5月11日前橋育英高崎グラウンドでレミアリーグEAST第7節、前橋育英戦に臨んだ川崎フロンターレU-18。
試合に先立つ午前11時からは、プリンスリーグ関東2部、前橋育英B vs 桐光学園が行われ、桐光学園はフロンターレU-15出身の3年生、GK斎藤准也とDF陶山響が出場しました。
2人は試合後に前橋育英高崎グラウンドに残り、プレミアリーグEASTを観戦。
かつてのチームメートたちを見守りました。
プレミアリーグEASTのキックオフ前に、斎藤准也に話を聞かせてもらいました。

〇高校3年目、ここまではどうですか?
ようやく3年目になって試合に出られるようになったんですけど、チーム状況としては良くない状況なので。(桐光学園は、プリンスリーグ関東2部で2勝1分け3敗、8位)
そこをいかに自分たちが変えられるかっていうのが、これからの課題かなと思います。
〇キーパーとして今自分が一番伸びていると思うところはどんなところでしょうか?
自分に足りなかった気持ちだったり。メンタル面のところだったり。1年生のころから比べると成長したんじゃないかな、と思います。
〇こういうキーパーになりたい、というものはありますか?
今フロンターレで試合に出ている成音。松澤成音はやっぱりチームを引っ張っていくようなキーパーなので。
それを間近で見ていた自分からすると、そこが顕著に自分には足りていないと思うので。
そういった意味ではひとつ目標という意味で、成音がいい目標の選手なんじゃないかなと思います。
〇今年自分としての目標は何かあります?
自分自身はやっぱりリーグ戦、インターハイ、選手権で優勝することが目標で。
そのなかでいかにクリーンシートで抑えられるかっていうのを心掛けてやっていきたいと思います。
〇今日は井澤君(井澤明己)もメンバーに入っていたりするんですけど、こうしてフロンターレを間近で見て思うところはありますか?
リーグ戦とか舞台が違うので戦うことはないんですけど。
試合見たりしていい刺激をもらったりとか、あいつらが頑張ってきたから、「自分がもっと頑張ってやる」っていい刺激としてもらっています。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいですか?
フロンターレにいた者として、もっと活躍してフロンターレのファンのみなさんにいい知らせを届けられるように、これからも頑張りたいと思います。
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U-12からフロンターレに入り、U-15時代には松澤成音や井澤明己と切磋琢磨。2022年には、日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の優秀選手などが出場する「メニコンカップ2022 日本クラブユースサッカー東西対抗戦(U-15)」も経験した斎藤准也。
今もかつての仲間たちに刺激を受けながら、そして目標としながらも、桐光学園でその力を発揮しようとしています。
高校総体、そして全国高校サッカー選手権大会。桐光学園に入ったからこそ、経験できる大きな舞台への切符をつかみとり、フロンターレのサポーターにも届くような活躍を見せることを願っています。


(文中敬称略)
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