7月24日は東武宇都宮線おもちゃのまち駅からレンタサイクルで15分ほど。壬生総合運動公園陸上競技場へ。川崎フロンターレU-15が栃木SCと公式戦2試合を行いました。
【川崎フロンターレU-15 メトロポリタンリーグvs栃木SC】
7月24日(日)午後0時半キックオフ 壬生総合運動公園陸上競技場 晴れ 35分ハーフ
まず最初の試合は二年生たちによる公式戦、メトロポリタンリーグ。4月の対戦では1-2。
フロンターレの先発はGKは三年生の19黒澤凌平、DFは右から23内海太瑚、38松永竜之介、22神橋良汰、27鈴木康平、ボランチは32横山航大、右MFに39戸澤龍人、左MFに一年生の5甲斐翔大、トップ下26猪狩祐真、FWは34堀川洸、29鈴木大登。25戸水利紀と37平田流衣はU-14 Jリーグ選抜に選ばれてスウェーデンで行われているゴシア・カップに出場しているため、不在となりました。
このあと関東ユース(U-15)サッカーリーグを控えた三年生たちが川崎市民の歌を歌うなか始まった試合。フロンターレは立ち上がりからゴールへ迫っていきます。1分にエリア外右で得たフリーキック、神橋が狙ったボールは枠をとらえられませんでしたが、2分には猪狩のスルーパスに鈴木大登が抜け出て決定的なシュート。しかし、栃木SCのGK16番がこれを止める好守。
直後には栃木SCも41番が右サイドから仕掛けてエリア右へ進入すると、ニアを狙ってきますが黒澤が前へ出てこちらも好セーブで防ぎ、しのいでいきます。
フロンターレはボランチの横山が後ろで配球しつつも内海、鈴木康平の両SBが高い位置へ上がっていく場面が目立ち、甲斐や堀川らがボールを前で奪ってゴールへ攻勢をかけていきます。
8分には堀川の右からの折り返し、これは誰もさわることはできませんでしたが、高い位置で甲斐がボールを奪いクロスを上げるとファーサイドで鈴木大登が飛び込みますが惜しくも触れることはできず。
11分には栃木SCも右コーナーキックからエリア内右で30番がシュートを打つもここは黒澤がまたも好守を見せてゴールは許さず。
19分にはフロンターレ、神橋のフィードを鈴木大登が収めて、エリア内へパスを出すと堀川が迫りますがここは栃木SCの守備の前にシュートには至らず。
栃木SCも早い時間に選手を交代して、盛り返すとコーナーキックやカウンターからフロンターレのゴールへ迫っていきますが、黒澤や松永、神橋らがしっかり対応していきます。
30分には左サイドから攻勢に出ると鈴木康平が高い位置からエリア内へボールを送るもこれには鈴木大登は触れず。さらに甲斐が左でキープしてボールを受けた鈴木康平がエリア内へボールを送るも堀川はわずかに触れず。
その後も横山がよくボールを拾い、猪狩のスルーパスや神橋のフィードなどを起点に攻勢を強めるフロンターレでしたが、ゴールネットを揺らすには至らず。前半は0-0でタイムアップとなりました。
後半のフロンターレは鈴木大登が中盤の組み立てに加わりつつ、攻勢に出る立ち上がり。内海のフィードのセカンドボールを拾って横山がエリア内迫りますが、シュートを打つことはできずカウンターを受けると栃木SCの28番がエリア内へ進入、右からゴールネットを揺らされてしまい0-1。先制されてしまいます。
しかし、直後にはフロンターレ、右から展開していくと、戸澤のパスからうまくエリア内右、抜け出たのは鈴木大登。見事にゴールネットを揺らして1-1。あっという間に同点となります。
畳み掛けるフロンターレは6分には猪狩の右コーナーキックに神橋が合わせますがこれは左へ。さらに9分には鈴木大登が中盤まで下りてボールを奪い左へパスを出しますが抜け出た堀川はオフサイド。10分にもパス交換から左サイドから堀川が抜け出ますがこれもオフサイド。しかし、いい距離感でボールをフロンターレがつなぐ場面が目立っていきます。栃木SCも12分には42番を起点にゴールへ迫りますがエリア内に迫った28番に対してはフロンターレも粘り強いディフェンス。シュートには至りません。
ところが次の1点は栃木SCへ。右サイドから突破を許すとエリア内への折り返しを受けた42番にゴールネットを揺らされてしまい1-2。ここから栃木SCがセカンドボールを拾う場面が目立って、失点直後にも37番のスルーパスから28番にシュートを打たれますが左へ。
フロンターレは鈴木大登のドリブルからエリア右、戸澤へボールがわたると、戸澤はシュートを放つもワンタッチあり、コーナーキックに。猪狩のボールに松永が会わせますがクリアされて、同点とはなりません。
19分には鈴木康平に代わり、一年生の8小室愛樹が入り、左MF、甲斐が左SBに。
27分には横山の裏へのパス、堀川が抜け出しエリア左からシュートを打つもGK16番が対応。さらに猪狩のスルーパスから堀川を経由し、エリア右、鈴木大登がシュートを打つもここは上へ。
栃木SCもスルーパスからゴールへ迫っていきますが、黒澤の好セーブ、さらにはエリア内こぼれ球を拾われ、放たれたシュートには松永がカバーし追加点は、許さず。
フロンターレは猪狩や鈴木大登が好パスを出して栃木SCのゴールへ迫るものの、栃木SCも体をはった守備が光り、ゴールネットを揺らすことはかなわず。試合は0-1でタイムアップとなりました。
残念ながら4月の借りを返すことはできませんでしたが、横山がワンボランチで好プレーを見せたり、一年生の小室が出場、同じく一年生のGK1青山海も控えに入るなどこれからがまた楽しみになる試合となりました。
前半0-0 後半1-2 計1-2
得点:鈴木大登
フロンターレの先発:19黒澤凌平、23内海太瑚、38松永竜之介、22神橋良汰、27鈴木康平、32横山航大、39戸澤龍人、5甲斐翔大、26猪狩祐真、34堀川洸、29鈴木大登
交代:鈴木康平→8小室愛樹
控え:1青山海 31橋本結人 36柴崎蒼 40松森創平
(文中敬称略)
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