5月6日は、しんよこフットボールパークへ。
関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部は、第10節を迎え、川崎フロンターレU-15生田は横浜F・マリノスジュニアユースとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田 関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部第10節 vs 横浜F・マリノスジュニアユース】
5月6日(火・祝) 午後4時半キックオフ しんよこフットボールパーク 40分ハーフ 雨
リーグ戦の前半戦を4勝3分け2敗で折り返したフロンターレ生田。
先発は、GK16青木馨、最終ラインは右から17濱野礼、キャプテンの3對馬羽琉、4上野煌士郎、5吉田琉海、ボランチは14夏目瑛斗、6望月楓矢、右MF22吉澤映杜、左MF7荒井瑞樹、トップ下10中野大虎、前線には9土肥瑠星。

マリノスは2勝1分け6敗。
先発は、GK1井上勇翔、最終ラインは右から2長倉結人、4仲山柊斗、3関一成、15村瀬励、ボランチは34佐野翼、8武田隼一、右MF7井上玲央、左MF13松井皓、前線にはキャプテンの10藤澤斗亜、9松尾健吾。
Anker フロンタウン生田で行われた開幕戦では、1-0。荒井瑞樹が決勝点を決め、フロンターレ生田が勝利しています。
◇フロンターレU15生田 – 横浜F・マリノスジュニアユース / 関東ユース第1節
雨が降りしきるゴールデンウイーク最終日のしんよこフットボールパーク。
それでも、ネット越しやしんよこフットボールパークを見下ろす橋の上には多くの両チームの選手の家族らの姿も。
マリノスサイドのゴール裏には、多くのOBたちがその名前を記した幕も飾られ、それぞれのチームの選手たちへの想いを感じさせられる中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりはマリノス、松井が左サイド、背後を取りエリア左への仕掛け。しかし、,フロンターレ生田は對馬が対応。
マリノスは中央、間で受けた武田が縦パス。松井がまたも高い位置へ動き出していきますが、對馬が対応していきます。
ピッチに水たまりができるなか、フロンターレ生田は對馬のフィードに、土肥が高い位置への動き出しを見せ、マリノスの陣内へ。
しかし、ボールがなかなか走らずに、思うように動かすことはできず。
一方のマリノスも中央で佐野や武田、下がり目に松井も顔を出し、組み立てを図り、ラインを高め、前に出る姿勢を見せていきますが、フロンターレ生田はコンパクトに粘り強い守りで対抗。
6分には、右サイドに展開したマリノス、井上玲央との連係から長倉が高い位置へ持ち込んでいきますが、荒井がブロック。
マリノスの右コーナーキックとなり、松井が左足で入れると佐野が飛び込みますが、さわることはできず。精度の高いボールを入れ、フロンターレ生田のゴールに迫っていきます。
なおも藤澤が左サイドに流れ、ボールを引き出して、フロンターレ生田のエリア前でプレーをしていくマリノス。
それでも、フロンターレ生田はコンパクトに、粘り強い守りを披露。マリノスがボールをつないでいくなかでも、決定的なチャンスはつくらせずに対応を重ねていきます。
10分にはフロンターレ生田、フィードに対応した青木がすばやくリスタート。荒井が一気に左サイド、高い位置へ。ここはマリノス、長倉がブロック。
左コーナーキックを得たフロンターレ生田は、夏目が右足で入れると、上野がヘディングシュート。
マリノスが阻んだところ、セカンドボールを拾い、最後は對馬がエリア左でシュート。しかし、マリノスはブロック。

再び左コーナーキックを得たフロンターレ生田。夏目が入れるとセカンドボールを拾い、中央、中野から左サイド、吉田へ。
吉田のスルーパスに土肥がエリア内へ動き出していきますが、マリノスの守りも粘り強く対応していきます。

マリノスは、中央に下りて受けた藤澤から左サイドに展開。高い位置へ抜け出した松井がクロス。しかし、フロンターレ生田はエリア内で集中した対応を見せ、シュートは打たせず。
さらにマリノスは、中央に寄って受けた井上玲央のパスに長倉が右サイド、高い位置へ。しかし、フロンターレ生田は荒井も自陣のエリア近くまで戻り、コンパクトに粘り強い守りで対抗。
さらにマリノスは、松尾も高い位置でかかわってボールを動かしてきますが、フロンターレ生田はここでもじれずに対応を続けしのいでいきます。
13分にはマリノス、浮き球のパスに藤澤がエリア外右へ。しかし、上野がブロック。マリノスは右コーナーキックを得て、松井が遠いサイドに入れるとセカンドボールっを拾って左クロスを入れてきますが、吉田が対応していきます。
フロンターレ生田も土肥がおさめて、左サイドに展開。荒井、中野、吉田がかかわってボールを動かす時間を作り、16分には吉田がエリア外左へ抜け出しミドルシュート。しかし、左に。
マリノスも直後には、中央でボールを奪った佐野が前に持ち込んでいきますが、パスに対して對馬が対応。
さらに左サイド、松井へつなげていくマリノス。しかし、フロンターレ生田は濱野が粘り強く寄せていきます。
18分にはマリノス、立て続けにクロスを入れるとセカンドボールを拾い、藤澤がエリア右へ。しかし、上野が対応。
するとフロンターレ生田、直後には對馬のフィードに、土肥がエリア正面へ。いったんはマリノスが阻むも高い位置で奪い返した吉澤がクロス。
左サイドへ流れたボールを残してフロンターレ生田のスローインに。
その流れから吉田、中野、荒井がかかわって左サイドでボールを動かしていき、荒井が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、マリノスの守りが対応していきます。
だんだんと夏目や望月が触れて、中盤でボールを動かせるようになったフロンターレ生田。
20分には、望月が中央を持ち上がり、右サイドに展開すると抜け出した濱野は折り返し。マリノスが阻んだところ、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は望月の縦パスに荒井がエリア左へ。しかし、マリノスはブロック。
こぼれ球を拾ったフロンターレ生田は中央やや右吉澤のパスに中野がエリア外正面へ。中野から左サイド、背後を取った荒井につながり荒井は折り返し。
しかし、マリノスはクリア。
攻撃にすばやく転じたマリノスは、エリア外右、スペースを突くパスを出していきますが、青木が対応していきます。
ピッチの状況も見て、村瀬がエリア前にフィードを入れるなど長いボールも交えてくるマリノスに対し、しっかり対応していくフロンターレ生田。
荒井のパスを中央間で土肥が受け、右サイドへ持ち込みそのパスを受けた吉澤がエリア右へ持ち込む場面をつくっていきます。
26分には、フロンターレ生田、土肥から吉田と左サイドへつながり、吉田から受けた荒井は左クロス。エリア内、飛び込んだ中野がヘディングシュート。しかし、右に。

フロンターレ生田はさらに左サイド、中野のパスに吉田がエリア左へ持ち込んでいきますが、マリノスも体を張り、阻んでいきます。
フロンターレ生田はさらに中野・吉田・荒井の左サイドでの連係からマリノスの陣内での時間をつくり29分には中野のパスに高い位置へ抜け出した荒井が左クロス。
しかし、井上勇翔がセーブ。
さらにマリノスが中央に入れてきたところ、吉澤がカット。中央へ持ち込み、左サイドに展開しようとしますが、マリノスの守りも堅く、これに対応。
水たまりがさらに増え、互いに長いボールも増える中、最後のところで崩れずにプレーを重ねていくフロンターレ生田とマリノス。
なかなかシュートまではいけない時間が続いた中、36分には、フロンターレ生田、荒井が左サイド、高い位置へ持ち込み、後ろに戻すと吉田がミドルシュートを打ちますが、井上勇翔がセーブ。


マリノスが左サイドに展開してきたところ、ボールを奪った濱野が右サイド、高い位置へ持ち込んでいきますが、マリノスは村瀬が対応。
ボール奪った村瀬は左サイド、高い位置へ展開。藤澤を走らせますが、對馬がカバー。
さらに中央でうまく受けた武田のパスに、松尾が左サイド、高い位置へ。しかし、ここでも對馬が対応。
するとフロンターレ生田も、對馬のフィードに、荒井が高い位置へ動き出すことでマリノスの陣内へ。
セカンドボールを吉田が拾い、中野から荒井、荒井から中央、望月につなげると望月は右サイドを突く浮き球のパス。しかし、ここはつなげることはできず。
しかし、ボールをしっかりつなぐ姿勢を見せて、マリノスの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
40分には、マリノス、ルーズボールを拾い、藤澤がエリア正面へ。1対1の状況をつくりますが、これはオフサイド。
すると攻撃に転じたフロンターレ生田は、正面でおさめた土肥のパスに吉澤が右サイド、高い位置へ。しかし、マリノスはブロック。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ生田は夏目に代わり8渡邉拓眞。マリノスは長倉に代わり18山田湊斗。松井が右MF、井上玲央が左MFに。
立ち上がりにはフロンターレ生田、中央、渡邉のパスに濱野が右サイド、高い位置への動き出し。
マリノスが阻んだところ、後ろに戻したフロンターレ生田は上野のフィードを濱野が右サイドでおさめ、間で受けた渡邉は縦パス。
中野が高い位置へ動き出していきますが、マリノスはそれに対応。
マリノスもうまく間で受けた藤澤が高い位置へ持ち込んでいきますが、上野が前には行かせず。
8分には、右サイドに展開したマリノス。抜け出した藤澤はクロス。しかし、上野が対応。
さらにマリノスは、左右に動かしながら、最後は村瀬がフィード。しかし、上野が跳ね返していきます。マリノスはセカンドボールを拾い、松井が右サイドから持ち込もうとしていきますが、吉田が対応していきます。
マリノスは関や中山、武田がかかわってボールをつないでいき、セカンドボールは佐野が回収。左サイドに展開し井上から下がり目で受けた村瀬は浮き球のパス。しかし、濱野が対応。濱野は土肥につなげ、土肥が右サイド、高い位置へ持ち込み自分たちのスローインにしていきます。
再び自分たちでボールをつないでいく時間をつくるフロンターレ生田。望月のパスを中野が受け、左サイドへ運んでいきそのパスに荒井が背後を取る動き。

マリノスもそれに対して、山田が粘り強い守りを見せ、対抗。フロンターレ生田は左コーナーキックを得ますが、マリノスはクリアしていきます。
マリノスも最終ラインの関から左サイドに展開。正確なサイドチェンジを松井がおさめて仕掛けていきますが、吉田が対応。
14分には中央でボールを奪ったマリノス。佐野から藤澤につながり、藤澤は右サイド、高い位置へ。藤澤は右クロス。左へ流れたボールを井上玲央が拾いますが、濱野が対応していきます。
攻撃に転じたフロンターレ生田は、再び荒井が左サイド、高い位置へ。しかし、山田がここでも粘り強く対応。
16分にはうまく間で受けた吉澤がスルーパス。土肥が抜け出しそうになりますが、上手くおさめることはできず。最後は井上勇翔がセーブ。
17分には水で止まったボールを吉田がものにし土肥につなげると、土肥は左サイドに展開。荒井が高い位置へ持ち込もうとしますが、ここでもマリノスは対応。
それでもフロンターレ生田は、マリノスの武田が背後を突くパスを出してきたところでは上野が対応。雨が降り続き、難しいコンディションの中、集中してしっかりプレーをしていきます。

19分には、マリノス。、右クロスを入れるもエリア右で吉澤がカバー。吉澤のパスに土肥が高い位置への動き出し。
最後はマリノスの対応に遭うも再び相手陣内でプレーする時間をつくったフロンターレ生田。
望月や渡邉、中野、吉澤もかかわり、高い位置で土肥がキープを図っていきます。
21分フロンターレ生田は中野に代わり13髙越遼平。
22分には、フロンターレ生田にファールがあり、右サイドでフリーキックを得たマリノス。
松井が左足で遠いサイドに入れていきますが、フロンターレ生田はしっかり競りに行き、左コーナーキックに。
マリノスはショートコーナーを選択。セカンドボールを拾い、佐野のパスに高い位置へ抜け出した山田は右クロス。しかし、これはラインを割りシュートにはつながらず。
マリノスは松尾に代わり19鈴木遼が1度は入りますが、登録外。11田中大雅が入ります。
少し試合が止まった場面を経て再びプレーを重ねていくフロンターレ生田とマリノス。
マリノスは、最終ラインの関が左サイドに持ち上がり、右サイドに展開。松井が高い位置へ持ち込みクロスを入れていきますが、青木が対応。
セカンドボールを拾い、今度は山田が遠いサイドに正確なクロス。しかし、フロンターレ生田はブロック。
マリノスの左コーナーキックとなりますが、それをしのいだフロンターレ生田は、吉澤から右サイド、渡邉へ展開し正面で受け直しシュート。しかし、枠はとらえられず。
さらに髙越が浮き球を競り、左サイド、吉田から中央、渡邉へ。渡邉のパスに荒井がエリア左へ持ち込んでいきますが、マリノスは松井がカバー。
37分は中央、望月のパスに吉澤がエリア右へ。しかし、マリノスはブロック。
マリノスも、39分には中山のフィードに田中がエリア右へ。しかし、青木が対応していきます。
フロンターレ生田はここで荒井に代わり11川上翔。
40分にはフロンターレ生田、吉田のフィードを土肥が競り、濱野が高い位置への動き出し。しかし、おさめることはできず。
マリノスも、後ろから動かそうとするフロンターレ生田に対し、高い位置からプレス。右サイドでスローインを得てクロスを入れていきますが、青木がセーブ。
青木はすぐさまリスタート。吉澤を走らせるもマリノスの戻りも速く、フロンターレ生田は自陣に戻して組み立てを選択。
42分フロンターレ生田は望月から左サイドに展開すると川上が前に持ち上がり、ドリブルでエリア左へ。川上はシュート。GKの井上勇翔が阻んだところ、こぼれ球に詰めたのは土肥。土肥が押し込み、1-0。
ついに試合を動かしたのはフロンターレ生田。試合終盤に大きなゴールが生まれます。




だんだんと雨が弱まり、水が引いていく中でつなぐ場面もつくっていくフロンターレ生田。川上がうまく間を持ち上がり、右サイド、吉澤へ。吉澤から受けた髙越が右サイドから中央へ持ち込んでいき、土肥がおさめると土肥からエリア外正面で受けた吉田はミドルシュート。しかし、上に。

さらにフロンターレ生田は、渡邉から望月と中央でつながり、望月のお明日に濱野が右サイド、高い位置へ。ここはマリノスが阻んで右コーナーキックに。
フロンターレ生田の右コーナーキックをしのいだマリノスは、松井に代わり5金沢俐京。
マリノスは右サイド、裏を突くパスに金沢が仕掛けていきますが、吉田がしっかり対応。スローインを得たマリノスは、田中がエリア右へ持ち込もうとしていきますが、上野が対応。試合はタイムアップとなり、1-0。
難しいコンディションの中、最後まで攻守に粘り強くプレーを重ねたフロンターレ生田。大きな勝利をものにしました。
5月11日に行われた第11節、東京ヴェルディジュニアユース戦では、2-1。前半戦の対戦では1-4と悔しい思いをした相手に競り勝ったフロンターレ生田。
粘り強く戦い抜き、勝利をものにする力がついてきているように思います。
これから、試合を重ねて、どう成長を遂げていくのか。とても楽しみにしています。
前半0-0 後半1-0 計1-0
得点:土肥瑠星
フロンターレ生田の先発:16青木馨 17濱野礼 3對馬羽琉(c) 4上野煌士郎 14夏目瑛斗 6望月楓矢 22吉澤映杜 7荒井瑞樹 10中野大虎 9土肥瑠星交代:夏目→8渡邉拓眞 中野→13髙越遼平 荒井→11川上翔
控え:1小村風人 2出口翔太 18森本信路 20冨田嵐丸
マリノスの先発:1井上勇翔 2長倉結人 4中山柊斗 3関一成 15村瀬励 32佐野翼 8武田隼一 7井上玲央 13松井皓 10藤澤斗亜 9松尾健吾交代:長倉→18山田湊人 松尾→11田中大雅 松井→5金沢俐京
控え:21金子隼人 33齊藤陸斗 17田上慶一郎
(文中敬称略)


































































































◇以下の写真は練習試合から。髙越遼平が2ゴールを決め、2-0という結果だった





















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