11月29日Anker フロンタウン生田で行われた神奈川県クラブユースリーグ第3節、FC川崎栗の木戦を10-0で終えた川崎フロンターレU-18。
試合後にボランチとしてフル出場した加藤昊、ハットトリックの活躍を見せた木村風斗、梶田隼渡コーチに話を聞きました。
試合の記事は◇フロンターレU18 – FC川崎栗の木 / 神奈川県クラブユースリーグ
「前から押し込める時間帯が多い中で、そこで縦パスとかでどう崩していくかというのが、
『もっと精度を高めないといけない』と思いました」
MF32 加藤昊

〇今日のプレーを振り返ってみていかがですか?
今日は前から押し込める時間帯が多い中で、そこで縦パスとかでどう崩していくかというのが、「もっと精度を高めないといけない」と思いました。
〇今年はプレミアリーグでも1試合先発(第12節東京ヴェルディユース戦、△3-3 ) しましたけど、それはどうでした?
1年生であの舞台で出られるというのは貴重なことですし、今はベンチ外ですけれども、あの経験を生かしてもっと次に進めるようにしたいです。
〇U-18での1年目、今自分が成長していると思う部分はどこですか?
対人守備のところとか。まだまだなんですけど、ロングボールのところとか、もう少し究めたいなと思います。
〇こういう選手になりたいな、というのがあれば。
真ん中ですべてつぶせる選手で。真ん中でつぶせるというのは、そのままゴールに直結するので。
そういうチャンスにつながるようなつぶしをできるような選手になりたいです。
〇今課題だと特に思うところは?
課題はさっきも言ったんですけど、ロングボールと。あとは球際をこぼしてしまうところが課題です。
〇今日も何人かサポーターの方が来ていました。プレミアやJユースカップでもサポーターの前でプレーする機会があったと思うんですけど、それはいかがでしたか?
いつも遠いところまで足を運んでいただいて、本当にいつもありがとうございます。
〇残りプレミアリーグも3試合ありますけど、それに向けて意気込みなどをお願いします。
少しでもメンバー選考に食い込んでいけるようにもっと自分をアピールしてやっていきたいと思います。
〇また改めてサポーターの方にメッセージをお願いします。
これからも勝利を届け続けるので、これからも応援よろしくお願いします。
「点数を取れたことは良かったんですけど、1対1とかそういう部分で取られてしまうところもあったので。
そこで全部抜けるようなプレーヤーになりたいと思いました」
MF35 木村風斗

〇今日の試合を振り返ってみて、いかがですか?
点数を取れたことは良かったんですけど、1対1とかそういう部分で取られてしまうところもあったので。
そこで全部抜けるようなプレーヤーになりたいと思いました。
〇今日はだいぶ中に寄ってプレーする場面があったと思うですけど、工夫をしてやっていました?
サイドバックの三上選手(三上瑛大)もけっこう攻撃的な選手なので、そこで自分が内側に入って、三上選手が外を張ったりとか。
それで攻撃の枚数を増やせたかなと思います。
〇プレミア、ここまで何試合か出ていますけど、(第20節終了時点で3試合出場) 自分の通用したと思う部分はどこですか?
対人の部分とか「まだまだできていないな」と思うんですけど。
スピードの部分は通用するところがあるので、そういうところで裏抜けとか、そういうところができたと思います。
〇今課題だなと思うところは?
縦への突破力とか、今日は決められたんですけど、普段はあまり決められていないので、得点力は課題かなと思います。
〇残りプレミアリーグ3試合ありますけど、それに向けて意気込みなどがあれば。
あと3試合って少ない試合ですけど、その中でもメンバーに絡んで得点に絡めたらいいと思います。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。
プレミアはあと3試合で終わっちゃいますが、自分たちは来年もあるので、そこでの応援もよろしくお願いします。
「課題にしていて今週先週あたりからずっと取り組んでいるゴール前のところも、
積極的なチャレンジが見えたので。すごく、いい。収穫のあるゲームだったかなと思います」
梶田隼渡コーチ

〇試合を振り返ってみていかがですか?
大差で勝てたところはまずは良かったかなというところと、課題にしていて今週先週あたりからずっと取り組んでいるゴール前のところも、積極的なチャレンジが見えたので。
すごく、いい。収穫のあるゲームだったかなと思います。
〇試合前に外回しではなく、中央をというような話をしていましたけど、それもだいぶできていたような感じでしょうか?
そうですね。選手の意識はすごく感じた部分ではあるので。
あとはそこの精度、もっともっと高めていきたいなという思いはありますけど。
外回しが少なくなったということはポジティブな部分だと思います。
〇外回しが多くなるのは意識の問題がある?
そうですね。失うことへの恐怖心なのか、っていうのと。
あとはパスを通せるとか、ボールを受けれるっていうそこの「狭いなかでも」という基準をもっと上げていかないといけないかなとは思っています。
〇そのためにはどんどん技術を上げていくということですね。
そうですね。技術。止める、蹴るっていうのと。
あとはやっぱり最近特に言っているのは、周りとの関係性というのも重要になってくると思うので。
そういったところは普段のトレーニングからもっともっと突き詰めていきたいなと思います。
〇Jユースカップが終わって、1年生や2年生に練習の中で変化を感じる部分はありますか?
Jユースが終わって、どちらかというと意識がぐっと上がった選手と、少し低迷しちゃっている選手と両方、ふたつに分かれているという印象があるので。
プレミア、ラストのところに向けて、もう1回、1、2年生の力も必要になってくると思うので。
そこはスタッフ陣でしっかり意識をもう1回上げてもらえるように、声掛けはしてみます。
〇今日で(神奈川県)クラブユースは終わりですね。
そうですね。
〇またプレミアに出ていない選手は練習試合などをやっていく感じですか?
そうですね。練習試合をまた組んでいるので。最後まで。
1、2年生に関しては年明けのところでいいスタートを切れるようにと、今伝えているので。
プレミア最後、絡むというところと、「次の世代が始まっているよ」というのは伝えています。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
今日も応援ありがとうございました。
プレミアも残り少なくなってきているので。
チーム一丸となって、一個でも多く勝ち点を積み上げられるように。来年につなげられるように選手とスタッフともに、これからも頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。
◇
翌11月30日のプレミアリーグEAST第20節青森山田戦を1-3で終え、残す2025年の公式戦はプレミアリーグEASTの2試合となったフロンターレ。
そこのメンバーに食い込むために、また来年以降の成長につなげていくために、卒団を迎える3年生も含めて選手たちは日々のトレーニングに取り組んでいます。
この数週間を、次にどうつなげていくのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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