4月3日、等々力補助競技場と等々力第一サッカー場で行われた川崎市ルーキーフェスティバルの予選リーグ。
横浜F・マリノスジュニアユースとの試合を0-2で終えた川崎フロンターレU-15等々力(1年)は、横河武蔵野FC U-15との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 川崎市ルーキーフェスティバル予選リーグ vs 横河武蔵野FC U-15】
4月3日(月)午後1時58分キックオフ 等々力補助競技場 晴れ 20分ハーフ
フロンターレ等々力の先発は、GK21松田隼、最終ラインは右から35渡部泰地、25猪又聖生、40野田永輝飛、39木田悠司、ボランチは41坂西叶羽、26遠山煌斗、右MF27遠山頼斗、左MF34松島生和、前線には38小嶋遼介、31林凜太朗。
好天の等々力補助競技場。多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、フロンターレ等々力は、野田、猪又がボールに多く触れ、右に展開。そこから中央へうまく差し込み、縦パスを入れるなどし、前に出る時間をつくっていきます。
3分には、横河武蔵野、エリア外正面へ14が抜け出し、ミドルシュート。しかし、松田がセーブ。
フロンターレ等々力は、中盤で坂西、遠山煌斗がうまく動かし、左サイドの高い位置へ木田が抜け出すなど、高い位置で時間をつくり、横河武蔵野が、ボールを奪ったところから正面へ迫る場面では、松島が中央へしぼり、カット。集中した、いい対応を見せていきます。
4分には、中央へ寄った木田から、松島とつながり、切り返して剝がした松島のパスに、小嶋がエリア内左へ。
しかし、横河武蔵野はクリア。横河武蔵野もいい守りを見せていきます。
6分には、左サイド、開いた松島から正面の林へつながり、林のパスに、小嶋がエリア正面へ。シュートを打つも、GK21がセーブ。
さらにフロンターレ等々力は、坂西の間を突くパスに、松島がエリアの前へ抜け出しますが、ここでも横河武蔵野の守りが阻んでいきます。
テンポよくフロンターレ等々力が、最終ラインの猪又を起点に、渡部、中央の坂西、坂西から右サイド、高い位置の遠山頼斗、追い越した渡部へ、とつながるなどする時間は続き、10分には、正面で林が競り、セカンドボールを拾った坂西が、エリア外正面でミドルシュートを打ちますが、左へ。
直後には、中央で遠山煌斗がカット。スルーパスに、エリア内へ林が抜け出しそうになりますが、横河武蔵野はクリア。
一方の横河武蔵野も、左サイドを突くパスに、14が抜け出しそうになりますが、野田がカバー。
再びフロンターレ等々力が細かく、ボールをつなぎ、人をかけ、前に出る時間をつくっていきます。
13分には、坂西の縦パスを、左へ流れた小嶋がキープ。小嶋は右サイドへ展開。抜け出した遠山頼斗に対して、横河武蔵野が体を張って阻んだところ、こぼれ球を拾った遠山煌斗がミドルシュートを打ちますが、GK21がセーブ。
さらに野田から間に下りた坂西がうけ、猪又へ。猪又から中央の遠山煌斗とつながり、遠山煌斗は右サイドを突くパス。長い距離を渡部泰地が駆け上がり、迫りますが、GK21が前に出て、クリアする好守。
17分、フロンターレ等々力は、遠山頼斗に代わり30初音虎次郎。
猪又が持ち上がり、間で遠山煌斗が受けるなど、フロンターレ等々力が間を突きながら、前に出る時間をつくっていきます。19分には、坂西の浮き球のパスに、林が正面へ。
しかし、横河武蔵野の守りに遭い、シュートは打てず。
直後には、遠山煌斗が中央でボールを奪い、その縦パスに、初音が正面へ。うまく切り返して、迫りますが、横河武蔵野はカット。
横河武蔵野も21分には、左サイドを突くパスに、左SBの11が抜け出し、折り返しますが、フロンターレ等々力はエリア内でカバー。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ等々力は、GK45山川敦弘、最終ラインは右から35渡部泰地、25猪又聖生、40野田永輝飛、34松島生和、ボランチは42岩﨑海澄、41坂西叶羽、右MF36笠原宏仁、左MF26遠山煌斗、前線には30初音虎次郎、38小嶋遼介。
フロンターレ等々力は、坂西、岩﨑に、初音が中盤まで下り、かかわり、野田のフィードに、エリア内へ小嶋が抜け出す場面をつくるなど、長いボールも交えていきます。
2分には、笠原のパスに、渡部が右サイド、高い位置へ。渡部のエリア右を突くパスに、小嶋が飛び出しますが、後半から出場のGK1がセーブ。
細かく中央で坂西や岩﨑が動かし、左の遠山煌斗へつながり、それを松島が追い越すなどし、フロンターレ等々力は高い位置でプレーを重ねていきます。
5分には、横河武蔵野が最後尾から組み立てを図ったところ、エリア内で初音がカット。初音からゴール正面の小嶋へ。
しかし、横河武蔵野のブロックに遭い、左コーナーキックに。
キッカーは渡部。右足でボールを入れると、ゴールへ直接決まり、1-0。ハンガリー大使館杯チャンピオンシップに続き、渡部がコーナーキックから直接ゴールを決め、フロンターレ等々力が先制します。
GKの山川、最終ラインの野田、猪又がかかわり、フロンターレ等々力は後ろでボールを保持。初音が中盤まで下りる一方で、岩﨑が高い位置へ顔を出すなどし、前へ迫っていきます。
9分には、エリア外正面やや距離のあるところで、横河武蔵野にハンドがあり、フリーキックを得ます。
キッカーは、野田。左足で直接狙ったシュートは、枠をとらえ、GK1が反応するも、防ぎきれず、ボールはゴールのなかへ。2-0。
フロンターレ等々力が突き放します。
10分には、下がり目、初音の浮き球をエリア内へ飛び出した坂西がおさめますが、横河武蔵野の守りが阻み、拾った笠原の右クロスはGK1がセーブ。
フロンターレ等々力は、坂西に代わり39木田悠司、小嶋に代わり31林凜太朗。
林が前線、木田が左SB、松島がボランチに。
14分には、左コーナーキックを得ると、渡部がボールを入れ、こぼれ球を拾った遠山煌斗が、エリア外右へ。ミドルシュートを打ちますが、右に。
15分には、渡部の縦パスを、間で岩﨑がおさめ、右へ展開。飛び出した初音は、最終ラインへ戻し、フロンターレ等々力は、左へ展開。
仕掛けた木田に対して、横河武蔵野にファールがあり、フリーキックに。
キッカーは遠山煌斗。右足で直接ニアを狙うも、GK1がセーブ。
GKの山川から岩﨑、岩﨑から、右へ流れた初音、初音から渡部としっかり連係を図りながら、フロンターレ等々力は、相手陣内へ入っていきます。
横河武蔵野も、左サイドで17がカット、エリア内へ、8が抜け出す場面をつくりますが、猪又がカバー。
18分にはフロンターレ等々力、右サイド、下がり目で受けた渡部のフィードに、岩﨑がエリア内へ。GK1が阻んで、ゴールとはならず。
さらに19分、フロンターレ等々力は、笠原からエリア外正面、松島へつながり、間でうまく受けた松島はミドルシュート。これが決まり、3-0。・
フロンターレ等々力が突き放します。
フロンターレ等々力は、山川や猪又、野田、間で初音がうまく受けるなどし、ゴールをうかがっていきます。
試合はタイムアップとなり、3-0。
フロンターレ等々力は予選リーグを、1勝1敗、2位で終えました。
前半0-0 後半3-0 計3-0
得点:渡部泰地、野田永輝飛、松島生和
フロンターレ等々力の先発:21松田隼 35渡部泰地 25猪又聖生 40野田永輝飛 39木田悠司 41坂西叶羽 26遠山煌斗 27遠山頼斗 34松島生和 38小嶋遼介 31林凜太朗
交代:松田→45山川敦弘 木田→42岩﨑海澄 林→36笠原宏仁 小嶋→31林凜太朗 坂西→39木田悠司
翌4日、川崎市ルーキーフェスティバルは、順位決定戦が行われ、各グループの2位チームによるトーナメントに入ったフロンターレ等々力は、横浜F・マリノスジュニアユース追浜に3-2で勝利。同じく2位チームによるトーナメントに入ったフロンターレ生田は三菱養和SCジュニアユース調布に4-2で勝利。そして、決勝の5・6位決定戦では、フロンターレ等々力とフロンターレ生田が対戦。
フロンターレ生田2-2(PK4-3)フロンターレ等々力、という結果となり、フロンターレ生田が5位、フロンターレ等々力が6位で大会を終えることになりました。
4月8日には、フロンターレ等々力が神奈川県CJYサッカー選手権大会の1回戦、綾瀬FC戦に臨み、フロンターレ生田は時之栖へ遠征に行くなど、
活動は本格化していきます。
等々力、生田という2チーム編成となり、それぞれのチームがどんな戦いをしていくのか、どんな選手になっていくのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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