9月19日、敬老の日は鹿島田駅から多摩川に徒歩15分ほどの古市場サッカー場へ。川崎フロンターレU-12が秋の小学生高学年の川崎一を決める松村杯の予選に臨みました。
第35回を迎えた松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会は年間を通じて行われるリーグ戦、第2回こくみん共済リーグU-12サッカーリーグin神奈川を兼ねており、決勝トーナメントは11人制、予選は8人制。68チームがAからGまで7つのブロックに分けられ、フロンターレはCブロックに。8月28日から予選が行われています。
フロンターレは9月17日までの5試合では、登戸SCに2-1、南百合丘に1-1、パーシモンに3-1、リバーFCに0-0、平間FCに4-0と、3勝2分け。この日は2試合が行われました。
【川崎フロンターレU-12 松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会兼第2回こくみん共済リーグU-12サッカーリーグin神奈川(後期)予選vsGHU】
9月19日(月) 敬老の日 午後1時キックオフ 雨 古市場サッカー場 15分ハーフ
最初の相手は高津区を拠点にするゴールハンターユナイテッド(GHU)。フロンターレは先発はGK19長田澪、FPは5高井幸大と3松長根悠仁が最終ラインに入り、右に7塩澤延有、左に8茅野直希、中盤に4戸田将、前線に10城田優、9松尾凛久
細かい雨が降るなか、始まった試合は立ち上がりからフロンターレが押し込んでいく展開に。2分にはコーナーキックを得ると右から茅野が入れたボールに、松長根が合わせるも右へ。
そして3分、開始から右から縦へ仕掛けて起点となっていた塩澤が、右からエリアへ斜めに仕掛けてシュートを放つと最後はこぼれ球をエリア左で松尾が押し込み1-0。先制点はフロンターレへ。
距離感よく、コンパクトにしてさらに攻勢に出るフロンターレは4分には戸田のリターンを受けた高井がミドルシュートを打つもGHUのGK1番がキャッチ。さらにボールを受けた城田がエリア前でうまく切り返してシュートを打つもわずかに右へ。
高井、松長根の最終ラインに長田も加わり後ろから組み立てていくフロンターレがボールを持つ展開は続いていき、8分にはスルーパスに松尾がエリア内へ抜け出ますが、GK1番の好守に阻まれて追加点とはならず。茅野が城田とのパス交換からエリア内へ進入、また城田が松尾とワンツーで抜け出るなどゴールへ迫りますが、GHUの守備も集中力が高く、なかなかネットを揺らすには至らず。
GHUは前線の2番にボールを集めて反撃に出ますが高井や松長根が対応。10分には高井のクリアボールが前線の松尾へ渡り、そのままエリア前へ抜け出てシュートを打つもポストをたたき、これも追加点とはならず。
しかし、次の1点もフロンターレへ。12分右サイドを仕掛けた塩澤がクロスを上げるとエリア内倒れ込みながらも松尾がダイレクトでボールを押し込んで2-0。
前半は2-0でタイムアップとなります。
後半はGKは長田に代わり1中山智稀、FPは塩澤、茅野、城田、松尾が下がり、6北村健、2前田陽向、18名賀海月、11山下陽生が入ってのスタート。フロンターレは左に入った北村が積極的にドリブルで前へ出て、前田との連係などからゴールへ迫っていき、立ち上がりからコーナーキックなどでゴールへ迫っていきます。1分には前田の右コーナーキックのこぼれ球を拾った山下から前田へボールが渡ると前田はミドルシュートを打つも左に。さらにエリア右から名賀が折り返すと山下がエリア内受けるもGHUの粘り強い守備にシュートを打つことはできず。
しかし、5分には高井がヘディングシュートを打つとこれがゴールネットを揺らして3-0。突き放します。
GHUも中山や高井らが最終ラインでボールを回すところを狙って圧力をかけ、11分にはコーナーキックを得るとこぼれ球をエリア左で拾いシュートを打ちますが右へ。フロンターレも13分には前田のスルーパスにエリア左、山下が抜け出てシュート、とてもいい形でしたが、サイドネットをたたき、決めることはできず。
試合は3-0でタイムアップとなりました。
前半2-0 後半1-0 計3-0
得点:松尾凛久2、高井幸大
【川崎フロンターレU-12 松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会兼第2回こくみん共済リーグU-12サッカーリーグin神奈川(後期)予選vsFC JUNTOS】
午後2時18分キックオフ 雨 古市場サッカー場
続いての対戦相手は幸区を拠点とするFC JUNTOS。フロンターレの先発はGK19長田澪、FPは5高井幸大、3松長根悠仁、7塩澤延有、8茅野直希、4戸田将、10城田優、9松尾凛久とGHU戦とおなじメンバー。相変わらず細かい雨が降り続き、やや肌寒くなるなか始まった試合。フロンターレは塩澤がドリブルで仕掛けて、右から崩していくと最後は茅野がエリア左でシュートを打つも左に。さらに戸田がミドルシュートを積極的に放つなどFCJUNTOSに対して攻勢に出ていきます。6分には左サイドでボールを受けた茅野がうまくドリブルで仕掛けてエリア左へ。シュートを打ちますが、GK23番の好守に阻まれてゴールとはならず。
FC JUNTOSもGK23番のスローを受けた9番が左サイドへ抜け出てシュートを打つもGK長田が弾きながらも阻み、得点は許さず。直後には12番がエリア右へ抜け出るなどシュートを打つも右へ。
ゴールへ迫られてやや浮き足立ったようにみえたフロンターレでしたが、ボールを後ろからつないでいくと、城田がドリブルからエリア内へ進入し、シュートを打つなど再び攻勢に。12分には前の試合でもいい動きを見せていた塩澤が右からエリア前へ仕掛けてシュートを打ちますが、左に。さらにセカンドボールを拾った高井が前へ出て一気にエリア内へ。シュートを打つも右へ。攻めながらもなかなか得点には至らず、前半はタイムアップとなります。
後半は茅野に代えて6北村健を左に入れてのスタート。
立ち上がりには戸田が左サイドから松尾へボールを入れてパス交換からエリア左へ。好機をつくりますが、FCJUNTOSも人数をかけてしっかりと対応。シュートを打つことはできず。さらに5分、松尾がエリア左から仕掛けてシュートを打ちますがブロックに阻まれて、ネットを揺らすには至りません。
フロンターレは8分城田に代わり18名賀海月が前線に。塩澤に代わり11山下陽生が右へ。
9分には戸田の右コーナーキックのこぼれ球を拾った山下がシュートを打ちますがわずかに上に。さらに戸田のスルーパスに北村が抜け出て左からエリア内へ迫りますが、シュートにはつなげることはできず。
後半はボールを握って相手にペースを渡さないでいるものの、フロンターレはなかなか決めきることができず。13分には戸田の左コーナーキック、ファーサイドで松長根が合わすも枠をとらえられず。
後半も0-0でタイムアップ。フロンターレはこれで予選リーグは通算4勝3分けに。9月11日に延期となった2試合があり、その結果を踏まえて決勝トーナメントの組み合わせが決まることになります。
夏をへて、こんなプレーもするようになったんだ、という場面もあり、これからが楽しみなフロンターレU-12の選手たち。思うようにいかない部分もあるかもしれませんが、それを乗り越えてどうなっていくのか期待しています。
前半0-0 後半0-0 計0-0
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.