8月13日、トップチームのサガン鳥栖戦へ行く前に旧マリノスタウン、みなとみらいスポーツパークへ。川崎フロンターレU-12がJクラブの下部組織やトレセンと試合を行うF・マリノスカップに出場しました。
今年で24回目を迎えるこの大会にはフロンターレのほか、横浜F・マリノスプライマリー、浦和レッズジュニア、ヴァンフォーレ甲府U-12、横浜F・マリノスプライマリー追浜、柏レイソルU-12、東京ヴェルディジュニア、ベガルタ仙台ジュニアと8チームのJクラブのU-12、トレセンでは横須賀TCと横浜TCの2チームが参加しました。
初日はフロンターレ、横浜F・マリノスプライマリー、浦和レッズ、ヴァンフォーレ甲府、横須賀TCがAグループ、横浜F・マリノスプライマリー追浜、柏レイソル、東京ヴェルディ、ベガルタ仙台、横浜TCがBグループに分けられて、リーグ戦を行います。試合は前後半なしの20分。
二日目は各グループの上位3チームがAグループ、Bグループに分かれ、4、5位はCグループに。各グループで順位決定リーグを行い、AグループかBグループの首位になったチームが最後に前後半計30分の決勝に進出することになります。
フロンターレは初戦は浦和レッズと対戦しましたが、エリア前でボールを奪われたところからピンチとなる場面が目立ち、0-3で敗戦。2試合目は横須賀TCとの対戦となりました。
【川崎フロンターレU-12 F・マリノスカップ予選リーグAグループ第2戦vs横須賀TC】
8月13日(土)午前9時56分キックオフ 晴れ みなとみらいスポーツパーク 20分 11人制
フロンターレの先発はGK19長田澪、DFは右から11山下陽生、15藤野心魂、3松長根悠仁、7塩澤延有、ボランチは24田中陸人、4戸田将、右MF18名賀海月、左MF8茅野直希、FWは10城田優、9松尾凛久
横須賀はGK16武田大夢、DFは右から2建部海知、8猿谷海月、5越水悠一朗、3会田勇太、ボランチは15齊藤瑶太、12武田健汰、右MF4安藤優志、左MF7重岡健太、FW10渡辺大地、11木村優太
フロンターレは立ち上がりから攻勢に。リズムよくボールを回していくと2分、スルーパスに抜け出したのは松尾。エリア右でGK武田大と1対1になり、さらに武田も交わしてゴールへ流し込みます。1-0。先制点はフロンターレへ。
さらに4分にはドリブルで仕掛けた松尾がエリア内で倒されPKを得ます。これを松尾自らがゴール右へ決めて2-0。直後には茅野の右コーナーキック、エリア内で藤野が右足でシュートを放ちますがこれはGK武田大の正面。しかし、こまかくボールを回してさらにゴールをうかがっていきます。
すると8分には中盤の深い位置に下がった城田のスルーパスに抜け出したのは名賀。GKと1対1になると、これも交わしてエリア内左からゴールへ流し込み3-0。鮮やかな連係からフロンターレが突き放します。
12分にはフロンターレはGK長田に代わり1中山智稀、左MF茅野に代わり2前田陽向、13分には右へのSB山下に代わり6北村健がピッチへ。
いい距離感でさらにボールを回してゴールへ迫るフロンターレ、15分にはまたも城田がスルーパスを出すとこれに抜け出た戸田がエリア右からゴールネットを揺らして4-0。
横須賀TCは途中出場の13松永大輝がドリブルで仕掛けてゴールへ迫りますが、これをしのぐと19分には城田のパスから右へ名賀が抜け出しエリア内へ。シュートは防がれますがこぼれたボールに詰めた前田がネットを揺らして5-0。最後まで攻め続けたフロンターレはこの大会の初めての勝利をあげました。
5-0
得点:松尾凛久、松尾凛久=PK、名賀海月、戸田将、前田陽向
【川崎フロンターレU-12 F・マリノスカップ予選リーグAグループ第3戦vs横浜F・マリノスプライマリー】
8月13日(土)午前10時48分キックオフ
3試合目は横浜F・マリノスとの対戦。フロンターレはGK長田、DFは右から山下、5高井幸大、松長根、塩澤、ボランチ田中、戸田、右MF名賀、左MF茅野、FW城田、松尾
F・マリノスプライマリーはGK1渡辺快、DFは右から5野瀬駿介、26舩木大輔、4中井丈仁、10池田春汰、ボランチはキャプテン8松村晃助、11小野翔大、右MF2島田春人、左MF22山本祐太郎、FWは13齋藤俊輔、7松田統史
立ち上がりから攻勢に出たのはF・マリノス。左からゴールへ迫るとエリア左から松田がシュートを放つもここは高井がブロックし、コーナーキックに。右から松村が入れたボールはこれも高井がクリア。しのいでいきます。
するとフロンターレも左サイド、塩澤と茅野の連係から崩して、エリア内へ迫ると最後は松尾のリターンを受けた茅野がシュートを放ちますがこれは右へ。さらにエリア外正面でうまくボールを受けた松尾がシュートを打ちますがこれはGK渡辺の正面に。
4分には城田のスルーパスに右から山下が抜け出しますがこれはオフサイド。
一方の分F・マリノスもエリア前でボールを奪い松村がエリア左からシュートを打ちますがここは松長根がカバー。さらに右サイドから人数をかけていくと、小野がシュートを打ちますがこれはGK長田がしっかりと対応。
フロンターレは山下が右サイドから仕掛けてリターンを受けた田中がミドルシュートを打ちますがこれはGK渡辺の正面。
目まぐるしく攻守が入れ替わる場面がつづき、F・マリノスも9分には右から野瀬がシュートを打ちますがこれは塩澤がブロックし、コーナーキックに。右から松村が入れたボールに、エリア内混戦となり、齋藤がシュートを打ちますがこれは長田がキャッチ。
F・マリノスは12分には山本に代わり14佐藤春斗がピッチへ。
14分には右サイドからF・マリノスが攻勢に出るとエリア内右でフロンターレがファールを与えてPKに。キッカー松村がこれを決めて0-1。先制点はF・マリノスへ。
さらに畳み掛けるF・マリノスはエリア左、池田が進入しシュートを打ちますがこれは長田がブロック。しのいでいきます。
するとフロンターレは人数をかけて攻勢に。18分田中を起点にエリア内へ迫ると最後はエリア内左、こぼれてきたボールに反応したのは塩澤。右足を振り抜くとこれがゴールネットを揺らして1-1。フロンターレが追い付きます。F・マリノスも松村のコーナーキックからゴールを狙いますがこれをしのぎ、試合は1-1でタイムアップとなります。
1-1
得点:塩澤延有(川崎) 松村晃助=PK(F・マリノス)
フロンターレはこのあとの第4戦はヴァンフォーレ甲府と対戦し0-0で引き分けて勝ち点5、勝ち点10のF・マリノス、9の浦和レッズに続いて3位で予選リーグを終えることに。二日目の順位決定リーグはF・マリノスプライマリー、東京ヴェルディジュニアと同じAグループに入ることになりました。
(文中敬称略)
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