川崎フロンターレが、セレッソ大阪とのJ1リーグ第6節を1-1の引き分けで終えた翌4月6日は上作延小学校へ。川崎市の少年サッカーの春の大会、斎藤旗争奪川崎市春季少年サッカー大会の予選を兼ねたリーグ戦U-12サッカーリーグが始まり、川崎フロンターレU-12も試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 斎藤旗争奪川崎市春季少年サッカー大会予選兼U-12サッカーリーグ vs ゴール・ハンター・ユナイテッド】
4月6日(土)午前10時40分キックオフ 上作延小学校 晴れ 8人制 15分ハーフ
初戦の対戦相手は、ゴール・ハンター・ユナイテッド(GHU)。
フロンターレの先発は、GK1井澤明己、最終ラインは右から7柏村涼太、3林駿佑、9佐々木雄基、中盤は5関徳晴、キャプテンの13新堀翔、前線には6楠田遥希、8吉田志生。
青空が広がり、羽織るものもいらないような陽気の上作延小学校。多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がりからフロンターレは後ろでボールを回しながらも関がエリア前に動き出す吉田を狙って、スルーパスを出したり、佐々木が縦へ仕掛け、エリア左、楠田を狙い、パスを入れるなどして攻勢に。柏村が中央に空いたスペースを使って、エリア前に向かい、ドリブルで上がるなど、変化もつけながら迫っていきます。
ゴール・ハンター・ユナイテッドもエリア前で、GK1や最終ラインの選手たちの連係でいい守りを見せ、なかなか決定的な場面までは至らないフロンターレ。それでも6分、中央でボールを奪った関が持ち上がり、ファールを受けてエリア外正面でフリーキックを得ると、新堀が直接狙ったシュートが決まり、1-0。先制点はフロンターレへ。
直後には新堀、関と中央でボールを動かし右へ展開。柏村が縦へ仕掛け、クロスを入れると、ゴール左へ、吉田が走り込みますが、惜しくも触ることはできず。
フロンターレはラインを高く保ってコンパクトに。関が右から中央へ仕掛けていったり、エリア左に抜け出した佐々木がシュートに持ち込むなど、ゴール前での場面をつくっていきます。
ゴール・ハンター・ユナイテッドも前線からプレスをかけ、そこから攻めにつなけようとしていきますが、林がうまくかわして、前に持ち上がり、左の佐々木につなげるなどして、攻めにつなげていきます。
11分にはフロンターレ、関が中央でボールをものにして縦へ運び、エリア外正面でミドルシュートを打つと、枠右をとらえますがGK1の好守で右コーナーキックに。右から新堀が右足で入れると、頭で合わせたのは林。ボールはゴールの中へ。2-0。
フロンターレは、さらに13分には柏村が自陣の右サイドからエリア前に浮き球を入れると、吉田がエリア前に抜け出してシュート。オフサイドとはなりましたが、いい動き出しでゴールをおびやかしていきます。
ゴール・ハンター・ユナイテッドは、フロンターレのエリア近くに浮き球を入れ、揺さぶりにいきますが、フロンターレは佐々木がうまく体を入れるなど、攻めにつなげさせず。
ゴール・ハンター・ユナイテッドが自陣でボールを回しにいこうというところでは、楠田や吉田が高い位置からうまくプレスをかけて、マイボールに。人をかけ、守るゴール・ハンター・ユナイテッドに対して、フロンターレは、両サイドから攻めに出つつも、14分には林がセンターサークル付近からミドルシュートを打つなど、追加点を狙いにいきます。
15分にはゴール・ハンター・ユナイテッド、15のスルーパスに9がエリア中へ抜け出してシュート。しかし、井澤がセーブ。決定的な場面をしのいで、前半は2-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、GK16斎藤准也、最終ラインは林、10平塚隼人、右に柏村、左に4陶山響、中央に楠田、前線には新堀、11.ステンパールカ大翔。
フロンターレは、林、平塚がそれぞれのサイドに開いて、柏村や陶山を押し上げる形に。楠田もかかわってボールを動かしながら、自陣の左サイドから平塚がエリア右、新堀を狙い、ボールを入れたりしていきます。2分には陶山が左サイドを仕掛け、エリア正面へリターンすると、林が持ち上がりミドルシュートを打つも左へ。
そして3分、フロンターレは自陣の斎藤、平塚とつなぎ、平塚の左サイドを突くパスに陶山が抜け出し、折り返すと新堀がダイレクトで放ったシュートが決まり、3-0。
柏村が高い位置取り、ラインを保って楠田がうまく中央でボールを受けて、攻めの機会をうかがいにいくフロンターレ。6分には楠田がボールを奪い、エリア内にスルーパスを出すとステンパーがゴールへ迫るなど、切り替えの良さを見せていきます。
8分には斎藤から平塚、平塚から右の林、林から左へ流れたステンパー、ステンパーから再び右へ展開し、新堀がエリア内へ向かい仕掛けて、折り返すと陶山が走り込み、シュート。ゴールとはなりませんでしたが幅を広く使い、多くの選手がかかわって決定的な場面をつくっていきます。
直後にはゴール・ハンター・ユナイテッド、中央で9が奪い、そのパスにエリア右へ持ち込んだ12がシュート。しかし、左へ。
フロンターレはここで新堀に代わり再び吉田が前線へ。
ゴール・ハンター・ユナイテッドがゴール前に迫る場面は続き、11分には左サイドでスローインを得ると、15のスルーパスに、9がエリア正面へ。しかし、シュートは右へ。
しのいだフロンターレは、平塚の縦パスを中央でステンパーがおさめ、ステンパーがエリア左を突くパスを出して、陶山が仕掛けていったり、楠田の浮き球に、平塚がエリア内へ抜け出すなど、最終ラインからも積極的に前に出て、ゴール前に迫っていきます。
14分には林の中央への縦パスを吉田がダイレクトでさばいてエリア左、ステンパーへ。ステンパーのパスから吉田がエリア内で決めて、4-0。
さらにフロンターレは後ろでボールを動かしながら、セカンドボールを拾った平塚がミドルシュートを打つなど最後までゴールを狙う姿勢を見せ、試合はタイムアップ。4-0 。初戦を白星でスタートさせることになりました。
前半2-0 後半2-0 計4-0
得点:新堀翔2、林駿佑、吉田志生
フロンターレの先発:1井澤明己、7柏村涼太、3林駿佑、9佐々木雄基、5関徳晴、13新堀翔(c)、6楠田遥希、8吉田志生
交代:井澤→16斎藤准也 佐々木→10平塚隼人 関→4陶山響 吉田→11ステンパールカ大翔 新堀→吉田
(文中敬称略)
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