7月26日は前橋駅からバスで20分ほど。前橋総合運動公園へ。日本クラブユース選手権はグループステージ第2戦を迎えました。川崎フロンターレU-18は初戦で東京ヴェルディユースに0-1で敗れ、この日はベガルタ仙台ユースとの対戦となりました。
【川崎フロンターレU-18 日本クラブユース選手権グループステージ第2戦vsベガルタ仙台ユース】
7月26日(火)午前11時半キックオフ 前橋総合運動公園 くもりのち雨 40分ハーフ
川崎フロンターレの先発はGK16早坂勇希、DFは右から14小川真輝、34高吉正真、22新井秀明、3川崎晶弘、ボランチはキャプテン10田中碧、15池谷祐輔、右MF17大曽根広汰、左MF8栗脇拓人、トップ下18村田聖樹、FW26宮代大聖。ヴェルディ戦から代わったのはGKが21浅川将輝から早坂、DFは4伊従啓太郎から高吉。
ベガルタ仙台ユースはセレッソ大阪U-18との第1戦は0-1で敗戦。先発はGK21松浦祥太郎、キャプテン6上田健斗、5樫崎桂太、4加藤友乃晋の3バックに、右SBは3平澤健介、左SB2渡邊知生、10阿部龍之介、7熊谷奎哉、25荒井秀賀が中盤に入って、トップ下に17齋藤耀之介、前線には11佐々木翼。
曇り空のした始まった試合、立ち上がりから前へ出てきたのはベガルタ。コーナーキックや荒井の右からの仕掛けなどから迫っていきますが、新井や早坂らがしっかり対応。
6分にはフロンターレも田中の縦パスからエリア正面、村田がシュートに持ち込みますが、これはワンタッチあり、コーナーキックに。これをしのいだベガルタのカウンターを跳ね返して左サイドから攻勢に出ると再び村田がシュートを打ちますがこれはGK松浦がキャッチ。
同じ前橋総合運動公園で行われた日本クラブユース選手権の敗者復活戦、ジェフユナイテッド市原・千葉戦のときと同様に芝にやや苦しんだのか、パスがつながらない場面もありましたが、縦パスを入れてワンタッチではたいたところからゴールへ迫る場面が目立っていきます。
一方のベガルタは11分には平澤の右からのロングスローを起点にエリア内佐々木がシュートを打ちますがこれは早坂がさわって上に。このあとのベガルタのコーナーキックをしのいで新井が前へ持ち上がり、エリア前右でファールを受けると小川が低い弾道のフリーキックでゴールを狙いますがこれは左へ。直後には宮代がエリア右からシュートを放つもこれも決まらず。
ベガルタも齋藤や渡邊がサイドからボールを入れてフロンターレのゴールをおびやかしますが、早坂がしっかり対応。
フロンターレは田中の縦パスを受けた村田がシュートを打つもブロック。池谷から右へ展開し、小川のクロスに村田が頭で合わせますが、GK松浦がしっかりキャッチします。
33分には池谷の縦パスを宮代がはたいて、エリア右から村田がシュートを打つもこれは右に。さらに川崎、田中とつないで、エリア右へ抜けた宮代がシュートを打つもGK松浦がキャッチ。
ベガルタも阿部が右から中へ仕掛けてエリア外から狙いますが、これは上に。前半は0-0でタイムアップとなりました。
雨が降り始めるなか始まった後半。立ち上がりにベガルタは平澤が右から好クロスを入れますが高吉がエリア内しっかりさわってシュートは許さず。さらに齋藤の左からの突破に、平澤が逆サイドで合わせますかここはブロック。直後にも齋藤にクロスを入れられますが早坂がこれに対応。しのいでいきます。
フロンターレも池谷から左へ展開し、栗脇からボールを受けた宮代が左サイドから中へ切れ込みエリア外からミドルシュートを打つもここはブロック。体をはったベガルタの守備の前になかなか決定的な場面とはならず。
ベガルタもエリア外正面でフリーキックを得ると、阿部と荒井が立て続けにシュートを打ちますが、最後は早坂がキャッチし、こちらも決定機とはならず。
15分も過ぎると次第にテンポよくボールが回るようになり始めたフロンターレがベガルタのゴールを狙って攻勢に。小川や村田を起点に前へ出ていきますが、やはりベガルタの守備がかたく、なかなかこじ開けることはできす。
ベガルタは渡邊に代えて、9今野滉也が入り、交代直後のプレーで左サイドから仕掛けてきた今野がエリア内へボールを入れていきますがここは川崎が対応してコーナーキックに。このコーナーキックには上田が頭で合わせて枠をとらえますが早坂が対応。
22分にはベガルタのカウンターをしのいだところから、フロンターレが逆にカウンターに。宮代がエリア外左からシュートを打つもGK松浦がキャッチ。
27分には池谷の縦パスから田中が前線へ飛び出てミドルシュートを打つもGK松浦が弾きながらも対応。さらに私たちパス交換から田中が前へ出てシュートを打ちますがこれは上へ。
フロンターレは宮代を起点にゴールへ迫りますがなかなかシュートには至らず。ベガルタは37分にはフロンターレの攻撃をしのいでカウンターに。エリア左から今野がシュートを打ちますが左へ。
攻守は目まぐるしく替わり、フロンターレも大曽根が持ち上がり宮代へボールがわたると、宮代はエリア左から狙いますが、GK松浦に阻まれてゴールとはならず。
ベガルタは阿部に代えて15久保拓海を入れてキャプテン上田を前へ上げてゴールを狙っていきますが、こじ開けるには至らず。フロンターレもベガルタの粘り強い守備になかなか決定的な場面までは持ち込めず。0-0。最後にはやや強い雨が降るなか、試合はスコアレスでタイムアップとなりました。
第2戦のもうひとつの試合、セレッソ大阪U-18vs東京ヴェルディユースも0-0の引き分けとなり、フロンターレの属するHグループはセレッソとヴェルディが勝ち点4、得点1、失点0で並び、フロンターレとベガルタが勝ち点1、得点0、失点1で続き、最終戦は4チームともにノックアウトステージ進出となる上位2チームに入る可能性が残されることに。
フロンターレの最後の相手はセレッソ大阪U-18。昨年のJユースカップ3回戦では1-3で敗れた相手でもあり、普段以上に気持ちの入る選手もいるのではないでしょうか。キックオフは28日午前11時半、下増田多目的運動広場が会場となります。
前半0-0 後半0-0 計0-0
川崎フロンターレの先発:16早坂勇希、14小川真輝、34高吉正真、22新井秀明、3川崎晶弘、10田中碧=cap、15池谷祐輔、17大曽根広汰、8栗脇拓人、18村田聖樹、FW26宮代大聖
控え:21浅川将輝 4伊従啓太郎 6小泉靖弥 7桝谷岳良 11道本大飛 28山田新 31上野綜太
ベガルタの先発:21松浦祥太郎、6上田健斗=cap、5樫崎桂太、4加藤友乃晋、3平澤健介、2渡邊知生、10阿部龍之介、7熊谷奎哉、25荒井秀賀、17齋藤耀之介、11佐々木翼
交代:渡邊→9今野滉也 阿部→15久保拓海
控え:1阿部輝 30山下諒時 18藤村涼平 19志村弘樹 29菅原龍之助
(文中敬称略)
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