フロンターレU18 – FC東京U18 / クラブユース選手権準決勝


7月31日は、味の素フィールド西が丘へ。日本クラブユース選手権は準決勝。準々決勝で横浜F・マリノスユースをPK戦の末に下し、2年連続の準決勝への進出を果たした川崎フロンターレU-18は昨年に続いて、FC東京U-18との一戦に臨みました。

【川崎フロンターレU-18 日本クラブユース選手権準決勝 vs FC東京U-18】
7月31日(月)午後7時キックオフ 味の素フィールド西が丘 晴れ 45分ハーフ

浦和レッズユースがモンテディオ山形ユースを2-0で下したのに続いての準決勝の2試合目。昨年の準決勝では栗脇拓人(現中央大)のゴールでフロンターレが先制。前半を1-0で折り返しましたが、後半に逆転され、1-5。果たして今回の対戦はー。

フロンターレの先発は、GK1早坂勇希、DFは右から5小川真輝、34高吉正真、3新井秀明、11デューク・カルロス、ボランチはゲームキャプテンの15池谷祐輔、7桝谷岳良、右MF37有田恵人、左MF10村田聖樹、トップ下13大曽根広汰、FW18宮代大聖。

FC東京の先発は、GK16高瀬和楠、DFは右からキャプテン5岡庭愁人、3篠原新汰、4長谷川光基、2坂口祥尉、ボランチは18品田愛斗、23平川怜、右MF10小林幹、左MF6荒川滉貴、FW15久保建英、14原大智。

フロンターレもFC東京もゴール裏には多くのサポーターが集まり、互いに幕を掲げ、チャントやコールで選手たちを後押しするいい雰囲気の西が丘。準決勝の第1試合では、厳しい暑さが続きましたが、日も暮れて少し涼やかな風も吹くなか、試合は始まりました。

立ち上がり、FC東京は、長身の原へロングボールを集めて前線に起点をつくろうとしていきますが、フロンターレは高吉がこれにうまく対応。そこからマイボールに。池谷が最終ラインに下り、新井や高吉とかかわり後ろから組み立て。左サイドのデュークが高い位置取りへ。4分には池谷の縦パスにデュークが抜け出して、村田へボールがわたり、村田がエリア外左へ。ボールをエリア内へ送りますが、GK高瀬がこれに対応。シュートにはつなげられず。

8分にはFC東京。平川がボールをカットし、左サイドへ。エリア内、荒川が抜け出していきますが、高吉が体を張った守備。最後はラインを割り、シュートにはつなげさせず。さらにFC東京は久保がエリア前へ抜け出して仕掛けていきますが、村田がスライディングでボールを奪い、左へ展開。大曽根が左サイドから抜け出していきますがここもシュートまでは至らず。フロンターレは、大曽根も中盤まで下り、新井から縦パスを受け、池谷や桝谷もかかわって、フロンターレは中央からパスを回し、機を見て左サイドのデュークへパスを出すなどしていき、右サイドでは有田が前にうまくプレッシャーをかけてマイボールに。縦へパスを入れて、エリア前に迫っていきます。11分には左サイド、デューク、村田とつないで、村田から右サイド、高い位置の小川真輝へサイドチェンジ。小川はおさめることはできませんでしたが、攻撃に幅を持たせていこうとしていきます。

FC東京も12分には、原を狙って浮き球を入れると、原が競り勝ったボールをエリア外左で久保が拾ってシュートを放つも左へ。さらに中盤でボールを拾って、右へ展開すると久保がクロスを入れるも小川真輝がブロック。さらに岡庭が拾ってエリア内へ低い弾道のクロスを入れてきますが、新井がうまくクリア。さらに東京の時間帯は続き、品川の浮き球にエリア内へ原が抜け出していこうとしますが、高吉がしっかり対応。14分には、岡庭が右からクロスを上げると、エリア内へ原がうまく入り込んでシュートを打つも、これは右に。

フロンターレも小川真輝と有田が右サイドでパス交換をしたところから打開を図りにいきますが、FC東京も坂口や荒川、平川も絡んでしっかりとした守備を見せ、なかなかエリア内へは近づけず。

FC東京は15分、坂口が負傷のため、ピッチの外へ。交代を余儀なくされ、7杉山伶央が入り左MF、荒川が左SBへ。18分にはFC東京、左サイドから攻勢に出ると、久保がエリア左へ進入。しかし、小川真輝がクリア。直後のコーナーキック、左から品田が右足で入れたボール、長谷川が合わせますが、これは上に。

フロンターレも、右サイドの有田へ縦パスを入れたところから、桝谷も積極的に前へ出て、厚みのある攻めを見せていきますが、シュートにはつなげられず。それでも有田が右サイドの高い位置でマイボールにするなど、FC東京に対抗。原のプレスバックでFC東京ボールになっても、池谷がよくフォローしてボールを取り返し、マイボールにしていきます。23分にはエリア手前左でのフリーキック、小川真輝が狙いますが、右へ。

FC東京も久保を起点に左サイドから攻めに出ていくと、エリア内へ杉山が抜け出していきますが、小川真輝や桝谷がよく戻ってシュートにはつなげさせず。32分には岡庭のクロスに久保が合わせますが、ここでも桝谷がブロック。枠へは飛ばさせず。直後にはFC東京。品田がやや内よりのポジショニングでボールを奪って、縦へパスを入れエリア前へ。品田のミドルシュートが枠をとらえますが、早坂がしっかり対応。さらに品田の直接フリーキックが枠をとらえますが、早坂がしっかりエリア外左へ弾き返し、このボールをデュークにつなげる冷静な判断。しのいでいきます。フロンターレも池谷の縦パスを受けた宮代が左サイドからエリア前に仕掛けて、右へ展開。シュートにはつなげられずも、エリア前に近づいていきます。

36分にはFC東京、再び左サイドからの攻め。杉山がエリア外左へ仕掛け、エリア内へ折り返すも新井がクリア。さらにセカンドボールを拾って、荒川が左サイドの高い位置へ。しかし、有田が自陣まで戻って体を入れ、シュートにはつなげさせず。さらに原に浮き球を入れてきますが、池谷と高吉が囲い込むようにうまく対応。

フロンターレも村田と桝谷が近い位置でパスを回し、桝谷から左へ展開すると、デュークが仕掛けて、折り返しますが、これはGK高瀬に止められてシュートにはつなげられず。さらに高吉が大曽根へ縦パスを入れるも、これは篠原がカット。それでも桝谷がよくカバーをして再びマイボールに。41分には早坂も左へ流れた宮代へ正確につないで、宮代からリターンを受けた桝谷からエリア右へパスが出るも、大曽根は触ることはできず。FC東京も直後には久保がエリア前でうまくボールを受けてしかけてくるも、池谷が強い寄せ。さらに小林幹のミドルシュートが枠をとられますが、早坂がよく反応。ゴール右へ転がったこぼれ球に迫った原にはデュークが寄せ、しのいでいきます。

44分にはフロンターレも宮代が仕掛けて右からのコーナーキックに。桝谷が右から左足で入れて、こぼれ球を拾った小川真輝から右サイドの高い位置に残っていた桝谷へ展開。桝谷のパスにエリア右へ小川真輝が進入。シュートを打つもクリア。ロスタイムは2分。FC東京、久保のパスにエリア外左へ抜け出した杉山がシュートを打つも右へ。さらに左サイドへ久保が抜け出していきますが、高吉がカット。こぼれ球を拾ってFC東京は、さらに久保が仕掛けてエリア内へ近づいていくも、池谷がよくカバー。前半は0-0でタイムアップとなります。

後半、左サイドからの攻勢でFC東京が前に。杉山が荒川や久保とうまく連係しながら前に出ていくも、フロンターレは桝谷や小川真輝がよくカバーし、コーナーキックに。左から品田が右足でボールを入れていきますが、早坂がパンチングで防ぎ、こぼれ球を拾った荒川のシュートは右へ。FC東京は、品田に小林幹や平川、長谷川や篠原もかかわって後ろから組み立てつつもサイドへ振っていき、さらに前に。フロンターレは大曽根や宮代も前線から守備に戻って圧力をかけていきますが、なかなかマイボールにはできず。

3分には左サイドから折り返されると、原が抜け出しますが、高吉が体を張って防ぎ、シュートは打たせず。さらにFC東京の左サイドからの攻勢は続きますが、高吉や小川真輝がよくカバーし、しのいでいきます。フロンターレも新井や高吉が開いて、池谷が間に落ち、後ろから組み立て。中央に縦パスを入れて打開を図っていきますが、FC東京は平川、小林幹も中へしぼってボールをよくカット。チャレンジはしてもなかなか通すことはできず。それでも池谷がよくカバー。FC東京の左サイドへ展開しての攻めに対しては、エリア左へ進入する杉山に対して、高吉がよくカバー。8分には小林幹の縦パス、エリア前でうまく前を向いた原がシュートを打ちますが、これは左に。

フロンターレも池谷が激しく体を寄せたところからマイボールに。右サイドの有田へ展開し、中盤の桝谷を経由して左へ展開すると、デュークが左サイドの高い位置に。中へ少し切れ込んでミドルシュート。これはGK高瀬が防ぎコーナーキックに。ようやく厚みのある攻めを出せるようになっていきます。

フロンターレはここで有田に代わって24宮城天が入り、宮城が左MF、大曽根が右MF、トップ下に村田となります。デュークのシュートで得たコーナーキック、左から小川真輝が右足でボールを入れると、新井が頭で合わせたシュートは枠をとらえますが、高瀬が弾き出し、ゴール前にこぼれた球は前に蹴り出され、先制点とはならず。

直後には宮代がエリア右へ抜け出してシュートに持ち込むもこれはブロック。さらに大曽根が前からプレスをかけ、マイボールにすると、左サイドの宮城、デュークがうまく連係してエリア内へ迫っていくフロンターレの選手たち。しかし、12分、左サイドからのFC東京の攻め。左から久保が仕掛けて放ったシュートは早坂が弾いて防ぎますが、こぼれ球を原が頭で押し込んでゴールネットを揺らします。0-1。先制点はFC東京へ。

フロンターレは桝谷の縦パスを受けた池谷がエリア前に。シュートにはつなげられず。14分、さらにFC東京は小林幹の浮き球にエリア外左へ原が抜け出して、ループシュートを放つとこれも決まって0-2。突き放されてしまいます

宮城やデュークに村田が左サイドでかかわってパスを回し、ボールを失っても宮城がよくカバーして再び取り返すなどしながら打開を図りにいくフロンターレ。16分には小川真輝が右サイドの高い位置でボールをカットし、エリア前の宮代へ縦パス。宮代からのパスにエリア左へ宮城が抜け出しますが、これはクリア。FC東京はクリアボールを拾った久保のパスに左から杉山が抜け出してシュートを打ちますが、早坂がしっかりキャッチ。さらにフロンターレの縦パスをカットしたところからFC東京がカウンターに。荒川が左サイドの高い位置へ抜け出してシュートを打つも、高吉がブロック。

村田が高吉や新井とかかわって、後ろで回しながら攻めに転じようとするフロンターレ。FC東京は平川がポジショニングよくボールをカットするなどして対応していきます。23分には池谷、村田と縦へつないで、村田のパスにエリア右へ宮代が抜け出しますが、FC東京は長谷川がカバー。シュートにはつながらず。さらにエリア前で人数をかけてパスをまわしていくと、宮代がエリア前、FC東京の選手に寄せられながらも、狭いコースを見つけて、枠へシュートを打ちますが、これはGK高瀬の正面に。

さらにデュークの縦パスにエリア左へ宮代が抜け出しますが、FC東京の長谷川のカバーでシュートにはつながらず。

25分、フロンターレは桝谷に代わって27森璃太が入り、村田がボランチ、森が右MF、大曽根がトップ下へ。FC東京もここで選手交代。杉山に代わって8小林真鷹。

26分には池谷が右サイドへ抜け出してエリア前へドリブルで仕掛けていくと、FC東京の選手にファールを受けて、ゴールに近い位置でのフリーキック。小川真輝が直接狙うも、シュートはバーを叩いて惜しくも決まらず。直後には池谷のパスに森璃太が右サイドの高い位置へ。森が仕掛けてエリア前にマイナス気味に折り返すと、宮城がエリア内へ抜け出してシュート。しかし、枠はとられられず。

FC東京も31分には右から岡庭がクロスを上げると、小林幹がエリア前でうまくボールをおさめますが、シュートは村田がブロック。さらに平川がエリア内へ浮き球を入れてくるもデュークが中へしぼってボールをおさめて、攻撃にはつなげさせず。33分フロンターレは大曽根に代わって9山田新、FC東京は久保に代わって11横山塁がピッチへ。直後にはFC東京、小林真鷹がエリア右へ。シュートは枠をとらえますが、早坂が好セーブ。しのいでいきます。

村田や池谷、新井や高吉がかかわって後ろから組み立てていこうとするフロンターレ。しかし、FC東京は小林幹もよく前からプレスをかけて連動してボールをカット。なかなか攻撃にはつなげられず。それでもフロンターレは森璃太に加えて、山田もFC東京の中盤に対して圧力を加えてマイボールにし、エリア前で村田や宮代がかかわってパスを回せるように。いったんボールを中盤まで戻して左へ展開し、宮城が仕掛けて、宮代を経由して最後は村田がミドルシュートで狙いますが、枠をとらえることはできず。さらに池谷、村田が中盤でボールを動かしていくフロンターレ。40分には池谷のパスに、右サイドからうまく森璃太がエリア前に抜け出すも、FC東京は長谷川が読みよくこれをカット。

FC東京は42分には小林幹に代えて24草住晃之介が入り、左SBへ。荒川が右MFに。フロンターレは43分には村田に代えて4伊従啓太郎が入り、FC東京は直後には原に代わって13吉田和拓がピッチに。

ロスタイムは4分。フロンターレはうまく時間を使いながらも、機を見て吉田がエリア前に抜け出してくるなどして、追加点も狙ってくるFC東京に対して、新井がよくカバーをするなどして前に出ていこうとしていきます。

46分に早坂の送ったボールを伊従が競り勝って宮代がエリア前に。しかし、FC東京もこれをよくカバーしてシュートにはつながらず。直後にはFC東京も右サイドへ展開すると、荒川がエリア内へクロスを入れますが、小川真輝がよくカバーしシュートにはつなげさせず。フロンターレは中盤のパスに山田が抜け出そうとするもシュートにはつなげられず。FC東京はマイボールにすると、高い位置でボールを回し、フロンターレ陣内のコーナー付近へボールを運び、うまく時間を使っていきます。ボールを取り返して、前に運ぼうとしていくフロンターレでしたが、得点機をつくることはできず。試合は、タイムアップ。0-2。フロンターレの日本クラブユース選手権はここで終わることになりました。

前半0-0 後半0-2 計0-2
得点:原大智2(FC東京)

フロンターレの先発:1早坂勇希、5小川真輝、34高吉正真、3新井秀明、11デューク・カルロス、15池谷祐輔(c)、7桝谷岳良、37有田恵人、10村田聖樹、13大曽根広汰、18宮代大聖
交代:有田→24宮城天 桝谷→27森璃太 大曽根→9山田新 村田→4伊従啓太郎
交代:16安福祐一 23島崎元 30山内日向汰

FC東京の先発:16高瀬和楠、5岡庭愁人(c)、3篠原新汰、4長谷川光基、2坂口祥尉、18品田愛斗、23平川怜、10小林幹、6荒川滉貴、15久保建英、14原大智
交代:坂口→7杉山伶央 杉山→8小林真鷹 久保→11横山塁 小林幹→24草住晃之介 原→13吉田和拓
控え:1大本竜司 9吹野竜司

初戦こそ4-0と快勝を飾ったフロンターレでしたが、その後は接戦の連続。決勝トーナメントではラウンド16、準々決勝と連続して延長戦を戦い抜き、PK戦を制して勝ち上がったねばり強さは、見事なものでした。2年連続の3位という結果もとても立派なものだと思います。

8月下旬にはプリンスリーグも再開され、Jユースカップも控える川崎フロンターレU-18。大変な日程の中で試合を重ねて成長し、最後には悔しさも味わったチームがこれからどうなっていくのか。今回の大会では出場せずスタンドから試合を見つめていた選手たちもきっと成長し、出場する機会を得ることもあると思います。12月まで続いていくフロンターレU-18の2017年のシーズン、とても楽しみにしています。

(文中敬称略)
写真はあんざいさんからもいただきました。ありがとうございます!

※追記 日本クラブユース選手権の決勝は8月2日、味の素フィールド西が丘で行われ、FC東京U-18が浦和レッズユースを2-0で下し2連覇を果たしました。フロンターレU-18は、ベスト4に残った4チームの中から選ばれるフェアプレー賞を受けました。グループステージ、決勝トーナメントの6試合を通じてフロンターレが受けた警告は1。1点を争う接戦が続いたなかで、この数字はとても立派なものだと思います。

直前練習を前にボールを運び込む選手たち

アップに臨む選手たち。笑顔も見せる

クラブユース選手権、ずっとチームをサポートし続けた養日幹大選手
デューク・カルロス選手
宮代大聖選手
小川真輝選手
池谷祐輔選手
ゴール裏の家族やサポーターのもとへ

新井秀明選手
タッチをかわしていざ試合へ
早坂勇希選手
早坂勇希選手
小川真輝選手
大曽根広汰選手
新井秀明選手
小川真輝選手
池谷祐輔選手
村田聖樹選手
早坂勇希選手

桝谷岳良選手
宮代大聖選手

前半は0-0
森璃太選手
宮城天選手
山田新選手
山内日向汰選手
島崎元選手
安福祐一選手
後半へ

宮代大聖選手がゴールへ迫る
有田恵人選手が仕掛けていく
大曽根広汰選手
池谷祐輔選手
大曽根広汰選手
フリーキックでゴールを狙う小川真輝選手

池谷祐輔選手
デューク・カルロス選手
山田新選手
宮城天選手
山田新選手
宮代大聖選手
伊従啓太郎選手
0-2でタイムアップ

3位の表彰式へ
大会を通じて好守を見せ続けた早坂勇希選手
ゲームキャプテンを担った池谷祐輔選手
攻守に動き回った大曽根広汰選手

何度も体を張った守備を見せた高吉正真選手

フロンターレU-18のシーズンはまだまだ続いていく

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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