10月11日は、県立スポーツセンター陸上競技場へ。
高円宮杯JFA全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会神奈川県大会は、勝者が関東大会に出場権を得る決定戦を迎え、川崎フロンターレU-15等々力は、クラブテアトロJYとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(3年) 高円宮杯JFA全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会神奈川県大会第3代表決定戦 vs クラブテアトロJY】
10月11日(土) 午後0時キックオフ 県立スポーツセンター陸上競技場 雨 40分ハーフ
1回戦をシードされ、AZFCエスペランサジュニアユースとの2回戦を3-0、カルペソール湘南との3回戦を4-0。勝てば初の関東大会出場となるフロンターレ等々力。
一方、神奈川県(U-15)サッカーリーグ1部では3位につけるクラブテアトロは、1回戦をシードされ、2回戦はライオンズランドFCに2-0。3回戦は和光ユナイテッド川崎FCに5-0。
フロンターレ等々力の先発は、GK16松田隼、最終ラインは右から6渡部泰地、2猪又聖生、キャプテンの7野田永輝飛、3木田悠司、ボランチは5坂西叶羽、18遠山煌斗、右MF17遠山頼斗、左MF32永田怜大、トップ下10初音虎次郎、前線には11林凜太朗。

弱く冷たい雨の降り続く県立スポーツセンター陸上競技場。
スタンドには、両チームの選手の家族が集まり、クラブテアトロは幕を掲出。フロンターレ等々力の1年生も見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がり、フロンターレ等々力は渡部泰地のフィードに、初音が正面へ。これはオフサイド。
一方のクラブテアトロも、背後を取り、エリア外右へ持ち込んでいきますが、木田が対応。
右コーナーキックを得たクラブテアトロは、遠いサイドで折り返し、エリア右でシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
するとフロンターレ等々力は、林が右サイドへ流れ、パスを引き出し。遠山頼斗に預けると再び受け直した林はエリア右へ。シュートは枠をとらえられなかったものの、チャンスをつくっていきます。

さらにフロンターレ等々力は、林のキープから初音が前に持ち込むなど攻勢に。猪又や野田、遠山煌斗、坂西がかかわり、坂西のパスに渡部泰地が右サイド、高い位置へ抜け出すなど、うまく相手の背後へ。初音も低い位置に顔を出し、うまくボールを受けていきます。
9分には、右サイド、渡部泰地が遠山煌斗にいったん預け、中央で受け直しエリア外正面へ。しかしクラブテアトロの粘り強い守りに遭い、シュートを打つことはできず。
さらに右サイド、渡部泰地から開いて受けた初音が中央へ持ち込み、最後は林がエリア右へ。ここもクラブテアトロが体を張り、対応。
12分には、野田のフィードに林がエリア内へ。クラブテアトロの粘り強い対応があり、シュートを打つことはできませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
野田がフィード。クラブテアトロが跳ね返したところ、初音が右サイドでマイボールに。前に持ち込んでいくフロンターレ等々力。
最終ラインに戻し、野田や猪又、GKの松田もかかわってボールを動かしていきます。
13分には、渡部泰地から中央の林へ。林は右サイドに展開。遠山頼斗がクロス。こぼれ球を拾ったフロンターレ等々力は、初音が中央へ持ち込み、左サイド、永田へ。いったん後ろに戻したフロンターレ等々力は、木田のフィードに、林がエリア正面へ。ここはオフサイドに。
なかなか前に出られない時間が続いたクラブテアトロは、18小林慶次郎が持ち上がり、左サイド、高い位置へ展開。しかし、遠山頼斗が体を入れ、対応。
さらに10小栗虎太郎が左クロスを入れていきますが、野田がクリア。

左コーナーキックを得たクラブテアトロは、小栗が精度の高いボールを入れていきますが、松田がセーブ。

さらに中央でキャプテンの7峰松雄星が持ち上がり、エリアの前に。しかし、野田がカット。野田から左サイド、木田へ。
木田から中央の坂西へつながり、再びフロンターレ等々力がボールを動かしていきます。
猪又のパスを受けた渡部泰地が高い位置へ。遠山頼斗もかかわって相手陣内での時間をつくっていくフロンターレ等々力、
右サイドでのスローインの流れから中央へ初音が持ち込み、左サイド、木田へ。木田から受けた永田がクロスを入れるなどしていきます。
21分にはエリア前で猪又がカット。前に持ち上がった猪又は遠山頼斗に預け、エリア内への飛び出し。ここはクラブテアトロの粘り強く対応。
最後はGK1が前に出てクリア。シュートを打つことはできませんでしたが、思い切った攻撃参加を見せていきます。

一方のクラブテアトロは、中盤で峰松が巧みに剝がして、前に持ち込み、左サイド、小栗へ。小栗のクロスのこぼれ球を拾い、さらにフロンターレ等々力のエリア前でプレーする時間をつくるクラブテアトロは、最後は小栗がエリア左でシュート。
枠をとらえることはできませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
23分にはフロンターレ等々力、クラブテアトロにファールがあり、右サイドでフリーキックを得ます。
キッカーは初音。左足で直接狙うとこれが決まり、1-0。先制点はフロンターレ等々力へ。
全員でゴールを喜び合い、そして、またプレーに戻っていく選手たち。

クラブテアトロが後ろからつないでいこうとするところでは、林や初音、遠山頼斗、永田らが連動してプレス。
中央で坂西がカットするなど、簡単には前には行かせず。マイボールにしていくと、25分には猪又のフィードに、林が正面へ。
ここはGK1が前に出てクリア。
さらに右サイド、キープを図った遠山頼斗のパスに、渡部泰地がエリア右へ持ち込みシュート。ここはクラブテアトロが体を張りブロック。
右コーナーキックを得たフロンターレ等々力、初音が入れると最後はエリア内、林のもとへボールが転がりますが、GK1野伏春貴がセーブ。

すると直後にはクラブテアトロ、4宮田善多のフィードを、うまく間で11山口慶信がおさめ、そのパスに9富田凌平がエリア左へ。しかし、猪又がカバー。
最後は富田のファールに。
さらにボールをつないでいこうとするクラブテアトロに対し、28分フロンターレ等々力は林がプレスバック。そこから渡部泰地がエリア右へ。
ここはクラブテアトロの体を張った対応に遭い、右コーナーキックに。
右コーナーキック、初音が入れると猪又がヘディングシュート。左にそれましたが、チャンスをつくっていきます。
クラブテアトロは、最終ラインの6高木碧人が前に持ち上がり、うまく左へ展開。しかし、猪又が対応。
マイボールにしたフロンターレ等々力は、浮き球のパスに、初音が右サイド、高い位置へ。
これに対しては、クラブテアトロの対応が合うも、初音が戻りプレスバック。前には行かせず対応していきます
すると32分にはフロンターレ等々力、永田がエリア外正面でミドルシュート。雨に濡れたゴールネットが揺れ、2-0。
フロンターレ等々力が突き放します。

2点を追うクラブテアトロは、中央でボールを動かし、前に出ようとしていきますが、坂西がカット。
さらにフィードを、小栗が競り、うまくおさめて、左サイド、高い位置へ。松田が引き出されるも、ゴールの前をフロンターレ等々力はカバー。
すると35分には、フロンターレ等々力、中央、遠山煌斗のパスに遠山頼斗がエリア外正面右へ。
ミドルシュートは左にそれ、得点とはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。

36分にはさらにフロンターレ等々力、右サイド、渡部泰地のパスを、中央で受けた坂西は縦パス。林から受け直した坂西はエリア内へ抜け出しますが、オフサイド。
一方のクラブテアトロも、中央から峰松が持ち上がり、フロンターレ等々力のエリア前に。フロンターレ等々力は木田がカット。中央、遠山煌斗へつなげていきますが、クラブテアトロは、20小川瑛士がカット。前に持ち込んでいくとフロンターレ等々力にファールがあり、クラブテアトロのフリーキックに。
その流れからクラブテアトロは、峰松がエリア内へ持ち込んでいきますが、フロンターレ等々力は体を張り、これに対応。
さらに小栗のパスに富田がエリア内へ。しかし、野田がブロック。
クラブテアトロはさらに右サイドへ展開。山口が高い位置へ持ち込んでいきますが、永田が体を張り、ブロック。
するとカウンターに持ち込んだフロンターレ等々力は、左サイド、永田のパスに、林がエリア正面へ。シュートを野伏が阻んだところ、セカンドボールを拾ったフロンターレ等々力は、初音がエリア正面左へ。しかし、シュートは野伏がセーブ。


左コーナーキックを得たフロンターレ等々力は、初音が左足で入れると、野田がヘディングシュート。これは左に。
アディショナルタイムは2分、右サイド、遠山頼斗のパスにうまく背後を取った林がエリア右へ持ち込むなどしていくフロンターレ等々力。
右サイドで初音、遠山頼斗、渡部泰地が連係。背後を取った渡部泰地がエリア右への仕掛けを見せるなどしていきます。
42分には、遠山煌斗の浮き球のパスに、林がエリア右へ。クラブテアトロが体を張り、阻んで右コーナーキックを得たフロンターレ等々力。
初音が入れると、猪又がヘディングシュート。しかし、右に。
前半は2-0でタイムアップとなります。

雨が降り続く県立スポーツセンター陸上競技場。
後半フロンターレ等々力は、遠山頼斗に代わり15オガー悠仁、遠山煌斗に代わり14池田颯汰。池田はボランチ、オガーが前線へ。初音が右MFに。
野田、猪又、坂西がかかわり、組み立てを図っていくフロンターレ等々力。
オガー、林が高い位置でかかわり、永田が左サイドから正面への動き出しを見せるなど、いいかたちで立ち上がりからゴールへ向かう動きを見せていきます。
3分には、クラブテアトロが左サイドへ展開していくも、渡部泰地がカット。パス交換から右サイド、高い位置へ抜け出した渡部泰地のパスに抜け出したのはオガー。
1対1の場面。これを決めて、3-0。フロンターレ等々力が突き放します。

さらに坂西、池田、初音も中央に顔を出しながら、ボールを動かしていくフロンターレ等々力。奪われてもすぐさま渡部泰地が奪い返し、左サイド、永田へつなげ、永田が仕掛けていくなど、攻勢を続けていきます。
すると6分には、フロンターレ等々力、初音がエリア外正面右へ。クラブテアトロが対応したところ、こぼれ球を拾った池田がエリア外正面でミドルシュート。
これが決まり、4-0。フロンターレ等々力がさらに突き放します。


下がり目に林が下りてキープ。野田や猪又、GKの松田もかかわってボールを動かしていくフロンターレ等々力。
松田のパスを中央で池田が受け、少し前に上がった野田につなげると、野田のフィードをオガーがおさめ、そこから左サイドへ展開するなど、長いボールも交えて、さらに追加点を狙おうとしていきます。
10分には、坂西から右サイド、渡部泰地へ。渡部泰地は高い位置へ持ち込み折り返しますが、クラブテアトロはクリア。
12分には、坂西のパスに抜け出した初音がエリア右へ。シュートはクラブテアトロがブロック。

右コーナーキックを得たフロンターレ等々力、初音が入れると猪又がヘディングシュート。クラブテアトロが阻んだところ、右サイドに展開したフロンターレ等々力は、初音が仕掛けていきますが、クラブテアトロも粘り強く寄せていき、最後は初音のファールに。
クラブテアトロも、途中出場の3西山晴が右サイドから中央へ持ち込み、左サイド、流れて受けた富田が正面へ持ち込んでいきますが、フロンターレ等々力は粘り強くコンパクトに対応。
13分には、クラブテアトロ、下がり目で受けた小栗が縦パス。しかし、猪又が対応。
すると攻撃に転じたフロンターレ等々力は、渡部泰地のパスを間で受けた池田がスルーパス。永田が左サイドから正面への動き出し。
ここはクラブテアトロの対応に遭うも、高い位置でボールを奪い返したフロンターレ等々力は、最終ラインに戻し、猪又のパスを中央で初音が受け、右サイド、渡部泰地へ。
そこからサイドを変えて、左サイドでオガーがキープ。中央で間で受けた坂西は右サイド、高い位置を突くパス。林が抜け出しますが、オフサイドに。
さらにフロンターレ等々力は、右に開いて受けた林が粘り強くキープ。
それに対して、クラブテアトロもマイボールにすると、左サイドでテンポの良いパス回しを見せていきますが、フロンターレ等々力はそれに対し、厳しくプレス。
中央で坂西がボールをカットするなどして、再び自分たちのボールにしていきます。
GKの松田が右サイドへ送ったボールを初音がおさめるなど、うまくフリーの選手を使いながら、さらに前に出ていくフロンターレ等々力、
ボールをおさめたオガーのパスに、林が動き出しを見せ、それにクラブテアトロが対応しても、高い位置からプレス。簡単には前には行かせない姿勢を見せていきます。
22分には、フロンターレ等々力、林が中央間で受け、そのパスにオガーがエリア右へ。シュートは野伏が阻んで、左コーナーキックに。
キッカーは池田。ニアに入れたボールはクラブテアトロの対応に遭い、再び右コーナーキックに。
池田が入れると、猪又が競り、最後は野田が決めて、5-0。フロンターレ等々力がさらに突き放します。

24分には、初音が右サイドから中央へ持ち込み、右に開いたオガーへ。
オガーのパスにエリア右、シュートを打ったのは初音。これが決まり、6-0。
立て続けにゴールを決めたフロンターレ等々力。さらにリードを広げます。

木田のパスを受けた永田が背後を狙い、右サイドでは渡部泰地が初音とのパス交換から高い位置に顔を出すなどしていくフロンターレ等々力。
池田や林、オガー、初音が高い位置でかかわり、池田のパスに永田が左サイドから正面へ仕掛けるなど、攻勢を続けていきます。
28分フロンターレ等々力は永田に代わり左MFに9平野杜和。林に代わり前線に36大寺楓真。初音に代わり右MFに13笠原宏仁。
30分には、中央で池田がカット。エリア外正面に持ち込んだオガーがミドルシュート。しかし、右に。
クラブテアトロもボールを動かす時間をつくりますが、それに対し、コンパクトにじれずに対応を続けていくフロンターレ等々力。
マイボールにすると笠原が右サイドから正面へ。右に開いた大寺がつくったスペースをつくって、持ち込むなどしていきいます。
32分には、坂西から受けたオガーがキープ。正面で受け直した坂西はシュート。しかし、左に。

34分には、クラブテアトロ、左サイドから攻勢に。折り返しに、ニアにうまく入り込んだ富田がシュート。しかし、枠はとらえられず。
フロンターレ等々力も、縦パスを受けた大寺からオガーへ。オガーから右サイドへ展開。笠原が仕掛ける場面をつくっていきます。
35分フロンターレ等々力は坂西に代わり22渡部朝陽。渡部朝陽が右のCBに入り、猪又がボランチに。

36分には、渡部朝陽から右サイドへ展開すると、右サイドからのパスに平野がエリア左へ。シュートは交代で入ったGK21川口直大がセーブ。
さらにオガーから左サイド、平野へ。最後はエリア外正面、池田がミドルシュート。しかし、ここでも川口がセーブ。
クラブテアトロも、37分には、右サイドから持ち込んだ山口がクロス。しかし、松田がセーブ。
さらにクラブテアトロはボールを動かす時間をつくり、右サイド、西山から山口へつながり、山口はクロス。しかし、フロンターレ等々力は体を張り、ブロック。
そこから笠原が右サイド、高い位置へ。クラブテアトロにファールがあり、チャンスにはつなげられませんでしたが、守備から攻撃へつなげる姿勢を見せていきます。
クラブテアトロは6点差にも下を向かず、前に出る場面をつくり、39分には、フロンターレ等々力のファールがあり、エリア外正面でのフリーキックに。
キッカーは小栗。直接狙いますが、シュートは松田がセーブ。
アディショナルタイム。間で猪又が受け、オガーがキープ。クラブテアトロの陣内で時間をつくっていくフロンターレ等々力。
42分には、猪又のパスをオガーが受け、右サイドへ展開。笠原が仕掛けてカットインからシュート。しかし、左にそれていきます。
試合はタイムアップとなり、6-0。
フロンターレ等々力は、初の関東大会出場が決まりました。
前半2-0 後半4-0 計6-0
得点:初音虎次郎2 永田怜大 オガー悠仁 池田颯太 野田永輝飛
フロンターレ等々力の先発:16松田隼 6渡部泰地 2猪又聖生 7野田永輝飛(c) 3木田悠司 18遠山煌斗 5坂西叶羽 17遠山頼斗 32永田怜大 10初音虎次郎 11林凜太朗
交代:遠山頼斗→15オガー悠仁 遠山煌斗→14池田颯太 永田→9平野杜和 初音→13笠原宏仁 林→36大寺楓真 坂西→22渡部朝陽
控え:1小坂一 19山川敦弘 8小嶋遼介 20中矢温仁
(文中敬称略)










































































































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