夏の大学サッカー日本一を決める総理大臣杯の関東予選を兼ねた「アミノバイタルⓇ」カップが開幕し、7月10、11日には1回戦が行われ、フロンターレアカデミー出身の選手たちもそれぞれの試合に臨みました。
この記事では、そうした選手たちのことをつづっていきたいと思います。
【「アミノバイタルⓇ」カップ2021第10回関東大学サッカートーナメント大会1回戦】
7月10日(土)
〇筑波大 vs 作新学院大●
前半2-0 後半0-2 延長前半1-0 延長後半0-0 計3-2
※筑波大※
MF8 池谷祐輔 (4年) フロンターレU-18 途中出場
筑波大と作新学院大との一戦では、池谷が後半頭から出場。試合は2点を筑波が先行するも、後半同点に追いつき、延長戦へ。延長前半8分森海渡のゴールが決勝点となり、筑波が勝ち上がりを決めています。
●順天堂大 vs 平成国際大〇
前半1-1 後半0-2 計1-3
※順天堂大※
DF5 小川真輝 (4年) フロンターレU-18 先発
順天堂大と平成国際大との一戦では、小川が先発し51分まで出場。試合は18分に海老澤諒のゴールで順天堂が先制するも、32分に退場者が出て数的不利に。作新学院大が36分に加藤佑弥のゴールで追いつくと、79分に再び加藤佑弥が決め、勝ち越し。88分に沖隼斗のゴールで突き放し、勝利しています。
〇立教大 vs 拓殖大●
前半1-1 後半1-1 延長前半0-0 延長後半0-0 PK5-4
※拓殖大※
MF16 浅倉廉 (2年) フロンターレU-15→静岡学園 先発出場
立教大と拓殖大との一戦では、浅倉が先発し100分まで出場。試合は拓殖大が2-1とリードした後半途中に天候不順のため中断となり、12日に再開。85分に宮倉樹里杏のゴールで立教が追いつき、PK戦の末に勝ち上がりを決めています。
〇神奈川大 vs 慶應義塾大●
前半0-0 後半1-0 計1-0
※神奈川大※
DF16 藤田雄士 (4年) フロンターレU-15→市立船橋 先発、1ゴール
※慶應義塾大※
MF32 茅野優希 (1年) フロンターレU-15→慶應義塾高校 先発
MF20 小澤星夜 (2年) フロンターレU-15→慶應義塾高校 SUB
神奈川大と慶應義塾大との一戦では、神奈川大は藤田が先発し、71分まで出場。慶應義塾大は茅野がフル出場し、小澤は控え。試合は68分に藤田が決めたゴールが決勝点となり、神奈川大が勝利をおさめています。
〇早稲田大 vs 城西大●
前半2-0 後半0-0 計2-0
※早稲田大※
DF25 森璃太 (2年) フロンターレU-18 先発
DF22 神橋良汰 (1年) フロンターレU-18 SUB
早稲田大と城西大との一戦では、森が先発し74分まで出場。また、神橋は控え。試合は奥田陽流の2ゴールで早稲田が勝ち上がりを決めています。
〇東海大 vs 中央大●
前半1-1 後半2-0 計3-1
※中央大※
DF12 新井秀明 (4年) フロンターレU-18 先発、1アシスト
MF10 髙岸憲伸 (4年) フロンターレU-15 先発
FW22 有田恵人 (2年) フロンターレU-18 途中出場
東海大と中央大との一戦では、新井、髙岸がフル出場。有田は68分から出場。試合は東海大が2分に藤井一志のゴールで先制するも、31分新井のアシストから山﨑希一が決めて中央大が同点に。しかし、53分オウンゴールで勝ち越した東海大が66分に杉山祐輝のゴールで突き放し、勝ち上がりを決めています。
●桐蔭横浜大 vs 山梨学院大〇
前半2-3 後半0-0 計2-3
※桐蔭横浜大※
GK1 早坂勇希 (4年) フロンターレU-18 先発
DF5 高吉正真 (3年) フロンターレU-18 先発
FW9 山田新 (3年) フロンターレU-18 先発
MF24 山内日向汰 (2年) フロンターレU-18 先発
桐蔭横浜大と山梨学院大との一戦では、早坂、高吉、山田はフル出場。山内は78分まで出場。試合は17分までに平河悠がハットトリックを達成し山梨学院大がリード。桐蔭横浜大は、宮本蛍汰、羽田一平のゴールで前半のうちに1点差に。
天候急変による中断も経て行われた後半は両者ゴールは生まれず、山梨学院大が勝利をおさめています。
〇日本大 vs 立正大●
前半2-0 後半2-1 計4-1
※日本大※
DF26 栗田悠巨 (2年) 途中出場
日本大と立正大との一戦では、栗田が81分から出場。試合は前半、15分鬼京大翔のゴールで先制した日本大が17分に萩原翼のゴールで突き放し、2点をリードして迎えた後半には近藤友喜、橋田尚希の得点で突き放し、立正大の反撃を1点に抑え、勝ち上がりを決めています。
このほか、フロンターレ加入内定の法政大のMF松井蓮之、流通経済大のDF佐々木旭がいずれも先発。両チームは2回戦に進出。
フロンターレU-18出身の大曽根広汰(4年)、鈴木大登(1年)が在籍している日本体育大、U-12出身の西牧蓮(3年)が在籍している関東学院大は、新型コロナウイルスの影響を受けて、不参加となっています。
また、「アミノバイタルⓇ」カップに先立って、7月4日に行われた関東大学サッカーリーグ1部第10節(延期分)、流通経済大 vs 拓殖大では、拓殖大の浅倉廉が80分から出場しています。
他地区に目を移せば、東北地区の総理大臣杯予選では、仙台大のDF5伊従啓太郎(4年)=フロンターレU-18=が2回戦、準々決勝に先発し、準々決勝ではゴールをマーク。
東海地区の準決勝では、静岡産業大のFW服部功汰(3年)=フロンターレU-12→多摩大目黒中→多摩大目黒高、東海学園大のMF常安澪(2年)=フロンターレU-18=がいずれも先発。両チームともに勝利し、総理大臣杯出場を決めています。
関西予選にあたる関西学生サッカー選手権3回戦の京都産業大戦では立命館大のMF戸水利紀選手(1年)=フロンターレU-18=が74分から出場。立命館大は1-2で敗戦。
北信越大学サッカーリーグ1部では、新潟経営大のFW鈴木大翔(3年)=フロンターレU-15→東京実業=が、7月4日の第2節(延期分)、新潟産業大で1ゴールを記録。7月10日の第6節、金沢学院大戦にも先発出場しています。
東京都大学サッカーリーグ2部の上智大 vs 創価大では、上智大はFW池田総一郎(4年)=フロンターレU-15→川和高、創価大はDF鈴木康平(1年)=フロンターレU-15→創価高=が先発で出場。
7月3、4日、10、11日に行われた関東地区のインディペンデンスリーグでは、慶應義塾大のGK川合我空=フロンターレU-18=が2試合に先発。また、MF山崎健翔(2年)=フロンターレU-15→桐蔭学園=は1試合に先発。國學院大のMF橋本結人(1年)=フロンターレU-15→市立船橋=も先発でプレー。明治学院大のDF柴崎蒼(1年)=フロンターレU-15→市立橘=が控えに入りました。
また、社会人サッカーでは、日本大のMF金井満生(4年)=フロンターレU-15→市立船橋、明治学院大のFW上野綜太(3年)=フロンターレU-18、DF内海太瑚(1年)=フロンターレU-18=が先発し、MF澤田泰大(2年)=フロンターレU-18=もメンバー入り。北信越リーグ2部では、‘09経大FCの一員として新潟経営大のGK藤田航大(1年)=フロンターレU-18=が先発で出場しています。
川崎そだちでは、それぞれの場所での選手たちのこれからをとても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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