12月17日全日本大学サッカー選手権大会準々決勝を1-2で終え、大学サッカーでの4年間を終えた早稲田大のFW岡田優希選手。試合後に話を聞かせていただきました。
大学4年間を振り返って。
「とても長かった。『あっという間』という人もいるけれど、自分にはそんなことはなかった。ユースの3年間は短かったけれど、それとは違いました」
キャプテンを務めた今季を振り返って。
「とてもしんどかった。でも一番成長できたと思う。一番楽しむことができたのではないかと思う」
FC町田ゼルビアで、プロとしてプレーする来季からについて。
「まずは試合に出るというところからです。一からのスタートになります。最初は苦しむと思う。そこで挑戦して何かを得られるようにしたい。(早稲田での)4年間、これだけのことをできたので。楽しみです」
フロンターレのサポーターへ。
「遠いところでも、いろんなところに来ていただいて、気にかけていただけてありがたかったです。ユースを卒団しても見ていただけた。これで終わりではないので。これからもあります。引き続き応援よろしくお願いします」
試合が終わり、1時間余りのち、岡田選手は、晴れ晴れとした表情。充実したシーズンを過ごし冷静に、覚悟をもって今後を見据えている。そんな印象を受けました。
また、報道陣の取材に真摯に応え、ゴール裏から声援を送った早稲田のサポーター集団「ULTRAS WASEDA」のメンバー1人1人と握手をかわす姿も、とても立派で心に残るものがありました。
フロンターレU-18とは違う早稲田大学でもがきながらも、最後のシーズンにはキャプテンを務め、得点王になり、そして、関東大学サッカーリーグ1部の頂点に立ったチームを牽引する姿を見られたことは、フロンターレアカデミーのサポーターとして、とても幸せなものでした。
FC町田ゼルビアでも、多くのゴールを重ね、チームを引っ張る存在となりますように。いずれは、板倉滉・三好康児の両選手と対戦するところも見てみたいものです。
これからも応援しています。
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