中央大 – 筑波大 / 中筑定期戦(2軍戦)


11月15日、味の素フィールド西が丘では、中央大と筑波大による中筑定期戦が行われ、それに先立つ定期戦の2軍戦と合わせて、川崎フロンターレアカデミー出身の3選手がそれぞれの試合に臨みました。

 

62回の伝統を誇るこの定期戦は、本来はOB戦、2軍戦、トップチームによる試合の3試合が行われますが、今回は新型コロナウイルスの影響もあり、OB戦は中止に。トップチームの試合は、関東大学サッカーリーグ1部第17戦と兼ねたかたちで行われました。

 

【第62回中筑定期戦(2軍戦) 中央大 vs 筑波大】

11月15日(日)午前11時キックオフ 味の素フィールド西が丘 晴れ

 

中央大の先発は、GK1飯吉将通、最終ラインは右から24岸拓哉、3辻真太郎、4新井秀明、2秋山優太、中盤の底に5大石謙介、その前に6板木蓮、10古瀬勇一、右に19今村栄佑、左に14竹村史明、前線には11三浦立。

 

川崎フロンターレU-18出身の3年、新井が先発に名前を連ねました。

 

筑波大の先発は、GK34加藤零太、最終ラインは右から16岩田佑成、19槌谷大河、30手塚貴大、4増渕利樹、ボランチは40加藤琉都、2渡邊陽、右MF7中根雅也、左MF21伊東寛紀、前線には3浅野卓麻、キャプテンの11江田光之介。

 

好天に恵まれた西が丘。両ゴール裏にはそれぞれのメンバー外の選手たちが幕やゲートフラッグで選手を鼓舞、スタンドには選手たちの家族らや大学のOB、サッカーを愛する人々らが見守るいい雰囲気のなか、試合は始まりました。

 

立ち上がりは、中央がボールを後ろから動かしながら、前線の選手たちが裏を狙う動き出しで、ゴールをうかがう展開に。4分にはフィードに右サイドの高い位置へ抜け出した今村がエリアへ向かい仕掛けていきますが、筑波の守備が阻んでいきます。

 

中央はさらに高い位置でボールを拾い、うまく間でボールを受けた板木がエリア前に飛び出すなど、筑波のゴールをおびやかしていきます。

 

ところが7分、筑波は中根がボールをカットしショートカウンターに持ち込むと、エリア正面やや左、渡邊が放ったシュートが決まり、0-1。先制点は筑波へ。

 

中央も直後には、正面でボールをカット。エリア正面やや右、今村のシュートは枠をとらえますが、加藤零太がセーブし、最後にはクリア。右コーナーキックに。右から板木がボールを入れると、遠いサイドに飛び込んだ新井が頭で合わせますが、左へ。惜しくもゴールとはならず。

 

筑波も直後には、またもや速攻に持ち込み、中根が正面へ。中根がマークを引き付け、そのパスを受けた浅野がシュートを打ちますが、枠はとらえられず。

 

15分には、中央も竹村が中へ寄り、今村とのパス交換から正面へ抜け出し、遠いサイドに浮き球を入れると、三浦が頭で合わせますが、オフサイドに。それでも連係の良さを見せて、迫っていきます。

 

筑波も15分には、こぼれたボールを正面やや右で拾った浅野がシュートを打ちますが、左へ。さらに渡邊の浮き球に、江田が抜け出し、そのパスにエリア正面やや右、浅野がシュートを打ちますが、中央のGK飯吉がセーブ。

 

中央は後ろで新井や辻、大石らがボールに多く触れながら、攻めの機会をさぐり、16分には新井のフィードに、正面へ今村が飛び込みますが、筑波のGK加藤零太がセーブ。

 

筑波も直後には、加藤琉都が中央でボールをカット。パス交換から正面へ飛び出し、中央の飯吉がクリアし右コーナーキックに。筑波の手塚が右足でボールを入れると、岩田が頭で合わせますが、右へ。

 

中央も直後には、立て続けにコーナーキックを得ますが、これをしのいだ筑波は、再び中根がボールをカットし、カウンターに。左サイド、渡邊に渡り、渡邊から伊東と正面で展開。最後は伊東のパスを受けた岩田のミドルシュートが決まり、0-2。筑波が突き放します。

 

飲水タイムをはさんで、中央がボールを持つ一方で、筑波も加藤琉都らがボールをカットしたところからシュートに持ち込む展開に。25分には加藤琉都が正面でボールをカット、エリア左、伊東が抜け出しますが、シュートはブロック。

 

中央も右サイドの岸、今村とつながり、今村がエリア内へ地を這うような速いボールを入れていきますが、筑波はクリア。さらに岸の浮き球を、三浦がうまくおさめ、ターンからシュートを打ちますが、枠はとらえられず。それでもすばらしいトラップで西が丘を沸かせていきます。

 

中央は辻や新井がラインを高く保ちつつ、サイドからの攻めでゴールをうかがいに。今村や岸が高い位置で折り返していきますが、筑波もエリア内で集中力を保ち、守っていきます。

 

36分には、中央、大石のフィードに、三浦がエリア左へ抜け出しますが、加藤零太がクリア。さらに辻のフィードに、三浦が正面へ。これもまた加藤零太がクリアし、阻んでいきましたが、長いボールも交え、揺さぶる中央。ときにはボールを預けた新井が前に動き出すなどしながら、ゴールを目指していきます。

 

41分には、筑波も、岩田がエリア右へ抜け出し、折り返しますが、飯吉がセーブ。

 

中央は直後には、左サイドからの攻めに。折り返しに正面へ抜け出した今村がシュートを打ちますが、加藤零太がわずかにさわり、最後にはクリア。

 

44分には、板木のスルーパスに、正面右、三浦が抜け出しますが、筑波の守備が阻みシュートは打てず。45分には高い位置でボールを奪った新井が一気にエリア左へ仕掛けていきますが、ここでも筑波は粘り強い守りを見せ、阻んでいきます。

 

ロスタイムに入り、中央はさらに辻のフィードに、エリア左へ三浦が抜け出し、筑波も右からの折り返しに、浅野が迫りますが、筑波の守備陣は堅さを見せ、中央も飯吉がしっかりセーブし、ともにゴールとはならず。前半は0-2でタイムアップとなります。

 

 

後半、中央は今村に代わり9高窪健人、竹村に代わり8井澤佳吾、辻に代わり23上田凌太朗。高窪が前線、三浦が左へ。筑波は加藤零太に代わり31長澤弘平、増渕に代わり6三井陸。

 

立ち上がりには中央、左サイドに抜け出した板木が折り返しますが、筑波はクリアし左コーナーキックに。これをしのいだ筑波は右サイドからの攻めに持ち込もうとしていきますが、新井が最後にはクリア。右コーナーキックを得た筑波は、こぼれたボールを拾った浅野がシュートを打ちますが、枠はとらえられず。2分には今度は左コーナーキックを得た筑波。手塚がボールを入れると、遠いサイド、浅野が頭で合わせますが、上に。

 

しのいだ中央も、大石の右サイドを突くパスに、井澤が抜け出しそうになりますが、代わったGK長澤がクリア。

 

好パスで揺さぶった中央、5分には新井がフィードを送ると、エリア右へ抜け出したのは板木。シュートを打つと、これが決まり1-2。出し手と受け手の呼吸が合わさったかたちで、中央が1点を返します。

 

直後にはさらに中央、右クロスにエリア内、三浦が頭で合わせますが右へ。さらに浮き球を高窪がエリア内でおさめるなど、中央が迫っていきますが、筑波もしっかり守っていきます。

 

15分には古瀬に代わり7松井瑞生。16分には左に開いた秋山から正面で受けた板木が高窪とのパス交換からエリア内へ迫りますが、筑波はこれをカットし左からの攻めに。エリア内へ浅野が抜け出しますが、新井がカバー、阻んでいきます。

 

中央が細かくボールを回し、筑波はカウンターからゴールに迫る時間が続きますが、ともに決定的な場面には至らず。ともに攻撃的なポジションの選手も自陣のエリア近くに戻りカバーするなどしていきます。

 

20分には筑波、伊東に代わり43柏原義央。

 

21分には、カウンターに持ち込んだ筑波、柏原が縦に仕掛けて、折り返すと、正面で岩田がシュートを打ちますが、ワンタッチあり、左コーナーキックに。

 

これをしのいだ中央は新井が左サイドを仕掛けていきますが、少しトラップが長くなり、筑波の守備が阻んでいきます。

 

さらに23分には、新井から左は展開。高い位置へ秋山が仕掛け、エリア内へ切り返していきますが、クロスはシュートにはつながらず。

 

飲水タイムをはさんで中央は、板木に代わり15堀脩大、大石に代わり16小林怜波。

 

筑波は槌谷に代わり39高嶋羽也斗。加藤琉都が最終ライン、高嶋がボランチへ。

 

31分には中央、三浦のスルーパスに正面へ高窪が抜け出し、左へ展開。三浦のクロスのこぼれ球に、堀脩大がシュートを打ちますが、筑波はブロックしていきます。

 

ここで中央は、岸に代わり18今成脩造、三浦に代わり20堀陽太。今成が高窪とともに前線に入り、小林が右SBに。

 

34分には、中央、高い位置でボールをカット。今成のパスにエリア内へ堀脩大が抜け出しますが長澤がセーブ。さらに中央が堀陽太、堀脩大、井澤がかかわって両サイドから迫りますが、エリア内で筑波は集中した守りを見せ、しのぎ、中央がボールを持ちながらも、なかなか決定的な場面をつくれない時間が続いていきます。

 

41分には、筑波は中根に代わり22長谷川諒。

 

43分には中央、左へ開いた堀陽太のクロスに遠いサイド、今成が飛び込みますが、さわることはできず。

 

ロスタイムは2分。中央は46分には、右サイドからクロスを上げると、拾った堀陽太の折り返しに、エリア正面へ抜け出した秋山がシュートを打ちますが、筑波の体を張った守備が阻み、左のコーナーキックに。

 

これをしのいだ筑波はカウンターに持ち込み、高嶋が正面へ抜け出しシュートを打ちますが、飯吉がセーブ。試合はここでタイムアップとなり、1-2。筑波が勝利をおさめることになりました。

 

中央がパスワークからゴールに迫れば、筑波も最後のところでやらせない粘り強さを見せる好ゲームに。そのなかで、昨年は怪我で苦しんだという新井がピッチに立ち続け、ゴールをあしすとするところを見られたことはとてもうれしいものがありました。

また、試合に出場することこそなかったものの、試合後には最後のシーズンを迎えたフロンターレU-18出身の栗脇拓人の姿もありました。プレーするところを見られなかったのは残念ではありますが、かつて日本クラブユース選手権の準決勝でゴールを決めた西が丘で、元気な姿を見られたことも、とてもうれしくなるものがありました。

それぞれのこれからをとても楽しみにしています。

 

前半0-2 後半1-0 計1-2

 

得点:板木蓮(中央) 渡邊陽、岩田佑成(筑波)

 

中央大の先発:1飯吉将通、24岸拓哉、3辻真太郎、4新井秀明、2秋山優太、5大石謙介、6板木蓮、10古瀬勇一、19今村栄佑、14竹村史明、11三浦立

 

交代:今村→9高窪健人 竹村→8井澤佳吾 辻→23上田凌太朗 古瀬→7松井瑞生 

   板木→15堀脩大 大石→16小林怜波 岸→18今成脩造 三浦→20堀陽太 

 

控え:21鈴木悠矢

 

筑波大の先発:34加藤零太、16岩田佑成、19槌谷大河、30手塚貴大、4増渕利樹、40加藤琉都、2渡邊陽、7中根雅也、21伊東寛紀、3浅野卓麻、11江田光之介(c)

 

交代:加藤零太→31長澤弘平 増渕→6三井陸 伊東→43柏原義央 槌谷→39高嶋羽也斗   中根→22長谷川諒 

控え:5川﨑銀河 9荻野大輔 17神山知敦 33中尾拓夢

 

 

(文中敬称略)

 

試合を前にした選手たち

中央大側のゴール裏では、ゲートフラッグが掲げられた
先発出場した新井秀明選手

先制点は筑波大へ
浦和レッズユース時代にはフロンターレU-18とも対戦した渡邊陽選手が決めた
コーナーキックからシュートを打つ新井秀明選手

岩田佑成選手が決めて筑波が突き放す
新井秀明選手

ゴールに迫る場面もつくった
後半へ

板木蓮選手がシュート
1-2に
アシストを記録した新井秀明選手
ゴール裏には栗脇拓人選手のフラッグもあった

中央大が迫るが筑波大も粘り強さを見せていく

中央大は追いつくことはできず、筑波大が勝利
試合を見守った家族らのもとへ

フロンターレU-18出身、栗脇拓人選手もあいさつに赴いた

 

 

 

 

 

 

 

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