春の川崎市のサッカークラブ67チームによって競われる斎藤旗争奪春季少年サッカー大会は予選リーグが終わり、5月1日から決勝トーナメントが始まりました。
予選Cグループ2位のフロンターレは決勝トーナメント2回戦から登場し、GHUを0-0、PK4-3で下して3回戦へ進出。3日行われた3回戦では川崎中央キッカーズと対戦しました。
【川崎フロンターレU-12 斎藤旗争奪春季少年サッカー大会3回戦vs川崎中央キッカーズ】
5月3日(火)午前11時50分キックオフ 等々力第二サッカー場 晴れ 20分ハーフ 11人制
この大会は、年間を通じて行われるリーグ戦も兼ねた予選リーグは8人制ですが、決勝トーナメントからは11人制で行われます。
フロンターレの先発はGK19長田澪、FPは最終ラインが5高井幸大、3松長根悠仁、7塩澤延有、右サイドに18名賀海月、左サイドに6北村健、中盤は4戸田将、8茅野直希、10城田優、前線には11山下陽生、9松尾凛久。名賀が五年生、そのほかは六年生が名前をつらねました。
よく晴れた空の下、土のグラウンドの等々力第二サッカー場は時折強い風に砂ぼこりが舞うなか試合は始まりました。
早々にフロンターレは左コーナーキックを得ると茅野が右足でけったボールは直接ゴールに入りそうなきわどいものになりますが最後にはラインを割って決まらず。
しかし、いい距離感でボールをつなぎ左サイドから北村や塩澤がよく仕掛けて押し込んでいきます。
8分には右から名賀が中央へ仕掛けてエリア前へ。ボールを右に出すとこれを受けた山下がシュートを決めて1-0。フロンターレが先制します。
直後には城田のスルーパスに茅野が抜け出しGK1番を交わしてシュートを打ちますがこれは左へ。
追加点の機会を逃したフロンターレでしたがさらに攻勢に。13分再び城田がスルーパスを出すと今度は松尾が抜け出しGK1番が前へ出たところをループシュートを放つとこれが決まり2-0。突き放します。
直後には戸田がボールを奪い右へ展開、最後は松尾がシュートを放つもこれは枠外。その後も名賀や松尾らを起点に攻勢に出たフロンターレ、前半は2-0でタイムアップとなりました。
後半はGKは長田から1中山智稀、北村に代わり2前田陽向。最終ラインは戸田、松長根、塩澤、中盤は高井、茅野、右に山下、左に前田、前線には城田、名賀、松尾というような形でスタート。
立ち上がりは川崎中央キッカーズが選手の入れ換わりを突くようにフロンターレのゴールへ迫るとエリア内のハンドを副審がとり、PKが与えられます。これを8番が決めて2-1。1点差に。
それでもフロンターレは高井、茅野がよくセカンドボールを拾い、ボールをつないで追加点を狙っていきます。6分には右サイドから山下がドリブル突破、エリア右からシュートを放つもサイドネットに。8分には山下が右から折り返したボール、エリア左で松尾がシュートを放つもこれは左に。
攻勢を強めると10分茅野の右コーナーキックがこぼれてきたところを右サイドで茅野が拾い、クロスを入れると最後は高井がエリア正面から決めて3-1。
直後には左サイドを崩して前田がシュートを放つもこれはGKに。さらに松尾が仕掛けて右から折り返したボール、名賀がシュートを打つもこれもGKに。
川崎中央キッカーズも左サイドから7番がドリブルで仕掛けてシュートを打つもこれは中山が対応。
16分には再びフロンターレ、茅野がスルーパスを出すと松尾が抜け出て放ったシュートが決まり4-1。さらに左サイド、前田から名賀とつなぎ折り返したボールを茅野がエリア右から押し込み5-1。
試合終了間際には戸田が右サイドをドリブルで仕掛けて折り返したボール、名賀が押し込み6-1。一時は1点差とされたはフロンターレでしたが、ドリブルと好パス、セットプレーなどいろんな形で点を重ねて準々決勝へ進出することになりました。
4日は午前10時、等々力第一サッカー場にて久本SCとの対戦。勝つと午後1時キックオフの準決勝へ進むことになります。
トップチームのベガルタ仙台戦を前にお時間のあるかたはフロンターレの将来を担うであろう選手たちを見に、ぜひ足を運んでみてください。
前半2-0 後半4-1 計6-1
得点:山下陽生、松尾凛久2、高井幸大、茅野直希、名賀海月
メンバー:19長田澪、5高井幸大、3松長根悠仁、7塩澤延有、18名賀海月、6北村健、中盤は4戸田将、8茅野直希、10城田優、11山下陽生、9松尾凛久
交代:長田→1中山智稀 北村→2前田陽向
(文中敬称略)
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