筑波大 – 駒澤大 / 関東大学サッカーリーグ1部第1節


4月6日、上作延小学校で行われた斎藤旗争奪春季少年サッカー大会予選兼U-12サッカーリーグのあとは味の素フィールド西が丘へ。関東大学サッカーリーグが開幕を迎え、川崎フロンターレU-18出身の選手たちもシーズンの初戦に臨みました。

【関東大学サッカーリーグ1部第1節 筑波大 vs 駒澤大】
4月6日午後2時半キックオフ 味の素フィールド西が丘 晴れ

立正大が昨年の王者早稲田大を3-1で下したのに続いての第2試合、筑波大vs駒澤大。

筑波大の先発は、ゲームキャプテンのGK30阿部航斗、最終ラインは右から5井川空、4山川哲史、3角田涼太朗、14山原怜音、ボランチは6渡邊陽、10高嶺朋樹、右MF19加藤匠人、左MF7三笘薫、トップ下15池谷祐輔、前線には18森海渡。川崎フロンターレU-18出身、来季のフロンターレ加入が内定している三笘、2年目のシーズンを迎えた池谷がともにスタメンに入りました。

駒澤大の先発は、GK1松村優太郎、最終ラインは右から2深見侑生、キャプテンの3星キョーワァン、4真下瑞都、5桧山悠也、ボランチは8横山玄徳、13江崎巧朗、右MF7荒木駿太、左MF14米田大介、前線には9高橋潤哉、10薬真寺孝弥。

好天に恵まれた西が丘。開会式に出るために集まった各大学の選手たちがバックスタンドを埋め、メインスタンドには多くの大学サッカーファンらが集まり、さらに両ゴール裏ではメンバー外の選手たちがチャントやコールで声援を送るなか、試合は始まりました。

序盤、最終ラインをセンターライン付近に保ち、前に出ていったのは駒澤大。長いボールを交え、ゴールラインを割りそうになったボールを、懸命に追いかけ、高い位置でのスローインにするなどし、筑波陣内でプレーする時間をつくろうと試みていきます。

すると4分、駒澤大は右サイドでのスローインとなると、真下がロングスローで入れたボールは、エリア内へ。これに荒木がフリーでシュートを放ち、ボールはゴールの中へ。0-1。先制点は駒澤大へ。

直後には中央でボールをものにした米田が仕掛け、エリア右へパスを出すと荒木が抜け出して折り返すもラインを割り、シュートにはつながらず。

なかなかボールを動かせなかった筑波は、池谷や森が高い位置へ動き出し、角田が持ち上がり、三笘がうまくドリブルでエリア内へ向かい、仕掛けるなどして攻勢に転じに。駒澤の守備もかたく、厳しい寄せに遭いながらも、三笘や山原がうまい連係で左サイドで起点になるなどして、エリア前に迫る場面をつくりだしていきます。

10分には池谷のパスを受けた三笘が縦パスを入れると、森海渡が抜け出すも、シュートはGK松村がセーブ。さらに筑波は、角田の縦パスを三笘がうまくエリア前のスペースで受けたり、山川のフィードを池谷がおさめ、リターンを受けた加藤の右クロスにつなげたり、各選手がうまくかかわる時間をつくりにいきます。

18分には駒澤もセンターライン付近でフリーキックを得ると、薬真寺が右足で入れたボール、エリア内で星が折り返し、ゴール左へ江崎が飛び込みますが、触ることはできず。さらに左サイドでのスローイン、桧山がロングスローを入れると、エリア内で江崎が股を抜くシュートを打つも枠はとらえられず。

筑波は最終ラインの間に高嶺が下り、山川や角田がよく縦へつけ、三笘や池谷、加藤がかかわり、ボールを動かしに。20分には山原の折り返しのこぼれ球をエリア外左で拾った三笘がエリア左へパスを通すと、山原がシュート。松村のセーブに阻まれましたが、ゴールへ向かう姿勢を見せ、おびやかしていきます。

21分には角田のサイドチェンジを三笘が左サイドの高い位置でおさめると、エリア内へ渡邊が飛び出し、三笘がパスを入れるも惜しくもシュートは打てず。さらに25分にはエリア正面で森海渡がファールを受け、筑波のフリーキックに。加藤が直接狙ったシュートはワンタッチあり、右コーナーキックへ。

これをしのいだ駒澤は、薬真寺が中央を仕掛け、ゴールへ迫ろうとしますが、山原と池谷がうまい連携でボールを奪い取り、近づかせず。

すると29分、筑波は角田のフィードにエリア左へ抜け出したのは森。駒澤の松村が飛び出し、防ごうとしましたが、かわした森海渡のシュートが決まり、1-1。筑波が追いつきます。

駒澤の攻めにも池谷が自陣の右サイドでボールをものにして、パス交換から右サイドの高い位置へ上がるなど、守備から攻撃への切り替えの良さを見せていく筑波。高嶺がパスを通し、三笘がゴールへ向かい仕掛けていったり、山原が左サイドからエリア内へ顔を出すなどしていきます。

41分には、高嶺から左サイド、三笘へ。三笘から受けた山原の折り返しに、エリア内、池谷が迫るもクリア。そして、43分、筑波は渡邊から受けた三笘がエリア左へ仕掛け、シュート。松村が弾いたところに詰めた森海渡が押し込み、2-1。筑波がついに逆転することに。

駒澤もロングスローやフリーキックでゴールを狙いにいきますが、決定的な場面には至らず。前半は2-1でタイムアップとなります。

 

後半筑波は、池谷を右MF、加藤をトップ下に入れ替え。4分には渡邊から受けた三笘が縦へ。山原とのパス交換からエリア内へ進入すると、駒澤のファールを受け、PKを得ます。

キッカーは三笘、これを決めて3-1。筑波がさらに突き放します。

筑波は駒澤がコーナーキックを得た場面でも、三笘が自陣から持ち運び、一気に駒澤陣内へ入り込むなど、流れを渡さず。駒澤は、薬真寺がシュートを打つ場面こそつくるものの、筑波のGK阿部にセーブされ、追撃はならず。

すると9分、筑波は持ち上がった角田のスルーパスにエリア外左へ抜け出した森海渡がゴール前にボールを送ると、駒澤の処理が遅くなったところを詰めた加藤が押し込み、4-1。

筑波はここで山原に代わり23知久航介が入り、右SB、井川が左SB。

点差が開いてもチームの持ち味を見せて、駒澤もゴールの前に。11分にはロングスローのこぼれ球を拾い、エリア外右、真下がミドルシュート。しかし、阿部がセーブ。さらに高橋がボールをおさめ、薬真寺がエリア右に迫るなどしていきますが、筑波の守りも堅く、なかなかおびやかすことはできず。池谷も自陣の右サイドでしっかりカバーしていきます。

13分、駒澤は米田に代わり31加々美文斗が入り右MF、荒木が左MFへ。

しかし、ゴールへ迫る場面をさらにつくるのは筑波。15分には渡邊がスルーパスを出すと、エリア内へ森海渡が抜け出しそうになりますが、わずかにボールには届かず。

筑波は角田に代わり28森侑里が入り、右のCBへ。山川が左のCBに。

20分近辺は駒澤がロングスローやセットプレーからゴールへ迫る場面をつくり、21分に横山に代わり入ったFWの19森本ヒマンが前線でたびたび競り勝ち起点に。しかし、阿部が加々美のシュートを好反応で止めるなど、好守で引き締めていきます。

すると筑波は23分、駒澤の攻めをしのいだところからうまく高嶺が前に持ち上がり、カウンターに。最後は加藤のラストパスから森海渡が流し込み、5-1。一年生の森海渡はデビュー戦でハットトリックを達成する快挙を成し遂げます。

筑波はさらに森本の折り返しからニアに加々美が迫る場面では、井川がよくカバーするなど、しっかり守りつつも、機を見て、加藤のスルーパスに森海渡が抜けだそうとするなど、さらにゴールをうかがいにいきます。

33分には高嶺に代わり16岩本翔が入り、左MF、三笘がトップ下、加藤がボランチへ。左に開いた岩本が右サイドからエリア内へ動き出そうとする池谷を狙ってパスを試み、機を見て、渡邊がエリア内へ飛び出すなどしていきます。

駒澤は荒木に代え、33藤原拓海。その攻めもしのいで、左サイドでボールをおさめた三笘がヒールパスで岩本につなげるなど、観客をどよめかす場面をつくりながら、試合はタイムアップ。5-1。筑波が勝利をおさめました。

鈴木徳真(徳島ヴォルティス)、鈴木大誠(徳島ヴォルティス)、小笠原佳祐(ロアッソ熊本)など多くの選手が卒業した筑波大ですが、攻守にとても充実していることをうかがわせる見事な開幕戦となりました。大学最後のシーズンを迎えた三笘、二年目のシーズンとなる池谷、それぞれの活躍がとても楽しみです。

前半2-1 後半3-0 計5-1
得点:森海渡3、三笘薫=PK、加藤匠人(筑波)荒木駿太(駒澤)

筑波大の先発:30阿部航斗(c)、5井川空、4山川哲史、3角田涼太朗、14山原怜音、6渡邊陽、10高嶺朋樹、19加藤匠人、7三笘薫、15池谷祐輔、18森海渡
交代:山原→23知久航介 角田→28森侑里 高嶺→16岩本翔
控え:21大川圭為 8生地慶充 11窪田翔 25永満凌

駒澤大の先発:1松村優太郎、2深見侑生、3星キョーワァン(c)、4真下瑞都、5桧山悠也、8横山玄徳、13江崎巧朗、7荒木駿太、14米田大介、9高橋潤哉、10薬真寺孝弥
交代:米田→31加々美文斗 横山→19森本ヒマン 荒木→33藤原拓海
控え:21八木大政 6猪俣主真 24米田泰盛 34西田直央

(文中敬称略)

三笘薫選手
池谷祐輔選手

筑波大の先発メンバー
多くの選手たちが声援を送った駒澤大のゴール裏
筑波大もメンバー外の選手たちが声援を送った
先制点は駒澤大へ
池谷祐輔選手
三笘薫選手

 

ボールパーソンを務めたフロンターレU-18出身、早稲田の島崎元選手
森海渡選手が抜け出す

同点ゴールとなる

三笘薫選手
池谷祐輔選手

森海渡選手が決め筑波大が勝ち越し

後半へ
三笘薫選手
エリア内でファールを受けPKに

三笘薫選手自らこれを決め筑波大が突き放す
そのよん

三笘薫選手

加藤匠人選手が決め追加点

池谷祐輔選手は後半右MFでプレー

森海渡選手はデビュー戦でハットトリックを達成した

5-1でタイムアップ

 

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