1ショット日記「初めてメンバーに」


初めてメンバーに入った三笘薫選手
ゲームを題材とした「KAWASAKI GAME SHOW」が行われたこの日は趣向を凝らした選手紹介が行われた

ハーフタイム、出場に備える三笘薫選手
等々力初ゴールを決め、Gゾーンへ駆けていく脇坂泰斗選手
交代で下がり、笑顔でタッチをかわしていく
試合後笑顔を見せる三笘薫選手
「あんたが大賞」を受けた脇坂泰斗選手

 

9月4日等々力陸上競技場で行われたルヴァンカップ準々決勝第1戦、川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス。フロンターレは、U-18出身、筑波大のMF三笘薫選手が控えに入りました。

来季の加入が内定し特別指定選手でもある三笘が、メンバーに名前をつらねるのは初めてのこと。出場こそなりませんでしたが、フロンターレのアカデミーで育ち大学を経て、トップチームに入ることになった三笘選手が、ひと足早くトップチームの試合で多くのサポーターから声援を受ける姿を目にできたことは、とてもしあわせなものでした。

試合は前半に知念慶選手のゴールでフロンターレが先制。名古屋がたて続けにゴールへ迫った後半16分、カウンターに持ち込むと、最後は脇坂泰斗選手の等々力初得点が決まり、2-0。フロンターレはその後の名古屋の反撃を抑えて、第1戦を勝利で終えることになりました。

三笘選手が初めてメンバーに入った試合で、同じように大学で成長し、フロンターレに帰ってきた脇坂選手が等々力で初となるゴールを決め、勝利に大いに貢献したことには、めぐり合わせも感じます。

ゆくゆくは三笘選手も、この日の脇坂選手のように、苦しいときにこそチームを助けるような選手になりますように。その日を心待ちにしています。

【ルヴァンカップ準々決勝第1戦 川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス】
9月4日(水)午後7時3分キックオフ 等々力陸上競技場 くもり 1万4719人
前半1-0 後半1-0 計2-0
得点:知念慶、脇坂泰斗(フロンターレ)

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