6月18日、保土ケ谷公園サッカー場で行われたプレミアリーグEAST第9節。
横浜FCユースは、川崎フロンターレU-12出身の2年生MF20永田滉太朗が先発。
フロンターレのスターティングメンバーに入ったMF17尾川丈、MF18由井航太、MF25志村海里と、2017年まで、フロンターレU-12でプレーした、かつてのチームメートたちが対戦することになりました。
初先発で初ゴールの活躍だった志村、2得点の尾川、ボランチとして攻守に好プレーを見せた由井に対し、永田は、うまく間で受けて、軽やかな動きで、フロンターレのエリア近くに顔を出すなどして、ゴールの前に。横浜FCがコーナーキックをしのいでカウンターに持ち込もうとするところでは、仕掛ける永田に対して、志村が球際に厳しく体を入れにいく、マッチアップの場面も見られました。
2017年、全日本少年サッカー大会の神奈川県大会を制し、全日本少年サッカー大会に出場したフロンターレU-12。そこから道が分かれた永田は、フロンターレにとって、同じ県内のライバルでもある横浜FCの選手として、2019年の関東ユース(U-15)サッカーリーグや、メトロポリタンリーグでフロンターレとの試合に出場。
横浜FCユースでは、1年生からプレミアリーグEASTに12試合に出場し、今季は2種登録もされ、天皇杯2回戦、ソニー仙台戦ではトップチームでのデビューも果たしました。
ここまで永田が、横浜FCで積み重ねてきたものを表現しようと奮闘し、それに対して、かつてのチームメートたちもまた、ここまで培ってきたものを大いに発揮していく。そんな場面を見られたことは、このうえもなく幸せなものがありました。
これからも、歩を進めていく選手たちが、さまざまなものを積み重ねて、やがてはトップチームのメンバーとして、等々力や三ツ沢で対戦する日が来てほしい。そう思います。
【プレミアリーグEAST第9節 川崎フロンターレU-18 vs 横浜FCユース】
6月18日(土) 午後2時キックオフ 保土ケ谷公園サッカー場 くもり
前半1-0 後半7-0 計8-0
得点:岡崎寅太郎、志村海里、松長根悠仁、五木田季晋、浅岡飛夢、尾川丈2、香取武
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