春のリーグ戦や総理大臣杯が中止になるなど、新型コロナウイルスの影響を受けた2020年の大学サッカー。東海大が1月23日の「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう」決勝を制して20年ぶりの日本一に輝いたのち、2月28日に行われた関東大学サッカーリーグ2部第22節(延期分)、関東学院大 vs 立教大をもって、シーズンの幕を閉じることになりました。
この記事では、困難に見舞われたなか、それでも多くの人々の尽力の末に行われた2020年の各地のリーグ戦に、出場するなどしたフロンターレアカデミー出身の選手たちを紹介したいと思います。
【東北大学サッカーリーグ1部】
1位 仙台大
DF5 伊従啓太郎 (3年) フロンターレU-18 先発7試合、1ゴール
東北大学サッカーリーグを制した仙台大では、伊従が全7試合に先発出場。第1節の東北工業大戦では、鯰田太陽のアシストからゴールを決めるなど、優勝に貢献しました。
【関東大学サッカーリーグ1部】
2位 早稲田大
DF20 / 34 島崎元 (2年) フロンターレU-18 SUB1試合
DF42 森璃太(1年) フロンターレU-18
明治大と最後まで優勝を争った早稲田では、島崎は前期と後期で登録メンバーに。リーグ戦では第1節で控えに入りました。
また、森は、関東サッカーリーグに参戦した早稲田大FCの選手として出場を重ねたあと、後期に追加登録選手に入りました。
3位 順天堂大
DF19 小川真輝 (3年) フロンターレU-18 先発 3試合 途中出場 5試合 SUB 8試合
後期になり、攻守がかみ合い3位に入った順天堂では、小川真輝が8試合に出場。先発は3試合、途中出場は5試合。主に右SBとしてプレーしました。
5位 桐蔭横浜大
GK1 早坂勇希 (3年) フロンターレU-18 先発 22試合
FW26 山田新 (2年) フロンターレU-18 先発 11試合 途中出場 10試合 SUB 1試合
10ゴール(PK3) 3アシスト
DF35 高吉正真 (2年) フロンターレU-18 先発 1試合 途中出場 2試合 SUB 7試合
MF29 / 30 山内日向汰 (1年) フロンターレU-18 途中出場 2試合 SUB 3試合
桐蔭横浜大では、早坂はリーグ戦すべての試合に先発し、フルタイム出場。
山田は先発11試合、途中出場は10試合。後期になり、7ゴールを挙げて一気に得点数を伸ばし計10ゴールを記録。
桐蔭横浜大FCの選手として関東サッカーリーグに出場していた高吉は、後期に追加登録選手に。1試合に先発し、2試合に途中出場。また、山内は2試合に途中出場しました。
6位 駒澤大
MF33 三浦岳文 (4年) フロンターレU-15→駒澤大学高校 先発 1試合 途中出場 1試合 SUB 1試合 2アシスト
後期の終盤に入って追加登録選手に名前をつらねた三浦は、12月22日の第20節で85分から出場。25日の第17節では先発し、2アシストを記録しました。
9位 慶應義塾大
GK12 新居俊介 (4年) フロンターレU-18
MF39 小澤星夜 (1年) フロンターレU-15→慶應義塾高校 SUB1試合
9位の慶應義塾大では、前期は新居が選手登録。後期は小澤が追加登録選手になり第18節で控えに入りました。
10位 筑波大
MF15 池谷祐輔 (3年) フロンターレU-18 先発 7試合 途中出場 5試合 SUB 3試合 1ゴール
10位の筑波では、池谷が計12試合に出場。1得点を記録しています。
12位 中央大
MF37 栗脇拓人 (4年) フロンターレU-18
MF7 髙岸憲伸 (3年) フロンターレU-15→星稜 先発 16試合 途中出場 4試合 SUB 1試合
6ゴール 3アシスト
DF18 新井秀明 (3年) フロンターレU-18 SUB 4試合
12位中央大では、栗脇は前期に追加登録選手に入りましたが、出場・ベンチ入りはなし。髙岸は計20試合に出場し、6ゴール、3アシストを記録。新井は終盤の4試合で控えに入りました。
【関東大学サッカーリーグ2部】
2位 拓殖大
MF28 浅倉廉 (1年) フロンターレU-15→静岡学園 先発 12試合 途中出場 6試合
SUB 4試合 2ゴール
2位に入り来季の1部昇格を決めた拓殖大では、浅倉が開幕戦で先発デビューを飾り初ゴールを記録。前期は11試合に先発。後期は多くの試合で途中出場。計18試合に出場し2ゴールを決めました。
3位 関東学院大
MF30 西牧蓮 (2年) フロンターレU-12→横浜FC鶴見ジュニアユース→桐光学園
先発 9試合 途中出場 9試合 SUB 2試合 1ゴール
3位となった関東学院大では、西牧が計18試合に出場、1ゴールを決めています。
5位 東洋大
MF26 桝谷岳良 (3年) フロンターレU-18
5位の東洋大では、前期に桝谷が登録選手に入りました。
6位 日本体育大
MF11 大曽根広汰 (3年) フロンターレU-18 先発17 試合 3ゴール 2アシスト
6位日本体育大では、大曽根が17試合に先発。第7節では2得点を挙げるなど計3ゴール、2アシストを記録しています。
7位 神奈川大
DF18 三本木達哉 (3年) フロンターレU-15→流通経済大柏 先発 15試合
途中出場 1試合 SUB 2試合 1アシスト
MF25 藤田雄士 (3年) フロンターレU-15→市立船橋 先発 1試合 途中出場 9試合
SUB 5試合 2ゴール
2部復帰1年目を7位で終えた神奈川大では、三本木が計16試合に出場。藤田は計10試合に出場し、2ゴールを決めています。
8位 日本大
DF25 栗田悠巨 (1年) フロンターレU-18 先発 2試合 途中出場 2試合 SUB 5試合
8位日本大では、栗田が計4試合に出場。後期はメンバー外が続きましたが、最終節に控えに戻ってきました。
11位 明治学院大
FW19 上野綜太 (2年) フロンターレU-18 途中出場 1試合
明治学院大では、上野が前期に出場選手登録。第6節に89分から出場し関東大学サッカーリーグ初出場を果たしています。
【東京都大学サッカーリーグ1部】
3位 國學院大
GK1 浅川将輝 (4年) フロンターレU-18 先発 10試合 SUB 1試合
東京都大学サッカーリーグ1部で3位となり、2011年以来の関東大学サッカー参入にも迫った國學院大。浅川が10試合に先発出場。参入戦にあたる関東大学サッカー大会では全試合に出場しました。
9位 大東文化大
MF9 小泉靖弥 (4年) フロンターレU-18 先発 6試合 途中出場 3試合 SUB 2試合
9位となった大東文化大では、小泉が6試合に先発、3試合に途中出場しています。
【東京都大学サッカーリーグ2部】
3位 上智大
FW10 池田総一郎 (3年) フロンターレU-15→川和高 先発 7試合 途中出場 2試合
6ゴール
2部の3位となった上智大では、池田が計9試合に出場。2部の得点ランキング2位となる6ゴールを決めています。
【東京都大学サッカーリーグ3部】
1位 創価大
MF10 望月響 (4年) フロンターレU-15→創価高 先発 6試合 3アシスト
3部を制した創価大では、望月が全試合に出場。3アシストを記録しています。
【北陸地区大学サッカーリーグ1部】
4位 新潟経営大
FW9 鈴木大翔 (2年) フロンターレU-15→東京実業 先発6試合 途中出場1試合
北陸地区の4位となった新潟経営大では、鈴木が全7試合に出場しました。
【東海地区大学サッカーリーグ1部】
4位 静岡産業大
FW 服部功汰 (2年) フロンターレU-12→多摩大目黒中→多摩大目黒高 先発 5試合
途中出場5試合 4ゴール
4位に入った静岡産業大では、服部が計10試合に出場。4ゴールを決めています。
デンソーカップチャレンジ熊谷大会が3月3日に始まり、各チームも始動するなど、すでに新たな2021年のシーズンへ向けて、大学サッカーは動き始めています。多くのフロンターレアカデミー出身の選手たちがどんな結果を残すのか。今季も、とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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