新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、茨城県内で観客を入れず、映像をネットで配信するなどして行われている関東大学サッカーリーグ。7月18、19日の第3節でも、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちが先発や途中出場、あるいは控えに入り、それぞれの試合に臨みました。
なお今節は、1部は筑波大 vs 国士舘大、順天堂大 vs 駒澤大の2試合、2部は東洋大 vs 東京国際大、日本体育大 vs 立教大、関東学院大 vs 明治学院大、産業能率大 vs 青山学院大の4試合が延期となっています。
【関東大学サッカーリーグ1部第3節 桐蔭横浜大 vs 立正大】
7月18日(土)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドB面
前半1-0 後半0-2 計1-2
※桐蔭横浜大※
GK1早坂勇希 (3年) フロンターレU-18出身 先発出場
MF26山田新 (2年) フロンターレU-18出身 先発出場
MF29山内日向汰 (1年) フロンターレU-18出身 89分から出場。関東大学サッカーリーグ初出場
桐蔭横浜 vs 立正大。先制ゴールを挙げたのは山田新。この日は右MFで先発出場すると、FW9松本幹太とのポジションチェンジからエリア前に顔を出し、自ら右からエリア前に仕掛けるなどしていくと、23分、10鳥海芳樹が左から入れたボールにエリア内へ飛び込み、ゴールネットを揺らし、1-0に。山田は今季2ゴール目を記録しました。
早坂は、エリア内、際どい場面では、いい飛び出しを見せ、エリア左、切り返した立正大の11田中宏武のニアを狙ったシュートに好セーブを見せるなど、奮闘。
89分から出場した山内は、ロスタイムも含め5分ほどのプレー。左サイド寄りで、パス交換からエリア内右に顔を出し、桐蔭横浜の決定機につなげるなど、追いかける展開のなかで、意欲的にプレーを重ねていきました。
【関東大学サッカーリーグ2部第3節 流通経済大 vs 拓殖大】
7月19日(日)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドA面
前半1-0 後半1-0 計2-0
※拓殖大※
MF8浅倉廉 (1年) フロンターレU-15→静岡学園 先発出場
ともに開幕から2連勝と好スタートを切ったチーム同士の対戦となった流通経済大 vs 拓殖大。
拓殖大は開幕から3戦続けて、フロンターレU-15から静岡学園を経て1年目のシーズンを迎えた浅倉廉が先発出場。
試合は1年での1部復帰を目指す流通経済大が、高い位置からボールを奪い、たたみかけるような攻めでペースをつかむことになり、2-0で勝利することに。うまく間で受けてエリア前に迫り、好パスを出すなどした浅倉は、フル出場しています。
【関東大学サッカーリーグ2部第3節 日本大 vs 神奈川大】
7月19日(日)午後5時半キックオフ RKUフットボールフィールドA面
前半0-0 後半0-1 計0-1
※日本大※
DF25栗田悠巨 (1年) フロンターレU-18出身 初出場初先発
※神奈川大※
MF25藤田雄士 (3年) フロンターレU-15→市立船橋 66分から出場
DF18三本木達哉 (3年) フロンターレU-15→流通経済大柏 控え
前節リーグ戦の初戦を迎え、敗戦でのスタートとなった日本大は、フロンターレU-18出身の1年、栗田悠巨が先発出場。栗田は右SB、後半途中からは3バックの右でプレー。機を見て右サイドの高い位置へ顔を出し、際どい浮き球のパスで決定機をつくりだし、うまく中盤にパスを通すなどしていきました。
後ろから組み立てていこうというサッカーを見せている日大のなかで、これからの活躍がとても楽しみなところです。
神奈川大が1点を先制した66分から出場したのは藤田雄士。左MFに入り、終盤にはエリア左、あまり角度のないところから決定的なシュートを打つなど、追加点を狙う姿勢を見せていきました。
関東大学サッカーリーグは、1部の第4節が7月26日、第5節は8月1日に行われ、第4節から筑波大、第5節から順天堂大が出場。
2部の第4節は7月25日、第5節は8月2日に行われ、第4節からは東洋大、青山学院大、産業能率大、立教大、関東学院大の5チーム、第5節からは明治学院大が出場します。
いつから出場するのか、決まっていない日本体育大も含め、それぞれのチームで、フロンターレアカデミー出身の選手たちが、どんな活躍を見せていくのか、楽しみにしています。
(文中敬称略)
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