フロンターレU12 – 大分トリニータU-12 / ダノンネーションズカップ2018


4月2日駒沢オリンピック公園で行われたダノンネーションズカップ2018 in JAPAN、決勝トーナメントの1回戦で大阪市ジュネッスFCに0-2で敗れた川崎フロンターレU-12。この大会の最後に大分トリニータU-12との試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-12 ダノンネーションズカップ順位決定戦 vs 大分トリニータU-12】
4月2日(月)午後0時48分キックオフ 駒沢第二球技場 晴れ 20分ハーフ 8人制

フロンターレの先発はGK1太田陽彩、最終ラインは右から15関徳晴、5田所莉旺、7荒井颯太、中盤にはキャプテンの10齊名優太、右に18佐々木雄基、左に4徳永倖大、前線には11香取武。

半袖のシャツでも快適に過ごせるような気候の駒沢第二球技場。ゴール裏には決勝トーナメントの1回戦と同様に、フロンターレU-12の五年生やU-10の選手たちが集まり、サポーターとともににぎやかにチャントを歌い、向かい側のスタンドには大分の選手たちの家族らが「トリニータ!」とコールで後押しするなか、試合は始まりました。

フロンターレは立ち上がりから関や荒井が機を見て、高い位置へ。2分には荒井が左サイドを仕掛けて、エリア前の徳永へ。徳永がパスを入れるとエリア内に香取が抜け出すもオフサイドに。3分には田所が持ち上がって左へ。荒井が高い位置へ仕掛けていき、クロスを入れるもワンタッチあり、左コーナーキックに。齊名が入れたボール、ファーで香取が合わせますが右へ。

5分には左サイドの高い位置へ徳永が流れ、左からエリア前へ荒井が仕掛けて、縦パスを入れるとまたも香取が抜け出しますが、これもまたオフサイドに。

フロンターレはさらに齊名や徳永が最終ラインに下りて後ろから組み立てを図りに。大分も中盤の11がよくフォローしボールをものにしたり、エリア前でのパス回しを狙いにいくなどし、一進一退に。8分にはエリア外右に大分の11が抜け出して仕掛けていきますが、徳永が寄せてゴールへは近づかせず。9分にはフロンターレのエリア前でのパスが大分へ渡り、エリア左で10がシュートを打つもうまく合わせられずに、フロンターレとしては助かった、という場面に。

そこからフロンターレは田所が左へ開いて、太田もかかわって後ろからの組み立てを強めていき、田所がボールを持ち上がって左サイドの裏を突くパスを送るなどして揺さぶりに。11分には徳永のパスにエリア左へ抜け出した荒井がシュート。GK1が弾いたところに詰めた香取が押し込みますが、オフサイドで先制点とはならず。

さらに佐々木が右サイドからドリブルで仕掛けて、エリア右へ。リターンを受けた齊名を経由して左の荒井へ展開。再びエリア前にボールを戻すと徳永がミドルシュートを打ちますが、右へ。

直後には自陣の右サイドでボールを奪った佐々木が前へ。香取とのパス交換からエリア右へ。シュートを打ちますが、GK1のセーブに防がれ、ゴールとはならず。さらに右サイドの高い位置から佐々木が折り返すと、香取がシュートに持ち込み、セカンドボールを関が拾って、左サイドの荒井、徳永の連係から迫りますが、大分の守備も粘り強く、エリア内までは近づけず。

大分も15分には最終ラインの4のパスにエリア右へ11が抜け出してシュート。エリア内にボールがこぼれますが、田所がクリア。

フロンターレは左サイドの荒井が高い位置へ上がる一方で、徳永が最終ラインまで下りたり、中盤へ移ったりするなどし、右サイドでは佐々木や関が高い位置へ仕掛け、齊名もかかわって人数をかけた攻撃へ。18分には太田や田所、荒井、徳永がボールを後ろで動かして右へ展開。関が高い位置へ上がりスルーパスに香取がエリア右へ抜け出し、リターンを受けた徳永がエリア前でシュート。しかし、左へ。

田所もボールを預けたところからエリア前へ上がるなど攻勢を強め、19分にはエリア内へ荒井が抜け出しますが、大分の粘り強い守備にシュートまでは至らず。ラインを上げて、人数をかけてゴールに迫っていきましたが、試合はタイムアップ。0-0。

続いて行われたPK戦は1-3。フロンターレのダノンネーションズカップはここで終わることになりました。

0-0 PK1-3

フロンターレの先発:1太田陽彩、15関徳晴、5田所莉旺、7荒井颯太、10齊名優太(c)、18佐々木雄基、4徳永倖大、11香取武

望んでいたような結果ではないかもしれませんが、シーズンはまだ始まったばかり。これからどんなチームになって、どんな選手になっていくのか、スタンドで声援を送ったり、試合を見守ったりしたサポーター、またフロンターレにかかわるさまざまな人がとても楽しみにしています。

(文中敬称略)

 

試合に臨む選手たち

応援に駆け付けたフロンターレの選手たち

円陣を組む
田所莉旺選手
応援にも力が入る
荒井颯太選手
大分トリニータの選手の家族たちも声援を送った
齊名優太選手
関徳晴選手
太田陽彩選手
徳永倖大選手
荒井颯太選手がシュートを打つ
香取武選手が押し込むがオフサイドに
香取武選手
佐々木雄基選手
香取武選手
佐々木雄基選手
荒井颯太選手

田所莉旺選手
香取武選手
徳永倖大選手
荒井颯太選手
0-0でタイムアップ

PK戦に臨む太田陽彩選手

齊名優太選手
香取武選手はゴール上を狙ったがバーに弾かれてしまう

1-3でPK戦の決着がついたが、主審が試合を終わらせずに荒井颯太選手が蹴る場面も。きっちり決めた

応援してくれた選手やサポーターのもとへ

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