2月14日、Anker フロンタウン生田で行われた神奈川県クラブユースリーグカップ上位トーナメント準々決勝、SC相模原U-18に2-2、PK3-2。準決勝進出を決めた川崎フロンターレU-18。
試合後に梶田隼渡コーチ、PK戦で2度のシュートストップを見せるなど、勝ち上がりに貢献した新2年のGK19植木琉斗、ゴールを決めた2人の新1年、MF41初音虎次郎、MF38荒井瑞樹に話を聞きました。
試合の記事は◇フロンターレU18 – SC相模原U-18 / 神奈川県クラブユースリーグカップ準々決勝
「今年は新たなチャレンジで。新1、2年生をベースにこの公式戦を戦うっていうのを決めたので。
最後まで全力で戦ってもらいたいと思います」
梶田隼渡コーチ

〇まずは試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。
新チームになって、中学生(新1年生)も多く使って、チャレンジっていうところも含めてやってみたんですけど。
なかなかちょっとうまくいかず、苦しい展開にはなっちゃったんですけど、でも、なんとか次につながったので。ここからはあと2試合、公式戦で戦える場が確保されたので、経験値も含めて残り2試合しっかりと戦いたいと思います。
〇試合前はどういう試合をやろうとか、狙いとしてどういったものがあったか教えていただけますか。
やっぱり中学生で、まだ受験と並行してっていうところもあるので。
あとはユースのゲームにまだまだ慣れてないところもあるので、「大きなエラーは多分たくさんある」っていうのは事前に伝えた中で、「ユースでこういうサッカーをやるよ」っていうようなところを共有した中で「チャレンジしていこう」っていうようなところですかね。
〇なかなか、追いついたところまでは結構いい流れでもあったのかなと思ったんですけど、その後はなかなかチャンスもつくれなかった部分もあったと思うんですけど、ハーフタイムはどういう声をかけられましたか?
そうですね。やっぱり試合に対する意識ですとか。相模原さんの方が圧倒的にこの試合にかける思いみたいなのが全面に出ていたと思うので。
「やっぱりそういうところは、うちもリスペクトして見習わなきゃいけないよ」って話はして。だからメンタル的なところですかね。少し改善してもらえるようなコーチングをさせてもらいました。
〇荒井君のゴールで追いついてというかたちでしたけど、荒井君は左サイドで仕掛けてチャンスメークも担っていた部分もあったと思うんですけど、どう見ていらっしゃいますか?
そうですね。まだまだ荒削りではあるんですけど。「プレーの中でチャレンジしよう」っていう思いきりの良さが、今はすごくいい方向に働いていると思うので、彼自身もこう、自信を持ってやれているとは思っているので。
それをしっかり継続して続けてもらえるように、こちらもアプローチしていければいいかなと思います。
〇最後短い時間でしたけど、初音君がああいったかたちでゴールも決めましたが、それについては?
普段のトレーニングから技術レベルの高さは、彼自身が証明してくれていたので。ああいうポイントで使っても、「何かやってくれるんじゃないか」っていう期待感も含めて送り出して。「点取ってこい」っていうところも声をかけて送り出して。
結果を残してくれたので。
すごく次に対しても期待が膨らむというか。これからもどんどん成長してもらえるような選手になってもらえたらいいなと思います。
〇生田(川崎フロンターレU-15生田)と等々力(川崎フロンターレU-15等々力)から今年かなり1年生が上がってきましたけど、彼らについてはここまでどう見てますか?
まず、もう本当に今受験と並行してっていうところなので。
フィジカル面が圧倒的にゲームで走れないとか、普段のトレーニングからもやっぱり運動量が少ないとかっていうところもあるので。
まずはそこの部分の成長が入ってくれば、彼らの持っている技術がより生かされると思うので。
やっぱりまずはユースの強度に慣れる、スピードに慣れるっていうところを、彼らが意識して取り組んでもらえれば、おのずと彼ら自身がプレミアリーグですとか、そういったところで活躍できる機会も増えてくるんじゃないかなとは思います。
〇クラブユースリーグカップ、この後も続いていきますけど。また、上級生じゃなくてこの先も1、2年生で臨むんですか?
森監督からも「今日のメンバーで優勝を勝ち取ってこい」っていう話があったので。
今日、ふがいないゲームもしてしまったので、彼ら自身もリベンジじゃないですけど。次のゲームにかける思いじゃないですけど。
そういったところも強く出してやってもらえればいいかなと思います。
〇1週間、どんな準備をしていきますか? 反省点も出た試合だと思いますが。
やれることをやっていくしかないですね。
とはいっても目先のゲームではなく、年間を通して彼らの成長というのをベースに考えていくので。
特に大きなものを変えるわけではないので。もう単純に彼ら少し取り組む意識を変えてくれたりですとか。
本当に新チームになって、数試合でも、本当に1試合1試合、良しあしが、選手それぞれ違うので。
いいパフォーマンスが全くしてないわけではないので。いいパフォーマンスが常に出せるように、日頃のトレーニングから取り組んでもらえればいいかなと思います。
〇1、2年生主体の今のチームで、あとふたつ勝てればすごい彼らにとって自信になりますよね。
そうですね。やっぱり公式戦の場というのがなかなかプレミアリーグに絡めなかったら少なくなってしまうので。
そういった意味も含めて、今年は新たなチャレンジで。新1、2年生をベースにこの公式戦を戦うっていうのを決めたので。
最後まで全力で戦ってもらいたいと思います。
〇最後にフロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
今日は応援いただきありがとうございました。ちょっと内容的にはすごくふがいなく残念なゲームになってしまったんですけど、残り2試合全力で成長した姿をお見せできるように、また明日からトレーニングを頑張っていきますので。今後も応援よろしくお願いします。
「このままじゃ絶対優勝できないと思いますし、もっと来週に向けて少しでも自分たちが成長しなきゃ勝てないと思うので。しっかり次につなげられるように、練習から頑張っていきたいと思います」
GK19 植木琉斗

〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。
自分的には良かったのはPK戦だけなんですけど。試合の内容としてはもっと攻撃的なサッカーをやらないといけないと思いますし。
もっとつくりの段階で、もっと自分たちがスムーズにできたらと思います。
〇後ろから見て今日はどんなところが足りないと思いながら見ていました?
相手のプレッシャーを感じてしまって、ずっと外回しになっていたので。もっとボランチとか使いながら前を向いたり。
あとは背後のところとか常に狙ったりしてたらもっとスムーズに回せたんじゃないかなって思います。
〇流れの中での今日の自分のプレーについてはどう受け止めてますか?
シュートストップはあんまり見せられなかったんですけど、ビルドアップのところではなるべくつなぐ意識持って今年はやろうと思っているので。
そのつなぎの部分では良い部分もあったかなと思います。
〇2年目迎えるにあたって、なんか今年は自分なりの目標はありますか?
目標はもちろんプレミアリーグ出たいですし。それ以外にも公式戦っていう試合の場で、出場時間を、安定してプレーできたらなって考えています。
〇PK戦の時は、どういう心境でした?
PKは別に苦手意識はないので。「1本は絶対止められるんだろうな」と思いながら、ゴールマウスに立ってました。
〇止める秘訣というか、あれは相手をよく見て?
自分としては、最初は相手が見た方に飛ぶって自分の中で決めているので。
その部分が今日はうまくはまったかなって思います。
〇次が準決勝ですけど、それに向けて意気込みなど教えてください。
このままじゃ絶対優勝できないと思いますし、もっと来週に向けて少しでも自分たちが成長しなきゃ勝てないと思うので。
しっかり次につなげられるように、練習から頑張っていきたいと思います。
〇自分なりにチームにどんな働きかけをしたい?
今日みたいな試合になりますと落ち込んだりする場面があったりするんですけど、そこでもちゃんとチームを鼓舞できるような選手になりたいです。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージを、お願いします。
今日はつまらない試合になっちゃったんですけど、次からはもっと攻撃的なサッカーを見せたいと思うので、また応援よろしくお願いします。
「できるだけ多く試合に出て、得点もたくさん決めて、
できるだけ早くAチームに上がって活躍したいと思っています」
MF41 初音虎次郎

〇試合振り返ってみて、率直な感想お願いします。
スタメンからは出ることはできなかったんですけど、自分が後半の途中から出て、1点決めて流れを変えられたので、自分的には良かったと思います。
〇得点場面については、狙い通りですか?
狙い通りではなかったんですけど、でも背後に来たので「チャンスだな」と思って走ったらボールが来て、トラップもうまくいってシュートを決められたので、良かったと思います。
〇短い時間にはなりましたけど、ま、点も取って、で、ま、その前にもチャンス結構あったと思うんですけど、自分のプレーについては、今日はどうでしょう?
今日はゴールにもかかわれて良かったと思うんですけど。そのビルドアップの場面ではもっとボールにかかわれたのかなって思います。
〇次回以降は、そうしたところをもっと?
はい、そうですね。
〇ユースで1年目でここまで練習とか、練習試合も出ていたと思うんですけど、どうですか?
やっぱりジュニアユースと比べてスピード感とか、フィジカルも全然違うし。ついていくのに精いっぱいなんですけど。
でも頑張っていきたいと思っています。
〇1年目での自分なりの目標とかって、今年はあります?
できるだけ多く試合に出て、得点もたくさん決めて、できるだけ早くAチームに上がって活躍したいと思っています。
〇次以降この大会続いていきますけど、それに向けての目標なども教えてください。
今日よりももっといい内容でしっかり勝てるようにするので、応援よろしくお願いします。
〇自分なりに今日は何が足りないなと思いました?
やっぱり体力ですかね。
〇ベンチから見てて今日はチームに何が欠けていると思いました?
球際のところだったり、その攻守の切り替えだったり。もっと早くできたかなって思います。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージなどお願いします。
次の試合はもっといい内容で勝てるようにするので、応援よろしくお願いします。
「今日みたいなマインドで積極的に仕掛けていって。今度は複数得点を狙って、自分がチームを勝たせられるような存在になりたいです」
MF38 荒井瑞樹

〇あの試合振り返ってみて、いかがですか?
前半は自分たちのミスや、球際などの弱さから、苦しいゲーム展開だったんですけど、後半はなんとか同点に追いつくことができて、結果的にもPKで勝つことができたので、そこは何とか良かったかなと思います。
〇得点場面については、どう振り返ってもらってもいいですか?
暉絃君(坂井暉絃)のボールが、たぶん僕へのボールではなかったと思うんですけど。あれに反応して、キーパーが前に出ているのが見えて。
それを落ち着いてゴールに流せて良かったかなと思います。
〇自分としては狙い通り?
狙い通りでした。
〇その他のプレーについては今日はどうでした?だいぶ、かなり抜ける場面もあったと思うんですけど?
今日は自分の良さとかを出せるように意識してて。
積極的にドリブルとかにも挑戦していたんですけど、抜ける場面もあったり、抜けない場面もあったので、ここからはしっかりもっと磨きをかけて、どんな相手にも通用できるようにしたいです。
〇ユースの1年目、自分なりに何か目標とかって今年はあります?
まずは一番はプレミアリーグ出場を目標にしているので、日々の試合とか練習から自分の良さを出してプレミアリーグ出場してゴールを決められるようにしたいです。
〇ユースに上がって、今、自分で今、足りないなと思うところはどういうところですか?
一番は技術力かなと思ってて、周りもすごいレベルが高くて、自分の技術力の低さを実感するので、そこは課題かなと思っているんですけど。
あとは最後の部分で決めきるところも自分の課題だと思ってます。
〇この大会、次が準決勝ですけど、それに向けて、今日の結果を踏まえてどうしていきますか?
チーム的には今日、前半の入りに、緩いところが出て失点してしまったので、次の試合からは入りからも厳しく行って、絶対勝てるようにしたいです。
〇自分なりにはどういうプレーをしたいですか?
自分的には、今日みたいなマインドで積極的に仕掛けていって。今度は複数得点を狙って、自分がチームを勝たせられるような存在になりたいです。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。今日は、少しふがいない試合をしてしまったので、次回はチーム一丸となって、見ていて面白いサッカーをするので、これからもあたたかい応援お願いします。
◇
SC相模原U-18に先行を許すなか、最後の最後に追いつき、PK戦で勝ち上がりを決めた川崎フロンターレU-18。
試合内容としては、満足いくものではなかったはず。
それでも、経験値がまだまだ少ない多くの新1年、新2年がそうした苦しい試合を経験したことも、必ずこれからにつながるものになるはずです。
この大会でできる試合は、準決勝ともう1試合。
貴重な公式戦の場で多くの選手が結果を残したり、成長を見せたりして、新たなシーズンの開幕へつなげて、一人でも多くの選手がプレミアリーグにもかかわるようなきっかけをつかむものになることを願っています。
次戦:神奈川県クラブユースリーグカップ上位トーナメント準決勝 vs Y.S.C.C.横浜U-18
2月22日(日) 午後0時キックオフ 保土ケ谷公園サッカー場
(文中敬称略)
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