9月10日は、等々力補助競技場へ。
川崎市のU-11年代を対象にした大会、ハンガリー大使館杯の予選リーグが始まり、川崎フロンターレU-12の五年生たちも初戦に臨みました。
フロンターレは、FC南生田サントス、橘SC、F.F.VIGORE、東住吉SCと同じAブロックに入り、10日はFC南生田サントス、橘SCとの試合に臨みました。
この記事は、フロンターレに取材をお願いし、書かせていただきました。
【川崎フロンターレU-12 ハンガリー大使館杯U-11川崎市秋季サッカー大会】
9月10日(土)午前10時40分キックオフ 等々力補助競技場 晴れ 8人制 15分ハーフ
フロンターレの先発は、GK21酒寄壮、最終ラインは23土本琉斗、20笠倉蓮央、中盤は28我妻光、右に18新堀隼、左に25永田怜大、前線は27渋谷昇汰、29時松隼跳。
厳しい残暑、それでも多くの選手の家族らや試合を待つ他チームの選手らが見つめるなか、始まった試合。
1分にはフロンターレ、高い位置で時松がボールをカット。時松は左サイド、新堀隼へ展開。新堀が折り返すと、正面で時松がシュートを決めて、1-0。
フロンターレが先制します。
サントスは、GK1に、最終ラインの選手たちが加わって後ろからボールを回していこうとしますが、フロンターレは前からボールを奪いに。
高い位置で自分たちでスローインを得るなどし、また中央で我妻がマイボールにするなどしていきます。
3分には、左サイド、永田が縦に仕掛け、そのパスに渋谷がエリア内へ。左コーナーキックを得ると、笠倉が左足で入れたボール、新堀隼が頭で合わせますが左へ。
直後には左サイドでのスローインの流れから、笠倉が左サイドの高い位置へ。そのパスに、新堀隼が右サイドの高い位置へ。ミドルシュートは枠をとらえますが、GK1がセーブ。
5分には、右サイドに渋谷が流れ、新堀が中央を持ち上がり、スルーパス。左からエリア正面やや右、斜めに永田が抜け出してシュートを打ちますが、サントスのGK1が好守で阻んでいきます。
左に開いた永田が斜めに仕掛け、そのスルーパスに正面へ渋谷が抜け出しそうになるなど、ゴール前での場面をつくっていくフロンターレ。
6分には、最終ラインの土本から新堀、右に開いた渋谷とつながり、渋谷のスルーパスに、永田がエリア外左へ。
永田がミドルシュートを打つと、これが決まり、2-0。フロンターレが突き放します。
フロンターレは、右サイドの渋谷から正面へ上がった土本、土本から笠倉、笠倉から左に流れた時松、時松のパスに、笠倉が正面へ抜け出すなど、テンポよくボールを回していきます。
8分には、サントス、15が左サイドからエリア内へ、仕掛けていきますが、笠倉がカバー。笠倉から時松とつながり、時松は一気に前へ。
エリア右へ持ち込んで、折り返しますが、GK1がセーブ。
直後には、中央の我妻が浮き球のパス。エリア外左、永田が抜け出しますが、オフサイド。
10分には右サイド、渋谷から、追い越した新堀隼へ。新堀はエリア右に持ち込み、シュートを打ちますが、GK1がセーブ。
11分には、永田から右へ流れた我妻へ。我妻のパスに、笠倉がエリア外正面へ。ミドルシュートが決まりますが、エリア内でワンタッチあった、との判定でオフサイドに。
12分には、高い位置で時松がボールをカット。正面へ持ち込み、シュートを打ちますが、GK1がセーブ。
13分には、セカンドボールを土本、我妻の連係でものにしたフロンターレ。左に展開すると、永田がエリア外左へ仕掛け。シュートを打つも右に。
14分には中央で、笠倉、時松がパス交換。そのこぼれ球を拾った我妻が正面やや左へ持ち込み、シュートを打つも左に。
15分には、土本が持ち上がり、枠をとらえたミドルシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
前半は2-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレはGK19中島嵩登、最終ラインは右から4藤田日向輝、28我妻光、25永田怜大、中盤に20笠倉蓮央、右に29時松隼跳、左に26北田章将、前線には13新堀葵。
U-10の藤田、新堀葵が入ります。
立ち上がりから前に出ていくフロンターレ。1分には右サイドから持ち込むと、折り返しのこぼれ球、時松がシュートを打ちますが、上に。
直後には、正面で新堀がスルーパス。時松がエリア内へ抜け出し、1対1に。これを決めて、3-0。
フロンターレが突き放します。
フロンターレは、右サイド、時松にボールが入ると、藤田がそれを追い越すなど、厚みのある攻めを見せていきます。
4分には、正面から持ち込むと、こぼれ球を拾った時松がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
左コーナーキックとなり、笠倉がボールを入れると、セカンドボールを拾い、左に展開。永田が左サイドを仕掛け、クロスを上がると、頭で合わせたのは新堀葵。ボールはゴールのなかへ。
4-0に。
直後にも、高い位置でボールを回し、最後に新堀葵が決め、5-0。立て続けのゴールで突き放していきます。
フロンターレは、前から連動してプレス。そこからマイボールにし、相手陣内でプレーを重ねていきます。
8分には、右サイド、時松から藤田とつながり、藤田が仕掛けて、左に展開。エリア外左、北田がエリア内へ仕掛けるも、サントスの守備に遭い、シュートまではいけず。
さらにGKの中島も正確に左サイドの北田につなげ、最後尾からも組み立てていくフロンターレ。
北田のパスを正面で新堀葵がおさめ、右に展開。時松が裏を取って仕掛け、エリア右へ。速い折り返しのボールを入れるなどしていきます。
9分には左サイドでのスローインの流れから、北田がエリア内へ。シュートを打ちますが、GK1がセーブ。
10分には、正面の笠倉のパスに、新堀葵がエリア内へ。ここでサントスにファールがあり、PKに。
キッカーは新堀葵。ゴール左を狙いますが、わずかに枠外。
それでも、相手にボールを渡さず、プレーを続けていくフロンターレ。
11分には、左サイド、北田から正面の笠倉へ。笠倉のスルーパスに、エリア正面へ、時松が抜け出し、シュートを打ちますが右に。。
直後には右サイド、藤田から正面の新堀葵へ。新堀葵のリターンを受けた笠倉がエリア外でミドルシュートを打つと、ゴール右に決まり、6-0。
我妻が持ち上がり、そのパスに、藤田が右サイドの高い位置へ抜け出して仕掛けるなどしていくフロンターレ。
サントスが最終ラインでボールを回していこうとする場面では、厳しくプレス。北田が奪って、シュートを打つなど愛s定期ます。
13分には、左サイド、北田から右の藤田へ。藤田が折り返すと、正面で北田がシュートを打ちますが、左に。
14分には、右へ流れた新堀葵がクロス。正面へうまく抜け出した笠倉のシュートはクロスバーに。最後は北田が決めて、7-0、
15分には、北田が仕掛けてスルーパス。ボールはエリア外左へ、こぼれ、つめた笠倉がミドルシュートを打つとこれが決まり、8-0。
試合はタイムアップとなり、8-0。
最後まで相手ゴールに迫り続けたフロンターレ。シュートの精度の高さが際立つかたちで勝利をおさめました。
前半2-0 後半6-0 計8-0
得点:時松隼跳2、永田怜大、新堀葵2、笠倉蓮央2、北田章将
前半のメンバー:21酒寄壮 23土本琉斗 20笠倉蓮央 28我妻光 18新堀隼 25永田怜大 27渋谷昇汰 29時松隼跳
後半のメンバー:19中島高登 4藤田日向輝 28我妻光 25永田怜大 20笠倉蓮央 29時松隼跳 26北田章将 13新堀葵
(文中敬称略)
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