9月7日は等々力運動広場へ。川崎市の67チームが参加する、5年生たちを対象とした大会、U-11川崎市秋季大会が始まり、この日は予選リーグの初日。FC中原、FCパーシモン、犬蔵SCと同組に入った川崎フロンターレU-12は、FC中原との試合に臨みました
【川崎フロンターレU-12 川崎市秋季大会 vs FC中原】
9月7日(土)午後3時キックオフ 晴れ 等々力運動広場 8人制 15分ハーフ
フロンターレの先発は、GK19栗原聖央、最終ラインは右から17瀬尾映介、15メンディーサイモン友、18尾関悠太、中盤には22小川尋斗、右に20小川翔太、左にキャプテンの14奥田悠真、前線には26白倉凜生。
朝から汗ばむような厳しい残暑の等々力運動広場。本来は午後2時開始
の予定が、各試合前後半3分のクーリングブレークを入れたため、キックオフは1時間遅れ。多くの選手の家族らが集まり、フロンターレは、ピッチの脇からU-10の選手たち、FC中原もゴール裏に設けられたフェンスの向こうからメンバー外の選手たちがにぎやかにチャントを歌ったり、チームの名前を叫ぶなか、試合は始まりました。
立ち上がり、先にゴールへ迫ったのはFC中原。左からクロスを上げると、エリア右に抜け出した19がゴールに向かって浮き球を入れてきますが、際どいボールは栗原がはじき出す好守。フロンターレはしのいでいきます。
前からのFC中原のプレスをかいくぐり、フロンターレも2分には右サイドからの攻めに。クロスをエリア内で白倉が巧みにおさめ、リターンを受けた小川尋斗がエリア外正面でミドルシュート。しかし、ボールはバーへ。さらに拾った瀬尾がエリア外右からミドルシュート。しかし、左へ。
たたみかけたいフロンターレでしたが、FC中原も37がボールをおさめ、中央の10を経由して左へ展開しようとし、うまい連係を見せ、フロンターレも自陣の右サイドで瀬尾が粘り強く対応し、一進一退の場面が続いていきます。
4分にはフロンターレ、FC中原のプレスをかわし、小川尋斗が中央へ。小川尋斗の縦パスに、正面へ奥田が抜け出しシュート。しかし、ボールはポストへ。さらに自陣でボールをものにしたメンディー、左の尾関とつなぎ、尾関のパスに奥田がエリア右へ。シュートを打つも、FC中原のGK1が好セーブを見せ、得点とはならず。
FC中原も6分には37がフロンターレ陣内でボールをカット、左へ展開。エリア左、11がシュートを打ちますが、栗原がよく反応し、右コーナーキックに。遠いサイドで37が頭で合わせるも上に。
3分間のクーリングブレークが明け、メンディーが入れたボールを前で白倉が競り、右サイドへ顔を出した小川尋斗が拾うなどして攻めにつなげようとしていくフロンターレ。FC中原も切り替えよく、ボールを奪ったところから攻めにつなげていきますが、尾関がクリアにいくなど、フロンターレは守備でもしっかり対応していきます。
10分には中央を白倉が持ち上がり、白倉の縦パスに小川尋斗が正面へ。しかし、シュートはブロック。さらに左サイドでボールを拾った奥田がクロスを入れると、遠いサイドで小川翔太かシュートを打ちますが上に。
11分には小川尋斗から左へ展開。奥田に渡り、エリア前に切れ込んだ奥田は正面やや左でシュートを打ちますが右へ。
直後にはFC中原。37がうまく正面やや左へ持ち込み、シュート。しかし、栗原がセーブ。
13分にはフロンターレ。メンディーが前に出て、ボールをカットしエリア外左へ。エリア右にパスを出すと小川翔太が反応しますが、惜しくもシュートまではいけず。
さらに瀬尾の縦パスを受けた小川翔太が右から中央へ切れ込んだり、メンディーのパスに、白倉が左サイド高い位置へ流れ、左サイドから斜めに奥田が動き出し、エリア前に迫ろうとしていくなど、フロンターレは揺さぶりに。15分には左へ開いたメンディー、奥田とつなぎ、エリア正面右へ白倉が抜け出し、正面で受けた小川尋斗がミドルシュートを打つも上に。前半は0-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは瀬尾に代わり23橋本乃翔が入り、最終ラインの左、尾関が最終ラインの右へ。
立ち上がりには奥田の縦パスに、白倉がエリア左へ。しかし、FC中原が粘り強く足を出す好守。さらに奥田のパスに、斜めに動き出した小川翔太がエリア右へ入り込もうとしますが、ここでもFC中原の守備に、シュートには至らず。
2分には、右の小川翔太から中央、小川尋斗、白倉に渡り、最後は奥田がエリア左へ。シュートを打つもGK1がセーブ。
FC中原も直後には、10がうまく前へ運び、エリア左へ抜け出した32がシュート。しかし、小川尋斗がブロック。
しのいだフロンターレは4分、左へ開いた奥田のパスをエリア内右でおさめた白倉がシュート。しかし、上へ。5分には、奥田、小川尋斗と中央で回し、ボールを持ち上がった尾関のスルーパスに、エリア左へ白倉が抜け出しますが、オフサイド。
さらに白倉が奥田の縦パスをおさめ、左サイド高い位置へ橋本を走らせる、また尾関から受けた小川翔太も縦へ仕掛け、そこから人をかけた攻めに持ち込んでいくフロンターレ。FC中原の攻めにも、メンディーと小川尋斗が囲い込むようにしてボールを奪ったり、尾関がしぼって中央で寄せにいき、シュートにはつながらせないなど、よく守っていきます。
クーリングブレーク明け、9分にはフロンターレ、白倉がエリア左へ持ち込み鋭い切り返しからシュート。しかし、FC中原の体を張った守備に阻まれていきます。さらに左サイド高い位置での白倉のキープから奥田が左から折り返すと、小川翔太が迫りますが、ここでもFC中原の守備に、シュートには至らず。
すると12分、FC中原は11のパスに10がエリア外右へ。シュートを放つとゴール左へ決まり、0-1。先制点はFC中原へ。
追いかける展開となったフロンターレは、13分には尾関のパスに橋本がエリア外左へ。シュートを打つもGK1がセーブ。さらに白倉がボールをおさめ、そのパスに奥田がエリア内へ。しかし、ここでもFC中原の粘り強い守備。
ゴールに迫り続けるフロンターレ。14分には小川尋斗のパスに、白倉がエリア左へ。しかし、GK1の好セーブで左コーナーキックに。奥田が右足でボールを入れるとメンディーが合わせるも右へ。
試合はそろそろ終わろうかという時間。フロンターレは、小川翔太が右サイド高い位置を仕掛け、ボールはエリア外右、奥田へ。奥田がエリア内へパスを送ると、これをおさめた白倉がターンで振り切り、シュート。これがゴールネットを揺らし、1-1。
ゴールを喜びつつ、すばやく自陣へ戻り、勝ち越しのゴールを狙いにいくフロンターレの選手たち。しかし、試合はここでタイムアップ。1-1。最後の最後でチャンスをものにしたフロンターレ。引き分けで予選リーグをスタートさせることになりました。
前半0-0 後半1-1 計1-1
得点:白倉凜生
フロンターレの先発:19栗原聖央、17瀬尾映介、15メンディーサイモン友、18尾関悠太、22小川尋斗、20小川翔太、14奥田悠真(c)、26白倉凜生
交代:瀬尾→23橋本乃翔
控え:21星颯 24日暮大陸 25岡大翔 27川端里季
(文中敬称略)
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