原がキープ。右サイド、やや下がり目の時松につながると、時松の浮き球のパスに大寺がエリア正面右へ抜け出し、シュート。ここでもGK1のセーブに遭い、得点とはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
20分にはさらにフロンターレ等々力、梶から左サイド、堀井へ。梶に戻し、梶のパスを左サイド、間で受けた永田から高い位置へ顔を出した堀井につながり、堀井は左クロス。GK1の対応に遭い、シュートには至りませんでしたが、うまく間にボールを入れながら、エリア近くで時間をつくっていきます。
さらにフロンターレ等々力は、我妻のパスを、時松がうまく中央に顔を出して左サイド、永田につなげ、永田のパスに堀井が高い位置へ。
クロスを入れていきますが、横浜ミラオーネはそれに対応。しかし、そこから横浜ミラオーネが前に持ち込もうとするところ、時松がボールを奪い返していきます。
22分には横浜ミラオーネ、うまく右サイド、スペースを突くパスに9が抜け出し、エリア正面右へ。9のシュートは時松が体を張りブロック。
右コーナーキックとなり、12が左足でボールを入れていくと、その流れから横浜ミラオーネはシュート。これが決まり、2-1。
横浜ミラオーネが1点を返します。

直後にはフロンターレ等々力、左サイドから攻勢に持ち込むと、折り返しにエリア正面右、うまく入り込んだ時松がシュート。
横浜ミラオーネの体を張った対応に遭い、得点とはなりませんでしたが、再びチャンスをつくっていきます。
さらにフロンターレ等々力は、中央、我妻から左サイド、堀井へ。永田とのパス交換から、堀井はエリア外左へ持ち込み、クロス。
これに対しては横浜ミラオーネはブロック。
左コーナーキックを得たフロンターレ等々力は、永田が右足で遠いサイドに供給。荻原が右足を懸命に伸ばし、枠をとらえたシュートを打つもGK1がセーブ。

直後にはさらにフロンターレ等々力、横浜ミラオーネが自陣のエリア前での組み立てを図るところ、大寺がカット。エリア正面右へ持ち込みますが、横浜ミラオーネも粘り強くそれに対応。惜しくもシュートは打てず。
一方の横浜ミラオーネも、27分には高い位置でカット。4がエリア外右へ。
4のシュートは左に。決定的な場面でしたが、フロンターレ等々力としては事なきを得ます。
再び自陣から組み立てを図っていくフロンターレ等々力は、川上の左サイド、高い位置を突くパスを永田がおさめますが、これはオフサイド。
29分には、中央やや左、渋谷の浮き球のパスに、エリア右、抜け出した荻原がシュート。しかし、GK1がセーブ。

さらにフロンターレ等々力は、左サイドでうまく永田がボールを奪い、高い位置へ持ち込み、左コーナーキックを得るなど、相手エリア近くでプレーする時間をつくっていきます。
32分には、梶から川上と最終ラインでつながり、川上のフィードに荻原がエリア内へ。しかし、これはオフサイド。


一方の横浜ミラオーネは、33分には、うまく中央を使い、エリア前に迫っていきますが、梶が体を張り、前には行かせず。
さらにGK1にCBの8や14がかかわって組み立てを図る横浜ミラオーネに対し、前から荻原や渋谷が連動。高い位置で奪い、そこから左コーナーキックを得るなどしていくフロンターレ等々力。
35分には、中央、間で我妻が受け、左サイドに展開、中央、熊谷が間で受けて、渋谷は左サイドに展開。堀井が高い位置からクロスを入れていきますが、これはサイドネットに。
前半は2-1でタイムアップとなります。
後半フロンターレ等々力は、熊谷に代わり27久村航大が入り右SB、時松がボランチに。さらに荻原が右MF、大寺が前線へ。

立ち上がり、フロンターレ等々力は時松がうまく間で受け、右サイドに展開。久村から右サイド、高い位置の荻原につながり、荻原の斜めに速いパスに渋谷がエリア正面へ。ここは横浜ミラオーネの守りも集中しており、シュートには至りませんでしたが、うまくかかわりあいながら、ゴールに迫る場面をつくっていきます。
3分には、右サイド、大寺から久村、久村からエリア外正面、荻原につながり、荻原のパスを、エリア外正面でうまく受けた我妻がミドルシュート。
枠をとらえますが、GK1がセーブ。
5分には、左サイドで堀井や永田、大寺もかかわってボールを動かしていくと、いったん横浜ミラオーネがボールを奪ったところ、速い寄せからフロンターレ等々力が奪い返したところで横浜ミラオーネはファール。フロンターレ等々力のエリア外左でのフリーキックに。
キッカーは我妻。右足で直接狙いますが、これは上。

直後にはフロンターレ等々力、左サイド、高い位置へ持ち込んだ永田がクロス。
セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、時松が高い位置へ。時松のクロスもシュートにはつながりませんでしたが、セカンドボールを拾い、左サイドからのパスに永田がエリア外正面へ。永田が後ろに戻すと走り込んだ渋谷がシュート。ここは横浜ミラオーネがブロック。
左コーナーキックとなり、永田がボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、荻原のパスに時松がエリア右へ。
時松の折り返しに、正面へうまく入り込んだ永田がシュート。しかし、上に。

さらにフロンターレ等々力は、GKの酒寄も、左サイドに正確なボールを供給。
うまく間で時松や我妻が受けながら、自分たちでボールを動かしていきます。
10分には、梶のフィードに渋谷が正面への動き出し。横浜ミラオーネの対応に遭ったところ、セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、久村の縦パスに荻原がエリア右へ。荻原がエリア正面へ持ち込む姿勢を見せ、そのパスに正面へ入り込んだ時松のシュートは枠をとらえますが、GK1がセーブ。
こぼれ球に詰めた時松はさらにシュートを打ちますが、GK1が体を張りブロック。
フロンターレ等々力の左コーナーキックとなり、ショートコーナーを選択したフロンターレ等々力は、我妻がエリア左へうまく入り込み、シュート。
しかし、これは右に。
13分には久村から荻原と右サイドでつながり、荻原がエリア右へ持ち込むと、横浜ミラオーネがブロックしたところ、セカンドボールをものにしたフロンターレ等々力は、渋谷のパスに堀井が左サイド、高い位置へ。これに対しては横浜ミラオーネは体を張り、ブロック。
左コーナーキックを得たフロンターレ等々力。永田が右足で遠いサイドに入れると、荻原が反応しますが、さわることはできず。
しかし、精度の高いボールを入れ、ゴールをおびやかしていきます。
14分には、左サイド、下がり目の堀井が斜めに速いパス。大寺がエリア正面、抜け出しますが、これはオフサイド。
15分にはさらに梶から川上と最終ラインで動かし、川上の浮き球のパスに、荻原が右サイドから正面へ。これもまたオフサイドとはなりましたが、惜しい動き出しを見せていきます。
フロンターレ等々力はさらに右サイドで荻原や大寺、時松がかかわり、左サイド、堀井へ。堀井がクロスを入れると、渋谷がエリア内で粘り強くキープ。
そこから左サイドに展開し、高い位置でプレーする時間をつくっていきます。
17分には、中央に寄った久村がカット。荻原に預け、高い位置で受け直した久村がクロスを入れると、渋谷がエリア内へ飛び出しますが、横浜ミラオーネはクリア。
19分には、我妻が高い位置でボールを奪い、エリア右へ持ち込み、シュート。しかし、GK1がセーブ。
横浜ミラオーネも、GK1からエリア外正面、15に縦にパスが通り、そこから動かそうとしていきますが、フロンターレ等々力は我妻が厳しい寄せからカット。
そこから左サイドに展開。堀井のクロスは横浜ミラオーネの対応があり、シュートにはつながりませんでしたが、球際の厳しさを見せ、そこからゴール前に迫ろうとしていきます。
フロンターレ等々力はさらに右サイドで時松や荻原、久村がかかわり、ボールをつなぎ、うまく中央に持ち込んだ大寺から左サイドに展開。
左サイド、堀井がクロスが入ると、遠いサイドうまく飛び込んだ荻原がヘディングシュート。これが決まり、3-1。
ついにフロンターレ等々力が突き放します。


23分にはさらにフロンターレ等々力、永田のパスにエリア外正面やや右、距離のあるところで久村が右足を振り抜くと、ゴールネットが揺れ、4-1。
立て続けにゴールを奪い、さらにフロンターレ等々力が突き放します。

24分にはさらにフロンターレ等々力、左サイド、下がり目で永田がエリア右を突くパス。荻原が反応しますが、GK1がセーブ。
25分には、酒寄から中央に正確なボールが入り、大寺につながると大寺のパスに荻原がエリア右への動き出し。荻原はシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
フロンターレ等々力はここで渋谷に代わり34長岡幸之介。
長岡もうまく間に顔を出し、我妻や時松とかかわってボールを動かし、奪われても人をかけ、囲い込むようにして寄せ、フロンターレ等々力はボールを奪い取っていきます。
26分には、エリア外正面で大寺がミドルシュート。しかし、右に。
さらに時松から右サイド、荻原に展開。荻原から大寺につながり、大寺はエリア右へ持ち込み、折り返し。エリア正面時松が飛び出しますが、さわることはできず。
27分には、左サイドを突くパスに抜け出した永田がエリア左へ持ち込み、ニアを狙いシュート。しかしGK1がセーブ。
さらにフロンターレ等々力は、我妻のパスに大寺がエリア正面右へ入り込むなど、ゴールに迫っていきます。
横浜ミラオーネも、高い位置で7がカット。そのパスに9がエリア外正面右へ抜け出しそうになりますが、川上がカバーしていきます。
再び自分たちでボールをつなぎ、チャンスをつくろうとしていくフロンターレ等々力、荻原のパスに永田が左サイドから正面への動き出し。
横浜ミラオーネも体を張りこれに対応。
左コーナーキックを得たフロンターレ等々力は、ショートコーナーを選択。永田の左クロスに久村がヘディングシュート。遠いサイドに時松、荻原が詰めますが、オフサイド。

31分フロンターレ等々力は、大寺に代わり38後藤丈人。
32分にはフロンターレ等々力、酒寄から左サイド、堀井、長谷とつながり、永田のパスを間で受けた長岡がスルーパス。エリア正面へうまく抜け出した後藤がシュートを打とうとしますが、横浜ミラオーネは体を張り、ブロック。
さらにフロンターレ等々力は、高い位置で後藤がキープ。そこから中央に戻し、右サイド、荻原へ。久村との連係から荻原が高い位置へ持ち込み、クロスを入れるなどしていきます。
34分には、左サイド、永田のクロスを荻原が競り、時松がエリア内へ。これは横浜ミラオーネの守りに遭うも、セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、我妻の縦パスに後藤がエリア内へ。これに対し、横浜ミラオーネはファール。フロンターレ等々力はPKを得ます。
キッカーは後藤。自らつかみ取ったPKをきっちり決めて、5-1。フロンターレ等々力が突き放します。

直後にはさらにフロンターレ等々力、中央で我妻から時松とつながり、時松のスルーパスに、後藤がエリア内へ飛び出しますが、これはオフサイド。
試合はタイムアップとなり、5-1。
フロンターレ等々力は勝利をおさめました。
上の年代の選手たちとの対戦を通して、それぞれが持つ力を発揮しているように思えるフロンターレ等々力の選手たち。ゴールを決めきる力や、最後のところで守る力をさらに伸ばしていけば、もっともっと素晴らしい試合をするに違いない。そう思わされるものがあります。
試合を重ねて、さらにどう成長していくのか、とても楽しみにしています。
前半2-1 後半3-0 計5-1得点:堀井陽向 荻原光惺2 久村航大 後藤丈人=PK
フロンターレ等々力の先発:21酒寄壮 28時松隼跳 23川上琉偉 26梶優翔 35堀井陽向 30熊谷颯良 29我妻光 36大寺楓真 32永田怜大 31渋谷昇汰 39荻原光惺(c)交代:熊谷→27久村航大 渋谷→34長岡幸之介 大寺→38後藤丈人
(文中敬称略)























































































































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