冬の大学サッカー日本一を決める全日本大学サッカー選手権大会が行われ、佳境を迎えつつある大学サッカー。12月17日には、大学1、2年生を対象にした全日本大学サッカー新人戦も始まってます。
この大会には、各地区の新人戦の上位に入った大学や、各地区の選抜計12チームが出場。4チームずつ3つのグループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの首位3チームと2位の最上位1チームの計4チームが決勝トーナメントへ進むことができます。
川崎フロンターレU-18出身の選手では、桐蔭横浜大の1年生、GK早坂勇希選手、また東北選抜のメンバーとして、仙台大の1年生、DF伊従啓太郎選手が出場選手に登録。桐蔭横浜大と東北選抜は、同じグループCに入り、12月20日午後2時半、流通経済大学サッカー場で行われるグループリーグの最終節で対戦します。
12月19日、味の素フィールド西が丘で行われた全日本大学サッカー選手権大会準決勝、順天堂大vs法政大を観戦に訪れていた伊従啓太郎選手に、話を聞かせていただきました。
ここまでの試合に関して。
「選抜という普段一緒にやっていない選手たちと一緒にやる難しさを感じてます」「もう2敗をしてしまったんですけど、最後にいい試合をできるように頑張りたいです」
明日の桐蔭横浜戦に向けて。
「早坂と、レイソルにいた鯰田(太陽、仙台大)という小学生のころからやっているメンバーと一緒に試合をできる。楽しんでやりたいです」
伊従選手や早坂選手が在籍した川崎フロンターレU-12と、鯰田選手のいた柏レイソルU-12との対戦は、PK戦にもつれ込んだり、劇的な決勝ゴールが生まれたりするなど、いずれも心に残る試合ばかり。U-15、U-18時代にも全国大会出場を懸けた試合や、日本クラブユース選手権などで熱戦を繰り広げたことが印象に残っています。
年齢を重ね、成長した選手たちが、また対戦できることはすばらしいこと。U-12からU-18までチームメートだった伊従選手と、早坂選手が相まみえることも楽しみです。
最後の試合となる東北選抜、1勝1敗で決勝トーナメント進出がかかる桐蔭横浜大。それぞれ状況は異なりますが、いい試合になりますように。
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