3月19日等々力陸上競技場で行われたハンガリー大使館杯チャンピオンシップサッカー大会。
予選リーグAブロック初戦、上溝FCに3-0で勝利した川崎フロンターレU-15生田とフロンターレU-15等々力の新一年生たちによるフロンターレU-12は、横浜市の二俣川SCとの一戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(新一年生) ・川崎フロンターレU-15等々力(新一年生) ハンガリー大使館杯チャンピオンシップサッカー大会予選リーグAブロック vs 二俣川SC】
3月19日(日)午後0時14分キックオフ 等々力陸上競技場 晴れ 15分ハーフ
フロンターレの先発は、GK21松田隼、最終ラインは右から6遠山頼斗、キャプテンの8夏目瑛斗、20野田永輝飛、7遠山煌斗、ボランチは10初音虎次郎、8池田颯太、右MF18小嶋遼介、左MF17中矢温仁、前線には13川上翔、15髙越遼平。
上溝FC戦の時と同様、青空の広がった等々力陸上競技場。開放されたメインスタンドには日陰もでき始め、少し肌寒さを感じる中での試合に。
立ち上がりには、フロンターレ、エリア左へ髙越が抜け出し、シュート。GK1がセーブし、得点とはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
フロンターレは、ラインを高め、遠山頼斗の縦パスを、髙越がおさめ、いったん池田に預け、受け直し、高い位置へ仕掛けていくも、上溝FCも粘り強く守っていきます。
4分には、上溝FC、中央でボールをカット、正面へスルーパスを出していきますが、野田が対応。奪い返し、攻撃にはつながさせず。
攻めに転じたフロンターレは、遠山頼斗が、左サイドから斜めに持ち出し、ボールは中央の初音へ。
初音はスルーパスを試みるも、二俣川SCはカット。
さらにフロンターレは、遠山頼斗の裏を突くパスに、中矢が抜け出し、仕掛け、さらに最終ライン、野田、夏目、遠山煌斗が動かしながら、攻撃の糸口を探っていきます。
6分には、中央でうまく受けた中矢がスルーパス、正面へ小嶋が抜け出しますが、オフサイド。
さらに左サイド、下がり目で受けた川上が正面へ仕掛け。ボールは中矢へ。
中矢は仕掛けていくも二俣川SCの守備に遭い、最後は中矢のファールに。
8分には、フロンターレがつないでいくところ、二俣川SCはカット。しかし、野田がカット。前に持ち出し、エリア外正面左でミドルシュート。しかし、GK1がセーブ。
さらにフロンターレは、最終ライン、夏目、遠山頼斗に間で初音、小嶋が受けるなどし、ボールをつなぐ時間をつくっていきます。
11分には、フロンターレ、左サイドから遠山頼斗が正面へ仕掛け、受けた小嶋のパスに、遠山煌斗が高い位置へ。
これに対して、粘り強く対応した二俣川SCは攻めに転じ、左サイド、高い位置へ10が抜け出しますが、フロンターレのGK松田が外に出て、カバーする好守。
攻めに転じたフロンターレは、エリア右、抜け出した髙越がシュート。しかし、左へ。
12分、フロンターレは、野田から遠山頼斗とつながり、ボールは中央の初音へ。初音がスルーパスを出すと、エリア正面やや右、抜け出したのは髙越。
シュートを打つとこれが決まり、1-0。先制点はフロンターレへ入ります。
13分にはフロンターレ、右サイド、高い位置へ川上が抜け出し、エリア右へ。折り返しに、ゴール左、中矢が迫るも、惜しくもさわれず。
さらに遠山煌斗が右サイドから、エリア内へ。折り返しに、川上、髙越が迫りますが、さわることはできず。
14分には、右サイド、高い位置へ髙越が抜け出し、折り返すとエリア内、川上がシュート。しかし、左へ。
フロンターレは、さらに小嶋がエリア右へ。これに対して、二俣川SCはブロック。
右コーナーキックに。キッカーは、遠山頼斗。左足でボールを入れると、遠いサイド、川上が迫りますが、さわることはできず。
直後には池田から左へ展開。遠山頼斗が高い位置へ。
遠山頼斗は地を這うようなボールをエリア内へ向かい、送ると、正面へ川上が抜け出しますが、オフサイド。
前半は1-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、GK33小坂一、最終ラインは右から18小嶋遼介、8池田颯太、15渡部泰地、3笠原宏仁、ボランチはキャプテンの6望月楓矢、6遠山煌斗、右MF7遠山頼斗、左MF17中矢温仁、前線には9土肥瑠星、15髙越遼平。
立ち上がり、高い位置でボールを奪い、前に出ていくフロンターレ。左サイド、高い位置へ笠原が抜け出し、仕掛けるなど、押し込んでいきます。
5分には中盤での競り合いを制し、望月がスルーパス。正面やや右へ抜け出した髙越が折り返すも、二俣川SCはクリア。
右コーナーキックに。キッカー、遠山頼斗が左足でボールを入れると、頭で合わせたのは望月。ゴールネットを揺らし、2-0。フロンターレが突き放します。
直後には、髙越の縦パスを土肥がおさめ、土肥は右へ展開。受けた遠山頼斗が切り返しの連続から正面へ。シュートを打つも、GK1がセーブ。
さらに中矢が中央に寄り、遠山煌斗から土肥とつながり、土肥から左サイド、高い位置の笠原へ。前に持ち出した笠原はクロスを入れるも、GK1がセーブ。
フロンターレは、最終ラインの小嶋が間を突くパスを出すと、髙越が高い位置へ抜け出しそうになったり、また、エリア外正面、間で受けた遠山煌斗が前に持ち出し、一気にエリア内へ持ち込むなど、さらにゴールを目指していきます。
8分には、左サイドでのスローインの流れから、笠原がエリア外左へ。
笠原が折り返すと、望月がエリア外正面、ミドルシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
すばやくリスタートした二俣川SCは左サイド、10、9の連係から前に出ていきますが、望月がカバー。ボールを奪っていきます。
フロンターレは、高い位置でうまく連動してボールを奪う場面を作り、9分には高い位置で遠山頼斗がカット。そのパスに、高山がエリア右へ。
シュートを打ちますが、二俣川SCは体を張った守りで阻みます。
10分には左サイドから正面の土肥へ。土肥のパスに、遠山頼斗がエリア右へ。遠山頼斗はニアを狙い、シュート。しかし、GK1がセーブ。
直後には、うまく間で受けた望月が、エリア外正面へ。ミドルシュートを打ちますが、GK1がここでもセーブ。
フロンターレは、遠山煌斗、望月が多くボールに触れ、遠山煌斗との連係から小嶋がエリア右へ顔を出すなど、うまく関わり合いながら、相手陣内で時間をつくっていきます。
12分には、小嶋が右サイドから中央へ仕掛け、スルーパス。エリア正面やや右、髙越が抜け出し、シュートを打ちますが、GK1がセーブ。
13分には、中央で土肥がカット。遠山頼斗につながり、遠山頼斗はスルーパス。エリア正面やや右、髙越が抜け出し、シュート。GK1がここでも阻んで、右コーナーキックに。
遠山頼斗がボールを入れるも、これはシュートにはつながらず。しかし、高い位置でフロンターレはボールをカット。エリア外右、遠山煌斗が折り返すと、正面やや左、池田が決めて、3-0。
14分には、池田の縦パスを、エリア外正面、うまく間で土肥が受け、ミドルシュート。これがゴールネットを揺らし、4-0。立て続けにゴールを奪います。
さらに15分には、小嶋の縦パスを、右サイドで受けた遠山頼斗が中央へ持ち出し、シュート。GK1がセーブ。
右コーナーキックに。試合はここでタイムアップとなり、4-0。
フロンターレは、予選リーグを2連勝。首位で通過しました。
フロンターレは、Bブロックを首位で通過した、同じ川崎市のプルチーニFCに5-0で勝利。ハンガリー大使館杯チャンピオンシップを制しました。
新たなシーズン、新たにフロンターレに加わった選手はもちろん、昨年はなかなか見ることのできなかった選手たちのプレーを、また、こうして見られたことに大きな喜びを感じました。
これから、どんな試合を重ねて、どんな選手になっていくのか、どんなチームになっていくのか、とても楽しみにしています。
前半1-0 後半3-0 計4-0
得点:髙越遼平、望月楓矢、池田颯太、土肥瑠星
フロンターレの先発:21松田隼 6遠山煌斗 8夏目瑛斗(c) 20野田永輝飛 7遠山頼斗 8池田颯太 10初音虎次郎 18小嶋遼介 17中矢温仁 13川上翔 15髙越遼平
後半のメンバー:33小坂一 18小嶋遼介 8池田颯太 15渡部泰地 3笠原宏仁 6望月楓矢(c) 6遠山煌斗 7遠山頼斗 17中矢温仁 9土肥瑠星 15髙越遼平
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.